ホンダ イギリスGP事前ニュース
Honda Racing F1 Teamは今週、2007年シーズンのホームレース1戦目となるシルバーストーンでのイギリスGPに臨む
ラックリーのファクトリーからわずか8マイルの距離にあるシルバーストーンサーキットで開催されるイギリスGPは、今シーズン第9戦目にあたる。
マニクールで行われた先週末のフランスGPでシーズン初のポイントを獲得し、新化を確認できたことから、チームの全員が大きな期待を持ち、伝統あるサーキットでのレースに挑む。
中本 修平 (C)Honda Racing
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「先週のマニクールでのレースでは、チームは、さらに意義のあるステップアップができた」とシニア・テクニカル・ディレクターの中本修平は話す。
「今季初ポイントを獲得できたのも、ファクトリーとテスト現場での日々の努力のおかげだ。
ジェンソンはいい走りをしてくれ、レース中の周回ペースには、勇気付けられた。
さらにレース戦略もうまく行った。
中盤まではルーベンスのグリップ不足が心配だったが、終盤にはその状況も改善された。
フランスGPはわずかな進歩とはいえ、チーム全体にとっては、大きな意味を持っている。
これにより、今週末のイギリスGPに向け更なるポイント獲得を目指し、自信をもって臨みたい」
かつて飛行場だったこのサーキットは、現在のF1カレンダーに残る数少ない高速コースであり、ここを走るF1マシンは、文字通り鎖から放たれた獣のようだ。
その意味ではシリーズ全18戦の中でも、ハイライトの一つと言え、多くのドライバーにとっても、最も楽しみとするレースのひとつである。
そして、これまでもシルバーストーンでは数々の名勝負が繰り広げられて来た。
「ここは依然として僕のお気に入りのサーキットのひとつだ」と2003年にイギリスGPを制しているルーベンス・バリチェロは語った。
「高速コースだし、攻めがいのあるコーナーも多い。
走っていて、実に楽しめるね。
ここでは2003年に優勝したことを含め、たくさんの思い出がある。
慌しい週末になるだろうけど、重要な1戦でもある。
とにかくベストを尽くしたい。マシンは確実に良くなり、これは非常に勇気づけられる。
イギリスGPはいつも以上に、僕らへの期待が大きい。
まだトップを走る実力はマシンに備わってないけれど、いいレースをしてポイント獲得を狙うことはできるはずだ
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