トヨタ ヘレス合同テストニュース(7/25)
F1ヘレス合同テスト2日目 次戦を見据え、酷暑にも手応え
R.シューマッハーがハンガリーGPへ向け多くのテスト項目を完遂
F1ヘレス合同テストに参加しているパナソニック・トヨタ・レーシングは、2日目を迎え、初日を担当したフランク・モンタニーに代わり、ラルフ・シューマッハーがテストを引き継いだ。
暑く、晴れ渡った天候は続き、テストに参加した全てのチームが一日をフルに利用してテストを行うことができた。
路面温度は50度を超え、同様の暑さが予想される次戦ハンガリーGPへ向けて、完璧な状態でのテストとなった。
ラルフ・シューマッハーは予定されていた73周を走行。
様々なスタートの手順を練習し、ハンガリーGPへ向けた空力やサスペンション、セットアップなどの準備作業を行った。
テストは明日も続行され、3日目となる明日はヤルノ・トゥルーリが担当する予定。
Ralf Schumacher (C)Panasonic Toyota Racing
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ラルフ・シューマッハー:TF107/01
ベストラップ:1分20秒540 順位:2位 周回数:73周 走行距離:322.9km
「今日は非常に順調だった。
多くのセットアップ作業を含め、予定されていた全てのテスト項目をこなすことができた。
そして、われわれにとって特に改良が必要なスタートに関して多くの練習も行った。
これらのテストも上手く行き、成し遂げられた進化には非常に満足している。
午後はセットアップ比較のために何度かのロングランテストを行い、特にトラブルに見舞われることもなくプログラムを完了することができた。
われわれはパッケージを改善するべくハードな作業を行っており、今後も成果をあげていきたい。
われわれのパフォーマンスは、残念な結果に終わってしまったものの、先週のヨーロッパGPを含め、ここ数戦で明らかに向上している。
ヨーロッパGPでは結果は得られなかったが、来週のハンガリーGPでは、好結果へを目指して努力を続けている」
ゲルト・プファイファー:テスト・チーム・マネージャー
「今日は、暑いコンディションの下で、更なる有意義なデータを得ることができた。
午前中は異なるセットアップとサスペンションセッティングを行った。
ラルフ・シューマッハーはさらにいくつかの空力比較及びスタート練習もこなした。
われわれは、実走行でのパフォーマンスを向上するために、通常とは異なる手順でテストを実施しており、レースドライバーもその動きに加わっている。
その成果はレースコンディションでの走行を待たなくてはならないが、主な目的は常に安定した結果を得ることだ。
午後は、ブレーキに関する作業と共に、セットアップ比較のためのロングランテストも行った。
明日はヤルノ・トゥルーリがテスト最終日を締め括ってくれるはずだ」
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