スパのピットレーン騒動、今後『課題』に
コースの一部改修後、初めて行われたF1テストだったが、全体的にはほとんどのドライバーから好評価が得られたようだ。
Spa-Francorchamps Pitlane (C)RedBull Racing
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ただ一様に課題とされたのが狭くて見通しが悪く危険が予想されるというピットレーン入り口の問題。
これについて、ドライバー自身により安全問題を提起するGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)は、FIA(国際自動車連盟)に対し9月のベルギーGP当日までに改修の要望を出したとされる。
ところがデビッド・クルサード、マーク・ウェバーらと並んでGPDAの代表に就いているラルフ・シューマッハは「GPDAが組織として改修を要請したという事実はない。
そもそも指摘された部分は、多少狭いのは事実だけれど(FIAが設定するピットレーンの)速度自体が低いのでたいした問題ではないよ」と、一人異なる立場であることを強調した。
今後これが単に実際のレースにおいてのみならず、ドライバー間においても『課題』になりかねないようだ。
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