アンドレッティ氏、「ルノーはドライバー過小評価」
マリオ・アンドレッティ氏(67歳:アメリカ)が、ルノー・チームに対し「ドライバーの能力を過小評価していたのでは?」との疑問を投げ掛けている。
Mario Andretti (C)Williams F1
拡大します
これは来週F1アメリカGPが行われるIMS(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)のサイトで語ったもので、その中でこの元F1チャンピオンは、「去年の終わりにアロンソが離脱するまで、ルノー・チームはドライバーズでも、またコンストラクターズでもチャンピオンシップの筆頭だった。
ところが今年の窮状を見るとどうなのかな。
このチームが、ドライバーの持つ能力がどれくらい重要なものだったかを正しく評価していたとは思えないよ。
(後釜の)コバライネンは優れた新人ではあるけれど、まだチャンピオンシップを争うほど成長してはいない。
そしてフィジケーラは……、やっぱりフィジケーラでしかないんだ。
彼らにアロンソの代わりはできていないんだよ。
もしも今年まだアロンソがこのチームにいたならば、彼は全力でその能力を傾注したことだろうがね」と、このチームが伝統的にドライバーに対してお金をつぎ込まない姿勢を批判した。
アンドレッティ氏とその家族はアメリカを代表する名門モーターレーシング一家であるばかりでなく、F1においてもアンドレッティ氏が1978年にロータスでF1チャンピオン、子息は元マクラーレンのマイケル・アンドレッティ、そして孫のマルコも先にホンダ・チームのF1テストを経験済みという深い結び付きをみせている。
| 固定リンク
最近のコメント