アロンソの不満にハミルトンも『苦境』認める
期待の新人ルイス・ハミルトンのF1初優勝で湧く一方で、マクラーレン・チームは両ドライバー間の緊張により難しい局面を迎えているようだ。
モナコGPではアロンソを優先させたと非難されたチームにもかかわらず、今回のカナダGPではそのアロンソが「ハミルトンを優先させている」と不満を口にして注目を集めている。
McLaren Duo (C)McLaren Group
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これを受け、ハミルトンは「僕らはマシンから降りればとても仲の良い友人であるけれど、コースの上では最大のライバルなんだ。
そして僕が精一杯うまくやろうと努力したのと同様に、彼もまた同じく努力をしていることは間違いないこと。
ただアロンソについて言えば、彼はこれまで2回タイトルを獲得しているけれど、(チーム内に)自分を脅かす存在がなかったのではないか。
だから今年の状況は二人にとってとても難しいものなんだよ。
とはいえ僕はチームが、あるいはデニスがどちらかのドライバーを贔屓にしているとは全然考えていない。
アロンソは『自分はスペイン人でハミルトンはイギリス人だから……』なんてことを言っているようだけど、そんな見方には僕はまったく同意できないよ」と、語っている。
目下F1で最強の二人を抱えるマクラーレン・チームだが、ドライバーはまだ25歳と22歳といずれも際だつ若さなのでもある。
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