マクラーレン首脳、「ハミルトン遅かった訳じゃない」
イギリスGP決勝レースで、ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン(22歳:イギリス)は結局3位でゴールしたが、2位のアロンソがウィナーから2秒の差なにの対し、ハミルトンは大量40秒もの遅れでゴールした。
しかしこれについて同チームのロン・デニス代表は「決してハミルトンが遅かった訳じゃない」と、チームの指示であることを英『ITV』テレビで認めた。
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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「これは戦略上の結果なんだ。
今回はタイヤ戦略もうまくいってなかったし、現在のチャンピオンシップの状況を考えればここでハミルトンが無理をしてさらに上位を狙うリスクを冒す必要はなかったからね。
われわれはハミルトンに対し、終盤回転を押さえてエンジンをセーブするよう指示したんだ。
タイム差が広がったのはそのせいで、別にハミルトン自身が遅かった訳じゃない。
実際、後続(BMWザウバーのクビサ)とはさらに10秒以上の差があったじゃないか」
ここまで9戦を終え、依然として新人ハミルトンが14ポイントもの差を付けてチャンピオンシップをリードしている。
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