BMWザウバー首脳、「クビサ完全復活した」
カナダGP決勝レースでの壮絶なクラッシュにより翌アメリカGPは欠場を余儀なくされたものの、復帰したその後の2戦ではいずれも4位入賞と結果を残しているロバート・クビサ(22歳:ポーランド)について、BMWザウバーのマリオ・タイセン代表は「もう完全に復活した」とのお墨付きを与えた。
Robert Kubica (C)BMW Sauber F1
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「ご覧のようにクビサに事故による影響はまったくない。
それどころか、事故前よりもむしろパフォーマンスが上がったくらいじゃないか。
フランスGPの時、彼は『初めてマシンのパッケージに自信が持てた』と言っていたんだ。
そしてそれを証明するように、その後の2戦ではいずれも素晴らしい走りをみせてくれたよ。
われわれはもう彼のコンディションについて何も心配していないね」と、タイセン博士。
ポイントこそまだチームメイトであるハイドフェルドに差を付けられているものの、事故後の2戦では予選・レース共にこの先輩を凌駕してみせている。
とりわけイギリスGP終盤、ハイドフェルドが猛追するフェラーリのマッサにポジションを譲ったのに対し、クビサのほうは13周に渡りマッサを押さえ続けそのままチェッカーフラッグを受けたことにチームの評価は高いようだ。
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