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2007/07/19

ホンダ ヨーロッパGP事前ニュース

honda_f1_logoヨーロッパGPプレビュー

2007年シーズンも、後半戦に突入した。
今週末はドイツ・アイフェル山地のニュルブルクリンクで、第10戦ヨーロッパGPが開催される。

ドイツでのグランプリが1戦だけとなったことで、今年はニュルブルクリンクがホスト、そして来年2008年はホッケンハイムでの開催と、1年ごとにサーキットが代わる方式が取られる。
ニュルブルクリンクでは一度もテストが行われず、しかも例年の5月ではなく真夏の7月開催ということで、今週末はいっそうタフなレースになりそうだ。

中本 修平 (C)Honda Racing
拡大します
中本修平シニア・テクニカル・ディレクター:
先週参加したスパ・フランコルシャンのテストでは、新たな空力パーツも試しました。
今週末のニュルブルクリンクを含む今後のレースに、投入することになるでしょう。
V8エンジンでスパを走ったのも初めてで、9月のベルギーGPに向けていいセットアップが見つかりました。
ただ高速区間でのマシンバランスに苦しみ、そのためラップタイムは伸びませんでした。
エンジンにまったく問題の出なかった数少ないチームだったことは、評価できる点です。
週末のヨーロッパGPは、かなりチャレンジしがいのあるレースです。
ダウンフォースは高いレベルが要求されますし、低速から高速コーナーまで、まんべんなく配置されたサーキットですからね。
ブレーキング時の挙動安定性も、重要です。
とにかくアグレッシブな姿勢を忘れず、ポイント獲得を目指します。

ルーベンス・バリチェロ:
ニュルブルクリンクは攻めがいがあるだけに、とても楽しみなサーキットだ。
ここでは2002年に勝ってることもあって、毎年、レースが待ち遠しくなる。
素晴らしい高速コーナーと、大きなアップダウン。そんなレイアウト自体も、気に入ってる。
最近の改良で、僕たちもマシンもなんとか入賞を目指せるようになってきた。
今週末は、いいレースを披露したい。

ジェンソン・バトン:
ここがモータースポーツの歴史の上で、聖地のひとつだということは認めるよ。
でも正直な気持ちを言わせてもらえば、ニュルブルクリンクは僕のお気に入りのグランプリサーキットとは言い難いね。
とにかく、すごくトリッキーなんだ。
特にスタート直後の1コーナーが、そうだね。
路面はひどくバンピーだし、ベストな立ち上がり加速を可能にするためには、レコードラインから外れることは許されない。
とはいえこの1コーナーが、ここで一番抜けるチャンスの大きい場所なのも、確かだ。
スタート直後は特に、周りのマシンがラインを外して、まっすぐ飛び出して行くことが多い。
あとはコース終盤のシケインに入るところでも、オーバーテイクは可能だ。
ニュルブルクリンクで速いタイムを出そうと思ったら、とにかく1コーナーをミスなくクリアすること。
あそこのブレーキングで失敗してしまうと、1周全部がダメになってしまう。
それからこのサーキットは、オフ・キャンバーのコーナーがあちこちにある。
そこをいかにスムーズに抜けられるかが、クルマ作りの肝になる。
コーナー進入で最適なラインを維持するのが、ここではすごく重要だ。

・ニュルブルクリンク
決勝 60周
全長 5,148km
ニュルブルクリンクといえば、全長22.4km、174ものコーナーを有する旧コースが、大変有名である。
ヨーロッパGPが行なわれる現在の新コースも、2002年に1コーナーのレイアウトが大きく変更され、グランドスタンド区間が新設された結果、低速コーナーが連続し、新たな追い抜きポイントになっている。

ここは依然としてかなりのダウンフォースを必要とするコースのため、ブレーキとタイヤにはさほど過酷とは言えない。
このコースで良いタイムを出すためには、オーソドックスなマシン性能が要求される。
すなわち十分なトラクション(特にヘヤピンの出口で)、ブレーキング時の車体の安定性、そしてダウンフォースと直線スピードの、最適な妥協点を見出すことが重要になってくる。

ニュルブルクリンクは低速から高速まで、あらゆる特性のコーナーが盛り込まれている。
さらに路面のうねりも、コーナーごとに微妙に違い、他の新設サーキットでは見られない、歴史あるコースならではの特色と言える。
またここはアイフェル山地にも近いため、変わりやすい山間部の天候が、レースの行方を左右することも珍しくない。

●ドイツでのHondaの活動
・Hondaは1961年に、ドイツでの活動を開始し、日本メーカーでは、ヨーロッパ初となるインポーターでもあった。
その後ドイツの市場はHondaにとって、ヨーロッパ第二の市場に成長した。
・Honda R&D Europeはオッフェンバッハにある。
・2006年のHondaの乗用車販売は前年比10.8%増の約5万台に達し、一方二輪車は3万台以上を販売した。

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