ブリヂストン フランスGP公式予選ニュース
Bridgestone Tyre (C)Panasonic Toyota Racing
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2007 年F1 世界選手権 フランスGP 予選
トリッキーなマニクールのコースでブリヂストン・ポテンザタイヤのソフト・コンパウンドの性能を最大限に生かしたフェラーリのフィリペ・マッサが、今シーズン4回目のポールポジションを獲得した。
明日、フランスGP決勝が開催されるマニクール・サーキットでは、ブリヂストン・ポテンザのソフトとミディアムの両方とも力強いパフォーマンスを発揮した。
ソフトの方が速いラップタイムを記録しているものの、ミディアムは安定したラップタイムを記録しており、長丁場となる明日の70周のレースにより適しているように思われる。
コース路面温度は昨日より高く、ラップタイムは落ちる一方だったが、昨日、2006年のポールポジションのタイムを破るタイムを記録したルイス・ハミルトンがさらに0.5秒タイムを縮め、1分14秒795というこの日の最速ラップタイムを記録した。
ハミルトンは、最終予選セッションを除く全てのセッションでトップのタイムを記録しており、マッサとハミルトンがフロントローからスタートする明日の決勝レースは、おもしろい第1コーナーの戦いが期待できる。
キミ・ライコネン(フェラーリ)が3番手、ロバート・クビサはモントリオールのアクシデントをものともしない速さで4位の予選通過を果たした。
最終セッションでクルマにトラブルが発生したフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・メルセデス)は、10番手グリッドからのスタートとなる。
明日のレースで順位を上げるためには、ピットストップ戦略と2種類のコンパウンドの性能を最大限に生かすことが重要となる。
世界チャンピオンのアロンソと彼のエンジニアにとっては長い夜になりそうだ。
キース・ファン・デ・グリント ブリヂストン・モータースポーツ オペレーション・マネージャー
「今日はエキサイティングなポールポジション争いでした。
全てのドライバーが、ソフトのブリヂストン・ポテンザタイヤで予選タイムを記録しています。
タイヤのパフォーマンスは金曜日と同じように、ミディアムは優れた安定性を発揮し、ソフトはグリップが良く、より速いラップタイムを記録しています。
トップ集団のタイヤコンパウンドの選択はそれほど難しくはないと思いますが、通常よりも後ろのポジションで予選通過しているドライバーは、異なる戦略を選択することになるかも知れません。
天気予報の通りに雨が降った場合、再舗装されたコースのウェットのデータはなく、戦略が注目のポイントとなるでしょう」
《参考データ(午前中フリー走行及び予選)》
合計走行周回数:689周
1台あたりの平均周回数:31周
最多走行周回数:44周(ヘイッキ・コヴァライネン)
最速ラップタイム:1分14秒795(予選第2セッション、ハミルトン)
コンパウンド: ミディアム/ソフト
2006年フランスGP
戦略的な走りでブリヂストン・ポテンザタイヤの性能を最大限に引き出したフェラーリのミハエル・シューマッハが、ルノーのフェルナンド・アロンソに10.1秒の差をつけてフィニッシュラインを越え、シーズン4回目の優勝を果たした。
3位はフィリペ・マッサ(ブリヂストン)だった。
提供:ブリヂストン・モータースポーツ
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