「苦渋の決断だった」と豪GP代表者
2008年オーストラリアGPは、バーニー・エクレストン氏が呈示した『ナイトレース案』を主催者側が断念したことにより、開幕戦から外れるとの見通しになっているが、これについてAGPC(オーストラリア・グランプリ株式会社)のロン・ウォーカー会長は「苦渋の決断だった」ことを明かしている。
「エクレストン氏は強くナイトレースという案を呈示したが、われわれはこれを最終的に却下することとした。
オーストラリアGPが開幕戦でなくなるというのは残念なことではあるが、あらゆる要素を考慮した結果、開幕戦である必然はすでに重要な事柄ではないとわれわれは判断したためだ。
F1の視聴者はヨーロッパだけにあるのではない、アメリカにも、そしてアジアにもたくさんいるのだからね。
苦渋ではあったが、それ以外の部分で得るメリットとを比較し、これが最善であるということだよ」
V8 Supercar Race (C)V8 Supercar Championship Series
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伝えられるところでは、スタート時刻を変更したことにより、オーストラリアで人気の『V8スーパーシリーズ』が復活することになり、これによって『チャンネル10』から新たなテレビ放映権料を手に出来る見込みとみられる。
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