F1デビューのヴィンケルホック、「母親が感傷」
クリスチャン・アルバース放出の後を受け、今週のヨーロッパGPでF1デビューを果たすことになったマーカス・ヴィンケルホック(27歳:ドイツ)は、「母親が感傷的になった」と、由緒あるレーサー一家の胸の内を語った。
Markus Winkelhock (C)Ex.Midland F1 Racing
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「F1デビュー戦というのは誰にとっても忘れることのできないものだと思うけれど、僕の場合それがホームのグランプリということでさらに特別なものになったね。
2007年のカレンダーでは、これが唯一ドイツで行われるグランプリだからね。
今年のマシン『F8-VII』での経験はそれほどないけれど、ニュルブルクリンクのコースはフォーミュラ・ルノーでも走ったし、F3でも、またDTMでもレースをやっているから大丈夫だよ」
また家族の反応を尋ねられたヴィンケルホックは、「F1は僕が長い間望み続けていた夢の舞台だから、明らかに母親は喜んでくれたよ。
そして、ちょっと感傷的になっていたようだね。
ただ、とても直に見るのは耐えられないというので、おそらくはテレビで見ることになるんじゃないかな」と、語っている。
33歳の若さで逝ったヴィンケルホックの父親・故マンフレッド氏が、最後のF1レースをしたのは奇しくもここニュルブルクリンクの地だった。
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