プロスト氏、「アロンソの状況に同情する」
元F1チャンピオンのアラン・プロスト氏(52歳:フランス)は先に行われたスポンサー『タグホイヤー』のイベントで、現在フェルナンド・アロンソが置かれた状況について「同情する」と、その心情を察する発言を行った。
A.Senna & A.Prost (C)Honda Racing
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「ハミルトンという思わぬ新人チームメイトの活躍により、チャンピオンシップをリードされるという現在のアロンソ状況に、私は深く同情するよ。
なにしろこれは彼にとって、過去の年とは著しく異なった経験したことのないシチュエーションなんだからね。
これまで彼にとって問題となったのは、レーシングでありまたテクノロジーだった。
ところが今年の問題点はヒューマン・ファクターにある。
まさしく心理戦の戦いなんだよ。
そして通常こうしたケースは異なった世代間のドライバーでのものだった。
しかし彼らはわずか2-3歳しか離れていない。
これがアロンソにとって解決をいっそう難しいものにしているんだね」
かつてマクラーレン在籍時に『セナ・プロ時代』と称せられた壮絶なバトルを演じたプロスト氏だけに、その言葉には重みが感じられるようだ。
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