ルノー、エンストンの空力部門強化
今季ここまで昨シーズンほどの成績を挙げられていないチャンピオン・チーム・ルノーでは、シャシー部門の本拠地であるエンストン(イギリス)にある空力部門を再構築することを明らかにした。
Wind Tunnel (C)Renault F1
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それによれば、新たにコンピュータによる流体力学の研究開発のため『CFD』(Computational Fluid Dynamics)と呼ばれる組織を立ち上げ、これを統括する責任者に現在エアロダイナミックスの開発チーフであるディノ・トソ氏を起用するというもの。
トソ氏はフラビオ・ブリアトーレ代表が「タイトル獲得の功績者の一人」と讃えた人物で、ブリアトーレ氏以前にやはり癌と闘ってこれを克服したことでも知られる。
今季『R27』が苦しむ原因の一つに、エアロダイナミックスがあるとも指摘されていた。
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