マクラーレン、「戦いの準備はできている」
ニュルブルクリンク特有の天候で大波乱となったヨーロッパGPをみごと勝利で終えたマクラーレン・チームだが、勝利の余韻を楽しむ余裕もなく、大きな困難が待ち受けている。
これは26日(木)に、『スパイ疑惑事件』についてパリでFIAの世界モータースポーツ評議会での召喚が予定されているためだ。
McLaren MP4-22 Nose (C)McLaren Group
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これについてマクラーレン・チーム側の弁護人は「われわれはすでにFIAに対し、先週の金曜日に必要なすべての証拠書類を提出した。
われわれに戦いの準備はできている。
このF1の危機に際し、FIAは歪められた情報に左右されることなく、正しい判断を下すよう強く要望する」と、語っている。
FIAのマックス・モズレー会長はこの件について強い姿勢をみせていて、万一有罪と認定された場合には当該チーム(マクラーレン)へのコンストラクターズとしての処分以外に同チームのドライバーに対しても厳格な処分を下すとしている。
そして、現在両チャンピオンシップ共にリードしているのはマクラーレンであり、そのドライバーなのだ。
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