中嶋一貴、「赤旗中断にしちゃった」
19日(火)からスタートしたシルバーストーン合同テストに、ウィリアムズ・チームから参加した中嶋一貴はこの日最多となる124ラップを周回している。
しかしこの日、唯一赤旗中断となった最も大きな『事件』を起こしたのも中嶋一貴だった。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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コース最終ピリオド部分、ルフィールドへと向かう手前のここでは比較的低速なブルックランズで中嶋一貴の『FW29』はコースアウト。
マシンのダメージはフロントウィング部分のみということだったが、パドックにスペアがなく、スタッフが急きょファクトリーから運び込むまでテストは中断する結果となった。
それでも実に124ものラップを周回したのは驚くべきペースだ。
もう一つの『興味深い事件』は、トロ・ロッソのビタントニオ・リウッツィに起きた。
アメリカ大陸からヨーロッパへと戻るリウッツィのフライトはなんと2度に渡ってキャンセル。
リウッツィがやっとの思いでサーキットにたどり着いた時には、すでに時計の針は午後1時を廻っていたというが、早速課題のシームレスシフト・ギヤボックスの開発に取り組んだということだ。
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