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2007年6月

2007/06/30

ポールポジションはマッサ(フェラーリ)の手に

フランスGP公式予選最終ピリオドがスタート。
マクラーレンのアロンソはなんとセッション早々にガレージにマシンを戻した。
直前にリヤ部分から煙が確認されており、僚友ハミルトンへのチーム無線によればエンジン周辺のトラブルのようだ。
しばらく作業が続けられたものの、結局アロンソはマシンを降り、これで3戦連続続いていたマクラーレンのフロントロウ独占は潰えることとなった。
Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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セッションは結局最後のアタックでベストタイムを出したフェラーリのマッサが今季4回目、通算7回目となるポールポジションを獲得。
ここまで2戦連続ポールだったハミルトンが2番手となった。

3番手フェラーリのライコネン、4番手BMWザウバーのクビサ、5-6番手にルノーのフィジケーラとコバライネン、7番手BMWザウバーのハイドフェルド、8番手トヨタのトゥルーリ、9番手ウィリアムズのロズベルグ、そしてマクラーレンのアロンソという結果になった。
アロンソのマシンがエンジン交換になるかどうかはまだ不明。

フランスGP公式予選の結果はこちら

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公式予選『Q2』、再びハミルトンが最速

10台だけが生き残る公式予選『Q2』は、再びマクラーレンのハミルトンがトップタイム。
『Q1』の時よりもさらにタイムを短縮した。
2-3番手はフェラーリのマッサとライコネンで、4番手には休場明けBMWザウバーのクビサが飛び込んだ。
王者アロンソは5番手と依然苦戦。
6番手BMWザウバーのハイドフェルド、7-8番手ルノーのフィジケーラとコバライネン。
9番手ウィリアムズのロズベルグ、10番手トヨタのトゥルーリでここまでが最終ピリオドに進出。

11番手トヨタのラルフ、12-13番手のホンダ勢は『Q2』でいずれも姿を消すこととなった。
14番手レッドブルのウェバー、15番手トロ・ロッソのスピード、レッドブルのクルサードはギヤボックスと思われるトラブルでノータイム。

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公式予選『Q1』、スーパー・アグリ脱落

フランスGP公式予選『Q1』が始まった。
トップタイムを記録したのはマクラーレンのハミルトン。
2番手フェラーリのライコネンで、この2台だけが1分14秒台にベストタイムを入れた。
3番手フェラーリのマッサ、4番手マクラーレンのアロンソと、再び2強4台が顔を揃えた。

残念ながらスーパー・アグリは佐藤琢磨19番手、デビッドソン20番手で脱落。
佐藤は元々グリッド10番降格のペナルティが科せられるが、デビッドソンは最後トラフィックにつかまってしまった模様だ。
ホンダはバトン7番手バリチェッロも8番手で通過。
トヨタもラルフ11番手トゥルーリ12番手で通過している。

スパイカーのスーティルは最後コースアウトして終えている。
ここで脱落したのはトロ・ロッソのリウッツィ、ウィリアムズのブルツ、スーパー・アグリり佐藤琢磨とデビッドソン、そしてスパイカーのアルバースとスーティルの6台となった。

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フリー走行3回目、ハミルトンが来た!

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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フランスGPフリー走行3回目セッションは、終盤まで相変わらずフェラーリ勢が速かったものの、最後はマクラーレンのハミルトンがトップタイムを記録して終えた。
2番手はフェラーリのマッサで、この2台だけが1分14秒台にタイムを入れた。

3番手フェラーリのライコネン、4-5番手にルノーのコバライネンとフィジケーラ、6番手BMWザウバーのクビサ、7番手ウィリアムズのロズベルグ。
8番手にはセッション最後の最後までガレージの中で作業を続けていたアロンソのマクラーレンが、一発タイムで食い込んだ。

なおこの1時間のセッションのちょうど前半が終了した辺りで、スーパー・アグリのデビッドソンがアウトにはらんだためか最終コーナー外側の人工芝が剥がれるハプニング。
このためセッションは一時赤旗中断となった。

スーパー・アグリはデビッドソンが13番手、佐藤琢磨が19番手に終わったが、それぞれタイムを出した時点ではトップ10に食い込んでいてこの後の公式予選に期待を持たせた。
ホンダはバトンが12番手、バリチェッロ16番手。
またトヨタはトゥルーリが9番手、ラルフは14番手となっている。

フリー走行3回目の結果はこちら

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ピットレーンで事故のデビッドソン怒り

フリー走行2回目セッション中、ガレージからコースインしたアンソニー・デビッドソン(スーパー・アグリ)のマシンが、ピットロードを進行中のリウッツィ(トロ・ロッソ)と接触する「事件」が起きた。
France GP Pitroad (C)Scuderia Toro Rosso
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このアクシデントでフロントウィングを損傷するダメージを負ったデビッドソンは、「もちろん何の問題もないという指示で僕はスタートした。
ところが相手のマシンすら見えないのにいきなりぶつかってしまったんだ。
ここからじゃ相手は全然確認できないんだよ。
誰とぶつかったのかすらわからないくらいだもの。
とにかくここのピットロードは狭くて危険過ぎるんだよ」と、施設の状況を非難した。

このマニクールのピットでは、数年前にもミハエル・シューマッハとマーク・ウェバーがぶつかって物議を醸した過去がある。
同チームのダニエーレ・オーデット/マネージング・ディレクターもこの施設への不満を口にしたが、しかし2008年のフランスGPはパリ開催が有力で、来年再びここに戻ってくることはないとないとみられている。

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ホンダ、戦闘力見極めは土曜日に

苦戦を続ける『RA107』を大幅バージョンアップ、シルバーストーン合同テストも回避して独自テストで開発を行ったホンダ・チームが、いよいよマニクールで他チームとの比較にさらされた。

中本修平/シニア・テクニカル・ディレクターは「大幅に進化」と語り、一部にヘレスではスーパー・アグリよりも約1秒速かったと伝えられたものの、金曜日のフリー走行では逆にデビッドソンのタイム(9番手)から約0.2秒後れを取る15番手のバトンが最高。
Honda RA107 (C)Honda Racing
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今回初めてこの改良型マシンをドライブしたバリチェッロは18番手。
「ブレーキングなど前より良くなったとは思うけれどそれほど大きな違いは感じられない。
それに他チームだって進化しているからね」と、控えめな感想を語るのみ。

改良型『RA107』、その真価は今日土曜日の公式予選で見極められることになりそうだ。

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ハミルトンの敵は予想外の涼しい気温だった

フリー走行1回目のセッションでは、ここまで連続優勝と波に乗る大本命マクラーレンのルイス・ハミルトン(22歳:イギリス)がなんとマシントラブルでストップ。
最終的にマシンは修復されコースに復帰はしたものの、30分近くのタイムロスを強いられる結果となった。
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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チームではこのトラブルの原因を「予想外に涼しい気温のせい」と、発表している。
ハミルトンは「大事な走行時間を失ってしまったんだから、もちろんフラストレーションが溜まるよ。
さらにチームから原因を聞いてなおさら、ね。
初めてタイムアタックにトライした時に突然エンジンが止まってしまったんだけど、あまりに涼しいコンディションだったので、コントロール・システムのプロテクションが作動してしまった結果なんだそうだ。
そんなことってあるんだね」と、語っている。

この日のマニクールは気温わずかに17度という想定外の涼しいコンディションで始められた。
(路面温度は27度)

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小林可夢偉、F1関係者の前で初ポール獲得!

今回のフランスGPでは、サポートレースとしてGP2、そしてF3ユーロシリーズが並催されている。
日本からは中嶋一貴と平手晃平がGP2に、また小林可夢偉がF3ユーロシリーズに参戦と、トヨタ育成ドライバー期待の3人の若手がマニクールに集結した。
小林 可夢偉 (C)Panasonic Toyota Racing
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このうち小林可夢偉が29日(金)行われた公式予選でみごと今季初となるポールポジションを獲得してF1関係者の前でその存在感をみせた。

「予選が終わっても自分のポジションがわかっていなかったので、パルクフェルメ(車両保管所)でいきなりカメラマンからストロボを浴びせ掛けられて驚いた」と、素直な感想。
これまでは思わぬ不運に足をすくわれる場面が多かったが、ここで会心のレースができれば一気にその名を世界に認識させることができそうだ。

F3ユーロシリーズの予選結果はこちら

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トヨタ フランスGPフリー走行ニュース

F1第8戦フランスGP 公式練習開始
R.シューマッハー、J.トゥルーリ共にトラブルフリーで多くの周回をこなす

F1第8戦フランスGPの公式練習第1回目と第2回目がフランス中部に位置するマニクール・サーキットで行われた。
雲に覆われ、肌寒い天候の下、公式練習第1回目は、気温17度、路面温度27度、湿度73%のコンディションで午前10時に開始された。

パナソニック・トヨタ・レーシングのラルフ・シューマッハーとヤルノ・トゥルーリはそれぞれ初期チェック走行を終えた後、30分ほど待機し、コースの状況を見極め、走行を開始し、順調に周回を重ねた。
ヤルノ・トゥルーリはセッション終盤に油圧制御系の不調に見舞われたが、チームは迅速に修復し、セットアップ作業を再開した。
先週イギリス・シルバーストーンの合同テストで試したブリヂストンタイヤのミディアム及びソフトタイヤで、マニクール・サーキットを実際に走行し、データを収集した。

午後2時からの公式練習第2回目も、気温20度、路面温度32度とやや涼しいコンディション。
このセッションでは、90分をフルに利用して、エンジニアが分析するための重要なデータを収集しながら、両ドライバー共に午前中のタイムを更新し、ラルフ・シューマッハーが10番手、ヤルノ・トゥルーリが14番手タイムを刻んだ。
チームはこの後、明日の予選、日曜日の決勝で最大の能力を発揮すべく努力を続ける。

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ホンダ フランスGPフリー走行ニュース

honda_f1_logo第8戦 フランスGP 初日フリー走行

「フランスGP初日、ジェンソン・バトン15番手、ルーベンス・バリチェロ18番手」

6月29日・金曜日(初日フリー走行) 天候:曇り 気温:17~21度

第7戦フランスGPの初日フリー走行で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは15番手、ルーベンス・バリチェロは18番手だった。

Honda Racing F1 Team 初日の展開:
例年なら酷暑に見舞われるフランスGPだが、今年は週末を通じてかなり涼しい天気が続きそうだ。
初日も1回目フリー走行が始まる午前10時の時点で、気温17度、路面温度は27度しかない。
今回からチームは改良マシンを投入し、まずは車体セットアップを行い、その後ウィング比較によるダウンフォースレベルのちがいなどを確認し、バリチェロ13番手、バトン14番手だった。

午後には20度まで気温が上がったが、それでも涼しいことに変わりはない。
バトンは、はじめ、プライムタイヤを試し、その後オプションタイヤに。
一方バリチェロは、オプションタイヤの後、プライムタイヤを試し、それぞれロングランを中心に周回を重ねる。
このセッションだけで両ドライバー合わせて90周を走行し、バトン15番手、バリチェロ18番手だった。

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S・アグリ フランスGPフリー走行ニュース

Superagurif1_logoCircuit de Magny-Cours, Nevers
2007/06/29

2007年フランスGP フリー走行

佐藤琢磨 カーナンバー22(SA07-04)
フリー走行1回目 12位 最速ラップタイム:1分16秒96
フリー走行2回目 20位 最速ラップタイム:1分17秒165

アンソニー・デビッドソン カーナンバー23(SA07-03)
フリー走行1回目 16位 最速ラップタイム:1分17秒166
フリー走行2回目 9位 最速ラップタイム:1分16秒162

T-Car SA07-02

天気:晴天 (湿度64% - 73.9%)
気温:最低17.5℃ 最高 21.4℃
コース路面温度:最低 26.4℃ 最高34.8℃

SUPER AGURI F1 TEAMの佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンは、勇気付けられる結果とともに2007年フランスGPのスタートを切った。
今日、唯一の大きな課題となったのは、ブリヂストン・ポテンザタイヤのオプションだったが、
琢磨もアンソニーもそれぞれ予定していたプログラムをこなし、通常の金曜日のルーティン作業を完了した。

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2007/06/29

フリー走行2回目もフェラーリが1-2!

Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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フランスGPフリー走行は2回目セッションもフェラーリ1-2。
今度はマッサ、ライコネンの順だった。

驚くべきは3番手にトロ・ロッソのスピードがつけたこと。
4番手に今回は順調に走ったマクラーレンのハミルトンを挟み、5番手にもトロ・ロッソのリウッツィ。
フェラーリ・エンジン大活躍という結果になった。

マクラーレンのアロンソは8番手。
スーパー・アグリはデビッドソンが9番手とトップ10に入れるパフォーマンスをみせたが、今回予選グリッド10番降格のペナルティを受ける佐藤琢磨のほうはセッション最多の49ラップという走り込みで、もっぱら決勝レース用のセットアップに務めた模様でタイムは20番手。

ホンダ勢はバトン15番手、バリチェッロ18番手とまだ浮上の気配は感じられず。
トヨタはラルフが10番手、トゥルーリは14番手となった。

フランスGPフリー走行2回目の結果はこちら

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フランスGPフリー1回目はフェラーリ勢が1-2!

Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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マニクール・サーキットを舞台に始められたフランスGPフリー走行1回目のセッションは、挽回を期すフェラーリのライコネン&マッサが1-2タイムを記録、気を吐いた。
3番手にはマクラーレンのアロンソ、4番手にはウィリアムズのロズベルグ、そして5番手にはレッドブルのクルサードがつけた。

前2戦で連続勝利、勢いを持って乗り込んだマクラーレンのハミルトンだったが、セッション開始後25分の時点でマシントラブルからストップ。
しかしマシンはピットに戻され、幸いまたコースに復帰することができ最終的に6番手タイムを記録した。
トラブルは電気系のものとみられている。

カナダGP以来となる実戦復帰を果たした注目のクビサ(BMWザウバー)は、何の障害もなく無難にドライブを果たし、9番手となった。
このセッション、最初から好調な走りをみせたスーパー・アグリの佐藤琢磨は最終的に12番手。
チームメイトのデビッドソンのほうは16番手。
またバージョンアップされ注目されるホンダ勢は、バリチェッロとバトンがそれぞれ13-14番手となっている。

フランスGPフリー走行1回目の結果はこちら

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フランスGPで初めて『ドーピング検査』実施

FIAのF1委員会はこの週末のフランスGPで、公式としては初めて『ドーピング検査』を行なう予定だ。
F1 Allstars 2007 (C)Super Aguri F1
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モーターレーシングはスポーツとしてこれまで薬物に関する意識が薄かった競技だが、FIAは国際オリンピック委員会への加入も視野に2年前にWADA(世界アンチ・ドーピング機構)の基準を導入している。

F1での薬物についてFIAのマックス・モズレー会長は「心配する要素はない」としているが、過去国際F3000選手権でトーマス・エンゲがマリファナ使用で処分されたことがある他、一部F1ドライバーの中に興奮剤を使っているのでは、との噂も聞かれたことがある。

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ハミルトン、「フランスGP制覇に自信あり」

ここまで2戦連続ポールTOウィンという破竹の勢いで今週のフランスGPに臨むマクラーレンのルイス・ハミルトン(22歳:イギリス)は、「3戦連続優勝に自信がある」と、ルーキーらしからぬ強気な姿勢をみせている。
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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これはイギリスの『BBCラジオ5』に語ったもので、その中でこのポイント・リーダーは「このマニクールは去年GP2で戦ったコースでよく知っているんだ。
残念ながら最初のレースは思うようなものにはならなかったけれど、第2レースでは19番手から5位にまで追い上げたよ。
ここはオーバーテイクが可能だし、ピットストップにも多くの戦略を立てることができるから、ここでもうまくやれる自信があるよ。
いまこうして自分がチャンピオンシップをリードしているなんて信じられないことだけど、もしもここでも優勝したらもっとすごいことになるだろうね」と、語っている。

驚くことに、連続優勝した前2戦はハミルトンにとつていずれもまったく初体験サーキットでの快挙なのだ。

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ラルフ、「まだF1やめられない」

今季パフォーマンス不足からF1引退の噂も流れるトヨタ・チームのラルフ・シューマッハ(31歳:ドイツ)だが、今週のフランスGPを前に「まだF1やめられない」と、独『スポルト・アウト』誌で語っている。
Ralf Schumacher (C)Panasonic Toyota Racing
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「すべてやり終えたと納得したならやめられる。
しかしただ『年金』をもらうために惰性でクルージングするなんて僕のスタイルじゃないし、このままやめたら悔いが残るというものだ。
いま確かにトヨタは苦労しているけれど、フェラーリやマクラーレンのようなチームだって苦難の時期はあった。
去年のチャンピオン、ルノーだって今年は苦戦しているんだからね
今の自分はまだ十分なモチベーションがあるし、この経験をきっとチームのために活かせると確信しているんだ」

ここまで同僚トゥルーリが7ポイントに対しラルフは2ポイント。
兄ミハエルが引退した後、F1界で最高給ドライバーと言われるラルフだが、もし残留ということになれば大幅減給になるのは必至だ。

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マクラーレン、タイトル獲得者決定?

現在ドライバーズ・チャンピオンシップで共に自チームのドライバーが1-2位を争うという展開のマクラーレン・チームが、今週のフランスGPを前に今年のタイトル獲得者を決定、両ドライバーに告げたという噂が独紙などで広まっている。(アロンソ)

しかしこれについて同チームのパートナーであるメルセデス・モータースポーツのノルベルト・ハウグ/ディレクターは独『DPA』通信で次のように否定した。
McLaren MP4-22 Nose (C)McLaren Group
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「そんな話はまったく聞いていない。
われわれはお互いに緊密なパートナーであって、そんな重要な話を私が知らないなんていうのはそもそもあり得ないこと。
それに、われわれはドライバーが全精力を賭して戦っている世界チャンピオンについて、これを先決するなんていうほど横柄ではないよ。
彼らのマシンのノーズに『スリー・ポインテッド・スター』(メルセデス・ベンツのシンボルマーク)が輝く限り、デニスもわれわれもどちらのドライバーがなったって歓迎なんだ」

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豪州知事、『シドニーGP』計画案否定

現在ビクトリア州のメルボルンで行われているオーストラリアGPだが、これをニューサウスウェールズ州のシドニーで開催する計画があると報じられた。

しかし同州のモリス・イエンマ州知事は、「F1開催にはあまりにも巨額の経費が必要になる。
残念ながらわれわれはそうした野望を持ち合わせてはいない」と、これを否定した。
K.Rosberg/1985 Australia GP (C)Williams F1
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1985年の最終戦としてアデレードで始まったオーストラリアGPは現ウィリアムズ・ニコの父君ケケ・ロズベルグが記念すべき最初のウィナーに。(ウィリアムズ・ホンダ)
1996年からは現在のメルボルンに場所を移し、これまで23年間欠かすことなく開催されていて、現行の契約は2010年まで有効とされる。
(ミハエル・シューマッハの通算4勝が最多。現役ではクルサードの2勝が1位)

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クビサ(BMW)、フランスGP出場OKに

28日(木)、『BMWザウバーF1』チームは同チームのロバート・クビサが今週末のフランスGPに出場することを正式に認めた。

クビサは先のカナダGP決勝レース中に起きたアクシデントで大きなクラッシュに見舞われ、一時は静止も危ぶまれたものの奇跡的にほぼ無傷で脱出。
翌週行われたアメリカGPこそ安静のため欠場したが、今回FIAによるメディカル検査を受けたうえで予定通り出場が決まったもの。
Robert Kubica (C)BMW Sauber F1
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クビサは「欠場がインディアナポリスだけに留まって良かった。
もちろん身体はまったく問題ないよ。体調は100%万全さ。
マニクールで走るのを楽しみにしている」と、意欲をみせた。

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2007/06/28

BMW首脳、「金曜日規則、成功していない」

『BMWザウバーF1』のマリオ・タイセン代表は、今年から導入された金曜日セッションにおける規則の変更がその目的を達していないと、不満を表明した。
BMW Sauber Trio (C)BMW Motorsports
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これはドイツの通信社『スポーツ・インフォメーション・サービス』に語ったもので、その中で同博士は「2007年改定された規則には、二つの目的があった筈だ。
一つは多くの周回を実現させること、そしてもう一つは金曜日の走行にテストの意味を持たせることだった。
一つ目はエンジン交換のペナルティから金曜日を外したことでうまくいっているように思える。
しかし2つ目はどうなのか。
どのチームも、マシンの損傷を怖れて若いドライバーを起用したがらないし、開発やドライバーの育成どころか、単にグランプリ・ウィークにおける練習走行の拡大に使われているだけになっているのではないか。
だから私は再び金曜日のこの規則を変更する必要があると思っているんだ」と、指摘している。

今季BMWザウバーでは当初若いベッテルを起用したが、レースドライバーからの不満により結局断念に追いやられている。
(現在もテストドライバーを起用しているのはウィリアムズ・チームだけとなっている:中嶋一貴)

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G.ウィリス氏、ホンダの開発姿勢に苦言

昨年7月までホンダ・チームでテクニカル・ディレクターを務めていたジェフリー・ウィリス氏(48歳:イギリス)が、今季ここまで苦闘を続けるホンダ・チームの開発姿勢について英『F1レーシング』で次のような苦言を呈した。
Geoffrey Willis (C)Honda Racing
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「ここまで1ポイントも獲得できないなんて、ホンダはほんとうにひどい状況だね。
2005年、2006年とこれまで開発を積みかさねて得たものを、ホンダは今季すべて捨て去ってしまったんだ。
2006年最後に持っていた戦闘力が、2007年のマシンには全く無反映されていないんだからね。
これはトヨタも含めてのことだけれど、日本チームは『東京の会議』でF1が戦えるという考えを捨て去るべきなんだよ」

B.A.R時代を通じ、5年間に渡るホンダとの関係を終了したウィリス氏、次はかつての上司デビッド・リチャーズ氏が率いるプロドライブF1計画に加わるのではとの見方が強い。

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来季、ニコ・ロズベルグがフェラーリに?

先にアレクサンドル・ブルツ移籍騒動があったばかりのウィリアムズ・チームに、今度はなんとニコ・ロズベルグのフェラーリ移籍説が報じられた。

これはロズベルグと、今季期待通りの成績が挙げられていないフェラーリのキミ・ライコネンと間で2008年シートを交換するという仰天プラン。
Keijo & Nico Rosberg (C)Williams F1
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ただしウィリアムズ・チームのサム・マイケル/テクニカル・ディレクターは「F1には常にさまざまなゴシップが一人歩きするものだけど、こいつはまったく馬鹿げた憶測だね。
フェラーリがどうなのかは知らないが、少なくともわれわれはロズベルグのパフォーマンスに満足しているし、2008年も彼とは有効な契約がある。
彼を他チームに放出するなど全然あり得ない話だ」と、独『アウト・ビルド・モータースポルト』誌で直ちにこれを否定している。

ロズベルグは2005年のGP2チャンピオン。
父親は言わずと知れた元F1チャンピオン、ケケ・ロズベルグ氏だ。

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R.ブラウン氏、来季フェラーリ・チーム代表か

昨シーズン、ミハエル・シューマッハと共に現場から離れたロス・ブラウン氏(52歳:イギリス)は、依然として長期休暇状態で今後の去就を明らかにしていないが、一部メディアにフェラーリ代表に就くと報じられた。
Ros Brawn & Michael Schumacher (C)Ferrari S.p.A
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これは独『ビルド』紙が伝えたもので、それによれば2008年シーズンからジャン・トッド氏の後任としてフェラーリ・チーム代表に就くこと。
またそれに伴いシューマッハもF1チームでしかるべきポジションに就くというものだ。
(シューマッハとはベネトン時代からの師弟関係)

もちろんまだチームから何も発表はされていないが、多くのチームからの勧誘を断り沈黙を続けるブラウン氏のこと、これが一番可能性がありそうだ。

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ブリヂストン フランスGP事前ニュース

Bridgestone Tyre (C)Panasonic Toyota Racing
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2007 年 F1 世界選手権 フランスGP の展望

北米2連戦を終えたブリヂストンはヨーロッパに戻り、マニクール・サーキットで開催されるF1 世界選手権第8戦フランスGP にソフト、ミディアム両コンパウンドで臨みます。

2週間前に同じソフト及びミディアム・コンパウンドで戦ったアメリカGPの舞台インディアナポリス・サーキットとマクニールはかなり異なる課題を呈しています。
インディアナポリスでは、克服すべき課題はバンクときついインフィールド・セクションでしたが、全長4.411kmのマニクールは多種多様なコーナーが混在し、また路面のアスファルトが場所によって異なり、様々なグリップ・レベルが必要になります。

アメリカGP終了後の6月19日から21日まで、ブリヂストンは英国とスペインの2か所でF1タイヤのテストを実施しました。
英国のシルバーストン・サーキットでは9チームが参加してミディアムとハード・コンパウンドを、そしてスペインのヘレス・サーキットでは2チームが参加してミディアム・コンパウンドをテストしました。

キース・ファン・デ・グリント ブリヂストン・モータースポーツ オペレーションマネージャーとのQ&A:

マニクール・サーキットの課題は何ですか?

「最初の課題は、サーキットに無事にタイヤを届けることです。
幸いわれわれのロジスティクス運営はしっかりしているので、その点は問題ないでしょう。
マニクール・サーキットは、安定性が求められる長い高速コーナーと、素早い方向変換を行うためのトラクションが非常に重要な低速のきついコーナーが混在する興味深いサーキットです。
マニクールの路面はタイプの異なる2 種類の舗装が施されていて、それぞれ特徴が違うので、タイヤ・コンパウンドの選択も課題になります。
2つのセクションが再舗装されているので、ゴムが路面に張り付くまでは、以前よりもすべりやすくなっていると思われます。
もちろんタイヤ・コンパウンドはサーキット全体で機能できるものでなければなりませんし、われわれが選んだコンパウンドはこれに当てはまると考えています。
これまでの歴史からフランスGPはカレンダーの中で最も暑いレースの一つになる可能性が高いので、タイヤ温度も上がると予想しています」

シルバーストンとヘレスで行ったテストからどのような結論が得られましたか?

「まず、2チームがヘレスで、そのほかの全チームがシルバーストンでテストを行い、われわれのスタッフはアメリカからそれぞれのテストに直行したため、ブリヂストンにとって大変忙しい1 週間でした。
ヘレス・テストではタイヤの評価よりもシャシーの開発に集中していました。
シルバーストンではフランスGPで使用予定のハード・コンパウンドとミディアム・コンパウンドをテストしましたが、気象条件の変化とメカニカル・トラブルが原因であまり多くの比較作業を行うことができませんでした。
ハード・コンパウンドはよく機能し安定していましたが、フランスGPのレースでは主にミディアム・コンパウンドを使用することになりそうです」

《フランスGP の豆知識》
マニクールに送るタイヤ本数とスペック:2,200本
2006年ポールタイム:1分15秒493M・シューマッハ、フェラーリ)
2006年レース最速ラップタイム:1分17秒111M・シューマッハ、フェラーリ)
2006年トップ3:M・シューマッハ、F・アロンソ、F・マッサ
以上

提供:ブリヂストン・モータースポーツ

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ホンダ フランスGP事前ニュース

honda_f1_logoフランスGPプレビュー

F1GPは、次戦第8戦フランスGPより再びヨーロッパに戦いの場を移し、フランスGPはフランス中部のマニクールサーキットで開催される。

Honda Racing F1 Teamは、フランスGPを前に、恒例のグッドウッド・スピードフェスティバルに参加する。
ジェンソン・バトンとクリスチャン・クリエンがRA107を駆り、有名なヒルクライムに出場。イギリスのモータースポーツイベントでも屈指の人気を誇るグッドウッドには、スポーティングディレクターのジル・ド・フェランも、歴史的なウィリアムズ・HondaFW11のステアリングを握る。

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2007/06/27

A.デビッドソン、憧れのマンセルになる!!

この週末イギリス・サセックス州で行われた伝統のイベント『グッドウッド・フェスティバル』にスーパー・アグリのアンソニー・デビッドソン(28歳:イギリス)が参加、今年はウィリアムズ・ホンダ『FW11B』を走らせた。
Anthony Davidson (C)Super Aguri F1
拡大します
これは日本のツィンリンクもてぎの『ホンダ・コレクションホール』から空輸されたマシンで、かつて1980年代にナイジェル・マンセルがドライブした『レッド5』そのものという。

デビッドソンは「このマシンが現役だった頃、僕はまだ7歳。
マンセルは憧れだった。
それを考えると実に感慨深いものがあるね。
今のマシンに比べるともちろんパワーはないけれど、こんな歴史的なヒーローであるマシンをドライブすることができて、ほんとうに光栄に思うよ」と、自身のサイトで語っている。

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S・アグリ 仏GP G.テーラー・インタビュー

Superagurif1_logoLeafield, UK
25 June 2007

2007年フランスGPプレビュー
インタビュー:グラハム・テーラー(スポーティングディレクター)

Q:グラハム、いよいよシーズン中盤に入りましたが、今年のこれまでのSUPER AGURI F1 TEAM について、あなたの考えを聞かせてください。

グラハム・テーラー(以下:GT):あらゆる面でチームは予想以上のパフォーマンスを見せてきたと思う。
毎回のレースに向けての準備作業がはかどったのは、ふたりのドライバーの組み合わせのおかげだと言えるだろう。
F1での経験が豊富な琢磨に、技術的な能力が高いアンソニーが加わり、すぐにいい関係が生まれ、エンジニアリングチームはレースの週末を通したすべてのセッションで2台のマシンから役立つ情報を得ることができるようになった。
これがチームの全員への刺激となって、多くの場面でわれわれの本来の実力を発揮することができた。
われわれの当初の目標は、他のF1チームと戦えるようなチームに成長し、1ポイントを達成することだった。
現時点ですでに4ポイントを獲得しているが、ハングリー精神は増すばかりで、チームはさらなるポイント獲得を目指して、闘志を燃やしている。
アンソニーがポイント獲得を果たす日も遠くはないだろう。

Q:次のマニクールでのレースで、チームとドライバーが挑戦することは?

GT:実際、5週間のうちに4回もレースがあるので、マニクールへの準備作業自体が挑戦だと言える。
遠征レース先から荷物が戻るのを待って、短期間でマシンの準備をしなければならないし、レースの間にテストもあるので、SUPER AGURI F1 TEAMのような小規模チームにとっては負担がとても大きい。
また、マニクールについては、ここは高いダウンフォースが必要なサーキットなので、北米ラウンドのレースとは異なる難しさがある。
今回のレースでは、両ドライバーとも新しいエンジンで挑むが、琢磨はこのレースでペナルティを課せられているので、彼のマシンは異なる戦略が必要になる。
彼にとっては厳しい週末になるだろう。しかし、チームもドライバーも自信を持っているし、やる気に溢れている。それがスーパーアグリなんだ。

Q:フランスGPで何か新しいパーツを投入する予定はありますか?

GT:SUPER AGURI F1 TEAMは開発を継続しているので、フランスGPでも2台に新しい空力パーツを投入する。

Q:2006年のフランスGP以来、SUPER AGURI F1 TEAMにはどのような変化があったのでしょう?

GT:昨年のマニクールではフランク・モンタニーがいいレースを戦ったが、それ以来、多くのことが変化している。
昨年のフランスGPまでのチームの成長は著しかったが、あれ以来、チームはさらに進歩を続けている。
われわれの姿勢は常に同じだが、プロ意識や経験といった意味で大きく成長している。
しかし、それを喜ぶだけではなく、今後のいいパフォーマンスや結果につなげていきたいと思っている。

Q:今後のチームの目標は変わりましたか?

GT:もちろん。われわれは常に新しい境地を目指して挑戦しているので、すでに言っているように、グランプリを終えるたびにもっと上へというハングリーな気持ちになる。
カナダは素晴らしいリザルトで、現在、チームはF1コンストラクターズ・チャンピオンシップ8位だが、われわれはこのポジションを守るために戦っていく。

提供:スーパー・アグリ・F1

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ホンダ ヘレステスト・ニュース

honda_f1_logoHonda Racing F1 Teamは先週、南スペイン・ヘレスで3日間のテストを行った。
素晴らしい天候に恵まれ、チームは来週から再開されるヨーロッパラウンドに向けた準備に専念。空力、メカニカル両分野で大きな改良を行い、RA107の評価を行った。

初日火曜日はクリスチャン・クリエンが、いくつかの新しいメカニカルパーツのシェイクダウンを行った。
その前の週に二輪のイベントが開かれていたこともあって、路面は比較的滑りやすいコンディションだった。
しかし時間が経つにつれて、グリップレベルはどんどん上がって行った。
クリエンはシェイクダウンに加えて、制御系のセッティングやレーススタート・シミュレーションなどを行い、77周を走行した。

翌水曜日は、ジェンソン・バトンが走行する予定だった。
しかしヘレスに到着した際、バトンは背中の痛みを訴えた。
これは、インディアナポリスの1コーナーでの、接触事故によるものとみられる。
そのためチームはバトンを休ませ、クリエンに引き続きテストさせることを決断。
クリエンは空力およびメカニカルパーツの新パッケージをテストし、61周を走った。

最終日は体調の回復したバトンが、ステアリングを握った。
バトンは122周を走りきって、チームが予定していたプログラムを終了した。

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プロスト氏、「アロンソの状況に同情する」

元F1チャンピオンのアラン・プロスト氏(52歳:フランス)は先に行われたスポンサー『タグホイヤー』のイベントで、現在フェルナンド・アロンソが置かれた状況について「同情する」と、その心情を察する発言を行った。
A.Senna & A.Prost (C)Honda Racing
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「ハミルトンという思わぬ新人チームメイトの活躍により、チャンピオンシップをリードされるという現在のアロンソ状況に、私は深く同情するよ。
なにしろこれは彼にとって、過去の年とは著しく異なった経験したことのないシチュエーションなんだからね。
これまで彼にとって問題となったのは、レーシングでありまたテクノロジーだった。
ところが今年の問題点はヒューマン・ファクターにある。
まさしく心理戦の戦いなんだよ。
そして通常こうしたケースは異なった世代間のドライバーでのものだった。
しかし彼らはわずか2-3歳しか離れていない。
これがアロンソにとって解決をいっそう難しいものにしているんだね」

かつてマクラーレン在籍時に『セナ・プロ時代』と称せられた壮絶なバトルを演じたプロスト氏だけに、その言葉には重みが感じられるようだ。

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デ・ラ・ロサ、モントーヤの指摘完全否定

F1からNASCARへと転向したファン・モントーヤが、去年まで在籍したマクラーレン・チームに「ナンバーワンがある」と指摘したことに対し、同チームのテストドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサ(36歳:スペイン)が直ちにこれを完全否定した。
Pedro de la Rosa (C)McLaren Group
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これは地元スペインの『ディアリオAS』紙に語ったもので、その中でこのベテランは「マクラーレンでドライバー間に差があるなんて、まったく誤った認識だよ。
しかも世界チャンピオンのアロンソより、新人のハミルトンを優遇しているだなんてね。
モントーヤの指摘はまったく馬鹿げたもので呆れたよ。
もちろん二人のレースドライバーの間にも競争はあるよ。
でもそれは本来正当なものだし、またどんな競争だって実際にチームには役に立つことなんだよ。
いずれにせよ、こうしてみんなの話題になったことをチームが進歩する方向の糧にしなくっちゃね」と、年長者らしく語っている。

そのデ・ラ・ロサは昨年モントーヤの後任として8戦に出場、ハンガリーGPではみごと2位に輝いている。

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モントーヤ、「マクラーレンお気に入りはハミルトン」

NASCAR転向後、ついに最上級の『ネクステル・カップ』で優勝を遂げたファン・モントーヤ(31歳:コロンビア)が、レース後の会見で古巣マクラーレン・チームについて「ナンバーワンがある」と、暴露発言を行った。
Juan Montoya (C)McLaren Group
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「今年F1でタイトルを獲るのはハミルトンになるのではないか。
なぜなら、チームのお気に入りはハミルトンだからだよ。
あのチームでは常にナンバーワンの存在があって、それが優勝候補の筆頭になるんだ。
もちろん僕がいた当時も、ね」

モントーヤがマクラーレン在籍時の2005-6年当時、チームメイトはキミ・ライコネンで、この2年間モントーヤの3勝に対し、ライコネンは7勝しを記録。
ただし主張とは裏腹に、2005年ブラジルGPのようにモントーヤ1位-ライコネン2位というレースもある。

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S.ボーデ、「F1転向最後のチャンス」

3年連続米チャンプカー・チャンピオンであるセバスチャン・ボーデ(28歳:フランス)は、来月再び予定される『スクーデリア・トロ・ロッソ』でのF1テストを前に、「」2008年はF1転向へ最後のチャンス」と、『クリーブランド・プレイン・ディーラー』に語っている。
Sebastien Bourdais (C)Champ Car World Series
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「僕にはいま3つの選択肢があると思っている。
一つはフォーミュラワンへの転向、もう一つはNASCARへの転向、そして最後は再びチャンプカーで戦うというもの。
まだ何も決まってはいないけれど、でもこれらすべてに可能性があると思う。
ただ、30歳を過ぎてF1に参入するというのは現実的なことではない。
一方僕はすでに28歳だ。
それを考えると、F1に転向するには来年が最後のチャンスなのではないか」

そのボーデには、ここに来てトロ・ロッソだけでなくウィリアムズ入りという噂も聞かれるようになった。

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M.ウォーカー氏、ドイツGPで1戦限りの復活へ

かつてイギリスF1放送の名物コメンテーターとしてなくてはならない存在だったマレー・ウォーカー氏が、7月22日(日)に決勝レースが行われる今年のドイツGP(ニュルブルクリンク)で、1戦限りの復活を果たすこととなった。
Murray Walker (C)Honda Racing
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これは『ラジオ5』のレギュラーであるデビッド・クロフト氏に赤ちゃん誕生が予定されるため、臨時の代役として起用されるもの。
今年83歳になるウォーカー氏だが、依然かくしゃくとして健康状況に心配はないという。
イギリス『BBC』では、実に52年に渡ってF1コメンテーターを務めた名物男、今回は公式予選、そして決勝レースと2日間名調子が復活することになる。

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2007/06/26

フィティパルディ氏、「ピケJr.はハミルトンに匹敵」

元F1チャンピオンであるエマーソン・フィティパルディ氏(60歳:ブラジル)が、同国のホープであるネルソン・アンジェロ・ピケ(21歳)について「ハミルトンに匹敵する才能の持ち主」と、英『ロイター』で強調している。
Nelson Angelo Piquet
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「ブラジルで次の希望の星は誰であるかと聞かれたなら、私は間違いなくピケ・ジュニアを推すよ。
いまハミルトンが騒がれているが、もしルノーがピケにレースシートを与えたなら、彼はハミルトンに優るとも劣らない活躍をこのF1ですると確信しているね。
それは去年、GP2でハミルトンの最大のライバルがピケだったことでも明らかだろう。
もしも私がフラビオ・ブリアトーレだったなら、すぐにピケを使うのだが……」

フィティパルディ氏はアロンソに破られるまで、史上最年少のF1チャンピオン。
F1ではロータスとマクラーレンで2度タイトルを獲得、また米CARTでも1989年にチャンピオン、インディ500レースにおいても2度の優勝を誇るブラジルの英雄だ。
(なお今シーズン、ブラジル人F1ドライバーはフェラーリのマッサとホンダのバリチェッロの2人)

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トヨタ フランスGP事前ニュース

第8戦フランスGP 進化型空力パーツ導入で上位入賞を目指す
過去に好成績を挙げているR.シューマッハーとJ.トゥルーリが更なるポイント獲得へ

パナソニック・トヨタ・レーシングは、北米での2連戦を終え、フランス中央部のマニクール・サーキットで開催されるフランスGPを戦うためにヨーロッパへと戻った。

前戦アメリカGPではヤルノ・トゥルーリが今シーズン最高位となる6位フィニッシュを果たしており、チームは自信に溢れてフランスGPへと挑む。
北米の遠征戦の後、ラルフ・シューマッハーとヤルノ・トゥルーリは先週イギリスのシルバーストーン・サーキットで“TF107”のテストをこなし、両ドライバー各々ベストタイムをマークするなど、順調に、トラブル無く3日間のテストを終了した。

1991年からフランスGPが開催されているマニクール・サーキットは、空力面では標準的なセットアップに戻ることとなる。
チームはいくつかの進化型空力パーツを用意しており、その真価に期待している。
昨年のフランスGPでは、両ドライバー共に好パフォーマンスを発揮、ラルフ・シューマッハーが4位でフィニッシュ。
ヤルノ・トゥルーリもブレーキトラブルに見舞われるまでは、表彰台圏内での好走を見せた。
昨年の好走は、今年のフランスGPに挑むパナソニック・トヨタ・レーシングにとって勇気づけられるものであり、シーズンの折り返しが近づく中で、チームは更なるポイント
獲得へ向け全力で挑む。

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ウィリ・ウェバー氏の『金の卵』、輝く

王者ミハエルが現役を引退し、弟のラルフとはすでに袂を分かつたパーソナル・マネージャーのウィリ・ウェバー氏(60歳:ドイツ)だが、その後見出した次代の『金の卵』がいよいよその輝きを発し始めてきたようだ。
Nico Hulkenberg (C)DTM Media
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これは、25日(日)行われたF3ユーロシリーズ・ノリスリング戦で、混乱したレース展開をかいくぐり18番手スタートのニコ・ヒュルケンバーグ(19歳:ドイツ)がついに初優勝を遂げたもの。
レース序盤のアクシデントがラッキーに働いたとはいえ、ヒュルケンバーグのF3初勝利は終始危なげないみごとなものだった。

A1グランプリではドイツ・チームのドライバーとして活躍した同選手、このまま成長を続ければ第2のシューマッハになり、再びウェバー氏の預金残高拡大に貢献できるかも知れない。

F3ユーロシリーズ・ノリスリング戦の結果はこちら

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トッド代表、「不法行為立証」に自信あり

フェラーリ・チームがモデナの検察当局に告発した同チームのナイジェル・ステップニー氏の嫌疑について、本人やその弁護人が相次いで疑惑を否定しているが、一方のフェラーリ側はあらためてこの嫌疑について自信ありと主張している。

Jean Todt (C)Ferrari S.p.A
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これは、同チームのジャン・トッド代表がイタリアの『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙で語ったもので、「われわれが検察当局に調査を求めた、ということはそれだけの嫌疑を裏付ける証拠があったということだよ。
ただ、今はまだ捜査中のことだから、それについてここで明らかにすることはできないんだがね」と、説明している。

被害者側であるとはいえ、先のトヨタ・スパイ事件といい、この名門チームには騒動が絶えない。

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フェラーリ総帥、F1レギュレーションに不満

フェラーリ/フィアット・グループを率いるルカ・モンテツェモロ氏(59歳:イタリア)は、マラネロで現在のF1レギュレーションについて次のように不満点を指摘した。
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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「現在のF1レギュレーションについては、残念ながら様々な問題点があると言わざるを得ない。
まずエアロダイナミックスだ。
このためにいまのF1はオーバーテイクの機会が著しく失われ、それが結局レース自体をつまらないものにしている。
またもう一つ問題なのはセーフティカー・ルールだね。
この間のカナダGPを見れば明らかなように、いったんセーフティカーが出るや、難解なピットストップ規則のためにレースはまるでルーレットのようになってしまうんだ。
誰が勝つかわからない、こんなのはもう真っ当なレースではないよ」

このレース、マクラーレン勢には及ばないものの3-4番手が十分確保できた筈のフェラーリは、しかし終わってみればライコネンの5位がやっとで、マッサに至ってはピットアウト時の赤信号無視で失格処分。
レースはハミルトンの初優勝、3位は19番手スタートのブルツ、4位はなんと最後尾スタートのコバライネンという大波乱の結果となった。

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改良型ホンダ、スーパー・アグリより1秒速い?

今季思わぬ不振を続けるホンダ・チームでは、起死回生を期して改良型マシンを用意、先週スーパー・アグリと共に行ったヘレス・サーキットでテストを行った。
Honda Test Image (C)Honda Racing
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詳細は明らかにされていないが、1・2日目はテストドライバーのクリスチャン・クリエンが、最終日はジェンソン・バトンが多くの距離を走り込んだということだ。

この結果について、同チームの中本修平/シニア・テクニカル・ディレクターの言葉として「スーパー・アグリのマシンと一緒にテストしたことで、ラップタイムだけでなくさまざまなデータを同時に比較することができたのは大きい。
良い部分もまた改良すべき部分もよく理解することができた」と伝えられている。

噂では、これまでコンマ数秒上廻るだけだったスーパー・アグリとの差を、今回のテストでは丸1秒つけることができたという話も。
その成果は今週のフランスGPで確認できる筈だ。

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ルノー、今度は南アフリカでデモランへ

ルノー・チームが今度は南アフリカのヨハネスブルグでデモンストレーションランを行う計画を明らかにした。
Renault Warsaw Demo (C)Renault F1 UK
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期日は7月の28日(土)と29日(日)の両日で、同国主要都市の一つであるヨハネスブルグ市街地に設営される特設コースを舞台に行われる。

これまで世界各地でF1デモを行ってきたルノーだが、アフリカ大陸でのイベントはこれが初となる。
今年も今月ポーランドのワルシャワでヘイキ・コバライネン(25歳:フィンランド)の手により8万人もの観客を集めて行われたばかりだ。
参加が予定されるのはフィジケーラとピケ・ジュニアの二人だが、いずれも同国を訪れるのは初めてという。

なお南アフリカでは1960年代から南アフリカGPが行われていたが、1993年のキャラミを最後にグランプリは開催されていない。
また2010年にはサッカーW杯が開催されることでも知られている。

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2007/06/25

ステップニー氏の弁護士、「何も問題ない」

フェラーリ・チームからの告発を受けているナイジェル・ステップニー氏だが、同氏の弁護士であるソニア・ベルトリーニ氏は「何も問題ない」と、伊『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙で主張した。
Ferrari Factory Image (C)Ferrari S.p.A
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「最初にインターネットの報道でこの事件を知ったステップニーは、すぐに私に連絡をしてきたんだ。
ステップニーは休暇中で、家族と共にいまフィリピンにいる。
もちろん何の非のない彼は逃げも隠れもしていないよ。
今回の問題に彼はまったく無関係だと主張しているんだからね。
7月頭に予定されているモデナ地方検事の聴取にはもちろん出席することになるだろう」

名門フェラーリを舞台に起きた何とも不可解なこの事件、今後どのように進展していくのか関係者は一様に固唾を飲んで見守っている状況だ。

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トッド氏、「記事を読むと頭が混乱する」

今シーズン、ここまでの7戦でライバル・マクラーレンにコンストラクターズ・チャンピオンシップで35ポイントものサーキットを付けられたフェラーリ・チームだが、これについて跳ね馬チームを率いるジャン・トッドCEOは、24日(日)行われたフェラーリの『60周年イベント』で次のように語った。
Jean Todt (C)Ferrari S.p.A
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「書かれている記事を読むと、私の頭は混乱してしまうんだ。
ここまで7戦を終えて、マクラーレンが4勝、それに対しわれわれは3勝しているんだよ。
それなのにこれはそんなに追い詰められた危機的状況だと言うのかい?
われわれの前にはただ1つだけ、より優れたパッケージを持つチームがいるというだけの話じゃないか。
われわれの体制は決して揺らいでいないし、それはドライバーについても同じ。
マッサ&ライコネンというコンビは、今年はもちろん将来もまた変わらない安定したものだよ」

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フェラーリ、フィオラノで『60周年』を祝う

24日(日)、フェラーリは記念すべき『60周年』イベントの締めくくりとして、本拠地マラネロのフィオラノ・サーキットを舞台に記念イベントを盛大に行った。
Ferrari 60th Event (C)Ferrari S.p.A
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当日はなんと1,040台もの真紅の跳ね馬カーがサーキットに集結。
F1チームからもマッサ&ライコネン両ドライバーを始め、元世界チャンピオンのミハエル・シューマッハも顔を見せ、『最もエレガントなフェラーリ』を選び出すコンクール等が行なわれた。
(最優秀賞を受賞したのは1954年のフェラーリMM)

現在タイトル争いでライバル・マクラーレンに一歩後れを取った形のF1跳ね馬チームだが、ジャン・トッドCEOはシーズン中の巻き返しを力強く誓っていた。

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ルノー、エンストンの空力部門強化

今季ここまで昨シーズンほどの成績を挙げられていないチャンピオン・チーム・ルノーでは、シャシー部門の本拠地であるエンストン(イギリス)にある空力部門を再構築することを明らかにした。
Wind Tunnel (C)Renault F1
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それによれば、新たにコンピュータによる流体力学の研究開発のため『CFD』(Computational Fluid Dynamics)と呼ばれる組織を立ち上げ、これを統括する責任者に現在エアロダイナミックスの開発チーフであるディノ・トソ氏を起用するというもの。

トソ氏はフラビオ・ブリアトーレ代表が「タイトル獲得の功績者の一人」と讃えた人物で、ブリアトーレ氏以前にやはり癌と闘ってこれを克服したことでも知られる。
今季『R27』が苦しむ原因の一つに、エアロダイナミックスがあるとも指摘されていた。

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『破壊工作』猛烈否定、ステップニー氏

フェラーリ・チームから『破壊工作』を行ったとして告発された同チームのナイジェル・ステップニー氏(47歳:イギリス)が、英『サンデー・タイムス』紙で掛けられた嫌疑について強く否定している。
Monaco GP Scene (C)Ferrari S.p.A
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「私はいま起きている法律上の嫌疑について、すべてを晴らすことができるという自信を持っている。
言われているようなことは、みな悪意によってねつ造された卑劣なキャンペーンの一部なのだから。
今回の件について私は自分の弁護士にすべてを託している。
どういう結果になるのか、見守っていこうじゃないか」

その弁護士は、本人共々近く公式な記者会見の場を設けるとしている。

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ステップニー氏への嫌疑はモナコでの妨害

フェラーリ・チームは先に同チームのナイジェル・ステップニー氏についてモデナの地方検事局から取調べが始められたことを発表したが、その嫌疑の詳細が明らかにされた。
Monaco GP Scene (C)Ferrari S.p.A
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同チームのスポークスマンによれば、モナコGP(5月26日決勝)直前、マッサ&ライコネン両ドライバーのレースカーの燃料タンクに何らかの不審な行為(粉末を掛けられた?)跡が確認されたとのこと。
これについて現在科学的な分析が行われているという。
しかしこの『破壊工作』が、なぜステップニー氏と結びつくのかは語られていない。

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2007/06/24

アロンソ、「ハミルトンの方が幸運だっただけ」

スペイン、そしてイギリス両国メディアにより書き立てられるマクラーレン・デュオの不仲説だが、当事者の一人であるフェルナンド・アロンソ(25歳:スペイン)がこうした噂を強く否定した。
McLaren Duo (C)McLaren Group
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これは、シルバーストーン合同テストのあと駆けつけたマドリッドで行われたスポンサー『ムチュア・マドリレーナ』(スペインの大手保険会社)のタワー建設現場で会見に応じたもの。
その席でこの史上最年少チャンピオンは「確かに僕はいま強力なチームメイトにポイントで先行を許しているけれど、これまではハミルトンのほうがちょっと運に恵まれていただけさ。
シーズンはただ7戦が終わっただけで、これからまだ10戦も残っているんだからね。
これまでの数年間よりアドバンテージは少ないとはいえ、今年の状況はとても素晴らしいものじゃないか。
タイトル獲得のためには実力だけでなく多少の幸運も必要なんだ。
これから誰に女神が微笑むのか……だよ」

またハミルトンとの不仲説について「ハミルトンと話をしない、なんてことはないさ。
僕らはお互い常に話をして情報交換しているし、書かれているようなことは間違いだよ」と、これを否定している。

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フェラーリ首脳、「ライコネンまだ本領じゃない」

今シーズン、フェラーリ・チームに移籍しながらもここまで思ったような成績が挙げられていないキミ・ライコネン(27歳:フィンランド)だが、フェラーリ/フィアット・グループ総帥のルカ・モンテツェモロ社長は次のように擁護している。
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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「われわれは彼がまだ真の本領を発揮していないと思っているよ。
かつてシューマッハは自分のライバルとしてアロンソとライコネンの名前を挙げていたし、またアロンソも同様のことを言っていた。
つまり、ライコネンがそれだけの潜在能力を秘めていることは間違いないことなんだ。
確かに今年のマクラーレンのマシンは戦闘力があるし、二人のドライバー・ラインナップは強力だ。
しかしライコネンが今後本来の調子を取り戻すことができれば、われわれはライバルと互角に戦うことができる筈だと確信しているよ」

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ミハエル・シューマッハ、再びレースへ

昨季限りでF1を引退した前フェラーリのミハエル・シューマッハ(38歳:ドイツ)が、再びコクピットに戻ることがわかった。
Race of Champions Image (C)ROC
拡大します
といってもこれは通常のレースではなく、モータースポーツの異種格闘技と言われる『ROC』(レース・オブ・チャンピオンズ)の話。
チャリティに熱心なシューマッハは、今回のイベントでかるて支援のICM(脳延髄障害協会)の活動を行うようだ。

パリ郊外ウェンブリー・スタジアムで今年は12月16日(日)に行われるこの有名な競技には、シューマッハ自身2004年に続いて2度目の参加ということになる。
この時は1回戦でWRC(世界ラリー選手権)チャンピオンのセバスチャン・ロウブを破ったものの、当時まだルノーの育成ドライバーだった新鋭ヘイキ・コバライネン(25歳:フィンランド)に敗れるという番狂わせ。
これにより、一躍コバライネンの名を高めさせた経緯がある。
シューマッハの引退と入れ替わるようにF1にステップアップしたコバライネンは、現在フィジケーラと共にルノー・チームで戦っている。

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2007/06/23

マクラーレン首脳、「さらなる進化できた」

仏英両GPを前に行われたシルバーストーン合同テストを終え、マクラーレン・チームのマーティン・ウィットマーシュF1-CEOがその手応えに自信をみせている。
McLaren MP4-22 (C)McLaren Group
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「シーズンに入ってから、今回最も集中的なテストを行うことができた。
用意された膨大な量のプログラムを、テストチームは精力的にこなしてくれたよ。
これでさらなる進化ができたと確信するね。フランスGPの戦いが楽しみだよ。
確かにこれまでのところ、われわれは戦闘力あるマシンと二人のドライバーによりいい展開できているが、しかしもちろん満足などできる筈もない。
この世界では、絶え間ない改良により常にドライバーたちに最強の勝てるマシンを提供し続けなければならないんだからね」

今回のテストでマクラーレンは1・2日目とテストドライバーのデ・ラ・ロサが参加。
最終日にはアロンソが登場したが、いずれの日もトップタイムは記録していない。

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ペナルティ覆らず佐藤琢磨、「アンハッピー」

アメリカGP決勝レース中、イエローコーション下でオーバーテイクをしたとしてスーパー・アグリの佐藤琢磨はスチュワードからペナルティを受けた。
佐藤 琢磨 (C)Super Aguri F1
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これについて佐藤琢磨は「あの時僕はバトンと競っていたんだけれど、イエローフラッグが振られていることは知っていたからそんなことする筈がない。
実際にオーバーテイクしようとしたのはバトン(ホンダ)のほうだったんだ。
彼はおそらく最初気づかずに行動を始めたんだけど、僕に並んだ頃にイエローに気づき、そしてポジションを元に戻したんだよ。
ところがオフィシャルはそれを見て僕がオーバーテイクしたものと判断したんだ。
そもそも彼ら(オフィシャル)のステーションはコーナーにあまりに近く、こうしたいきさつを正しく判断できるポジションにないんだもの。
今回の裁定にはもちろんアンハッピーだよ」

レーススチュワードへの抗議も実らず、次戦フランスGPでは残念ながら予選グリッド10番降格のペナルティを受けることが確定している。

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ステップニー氏(フェラーリ)、当局の捜査受ける?

フェラーリ・チームのスポークスマンは、同チームでレース&テスト・チーム・マネージャーを務めていたナイジェル・ステップニー氏について『法的措置』を取ったことを明らかにした。
現在、モデナの地方検事局によって取調べを受けているという。
Ferrari Team Allstar (C)Ferrari S.p.A
拡大します
問題の詳細については明確にされていないが、今季すでに『ガーデニング休暇』状態にある同氏はホンダ・チーム等への移籍の可能性も伝えられていた。

ロス・ブラウン氏らと共にベネトンからフェラーリへと移籍したステップニー氏は、現場の最先端でミハエル・シューマッハの黄金時代を支えた功績ある一人。
ロリポップマン時代に、シューマッハに足を轢かれた『事件』はあまりに有名だ。

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クビサ、「早くレースがしたい」

カナダGPでのアクシデント後、マシンへの搭乗を禁じられているBMWザウバーのロバート・クビサ(22歳:ポーランド)は、すでにフランスGPでの復帰が待ちきれない様子だ。
Robert Kubica (C)BMW Sauber F1
拡大します
「あれだけのアクシデントに見舞われたにもかかわらず、こうして無事でいられることにはほんとうに感謝しているよ。
ホンのちょっと昔だったら、きっと死亡事故になっていたことだろうからね。
でも、こうしてレースにも出られない、テストにも参加できないというのはドライバーにとって苦痛なことだよ。
もちろんもう僕の身体はまったく問題ないし、フランスGP前に行われる予定のFIAのメディカル検査もバッチリOKだろう。
今はもう早くマニクールに行きたいよ」

チームもクビサ復帰を前提に準備していて、おそらくフランスGPのグリッドには元気な姿がまた見られることだろう。

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2007/06/22

トヨタ シルバーストーンテストニュース(6/21)

シルバーストーン合同テスト終了 ヨーロッパ2連戦へ手応え
最終日はJ.トゥルーリが第8戦フランスGPと第9戦イギリスGPへ向けた準備を完了

パナソニック・トヨタ・レーシングは、イギリスのシルバーストーン・サーキットで3日間に渡って行われたテストを終了した。

テスト最終日は夏至であり、1年で最も昼間の長い一日だったが、チームは、イギリスにおいては昼の長さは保証されないということを知った。
一日を通じて空は雲に覆われたが、最悪の予報であった降雨には見舞われることなく、午前中のセッションはドライコンディションで推移し、運の良いことに昼食時に激しい雨に見舞われた。

昨日に引き続きテストを担当したヤルノ・トゥルーリは、第9戦イギリスGPへ向けたタイヤの評価に加え、システムやサスペンションに関しても更なる作業をこなした。
いつもながらの赤旗中断に阻まれながらも、ヤルノ・トゥルーリは70周をこなし、5番手タイムを刻んだ。
トヨタは今週末、イギリス南部のグッドウッドで行われる伝統的なモータースポーツイベントである、“フェスティバル・オブ・スピード”に、モータースポーツ参戦50周年を記念して参加する。
そしてその後、7月1日(日)に決勝レースが行われる第8戦フランスGPへと、更なる競争力の高さを示すべく臨む。

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スーパー・アグリ、ヘレステスト終える(6/21)

スペインのヘレス・サーキットを舞台に行われていたスーパー・アグリによるテストは、21日(木)最終日となる第3日目を終了した。
Anthony Davidson (C)Super Aguri F1
拡大します
この日ステアリングを握ったのはアンソニー・デビッドソン(28歳:イギリス)で、引き続き『SA07-05』号車を駆り、午前はエンジン・マッピングとスタートの練習。
午後は全般的なセットアップを行いながらこの日トータル78ラップを周回したという。

テスト・チームを率いたグラハム・テイラー/スポーティング・ディレクターは「幸い3日間共に天気はバッチリ。
マシンの信頼性も十分で、予定したすべてのプログラムを消化することができた。
この成果を次のフランスGP以降の戦いに生かしたい」と、語っている。

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ハミルトン、1千万円カート粉砕?

目下、人気急上昇のルイス・ハミルトンは、21日(木)チームのスポンサーであるボーダフォンの支援で製作した特製カートの贈呈イベントに臨んだが、自身のドライブによりこれを損傷させてしまったことがわかった。
L.Hamilton's Kart C)McLaren Group

ハミルトンはロンドンのカートセンターで贈呈を前に数ラップのデモンストレーションランを行ったが、わずか2周目にスピンしてクラッシュ。
貴重なマシンは落札者に渡す前に後部を大破したということだ。

F1カラーにペイントされた特製カートは、インターネット・オークション『eBay 』によりなんと42,100ポンド(約1,031万円)という高値で落札されていて、この日落札者本人が直接ハミルトンから受け取ることになっていたもの。
失意の落札者のコメントは、残念ながら入っていない。

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インドの2スポーツ団体、インドGP案に否定的

『IOA』(インドオリンピック委員会)は、先にバーニー・エクレストンからF1インドGPの主催者となるよう要請があったことを記者会見で明らかにしたが、インドでモータースポーツを管理する2つの団体である『MAI』(インド・モータースポーツ協会)、およびFMSCI(インド・モータースポーツ・クラブ連合)は、いずれも今週になって「発表は時期尚早だった」との懐疑的なコメントを明らかにした。

先の発表では2009年、首都のニューデリーに新たにサーキットを建設する計画というものだったが、両団体は「資金的な裏付けがまったくない」と、否定的。
さらにFMSCIのラジャト・マズムバール会長は、「インドでモータースポーツを実行できるのはIOAではなく、れわれだけ」と、エクレストン氏の『横槍』に反発している。
Narain Karthikeyan (C)Williams F1
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インドではナレイン・カーティケヤンの活躍もあって各地でF1グランプリ開催の機運が盛り上がり、これまでハイデラバードやムンバイなどが候補地として挙げられたが、いずれも進捗がみられないままに終わっている。

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バトン、背中の痛みでテストを回避

ホンダ・チームは、スーパー・アグリと共にスペインのヘレス・サーキットで独自テストを行っていたが、水曜日に参加予定だったジェンソン・バトンはこれを回避したということだ。
Jenson Button & Christian Klien (C)Honda Racing
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バトンは背中に痛みを訴えたということで、その原因はアメリカGP決勝オープニングラップでのアクシデントによるものと推定されている。

このため水曜日のテストは前日に引き続き同チームのテストドライバーであるクリスチャン・クリエンが行ったが、最終日である木曜日にはバトンが元気に復帰したということだ。

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ウィリアムズ氏、「ラルフはもう終わった」

今季そのパフォーマンスについて疑問の声が聞かれるトヨタのラルフ・シューマッハ(31歳:ドイツ)について、かつての上司であるフランク・ウィリアムズ氏が「もうラルフは終わり」との厳しい見方をオーストリアの『スポーツネット』に示した。
Frank Williams (C)Williams F1
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「今年のラルフを見ていると、もうすっかりレースへの情熱を失ってしまっているように感じるね。
残念だが、彼のF1キャリアはもう今年で終わりなのではないか」と、職人気質のこの男らしい言葉。

ラルフはF1で通算6勝を記録しているが、そのすべてが2001年から2003年に掛けてウィリアムズ・チーム在籍時代のものだ。

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シルバーストーン最終日はフェラーリ最速!(6/21)

Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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21日(木)、シルバーストーン合同テストは最終日を迎えた。
この日もランチタイム時に雨に見舞われるというイギリスらしいコンディションだったが、延べ10台によるテストで今回の合同テストを打ち上げた。

トップタイムを記録したのはフェラーリのマッサで、ただ一人ベストタイムを1分20秒台に入れ、今回のテストを通じて最速のものとしている。
2番手には新しいエアロ・パッケージをトライしたというウィリアムズのロズベルグが0.4秒差で、また3番手にはマクラーレンのアロンソがつけた。
ただしアロンソは午前のセッションでオイル・システムのトラブルにより走行を妨げられている。

トロ・ロッソではスピードがリウッツィから新ギヤボックスのテストを引き継いでいる。
またスパイカーは1台のマシンを共有したが、アルバースには電気系のトラブルが発生、またギド・ガルデはわずか5ラップでコースアウト、フロント・サスペンションを痛めてしまった。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap Note
1 F.マッサ BRA Ferrari 1'20.805 87 F2007
2 N.ロズベルグ GER Williams Toyota 1'21.274 98 FW29
3 F.アロンソ ESP McLaren Mercedes 1'21.284 58 MP4-22
4 N.アンジェロ・ピケ BRA Renault 1'21.357 108 R27
5 J.トゥルーリ ITA Toyota 1'21.703 70 TF107
6 D.クルサード GBR RedBull Renault 1'21.933 69 RB3
7 T.グロック GER BMW Sauber 1'22.456 80 F1.07
8 S.スピード USA Toro Rosso Ferrari 1'23.049 65 STR2
9 C.アルバース HOL Spyker Ferrari 1'23.374 36 F8-VII
10 G-V.デル・ガルデ HOL Spyker Ferrari 1'25.865 5 F8-VII

   * 2006 Test Time : 1'18.518 G.Fisichella/Renault (4/27)
   * 2007 Test Time : 1'21.420 J.Trulli/Toyota (6/20)
   (訳注:ベストタイム及び周回数・マシン名はすべて非公式です)

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2007/06/21

ライコネン、「予選ポジション改善が重要」

現在シルバーストーン・サーキットで行われている合同テストに参加しているフェラーリ・チームのキミ・ライコネン(25歳:フィンランド)は、現在の状況について次のように説明した。
Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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「この2戦、もっと多くのポイントを獲得するつもりでいたから、もちろんこの結果は残念に思っているよ。
その大きな原因が、予選のグリッドにあることは間違いないことだ。
それと、われわれも進歩しているけれどライバル(マクラーレン)はもっと進んでいたということ。
彼らのタイヤは発熱がよりうまくいっているので、オープニングラップでのパフォーマンスもわれわれより優れている。
インディアナポリスについていえば、僕がハードタイヤでスタートしたのに対し、周囲はほとんどがソフトタイヤだったということもある。
スタート序盤の順位争いは、レースの成績を大きく左右するものだからね。
今回のテストではエアロダイナミックスの進化を図っていて、これがうまくいってマクラーレンとのギャップを縮めることができればいいけれど……」

この日のライコネンは、トヨタのトゥルーリに次ぐ2番手タイムを記録している。

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トヨタ シルバーストーンテストニュース(6/20)

シルバーストーン合同テスト2日目 昨日に続きトップタイム
午後強い雨に見舞われるが、J.トゥルーリ好調ベストタイム

F1シルバーストーン合同テスト2日目を迎えたパナソニック・トヨタ・レーシングは、初日を担当したラルフ・シューマッハーからヤルノ・トゥルーリがテストを引き継いだ。

午前中は第9戦イギリスGPへ向けたセットアップ作業を継続し、加えてエンジンやシステムに関する作業も行った。
その後、午後へ向けてサスペンションセッティングを変更し、若干時間をロスすることとなった。
しかし、午後のセッション中盤、強い雨に見舞われてしまった。
それまではドライコンディションであったが、イギリスならではの天候によって、テストは中断されることとなった。
その後、セッション終盤30分程前に走行は再開され、ヤルノ・トゥルーリがこの日の最速タイムを刻んだ。

最終日となる明日もヤルノ・トゥルーリがテストを継続し、イギリスGPへの準備を整える。

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スーパー・アグリは2日目もロシターがテスト(6/20)

『スーパー・アグリ・F1』がホンダ・チームと共に行っているヘレス・サーキットでのテストは20日(水)、第2日目を迎えた。
James Rossiter (C)Honda Racing
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改良されたサスペンションを装着したと伝えられる『SA07-05』号車はこの日もテストドライバーであるジェームス・ロシター(23歳:イギリス)の手に委ねられ、トータル66ラップを周回してベストタイム1'20.960を記録したということだ。
(初日のベストタイムは1'20.926)

明日はアンソニー・デビッドソンがステアリングを引き継ぐ予定。
なお、ホンダのほうのテストはクリスチャン・クリエンが行っている。

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ルノー、コバライネンをピケ・ジュニアと交代?

ルノー・チームが、今年デビューさせたヘイキ・コバライネン(25歳:フィンランド)のパフォーマンスに不満を持ち、テストドライバーであるネルソン・アンジェロ・ピケと交代させるのでは、とスペインの『AS』紙が報じて注目されている。
Heikki Kovalainen (C)Renault F1
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しかしこうした噂についてルノー・チームのフラビオ・ブリアトーレ代表は「呆れたね。
このフォーミュラワンという世界では、あまりにみんなが言いたい放題、書きたい放題なんだ。
われわれがコバライネンをシートから下ろすなんてこと、これっぽっちも考えたことはないよ。
確かにコバライネンもハミルトンのように勝利してくれればうれしいが、しかしわれわれのマシンはそこまでの戦闘力がないのだから仕方ないだろう」と、表面的は擁護する発言をしている。

今季マクラーレンのルイス・ハミルトンと共に、活躍が期待される新人として注目された二人だが、ハミルトンが58ポイントでチームを経験リードするのに対し、コバライネンのほうは12ポイントでいまのところランキング8位に留まっている。
ただしチームメイトであるフィジケーラとはわずか1ポイントの差だ。

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シルバーストーン2日目もトヨタ最速タイム(6/20)

Jarno Trulli (C)Panasonic Toyota Racing
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イギリスで行われている合同テストは、20日(水)第2日目を迎えた。
この日のシルバーストーンは午後一時にわか雨に見舞われたものの、ほぼ一日ドライ・コンディションで走ることができた。

この日トップタイムをマークしたのはトゥルーリで、前日のラルフに続きトヨタの連続首位、果たしてこの速さは本物か、他チームからも熱い視線が注がれる。
2番手はここに来て『渦中の人』となりつつあるフェラーリのライコネン。
課題となっているエアロダイナミックスに新パーツを試みたとされる。
逆にこの日困難な時間を過ごしたのはレッドブルのウェバーで、マシントラブルにより2度に渡って赤旗中断を引き起こした。
トロ・ロッソのリウッツィは、引き続き新ギヤボックスをテストしている。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap Note
1 J.トゥルーリ ITA Toyota 1'21.420 48 TF107
2 K.ライコネン FIN Ferrari 1'21.548 62 F2007
3 A.ブルツ AUT Williams Toyota 1'21.904 64 FW29
4 P.デ・ラ・ロサ ESP McLaren Mercedes 1'22.018 98 MP4-22
5 H.コバライネン FIN Renault 1'22.119 53 R27
6 V.リウッツィ ITA Toro Rosso Ferrari 1'22.365 52 STR2
7 M.ウェバー AUS RedBull Renault 1'22.447 33 RB3
8 T.グロック GER BMW Sauber 1'22.481 84 F1.07
9 A.スーティル GER Spyker Ferrari 1'23.284 72 F8-VII

   * 2006 Test Time : 1'18.518 G.Fisichella/Renault (4/27)
   * 2007 Test Time : 1'22.794 R.Schumacher/Toyota (6/19)
   (訳注:ベストタイム及び周回数・マシン名はすべて非公式です)

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クリエン、ホンダで走れなければトヨタ?

今季ホンダ・チームのテストドライバーを務めているクリスチャン・クリエン(24歳:オーストリア)だが、来季レースシートが得られない場合には、トヨタ移籍も視野に入れていると地元オーストリアの『エステルライヒ』紙が伝えた。
Christian Klien (C)Honda Racing
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クリエンの父親でパーソナル・マネージャーを務めるヨハネスさんによれば、最有力の選択はもちろんホンダでのレースシート獲得。
ただこのうちジェンソン・バトンには2008年までの有効の契約があるため、2007年一杯とされるルーベンス・バリチェッロのシートを狙うことになる。
しかしもしバリチェッロが残留が決まった場合には、他チーム、それもラルフ・シューマッハの後釜を狙ってトヨタ・チームへの移籍を考えているというものだ。

クリエンは2006年のイタリアGPでレッドブルのシートを失って以来、レースから遠ざかっている。(ロバート・ドーンボスと交代)

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早くもライコネンに「フェラーリ離脱」の報

今シーズン、フェラーリ・チーム移籍後いまいち輝きをみせていないキミ・ライコネン(27歳:フィンランド)について、早くも「フェラーリ離脱」との衝撃的な記事が報じられている。
Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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伝えたのは独『アウト・ビルド・モータースポルト』誌で、それによればフェラーリでのライコネンはその期待と報酬に見合う活躍をみせていないと首脳部が判断しているということで、到底巷間言われているような『ミハエル・シューマッハ2世』にはなり得ないというもの。
早ければ今シーズン限りでチームを離脱する可能性を報じている。

さらにライコネンが離脱した場合の後任候補として、現マクラーレンのアロンソ、あるいは現ウィリアムズのロズベルグなどの名前まですでに挙げられている始末だ。

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2007/06/20

トヨタ シルバーストーンテストニュース(6/19)

シルバーストーン合同テストに参加 イギリスGPへ向け準備開始
R.シューマッハーが順調に71周を走破。トップタイムをマーク

第6戦カナダGP、第7戦アメリカGPと2週連続で続いた北米での2連戦を終え、パナソニック・トヨタ・レーシングはヨーロッパへと戻った。
チームは今週イギリスのシルバーストーン・サーキットでのF1合同テストに3日間の予定で参加している。

シルバーストーン・サーキットは開催まで残り3週間を切った第9戦イギリスGPの開催地であり、今回の合同テストは、イギリス・ノーザンプトンに位置するGP開催サーキットで十分な走行をこなすチャンスである。

パナソニック・トヨタ・レーシングはラルフ・シューマッハーが初日のテストを担当。
異なるシステムの作業をこなしがらも、来月に迫ったイギリスGPへ向けてセットアップを行った。
また、何度か予選シミュレーション走行もこなし、この日の最速タイムをマークした。

チームは明日もシルバーストーン・サーキットでのテストを続行し、明日はヤルノ・トゥルーリが“TF107”をドライブする。

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スーパー・アグリはロシターがテスト(6/19)

スーパー・アグリは、本家ホンダ・チームと共にスペインのヘレス・サーキットを舞台に19日から独自テストを開始。
初日はテストドライバーであるジェームス・ロシター(23歳:イギリス)がまず『SA07』のステアリングを握った。
James Rossiter (C)Honda Racing
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テスト内容の詳細は明らかでないが、ロシターはスペインらしく天候に恵まれた中、様々なセットアップを試しながらこの日トータル76ラップを周回、ベストタイム1'20.926を記録したということだ。

なおシーズン前のここでのテストで、スーパー・アグリはアンソニー・デビッドソンが1'19.628を記録している。

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デニス氏、「ハミルトンはイギリス出るかも」

今季マクラーレン・チームの新人として、ルーキーイヤーであるにもかかわらず世界チャンピオンと互角に戦う活躍をみせるルイス・ハミルトン(22歳:イギリス)にとって、今後最大の『敵』はメディアということになりそうだ。

これは、先輩チャンピオンらが口を揃えて心配しているもので、また同選手の後ろ盾であるロン・デニス代表も全く同じ意見を口にしている。
L.Hamilton & R.Dennis (C)McLaren Group
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「今のハミルトンに対するメディアの攻勢は明らかにやり過ぎだ。
サーキットやイベントで追い掛けるだけでなく、スティーベネッジの実家にまで繰り返し取材に行くなんて、これはもう常軌を逸したものだよ。
もしもこうした絶え間ないプライバシーの侵害が解消されないのであれば、ハミルトンはどこか別なところで生活せざるを得ないだろう。
それはつまり、イギリスのメディアが彼をイギリスから追い出してしまうという実に馬鹿げたものだ」

またデニス氏はその具体的な場所としてモナコを例に挙げたが、それは良く言われるような税金対策のためではなく、グランプリやテストなどでヨーロッパ各地への交通の便が良いこと、そしてモナコの住人はF1ドライバーを追い掛けたりしないからだとしている。

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ハミルトン効果、テレビ視聴率にも貢献

現役F1チャンピオン・アロンソを22歳のルーキードライバー・ハミルトンが脅かすという今シーズンの展開は、すでにイギリスGPチケット販売などに好影響を与えているが、同じくイギリスでF1放映を行っているITVによればテレビ視聴率にも大きな貢献を果たしているということだ。
McLaren Duo (C)McLaren Group
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しかもこれはイギリスのみならず他の国のテレビでも同様の現象が起きていて、それはミハエル・シューマッハが引退してドイツやライバル・アロンソの母国スペインも例外ではないという。

こうした現象に両ドライバーを擁するマクラーレン・チームのロン・デニス代表は、「今シーズンのエキサイティングな展開は、かのミハエル・シューマッハが君臨した当時よりもさらに素晴らしい効果をF1に与えている」と、自賛している。

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ハミルトンのカート、なんと1千万円超で落札!

マクラーレン・チームの主要スポンサーであるボーダフォンは、F1カラーにペイントされた同チームの新星ルイス・ハミルトン仕様の特製カートをインターネット・オークション『eBay 』に出品していたが、19日(火)これがなんと42,100ポンド(約1,031万円)の高値で落札されたことがわかった。
L.Hamilton's Kart C)McLaren Group
落札者には、21日(木)にハミルトン本人と直接会ってカートを受け取ることができる特典付き。
なおこの収益は全額が『トミー・ベビー慈善団体』のチャリティに寄付されることになっている。

このカートは最高80マイル(約130キロ)ものスピードが出るという特製。
ハミルトンが8歳から始めたカートですでに非凡な才能を披瀝していたことは有名で、2000年にはみごとヨーロッパ・チャンピオンに輝いている。

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スペイン紙、来季ジェネのトロ・ロッソ入りを報道

スペインの有力紙『マルカ』が、マルク・ジェネ(33歳:スペイン)が来季『スクーデリア・トロ・ロッソ』入りするとの見通しを伝えて注目されている。
Marc Gene/Ferrari F430 (C)Ferrari S.p.A
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これは、カスタマーシャシーが解禁される2008年シーズン、トロ・ロッソがフェラーリ・チームのシャシーとエンジンを使用するとの前提でのもの。
ただしこれには多分にスペイン国内の期待が加味されたものとの見方も強い。

現フェラーリ・チームのテストドライバーであるジェネが最後のレース出場したのはウィリアムズ時代の2004年イギリスGPで12位というリザルトだった。
(アメリカGPでクラッシュしたラルフ・シューマッハの代役)

ちなみにトロ・ロッソの前身は旧ミナルディ・チームであり、実現すれば1999年に同チームからF1デビューを果たしたジェネにとって8年ぶり古巣への復帰ということになる。

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中嶋一貴、「赤旗中断にしちゃった」

19日(火)からスタートしたシルバーストーン合同テストに、ウィリアムズ・チームから参加した中嶋一貴はこの日最多となる124ラップを周回している。
しかしこの日、唯一赤旗中断となった最も大きな『事件』を起こしたのも中嶋一貴だった。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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コース最終ピリオド部分、ルフィールドへと向かう手前のここでは比較的低速なブルックランズで中嶋一貴の『FW29』はコースアウト。
マシンのダメージはフロントウィング部分のみということだったが、パドックにスペアがなく、スタッフが急きょファクトリーから運び込むまでテストは中断する結果となった。
それでも実に124ものラップを周回したのは驚くべきペースだ。

もう一つの『興味深い事件』は、トロ・ロッソのビタントニオ・リウッツィに起きた。
アメリカ大陸からヨーロッパへと戻るリウッツィのフライトはなんと2度に渡ってキャンセル。
リウッツィがやっとの思いでサーキットにたどり着いた時には、すでに時計の針は午後1時を廻っていたというが、早速課題のシームレスシフト・ギヤボックスの開発に取り組んだということだ。

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尻火?のラルフ最速! 中嶋一貴 最多周回こなす(6/19)


Ralf Schumacher (C)Panasonic Toyota Racing
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英国シルバーストーン・サーキットを舞台に合同テストが始められた。
参加したのはルノー、フェラーリ、マクラーレン、BMWザウバー、トヨタ、レッドブル、ウィリアムズ、トロ・ロッソ、そしてスパイカーの9チーム。
ホンダとスーパー・アグリはスペインのヘレス・サーキットで別にテストを始めているが、こちらは非公開とされる。

雨も予想されたものの、この日は一日ドライ・コンディションでテストを行うことができた。
トップタイムを記録したのは、お尻に火が点いている(?)とされるトヨタのラルフ・シューマッハ。
ただこのタイムは予選仕様でマークしたものということだ。
他にレースドライバーを起用したのはコバライネン(ルノー)、ハイドフェルド(BMWザウバー)、ウェバー(レッドブル)、リウッツィ(トロ・ロッソ)の5チームで、他はテストドライバーを起用。
ウィリアムズは中嶋一貴が起用され、途中トラブルはあったもののこの日最多となる124ラップを周回している。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap Note
1 R.シューマッハ GER Toyota 1'22.794 71 TF107
2 P.デ・ラ・ロサ ESP McLaren Mercedes 1'22.915 98 MP4-22
3 M.ウェバー AUS RedBull Renault 1'23.329 42 RB3
4 H.コバライネン FIN Renault 1'23.510 63 R27
5 L.バドエル ITA Ferrari 1'23.768 57 F2007
6 N.ハイドフェルド GER BMW Sauber 1'23.841 41 F1.07
7 V.リウッツィ ITA Toro Rosso Ferrari 1'24.125 50 STR2
8 中嶋 一貴 JPN Williams Toyota 1'24.665 124 FW29
9 A.バレス ESP Spyker Ferrari 1'25.394 36 F8-VII
10 G-V.デル・ガルデ HOL Spyker Ferrari 1'25.931 27 F8-VII

   * 2006 Test Time : 1'18.518 G.Fisichella/Renault (4/27)
   (訳注:ベストタイム及び周回数・マシン名はすべて非公式です)

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2007/06/19

エクレストン氏、「米GPの将来はIMS次第」

今回、2008年以降の開催について合意がみられないままアメリカを去ったバーニー・エクレストン氏は、「アメリカGPの将来はIMS次第」と、突き放した姿勢を英『デイリー・エキスプレス』紙に示している。

「われわれの条件はすべてトニー(ジョージIMS代表)に示したんだ。
彼らは問題点をすべて理解している筈だ。
回答するのは、彼らの番なんだよ」
Indianapolis Stand (C)Panasonic Toyota Racing
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一説には契約のタイムリミットは7月12日まで。
関係者の間では、エクレストン氏はより長期に渡る契約と契約金の増大を求めているものの、IMS(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)側はこれに応じていないとみられている。
グランプリの成功は観客の多寡だけではないとは言うものの、インディアナポリスが巨大な設備を有するだけに、今年のまばらな観客席は契約の障害にもなりそうだ。

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ラルフ(トヨタ)は、フランスGPも走るのか?

今季パフォーマンス不足が指摘されていたトヨタ・チームのラルフ・シューマッハ(31歳:ドイツ)について、「チームは北米2連戦の結果をみて決める」とも伝えられていたが、その結果はカナダGPこそ8位入賞を果たし1ポイントを獲得したものの、続くアメリカGPでは自らの責とみられるアクシデントを引き起こすなどしオープニングラップで終え、首脳陣の期待を裏切っている。
Ralf Schumacher (C)Panasonic Toyota Racing
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こうしたことから一部に、フランスGPではリザーブ・ドライバーであるフランク・モンタニー(29歳:フランス)と交代するのでは、との噂が聞かれる状況となっている。
(モンタニーにとってはホームグランプリ)

しかしこれについて、かねて同選手の後ろ盾と言われるTMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)のジョン・ハウェット社長は、「フランスGPでラルフが走るのは間違いない。
来年については、8月か9月までにこれを決定することになるだろう」と、独『プレミエレTV』で語っている。

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プロスト氏、「マクラーレン、重大なミス」

元4回のF1チャンピオンに輝くアラン・プロスト氏(52歳:フランス)が、現在のジョイント・ナンバーワンというマクラーレン・チームの方針について「重大な誤りである」として異議を唱えている。
A.Senna & A.Prost (C)Honda Racing
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これはスペインの『エル・パイス』紙で語ったもので、かつて自らもF1チームを率いたことのある同氏はこの中で、「私は同じチーム内に同じシチュエーションでの両雄を持つというのは誤ったやり方だと確信している。
そうした方法は、結局チームの中で要らぬ緊張を強いるだけでなく、騒動を引き起こしてチームにとってマイナスの効果しかないんだ。
カナダで(新人)ハミルトンが勝利した後、アロンソが緊張してしまったのは明らかなこと。
その上今回のアメリカだ。
このハミルトンの連続勝利によって、アロンソがいま快適である可能性なんかこれっぽっちもないだろう」と、指摘した。

プロスト氏自身、マクラーレン在籍時『セナ・プロ時代』と称せられたようにジョイント・ナンバーワンとして激しいバトルを演じ、鈴鹿ではなんとチームメイトどうしでクラッシュするという椿事まで引き起こした経緯を持っている。

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アロンソの進路変更、「アピールした訳じゃない」

アメリカGP決勝レース中、首位のハミルトンを激しく追走中だったチームメイトのアロンソがストレートでピット側にマシンを振った時の映像が、スペイン国内のメディアで「首脳陣にアピールしたもの」と受け止められ、伝えられた。
McLaren Duo (C)McLaren Group
拡大します
しかしこれについて当のアロンソは、「あれはずっとハミルトンの直後につけていたため、ブレーキやマシンの温度が上昇していたので、それで冷たい空気を当てようとしただけさ。
僕のレーシングスーツはハミルトンからのカーボンダストでもう真っ黒になっていたくらいだからね。
それだけのことだよ、他の意味はない」と、否定。

それでもスペインのメデイア、そしてイギリスのメディアは、二人の間の確執をことさら書き立て続けている。

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出入り禁止を喰らった『ビーバー』たち

カナダGP決勝レースでは、アンソニー・デビッドソンがビーバーらしき野生動物と衝突、マシンがダメージを負うというアクシデントに見舞われたが、これを受けて今回のアメリカGPにはチームの入り口に下のような警告版が掲出された。
『No Beavers/Groundhogs/Marmots』
(C)Super Aguri F1
これにより、残念ながらインディアナポリスではビーバーたち(ウッドチャック、マーモットも含め)はスーパー・アグリのピットには出入り禁止の処分。

この効果あってか、今回デビッドソンはアクシデントに見舞われることなく、みごとチェッカーフラッグを受けてのフィニッシュを果たしている。

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アメリカGP継続開催に地元メディアも強気

今回、アメリカGPの契約更新に向け当地を訪れたFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表は、IMS(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)側と3度に渡って会談したと伝えられる。
しかしながら結局契約合意の報はなく、来年以降の開催には疑問符がついたままとなった。
Bernie Ecclestone (C)RedBull Racing
拡大します
これについてエクレストン氏が「アメリカからF1に大きなスポンサーがある訳ではない」と突き放した見方を示すが、その一方で地元のメディアらは「横柄なF1などインディアナポリスに無用」と強気な姿勢を崩していない。

インディアナポリスの『スター』や『ポスト・トリビュート』等によれば、「エクレストンとF1がロシアやインドに行きたければ行くがいいじゃないか。
ただし、そんな所でフェラーリが売れるというのであれば、ね」と、F1界が抱える裏の部分まで見据えて対立論調を書き立てている。

フェラーリのみならず、メルセデスやホンダ、トヨタらにとっても北米は最重要な市場というのが現実だ。

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イギリスGP、「ハミルトン効果」さらに加速

今シーズン、ルイス・ハミルトン(22歳:イギリス)による新人らしからぬ活躍で人気が盛り上がるイギリスのF1人気だが、来月行われるイギリスGPのチケット販売にさらなる加速が増しているということだ。

開催地であるシルバーストーン・サーキットのリチャード・フィリップス/マネージング・ディレクターによれば、グランドスタンド席はこの月曜日に95%まで販売され、残るのはわずかな特別観覧席のみになったということだ。

同氏は「イギリス人ドライバーによるグランプリ勝利は2000年のクルサード以来ということになるが、しかしハミルトンのセンセーショナルな活躍ぶりはまるで80-90年代におけるかのナイジェル・マンセルを彷彿とさせるものだよ」と、興奮を隠せない様子。
Damon Hill/Williams FW18 (C)Williams F1
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もしも今年ハミルトンがチャンピオン獲得ということになれば、イギリス人ドライバーによるタイトル獲得は1996年のデイモン・ヒル氏(ウィリアムズ)以来ということになる。

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ホンダ、巻き返しに改良型車テストへ

今季開幕から思わぬ不振に苦しむホンダ・チームだが、本格的なヨーロッパ・ラウンドが始まる次戦フランスGPに向けて、今週本格的な改良型車のテストを行う予定だ。
Honda Test Image (C)Honda Racing
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F1各チームでは20日(水)から22日(金)までの3日間、イギリスのシルバーストーン・サーキットを舞台に合同テストを行う予定になっているが、ホンダの中本修平/シニア・テクニカル・ディレクターはこれには参加せず、冬のテストと同様スペイン国内でテストを行うとしている。

表向きは、シルバーストーンでは安定した天候が望めないから、というものだが真相は他チームにみせたくないというのが本音らしい。
なおこのテストには兄弟チームであるスーパー・アグリも同行する予定。
ホンダ&スーパー・アグリいずれのチームにとってもシルバーストーンであればより至近で便利である筈にもかかわらず、わざわざスペインまで遠征してテストというのには相当な意気込みが感じられる。

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2007/06/18

米GP前座レースの武藤英紀は「優勝」と「3位」

F1アメリカGPのサポートレースである「インディ・プロシリーズ」にスーパーアグリ・パンサー・レーシングから出場した日本の武藤英紀は、土曜日の第1レースがポールTOウィンでの優勝、また日曜日にリバースグリッドで行われた第2レースでは8位から3位と、F1関係者の前でいずれもみごとなレースぶりをみせた。
武藤 英紀 (C)IRL Media
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とりわけこの快挙を喜んでいたのはチームオーナーの鈴木亜久里代表。
ただし「サポートレースで運を使い果たしたかも知れない」と、弱気なコメントも。

一方、場合によっては将来シートを脅かされることになるかも知れない(?)同じチームの先輩・松浦孝亮は、心配そうに後輩の活躍を見守っていた(!)。

IRS第1レースの結果はこちら
IRS第2レースの結果はこちら

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ベッテル、新記録樹立も次戦起用なし

カナダGPでのロバート・クビサのアクシデントを受け、緊急代役出場を果たしたBMWザウバーのセバスチャン・ベッテル(ドイツ)はみごと8位入賞してチャンピオンシップ・ポイント1を記録。

ベッテルはまだ19歳と349日のため、これは史上最年少ポイント獲得の新記録となった。
しかしながら、チームのマリオ・タイセン代表はすでに次戦フランスGPではクビサの復帰を明言していて、いまのところベッテルが再びグランプリに出走できる目途は立っていない。
Jenson Button (C)Williams F1
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これまでの最年少ポイント獲得は当時ウィリアムズのジェンソン・バトン(現ホンダ)で、デビュー2戦目となる2000年のブラジルGPで20歳と67日で6位入賞を果たしたもの。
(当時は6位までが入賞のため、現在の8位入賞と単純に比較はできない)

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佐藤琢磨、「イエローでオーバーテイクしてない」

アメリカGP決勝レース中、イエローコーション下でオーバーテイクをしたとしてレーススチュワードから『ドライブスルー』(強制的にピットレーン通過をさせる)のペナルティを受けたスーパー・アグリの佐藤琢磨だが、本人はこれを否定しているという。
佐藤琢磨 (C)Super Aguri F1
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これは英『オートスポーツ』が伝えたもので、それによれば佐藤は「イエローフラッグが降られていた時は、自分がジェンソン・バトンにオーバーテイクされていた時で、僕自身がオーバーテイクなんかしていない」と語っているということだ。

なおチームからこれについてまだ公式なコメントはされていない。
また、佐藤はドライブスルーを喫する以前にコースアウト、レースをリタイヤしてしまったため、スチュワードは次戦フランスGPでのグリッド10番降格ペナルティを通知している。

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アメリカGP、来季の契約延長合意できず

昨年契約が満了したIMS(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)でのアメリカGPは、とりあえず1年限定で契約が延長されたと伝えられている。
Bernie Ecclestone (C)RedBull Racing
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したがって今年で再び契約が切れるため、今回のアメリカGP現地にはFOA(フォーミュラ・ワン・アドミニストレーション)の代表であるバーニー・エクレストン氏の姿がみられ、IMS側と交渉にあたっていたと推測されていた。
しかし、レースが終了した17日(日)の段階においても依然新しい契約については発表はなく、IMSのトニー・ジョージCEOとの間で結局合意ができなかったものと噂されていて、来年のアメリカGP開催については不透明な状況のようだ。

現在のようなIMSでのアメリカGPは2000年からのものだが、1950年の現代グランプリ創始期からインディアナポリスはアメリカでも特別なものとして存在していた由緒あるグランプリである。

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アメリカGP:決勝レース・タイヤ使用状況

Pitstop Scene (C)Honda Racing
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今回のアメリカGPにおけるタイヤの使用状況についてブリヂストン・モータースポーツでは次のように発表した。

チーム ドライバー Split-1 Split-2 Split-3 Split-4
マクラーレン F.アロンソ ソフト ソフト ミディアム    
マクラーレン L.ハミルトン ソフト ミディアム        
ルノー G.フィジケーラ ソフト ソフト ミディアム    
ルノー H.コバライネン ソフト ソフト ミディアム    
フェラーリ F.マッサ ソフト ソフト ミディアム    
フェラーリ K.ライコネン ミディアム ソフト ソフト    
ホンダ J.バトン ソフト ミディアム        
ホンダ R.バリチェッロ ソフト DNF        
BMWザウバー N.ハイドフェルド ソフト ミディアム ミディアム DNF
BMWザウバー S.ベッテル ソフト ソフト ミディアム    
トヨタ R.シューマッハ ソフト DNF        
トヨタ J.トゥルーリ ソフト ソフト ミディアム    
レッドブル D.クルサード ソフト DNF        
レッドブル M.ウェバー ソフト ソフト ミディアム    
ウィリアムズ N.ロズベルグ ソフト ミディアム DNF    
ウィリアムズ A.ブルツ ソフト ミディアム        
トロ・ロッソ V.リウッツィ ミディアム ソフト DNF    
トロ・ロッソ S.スピード ソフト ミディアム        
スパイカー C.アルバース ミディアム ソフト        
スパイカー A.スーティル ミディアム ソフト ソフト    
スーパー・アグリ 佐藤 琢磨 ソフト DNF        
スーパー・アグリ A.デビッドソン ミディアム ソフト ソフト    

提供:ブリヂストン・モータースポーツ

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ブリヂストン アメリカGP決勝レースニュース

Bridgestone Tyre (C)Panasonic Toyota Racing
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2007 年 F1 世界選手権 アメリカGP 決勝

灼熱のインティアナポリス・モータースピードウェイを速いペースで戦い抜いたルイス・ハミルトンが、アメリカGPで圧倒的な勝利を飾り、ブリヂストン・モータースポーツの記念すべき180回目のグランプリの優勝者となった。
スタートからの猛ダッシュで他を引き離したハミルトンは、今年最高とも言える路面温度まで上昇したコースを走り続け、トップの座を他に譲ったのはピットストップの間だけだった。

ブリヂストンのミディアムとソフトの2種類のポテンザタイヤは、気温が上昇したバンクのきつい高速サーキットでも高い性能を発揮し、様々なエキサイティングなタイヤ戦略を可能とした。
先週末のカナダGP でF1 世界選手権初優勝を達成したハミルトンは、今回、連続で2回目の優勝を手にした。
2位となったチームメイトのフェルナンド・アロンソはレースの最後までプレッシャーをかけ続けたが、ハミルトンはそれに屈することなく今回の勝利を手に入れた。

各ドライバーが異なるタイヤ戦略をとっていたため、73周のレースを通してエキサイティングなオーバーテイクの場面が見られた。
フェラーリのフィリペ・マッサを追ってフィニッシュラインを越えたのは、チームメイトのキミ・ライコネンで、それぞれ3位と4位の結果だった。
上位のドライバーでミディアム・コンパウンドでスタートしたドライバーはライコネンただ一人だったが、最終スティントではソフト・コンパウンドを装着してレースの最速ラップタイムを記録し、チームメイトにプレッシャーをかけた。
ヘイッキ・コヴァライネン(ルノー)が5位、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)が6位。
マーク・ウェバー(レッドブル)が7位で2007年シーズン初のポイントを獲得、8位でフィニッシュしたセバスチャン・ベッテル(BMW ザウバー)は、デビュー戦にしてF1 世界選手権初ポイントを手に入れた。

現在、ハミルトンが58ポイントでドライバーズ・チャンピオンシップ1位。
2位は48ポイントのアロンソ、3位は39ポイントのマッサ。
一方、コンストラクターズ・チャンピオンシップをリードするのは106ポイントのマクラーレン・メルセデス、フェラーリとBMW ザウバーがそれぞれ71ポイントと39ポイントで追う。

来週の火曜日から、ブリヂストン・ポテンザF1タイヤは活動を再開する。
シルバーストンで開催される3日間のテストでは9チームがミディアムとハードを、ヘレスでは2チームがミディアム・コンパウンドを使ってテストを行う予定だ。

次回グランプリは7月1日にマニクールで開催されるフランスGP、その翌週にはシルバーストンでイギリスGPが開催される。

キース・ファン・デ・グリント ブリヂストン・モータースポーツ オペレーション・マネージャー
「ルイス・ハミルトンは素晴らしい結果でした。
ブリヂストン・ポテンザの2種類のコンパウンドはどのような戦略にも対応できたので、タイヤがこのレース展開に影響を与えることができたことをうれしく思っています。
ポイント圏内でフィニッシュしたドライバーたちも、最終スティントを全員が同じコンパウンドで走っていたわけではありません。
1ストップ戦略で戦ったドライバーが1人いましたが、タイヤとは関係ない原因でリタイヤするまでは、彼もポイント獲得圏内のフィニッシュが可能でした。
われわれのタイヤを装着したクルマが、このサーキットで8回目の優勝を果たしたことに非常に誇りに感じています。
一般用タイヤのみならず、レース用タイヤにも安全を第一とするわれわれにとって、カレンダーの中でも最も困難と言われるインディアナポリスのターン13を制覇することは、本当に達成感のあることです。
厳しいバンクを克服するばかりではなく、タイヤの温度が100度を超えるという高い気温も乗り越えることができました。
初めてのF1 世界選手権ポイントを獲得したセバスチャン・ヴェッテルにもおめでとうと言いたいです」

提供:ブリヂストン・モータースポーツ

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S・アグリ アメリカGP決勝レースニュース

Superagurif1_logoIndianapolis Motor Speedway
17 June 2007

2007年アメリカGP 決勝

アンソニー・デビッドソン カーナンバー23 (SA07-02)
11位 走行周回数:72 最速ラップタイム:1分14秒066

佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA07-04)
リタイア 走行周回数:13 最速ラップタイム:1分16秒680

T-Car SA07-03

天気=晴天(湿度30.8% - 36.0%)
気温=最低35.2℃ 最高36.6℃
コース路面温度=最低 46.2℃ 最高 57.8℃

SUPER AGURI F1 TEAMのアンソニー・デビッドソンが猛暑のインディアナポリスのレースで素晴らしい戦いぶりを見せ、スタート順位から5つポジションを上げた11位でチェッカーフラッグを受けた。
残念ながら、琢磨のレースは13周で終了してしまったが、チームはこの全体的な結果とアメリカGPの週末を通した進歩に満足している。

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トヨタ アメリカGP決勝レースニュース

F1第7戦アメリカGP決勝 J.トゥルーリが6位ポイント獲得
R.シューマッハーはスタート直後の混乱に巻き込まれ無念のリタイア

F1第7戦アメリカGPの決勝レースがアメリカン・モータースポーツの聖地、インディアナポリス・モータースピードウェイで行われた。
午後1時、気温36度、路面温度55度、湿度34%という猛暑の中で決勝レースがスタート。
8番手グリッドからスタートを切ったヤルノ・トゥルーリは、スタートで一つ順位を上げて7位にポジションアップ。
その後、リアタイヤの摩耗に苦しめられながらも、健闘を続け、レースを通して常にポイント圏内で走行。
レース終盤には追い上げるライバル勢との激しいポジション争いが繰り広げられたが、ヤルノ・トゥルーリはこれも凌ぎ切り、今期最上位となる6位でフィニッシュ。
3ポイントを獲得した。
一方、12番手グリッドスタートのラルフ・シューマッハーはスタート直後の第1コーナーで接触を喫し、早々に戦列を去ることになってしまった。

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ホンダ アメリカGP決勝レースニュース

honda_f1_logo第7戦 アメリカGP 決勝レース

「バトン12位完走」

6月17日・日曜日(決勝レース) 天候:晴れ 気温:35~36度

第7戦アメリカGPの決勝レースで、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは12位完走。
ルーベンス・バリチェロは1周目でリタイアした。

Honda Racing F1 Team 決勝レースの展開:
決勝当日も、朝から快晴。
気温はすでに午前中に30度を超え、レース開始時点の午後1時には36度まで上がった。
路面温度も60度。今季最も暑いレーススタートとなった。

スタート直後の1コーナーで、バリチェロは、R・シューマッハ(トヨタ)、D・クルサード(レッドブル)の絡む接触事故が発生。
バリチェロはピットまで自力で戻ったものの、フロントサスペンションのダメージが大きく、そのままリタイアとなった。
バトンもこの接触が影響し、序盤は16番手を走行する。

29周目。
バトンは14番手。11番手のG・フィジケラ(ルノー)からデビッドソンまでの6台が、ほぼ数珠繋ぎとなっている。
そして37周目。12番手まで上がっていたバトンは、前を走るA・ブルツ(ウィリアムズ)と同時に43周目で唯一のピットストップを敢行。
しかし給油作業に手間取り、15番手まで後退する。

終盤60周目。56周目のN.ハイドフェルド(BMW)のストップで、バトンは順位を上げ、12番を走行。
しかし65周目には、デビッドソンに1コーナーでかわされ13番手に。
終盤のN・ロズベルグ(ウィリアムズ)のリタイアで順位を戻し、12位完走となった。

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「ダーティサイドに乗ってしまった」と、佐藤琢磨

アメリカGP決勝レース、18番手というスタートポジションながら、オープニングラップの混乱もうまく回避、さらに14位まで順位を上げる好バトルを演じていたスーパー・アグリの佐藤琢磨だが、14周目にコースアウトを喫してレースを終えた。
佐藤琢磨 (C)Super Aguri F1
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「あの時は大いにプッシュして戦っていたんだ。
ところが第3コーナーでダーティな部分に乗ってしまい、マシンは突然コントロールを失ってコースアウトしてしまった。
マシンはそのままサンドトラップにはまってしまい抜け出すことができなかった。
僕にとって今日は決してグレートなものではなかったけれど、しかしヨーロッパに戻ったら力強いスタートをしたいと願っているよ」

今季佐藤琢磨がレースをフィニッシュできなかったのは第3戦のバーレーンGPに続いて2度目。
この時はエンジントラブルによるもので、コースアウトは今回が初となった。

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佐藤琢磨に次戦グリッド降格ペナルティ

アメリカGP決勝レース中、イエローコーション下でオーバーテイクをしたとしてドライブスルー・ペナルティーを受けたスーパー・アグリの佐藤琢磨だが、しかしこれを行なう前にコースアウトしてレースはリタイヤとなった。
佐藤 琢磨 (C)Super Aguri F1
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このためFIAのスチュワードは、次戦フランスGP(7月1日決勝)において佐藤琢磨の予選グリッドを10番降格させるという重いペナルティを下した。

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ハミルトン、2戦連続のポールTOウィン

McLaren Duo (C)McLaren Group
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アメリカGP決勝レースはオープニングラップ、後方でいきなりアクシデント。
トヨタのラルフが早くもオープニングラップでマシンをストップさせた。
レッドブルのクルサードとホンダのバリチェッロらがピットイン、いずれも復帰は出来ず。
上位はハミルトン、アロンソ、マッサ、ハイドフェルド、コバライネン、ライコネン、トゥルーリ、ウェバーといった順、佐藤琢磨は15番手、事故の割を食ったデビッドソンは17番手。

14周目、14番手にアップ、さらに上位を窺っていた佐藤琢磨だが、コースアウトしてサンドトラップにはまりリタイヤを余儀なくされる。

残り17周、この時点で7位を走行していたBMWザウバーのハイドフェルドがギヤボックスかマシントラブルでスローダウン。結局コースサイドにマシンを止めリタイヤとなった。
残り4周、5位を走っていたウィリアムズのロズベルグが後部から火を噴くトラブルでストップ。
これで今回F1デビューのベッテル(BMWザウバー)がポイント圏内の8位に上がる。

結局マクラーレンのハミルトンが73周を走りきってカナダに続き2戦連続のポールTOウィン。
2位は1.5秒差でチームメイトのアロンソ。
マクラーレンはこれで今季3回目の1-2フィニッシュということに。

3-4位は終盤激しいバトルをみせたフェラーリのマッサとライコネン。
5位ルノーの新人コバライネン、6位トヨタのトゥルーリ、7位レッドブルのウェバー、8位にクビサの代役として緊急出場したBMWザウバーのベッテルでここまでが入賞。

以下、ルノーのフィジケーラ、ウィリアムズのブルツ、スーパー・アグリのデビッドソン、ホンダのバトン、トロ・ロッソの地元スピード、そしてスパイカーのスーティルとアルバース、ウィリアムズのロズベルグとトロ・ロッソのリウッツィは最後リタイヤとなったがここまでが完走扱いとなった。

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2007/06/17

ブリヂストン アメリカGP公式予選ニュース

Bridgestone Tyre (C)Panasonic Toyota Racing
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2007 年F1 世界選手権 第7戦 アメリカGP 予選

マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンがブリヂストン・ポテンザタイヤのソフト・コンパウンドの性能を最大限に生かし、F1世界選手権第7戦アメリカGPの予選でカナダGPに続くポールポジションを獲得した。

ハミルトンの隣の2番手グリッドからスタートするのは、同じくマクラーレン・メルセデスのフェルナンド・アロンソ。
インディアナポリス・モータースピードウェイで幕を開ける明日の決勝レースは、マクラーレン・メルセデスの2台がフロントローを占める結果となった。

アロンソは予選1回目と2回目のセッションをトップで通過、2回目のセッションでは、この日の最速ラップタイムを記録している。
今日は、昨日よりもさらに気温が上昇した中で走行が行われた。

グリッド2列目はフェラーリのフィリペ・マッサとキミ・ライコネンが並んだ。
5位で予選通過したのはニック・ハイドフェルド(BMW ザウバー)、6位は今シーズン最高の予選パフォーマンスを見せたヘイッキ・コヴァライネンだった。
初めてF1 世界選手権の予選に挑んだセバスチャン・ヴェッテルは、初めて走るサーキットにも関わらず7位で予選通過するという素晴らしい戦いぶりだった。
ヴェッテルの隣の8番手グリッドからスタートするのは、トヨタのヤルノ・トゥルーリだ。

キース・ファン・デ・グリント ブリヂストン・モータースポーツ オペレーション・マネージャー
「今日は、ブリヂストン・ポテンザの2種類のコンパウンドが予想通りの性能を発揮した、とても分かりやすい予選セッションとなりました。
この日の最速ラップタイムを記録したアロンソを含め、どのドライバーもソフト・コンパウンドでそれぞれの最速ラップタイムを記録しており、明らかにソフトがスピードでは勝っていました。
2種類のスペックのラップタイム差は、およそ0.4秒です。
耐熱性、摩耗率、グレイニングという点では、どちらのタイヤにも問題は見られず、どのような戦略をチームが選択したとしても十分に対応できると思います。
今シーズンは新人ドライバーたちの登場ですでに非常にエキサイティングとなっていますが、今日もまたセバスチャン・ヴェッテルという若手ドライバーがデビューを果たしました」

2007年6月17日
【参考データ(午前中フリー走行及び予選)】
合計走行周回数:768周
1台あたりの平均周回数:35周
最多走行周回数:51周(セバスチャン・ヴェッテル)
最速ラップタイム:1分11秒926(予選第2セッション、アロンソ)
コンパウンド: ミディアム/ソフト

2006年アメリカGP
チームメイトのフィリペ・マッサがスタート後の前半30周をリードし優位に立ったが、フェラーリのミハエル・シューマッハが5回目のアメリカGP での優勝を果たす。
ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)がそれぞれ3位と4位でフィニッシュしている。
わずか9台が完走を認められたレースだった。

提供:ブリヂストン・モータースポーツ

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連続PPハミルトン、「北米が好きになった」

全戦カナダGPに次ぎこのアメリカGPでもポールを獲得、自身連続となる快挙を果たしたマクラーレン・チームのルイス・ハミルトン(22歳:イギリス)は、「北米が好きになった」と、若者らしいコメントを語っている。
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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「カナダ、そしてアメリカとわずか1週間でまたポールポジションだなんて、素晴らしいことだよね。
正直、僕はこれですっかり北米が好きになってしまったよ。
このインディアナポリスのコースもまったく初めてのコースだったので、1周1周、一つずつコーナーを覚えていったんだ。
ファンの声援はとても熱心だし、僕にとって大きな支えになったね。
最後のアタックを終えてチームから(無線で)『ポールだよ』と言われた時には、ヘルメットの中でもう金切り声を上げてしまったよ!!」

この驚くべき新人は、ここまでの7戦すべてでフロントロウ入り。
しかも素晴らしいのは、ポールポジションを獲得したこの2戦はいずれも初体験のコースでのものということだ。

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トヨタ アメリカGP公式予選ニュース

アメリカGP予選 J.トゥルーリが8番手グリッド確保
R.シューマッハーは僅差で12番手。確かな手応えを得て決勝での上位進出を目指す

F1第7戦アメリカGPの公式練習第3回目と予選がインディアナポリス・モータースピードウェイで行われた。

朝から好天に恵まれ、公式練習第3回目は、午前10時に気温29度、路面温度40度、湿度35%のコンディションで開始された。
序盤から積極的に走行を重ねたパナソニック・トヨタ・レーシングは、ヤルノ・トゥルーリ11番手、ラルフ・シューマッハーが12番手タイムを刻み、午後の予選に臨むこととなった。

2時間のインターバルの後、午後1時から、気温34度、路面温度57度という相変わらずの暑さの中で“ノックアウト方式”で予選が開始された。
予選第1セッションは、ラルフ・シューマッハーが7番手、ヤルノ・トゥルーリは12番手で、2台共に予選第2セッションに進出。
しかし、続く予選第2セッションでは、終盤、僅差での激しいタイム争いが繰り広げられ、ヤルノ・トゥルーリは10番手で第3セッション進出を決めたが、フロントウィングを僅かに再調整したラルフ・シューマッハーは、惜しくも12番手となり、最終第3セッション進出はならなかった。
最終第3セッションでもヤルノ・トゥルーリは力走を見せ、4列目8番手グリッドを獲得。
ポイント獲得へと明日の決勝レースに挑む。

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S・アグリ アメリカGP公式予選ニュース

Superagurif1_logoIndianapolis Motor Speedway
2007/06/16

2007年アメリカGP フリー走行/予選
佐藤琢磨 カーナンバー22(SA07-04)
フリー走行3回目 17位 最速ラップタイム 1分13秒476
予選順位 18番手 ラップタイム 1分13秒477

アンソニー・デビッドソン カーナンバー23(SA07-03)
フリー走行3回目 13位 最速ラップタイム 1分13秒069
予選順位 16番手 ラップタイム 1分13秒259

T-Car SA07-02

天気=晴天 (湿度28.4-36.6% )
気温=最低29.9℃  最高35.2℃
コース路面温度=最低40.7℃ 最高 59.6℃

インディアナポリスの“ブリックヤード”で行われた今日の予選セッションは、エキサイティングで僅差の戦いとなった。
3回目のフリー走行で壁に接触したアンソニーがTカーに乗り換える作業を行わなければならなかったため、SUPER AGURI F1 TEAMのガレージは難しい対応を迫られた。
激しい予選争いの中、琢磨はわずかなミスが命取りとなり、アンソニーと共に予選第2セッションへ進むことができなかった。
SAF1チームのドライバーは、明日のアメリカGP決勝レースを16番手と18番手グリッドからスタートする。

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ホンダ アメリカGP公式予選ニュース

honda_f1_logo第7戦 アメリカGP 2日目・予選

「アメリカGP予選、バトン13番手、バリチェロは15番手」

6月16日・土曜日(2日目・予選) 天候:晴れ 気温:29~35度

第7戦アメリカGPの2日目・予選で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは13番手、ルーベンス・バリチェロは15番手だった。

Honda Racing F1 Team 2日目の展開:
予選当日のインディアナポリスは、朝から雲ひとつない快晴となった。
午前10時のフリー走行開始時点で、気温はすでに30度に達している。
このセッション、Honda勢はレースに向けたセッティングに専念し、バトン15番手、バリチェロ18番手だった。

午後の予選では気温はどんどん上がり、開始時刻の午後1時には35度、路面温度は57度を表示している。
第1セッションでは、2回目のアタックで、バリチェロ13番手、バトン14番手のタイムを記録し、第2セッションへ進む。

第2セッションの1回目のアタックでは、上位陣が次々に1分12秒台に入っていく。
しかしHonda勢は1分13秒を切ることができずが、バリチェロ13番手、バトン14番手にとどまる。
終盤、2回目のアタックに望みをかけ、バトンは1分13秒を切る1分12秒998のタイムを出すが、トップ10に入るにはコンマ17秒及ばず、13番手。
さらにバトンよりコンマ2秒遅かったバリチェロは、タイムを更新できず15番手に終わった。

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米GPポールポジションは連続ハミルトンの手に

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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アメリカGPポールポジションは結局マクラーレンのルイス・ハミルトンが獲得。
ここまで全セッションでトップだった王者アロンソもこの驚異の新人の勢いには及ばなかった。
ハミルトンはこれで北米2連戦連続のポールポジション(通算2回目)。
衆知のように前戦はみごとなポールTOウィンを飾っている。

ハミルトンのタイムは1'12.331。
2番手も同じマクラーレンのアロンソで0.169秒差。
マクラーレンの予選1-2はモナコGP以来これで3戦連続の快挙となる。

3-4番手にはフェラーリのマッサとライコネンがつけ、このところBMWザウバー勢の勢いに押された感のある跳ね馬チームだったが、やっと面目を果たした感じ。
なおこのアメリカGPは伝統的にフェラーリが強い所でもある。
(2000年からの7年間でフェラーリが6勝)

5番手にBMWザウバーのハイドフェルド、6番手ルノーの新人コバライネン、7番手BMWザウバーの新人ベッテル、8番手トヨタのトゥルーリ、9番手レッドブルのウェバー、そして10番手ルノーのフィジケーラという結果となった。

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『Q2』ここでもアロンソが最速

10台が生き残る予選『Q2』。
ここでもまた最速はマクラーレンのアロンソだった。
ここまで3回のフリー走行を含め、全セッションでトップタイムをマークする勢いだ。
僚友ハミルトンが先にタイムシートのトップに名前を刻んだものの、その直後にただ一人1分11秒台に入れる1'11.936のタイムで首位に。そのまま譲らずセッションを終えている。

2番手ハミルトン、今回はフェラーリ勢がタイムを上げ、3-4番手にライコネンとマッサ。
5番手BMWザウバーのハイドフェルド、6-7番手にルノーのコバライネンとフィジケーラ。
8番手にBMWザウバーのベッテル、9番手レッドブルとウェバー、そして10番手にトヨタのトゥルーリでここまでがQ3進出。
トップからのタイム差は10台すべてが1秒以内に収まっている。

ここで脱落したのはレッドブルのクルサード、トヨタのラルフ、ホンダのバトン、ウィリアムズのロズベルグ、ホンダのバリチェッロ、そしてスーパー・アグリのデビッドソンの6台。

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予選『Q1』アロンソ首位 デビッドソン突破

アメリカGP公式予選『Q1』、ここでもマクラーレンのアロンソがトップ。
2番手にはBMWザウバーのハイドフェルド、3番手マクラーレンのハミルトン、そして4番手に緊急参戦BMWザウバーのベッテル。
フェラーリ勢はマッサ、ライコネンの順で5-6番手。
これにトヨタのラルフ、ルノーのコバライネンが続く。
熱心に走行を続けたレッドブルのクルサードはコースアウトする場面もみられたが15番手で通過。

トヨタのもう一人トゥルーリは12番手、ホンダはバリチェッロ13番手バトン14番手、スーパー・アグリはデビッドソンが10番手で通過したものの佐藤琢磨は最後タイムが伸びずに18番手で涙を飲んだ。
16位通過のウェバーとのタイム差はわずかに100分の5秒という僅差だった。
なおデビッドソンのマシンフロント部からはエアロと思われる小さなパーツの脱落シーンが放映されていた。

Q1で脱落したのは前戦表彰台に上がったウィリアムズのブルツ、佐藤琢磨、トロ・ロッソのリウッツィと地元で熱い声援を受けたスピード、そしてスパイカーF1のスーティルとアルバースの6台となった。

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フリー走行3回目もアロンソがトップタイム

快晴の空のもと行われたアメリカGPのフリー走行は、3回目もマクラーレンのアロンソがトップタイムを記録して終えた。

2番手にはBMWザウバーからクビサの代役として緊急参戦したテストドライバーのベッテル、まだ19歳の若者だ。
アロンソの僚友ハミルトンはここでは3番手となった。
以下、ルノーの新人コバライネン、BMWザウバーのハイドフェルド、フェラーリのライコネンとマッサ、ルノーのフィジケーラ、レッドブルのクルサード、ウィリアムズのロズベルグでここまでがトツプ10。
スーパー・アグリはデビッドソンが13番手、佐藤琢磨は17番手だった。

タイムは各車接近しており、首位のアロンソから13番手のデビッドソンまでが1秒以内にひしめくという混戦で、このアトキンソン午後から行われる公式予選に注目が集まる。

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2007/06/16

武藤 英紀、アメリカGP前座でPP獲得!

F1アメリカGPのサポートレースとして行われている「インディ・プロシリーズ」の「2007リバティ・チャレンジ」公式予選で、日本の武藤英紀がみごとポールポジションを獲得した。
武藤 英紀 (C)IRL Media
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武藤はスーパー・アグリ・F1と同じく鈴木亜久里氏が率いるスーパーアグリ・パンサー・レーシングからの参戦で、F1チームに先駈けてポールポジションの栄誉を担うこととなった。

インディ・プロシリーズの予選結果はこちら

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ウィリアムズの中嶋一貴、「バンクはエキサイティング」

ウィリアムズ・チームのテストドライバーとして、今回初めて著名なIMS(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)のコースを走った中嶋一貴(22歳)は、「チャレンジングなコース」と、その感想を語っている。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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「僕が担当した午前のセッションでは、まずマシンのバランスを取ることと、それからさまざまなセットアップのオブションを試してみた。
予定したプログラムはすべてうまくいったので今日の仕事にはとても満足しているよ。
インディアナポリスのコースというのはもちろん初めてだったけど、一部にせよバンクを走るというのはとてもエキサイティングなものだったね。
もっとも、走ってしまえばこれにもすぐに慣れてしまうけど。
ツィスティなインフィールドと組み合わされることによって、ここはずいぶんとチャレンジングなコースになっている感じたよ」

中嶋は午前のセッションで12番手タイム。
順調だったこの『FW29』はしかし、午後担当したブルツが走行中、ギヤボックスからオイルが漏れるというトラブルに見舞われてしまった。

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トヨタ アメリカGPフリー走行ニュース

第7戦アメリカGP公式練習開始 着実にセットアップを進める
R.シューマッハーとJ.トゥルーリがトラブル無くレースを見据えてデータ収集

F1第7戦アメリカGPの公式練習の第1回目と第2回目が米国インディアナ州・インディアナポリスのインディアナポリス・モータースピードウェイで行われた。
アメリカン・モータースポーツの聖地であるインディアナポリス・モータースピードウェイでオーバルコースの一部とインフィールドに設定された独特のコースを攻略すべく、パナソニック・トヨタ・レーシングの2台は合計3時間のセッションを通して様々なセットアップを試し、トラブルのない一日を過ごした。

午前10時からの公式練習第1回目は気温24度、路面温度35度、湿度58%のコンディションで開始され、2台共に序盤から積極的に周回を重ね、ヤルノ・トゥルーリが32周で11番手、ラルフ・シューマッハーが27周で13番手タイムを刻んだ。

午後2時から行われた公式練習第2回目開始時には、気温は32度、路面温度は56度まで上昇、猛暑の中でのセッションとなった。
ブリヂストンのソフトタイヤを試し、ロングランテストを行うなど、1周のラップタイムは追い求めず、より決勝レースへのセッティングとデータ収集へ照準を合わせた作業を行い、ヤルノ・トゥルーリが17番手、ラルフ・シューマッハーが20番手であった。

公式練習初日で、多くの有意義なデータを収集したチームは、得られたデータを分析し、明日の予選と日曜日の決勝レースへと臨む。

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「ジョギング2周でコース覚えた」と、ベッテル

レースドライバーであるクビサのアクシデントにより、急きょアメリカGP出場が決まったBMWザウバーのセバスチャン・ベッテル(19歳:ドイツ)は、初体験となるIMS(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)のコースを「ジョギングで覚えた」と、語っている。
Sebastian Vettel (C)BMW Sauber F1
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「もちろんドライバーだから、こうしてレースに出られることになったのはうれしいよ。
でもその原因が、チームメイトの事故によるもの、というのは誰だって望まないこと。
とにかくまったく経験のないコースだから、とりあえず木曜日にジョギングで2周廻ったんだ。
あとはもう実際にフリー走行で走って覚えるしかないね。
日曜日にはおそらくこれまで経験したことのない感慨があるんだろうけど、でも今はまだ想像すらつかないよ」

そのベッテル、金曜日のフリー走行1回目のセッションでは、いきなり4番手タイムを記録して関係者の度肝を抜いた。
まだ19歳、紅顔の美少年が世界を驚かす場面があるかも知れない。

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S・アグリ アメリカGPフリー走行ニュース

Superagurif1_logoIndianapolis Motor Speedway 2007/06/15

2007年アメリカGP フリー走行
佐藤琢磨 カーナンバー22(SA07-04)
フリー走行1回目 17位 最速ラップタイム:1分14秒037
フリー走行2回目 19位 最速ラップタイム:1分13秒753

アンソニー・デビッドソン カーナンバー23(SA07-03)
フリー走行1回目 20位 最速ラップタイム:1分14秒632
フリー走行2回目 14位 最速ラップタイム:1分13秒364

T-Car SA07-02

天気=晴れ(湿度23.3% - 56.6% humidity)
気温=最低24.5℃ 最高38.8℃
コース路面温度=最低33.6℃ 最高57.4℃

SUPER AGURI F1 TEAMの佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンは、インディアナポリス・モータースピードウェイで行われた今日のフリー走行で予定していたテストプログラムを完了した。
午前中のセッションではアンソニーがエンジンとギヤボックスを交換しているが、両ドライバーとも、今日のチームのパフォーマンスや、“ブリックヤード”の愛称で親しまれるこのサーキットの最終的なコースコンディションに満足している。

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ホンダ アメリカGPフリー走行ニュース

honda_f1_logo第7戦 アメリカGP 初日フリー走行

「バリチェロ、バトンが、初日トップ10内に」

6月15日・金曜日(初日フリー走行) 天候:晴れ 気温:24~29度(午前)

第7戦アメリカGPの初日フリー走行で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロが午後9番手、ジェンソン・バトンも10番手につけた。

Honda Racing F1 Team 初日の展開:
今週末は酷暑に見舞われるという予報だが、初日午前中は雲が多いこともあって、涼しいコンディションに終始した。
トップチームを含め多くのマシンが、序盤から積極的に周回を重ねていく。
1回目のセッションは、バトン9番手。バリチェロは18番手だった。

午後になると気温は32度と、ほぼ4月のバーレーン並みに上がった。
二人は2種類のタイヤのロングランでの比較に専念。
しばらく後方のポジションにいたが、終盤は、バリチェロが9番手にジャンプアップし、バトンも10番手につけた。

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オーストリア紙、レッドブル・デュオの来季残留報道

オーストリア『ザルツブルガー・ナハリヒテン』紙が、レッドブル・レーシングのレーシング・アドバイザーであるヘルムート・マルコ氏の言葉として、同チームのデビッド・クルサード&マーク・ウェバーの二人が来季も残留するとの見通しを報じた。
M.Webber & D.Coulthard (C)Redbull Racing
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それによれば、二人のレッドブル・レーシングとの2008年契約がまもなく締結されるということで、これにより現トヨタのラルフ・シューマッハの移籍がなくなったとも伝えている。

しかしこれについてラルフのパーソナル・マネージャーであるハンス・マール氏は、「ラルフはトヨタとの契約交渉が最優先事項となっていて、レッドブルと交渉した事実は元々ない」と噂自体を否定している。

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アロンソ再び最速! ホンダ勢が復活か

気温、路面温度共にやや上昇したアメリカGPフリー走行2回目は、ソフトタイヤを装着したフェラーリのマッサがリードする展開で進められた。
しかしやがてマクラーレン勢がこれを上回り、最終的にはアロンソ&ハミルトンのマクラーレンが1-2、マッサ&ライコネンのフェラーリが3-4番手と、いつもの2強体制が再現されることとなった。

このセッションではホンダ勢が順調にタイムを削り、ひさびさ2台共がトップ10に入るという快挙(!)をみせた。
ウェバーのレッドブルはメカニカルトラブルでストップ。
フリー走行2回目で4番手といきなりのスピードをみせたBMWザウバーのベッテルは今回11番手に。
トヨタはトゥルーリ17番手、ラルフ20番手と苦戦。
スーパー・アグリはデビッドソンが14番手も、佐藤琢磨のほうは19番手だった。

フリー走行2回目の結果はこちら

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フリー走行1回目はアロンソが最速タイム

アメリカGPフリー走行1回目は、雲はあるものの晴れ、路面はドライ・コンディションで始められた。

既報の通りりBMWザウバーはクビサに代わってテストドライバーのセバスチャン・ベッテルを起用。
またウィリアムズはこのセッション、前戦3位表彰台のブルツに代えてテストドライバーの中嶋一貴を起用している。

セッション中盤まではマクラーレンのハミルトンが1'12.910を記録してトップに位置したが、終盤になって同じマクラーレンのアロンソが1'12.344で逆転、最終的にはただ一人1分11秒台に入れる1'11.925を記録して終えた。

2番手にはBMWザウバーのハイドフェルド、3番手ハミルトン、そして4番手には今回がF1デビューとなるベッテルがつけ、マクラーレン&フェラーリの2強ならぬBMWザウバーとの2強という図式が描かれた。

フェラーリはライコネン5番手、マッサ7番手、ホンダはバトン9番手、バリチェッロ18番手、トヨタはトゥルーリ11番手、ラルフ13番手。
中嶋一貴は12番手、またスーパー・アグリの佐藤琢磨は17番手、デビッドソンは20番手となっている。

フリー走行1回目の結果はこちら

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2007/06/15

ベッテル、クビサに代わりレース出場へ

アメリカGP出場を強く希望したBMWザウバーのロバート・クビサだったが、木曜日に行われたFIAのメディカルチェックで、結局出場は認めらず、代役には同チームの第3ドライバー&テストドライバーであるセバスチャン・ベッテルが起用されることになった。

クビサはすでに身体はまったく問題がないことを訴えたが、FIAはクラッシュ後一時脳しんとうに見舞われたことを重視、出場許可を与えなかった。
「FIAの決定は残念。
悔しいけれど、サーキットを走る代わりに飛行機で空を飛ぶよ」と、帰国の意向をみせたクビサだが、次戦フランスGP(7月1日決勝)時にもう一度FIAの検査を受ける必要がある。
Sebastian Vettel (C)BMW Sauber F1
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ベッテルはまだ19歳のドイツ人。
2004年のフォーミュラBMW-ADACシリーズ・チャンピオンで、2005年BMW・ウィリアムズで、また2006年にはBMWザウバーでF1テストに参加した経験を持ち、今季はBMWザウバーの第3ドライバー&テストドライバーを務めている。
実際にはレッドブル傘下のドライバーで、現在はBMWザウバーにレンタルされている形。
次戦フランスGPにはスコット・スピードに代わりトロ・ロッソからF1デビューという噂も伝えられていた。

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FIA、インディアナポリスで夜間走行チェック

英『オートスポーツ』がツタ他ところによれば、FIAは14日の晩、今週アメリカGPが行われるIMS(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)で夜間走行のチェックを行ったということだ。
Mercedes CLK63 AMG F1 Safetycar (C)Mercedes Motorsport
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それによれば、インフィールドのコースにも照明が当てられ、F1レースでセーフティカーをドライブするベルント・メイランダー(36歳:ドイツ)がこのクルマで約30分にわたって走行、内部からはドライバーとしての視野、また外部からはテレビ放映に支障等がないかを確認したとされる。

FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏は、2008年からスタートするシンガポールGPでF1史上初のナイトレースを計画しているとされ、このために今回設備の整ったインディアナポリスで試験のため走行が行われたとみられる。

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スーパー・アグリ、ピット作業練習に励む

ピットストップでのタイヤ交換や燃料給油などの作業はレース結果を左右させるほど重要なものだが、とりわけ今年のレギュレーションではタイヤの使い方が重要なポイントになっている。
Pitstop Practice (C)Super Aguri F1
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また、アメリカGPでは去年のレースでも大きなアクシデントが起きていて、緊急事態でのピット作業も大切なポイントだ。

前戦カナダGPでチーム史上最高の成績を残し意気揚々としてアメリカGPの舞台・インディアナポリスに乗り込んだ『スーパー・アグリ・F1』チームのスタッフは、さっそくこうしたピットストップの練習を繰り返している。

チーム力が上昇するにつれ、こうした作業のわずかなタイム差がより大切なものになってくることをすでにスーパー・アグリのピットクルーたちは全員が心に刻み込んでいるようだ。

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クビサ、元気にトゥルーリと再会

カナダGPで大クラッシュに見舞われ入院を余儀なくされたBMWザウバーのロバート・クビサ(22歳:ポーランド)が、元気にアメリカGPの木曜会見に臨んだ。
USA GP Scene (C)BMW Sauber F1
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ここでは事故の「当事者」でもあったヤルノ・トゥルーリと再会、お互いに笑顔で握手を交わし、わだかまりのないところを示した。
また会見では司会者に「事故の画像を見たか?」と聞かれ、「見たよ。思わず自分がまだ生きているのを確かめた」と語り、周囲を笑いに巻き込んだ。

足首にわずかに痛みが残るというものの「アメリカGP出場にまったく問題はない」と語るクビサだが、最終的にはFIAのメディカルチェックを受けた上で出場の可否が決定される見込みだ。

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アメリカGPの開催は今季限り?

今週は続いてアメリカGPとなるが、IMS(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)の契約は昨年とりあえず1年延長されただけ。
来季以降の見通しは依然不透明なままだ。
2006 USA GP Crash Scene (C)Redbull Racing
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そんな中、F1開催を司るFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏が「別にアメリカにグランプリがなくても構わない」との注目すべき発言を英『デイリー・メール』紙に語っている。

「世界にはまだ多くの地域に大きなマーケットがある。
例えば今後インドなんかでも開催されるようになる。
われわれは別にアメリカにグランプリがなくても構わないのだ。
実際問題、アメリカにはただ一人のドライバー(スコット・スピード)がいるだけで、多くのスポンサーがある訳でもない。
もちろんトニー(ジョージ:IMS代表)といい話し合いができればいいが、そうでなければ他の所と話を進めるだけ。
同じアメリカの中だって、別にいくつもの申し出を受けているのだからね」

エクレストン氏と同じく個性の強いトニー・ジョージ代表とは、これまでもしばしばその対立した関係がささやかれてきた。
現在契約更新交渉にある両者、今回突然インド・オリンピック委員会にF1開催の話が持ち込まれた裏には、こうした背景も関係しているようだ。

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スパイカー、両ドライバーに『最後通牒』

大混乱のレース展開で、むしろ下位チームにはチャンスがあった筈のカナダGPだったが、スパイカーF1はアルバース、スーティルいずれもクラッシュ・リタイヤという結果に終わった。
Spyker『F8-VII』(C)Spyker F1
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これについて同チームのコリン・コルズ代表は、レース後マイク・ガスコイン/チーフ・テクニカル・オフィサーと共に2人のドライバーに『最後通牒』を突きつけたことを明らかにした。

「明らかに、われわれのドライバーはミスを集結させなければならないよ。
今回のカナダのようなレースでこそ、生き残ってポイントを稼ぐチャンスだったのだから。
ここで簡単にクラッシュするようでは、今後われわれのチームのドライバーとして残留できないと、きつく彼らには言い渡したよ」

チーム設立以来、スパイカーF1はまだ1点もポイント獲得を果たしていない。

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デニス代表、「ハミルトンはメディア対応をミス」

モナコGP、さらにカナダGPと連勝したにもかかわらず、チーム内の『揉めごと』のほうに注目が集まってしまっているマクラーレン・チームでは、ロン・デニス代表がハミルトンの発言に対し次のようにたしなめている。
L.Hamilton & R.Dennis (C)McLaren Group
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「われわれの二人のドライバーは、明らかに高い水準の洗練されたものと自負している。
しかし(新人)のハミルトンについて言えば、このどう猛なメディアに対して対応を誤ってしまったと思うよ」

モナコGP後にチームオーダー疑惑が問題化した時、ハミルトンは「自分のカーナンバーは2だから」と語ったことで、暗にチームがアロンソを優先させていることを示唆、デニス代表はこの発言が周囲の疑惑の火にさらに油を注いだと考えているようだ。

しかしながらカナダGP後には、今度はアロンソのほうが「ウチはイギリスのチームでハミルトンはイギリス人ドライバー。自分はスペイン人……」との意味ありげな発言で、事態は一転逆の方向に向かってしまっているようだ。

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アロンソの不満にハミルトンも『苦境』認める

期待の新人ルイス・ハミルトンのF1初優勝で湧く一方で、マクラーレン・チームは両ドライバー間の緊張により難しい局面を迎えているようだ。

モナコGPではアロンソを優先させたと非難されたチームにもかかわらず、今回のカナダGPではそのアロンソが「ハミルトンを優先させている」と不満を口にして注目を集めている。
McLaren Duo (C)McLaren Group
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これを受け、ハミルトンは「僕らはマシンから降りればとても仲の良い友人であるけれど、コースの上では最大のライバルなんだ。
そして僕が精一杯うまくやろうと努力したのと同様に、彼もまた同じく努力をしていることは間違いないこと。
ただアロンソについて言えば、彼はこれまで2回タイトルを獲得しているけれど、(チーム内に)自分を脅かす存在がなかったのではないか。
だから今年の状況は二人にとってとても難しいものなんだよ。
とはいえ僕はチームが、あるいはデニスがどちらかのドライバーを贔屓にしているとは全然考えていない。
アロンソは『自分はスペイン人でハミルトンはイギリス人だから……』なんてことを言っているようだけど、そんな見方には僕はまったく同意できないよ」と、語っている。

目下F1で最強の二人を抱えるマクラーレン・チームだが、ドライバーはまだ25歳と22歳といずれも際だつ若さなのでもある。

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ブリヂストン、10戦-12戦のタイヤスペック発表

Tyre Image (C)Redbull Racing
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ブリヂストンは、第10戦ヨーロッパGPから第12戦トルコGPまで3戦のタイヤスペックを発表した。

ヨーロッパGPではソフトとミディアム、ハンガリーGPではスーパーソフトとソフト、またトルコGPではミディアムとハードと、それぞれ異なった組み合わせとなっている。
(毎レース、2種類のうち柔らかいほうのタイヤのトレッド面に白いラインが表示される)

Rd. グランプリ Sソフト ソフト ミディアム ハード
第1戦 オーストラリアGP    
第2戦 マレーシアGP    
第3戦 バーレーンGP    
第4戦 スペインGP    
第5戦 モナコGP    
第6戦 カナダGP    
第7戦 アメリカGP    
第8戦 フランスGP    
第9戦 イギリスGP    
第10戦 ヨーロッパGP    
第11戦 ハンガリーGP    
第12戦 トルコGP    

提供:ブリヂストン・モータースポーツ

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インド五輪委員会、「2009年F1開催要請された」

『IOA』(インドオリンピック委員会)のスレシュ・カルマディ会長は、「バーニー・エクレストンからF1インドGPの主催者となるよう要請があった」ことを記者会見で明らかにした。

それによれば期日は2009年、場所は首都のニューデリーで、新たにサーキットを建設する計画という。
Narain Karthikeyan (C)Williams F1
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インドではナレイン・カーティケヤンの活躍もあって各地でF1グランプリ開催の機運が盛り上がり、これまでハイデラバードやムンバイなどが候補地として挙げられたが、いずれも進捗がみられないままに終わっている。
またこれまでは同国モータースポーツの元締めである『FMSCI』(インドモータースポーツ・クラブ連盟)が主催者として動いていたことから、今回のIOAへの指名には驚きの声も聞かれている。

IOAは別途2010年には英連邦諸国によるコモンウェルス大会、また(東京と重なる)2016年こそ断念したものの、次の2020年のインド・オリンピック開催を目指すなどビッグイベント開催計画で超多忙を極めており、そうした面からの不安を指摘する向きもあるようだ。

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2007/06/14

FIA査察官、来季カナダGPのウォール等改善へ

ロバート・クビサの壮絶なアクシデントを受け、FIAの査察官でレースディレクターも務めるチャーリー・ホワイティング氏は、来年のイベントではウォール等の改善を図る必要があるとの見解を明らかにした。
D.Coulthard & C.Whiting (C)RedBull Racing
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「あれだけの事故に遭ったにもかかわらずクビサの身体が無事だったことには正直胸をなで下ろしている。
その裏にはわれわれが長年に渡って改善を行ってきた安全面の向上があることは間違いないが、しかしまだ改善すべき所は多い」と、同ディレクターはさしあたり来年のイベントでは仮設ウォール設置角度の改良、またヘアピンを挟んで並行した2つのストレートを完全に遮るため、ガードレール上のフェンスをさらに高くする等の対策を示した。

今回のアクシデントでは、ちょうど反対側を走行中だったレッドブルのウェバーが、「間違いなくこっちにマシンが飛んでくると思った」と、その時の恐怖を語っていた。

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ブリヂストン アメリカGP事前ニュース

Bridgestone Tyre (C)Panasonic Toyota Racing
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2007 年 F1 世界選手権 アメリカGP の展望

ブリヂストンは今週、F1世界選手権第7戦アメリカGPの舞台となる、世界的に有名なインディアナポリス・モータースピードウェイに向かいます。

ブリヂストン・レーシング・ポテンザは、これまでインディアナポリスで開催されたF1GP では負け知らずですが、シーズンを通して最大の難問の一つである、バンクに対応しな
ければなりません。
全長4.19kmのインディアナポリス・サーキットでは、出場全11チームがミディアムとソフトの両コンパウンドを使用する予定です。
オーバルコースのバンクとインフィールド・セクションを組み合わせたサーキットは、チームにとってセットアップの妥協策が必要になり、またバンクや低高速コーナーが混在することにより、ブリヂストン・レーシング・ポテンザは非常に厳しい環境で使用されます。

ブリヂストンは、ファイアストン・ブランドでインディアナポリス500の公式タイヤサプライヤーを務めてきました。
今年のインディアナポリス500は先月行われました。

アメリカGP終了後、F1は7月1日にフランスGPが開催されるマニクール・サーキットにその舞台を移します。

キース・ファン・デ・グリント ブリヂストン・モータースポーツ オペレーションマネージャーとのQ&A:

インディアナポリス・サーキットの課題は何ですか?

「インディでは妥協策が必要になるということです。
まず大きなダウンフォース、高いグリップ力、そして柔らかいタイヤが必要なインフィールドがあり、そしてトップスピードを高めるためにチームがマシンの空気抵抗を抑えようとするメインストレートとバンクがあります。
これまで使用されたセットアップでは、マシンはインフィールドでダウンフォースが若干不足し、それをタイヤのグリップ力で補おうとします。
つまり柔らかいコンパウンドが必要になるということです。
非常に高速で、グリップ力が必要なコースなので、われわれはミディアム・コンパウンドとソフト・コンパウンドを使用する予定です。
チームが、ブリヂストンの助言に従って適正なタイヤ圧を維持することも大切な条件です。
これは安全面と性能面の両方の観点から重要です。
特に、水平状態のときよりもマシンに約2倍の力がかかるバンクではなおさらです。
インディアナポリスは単純なサーキットではないので、求められる条件がやや矛盾しています。
このことが大きな課題になっています」

提供:ブリヂストン・モータースポーツ

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ホンダ アメリカGP事前ニュース

honda_f1_logoアメリカGPプレビュー

ドラマチックで波乱の展開となったカナダGPを終え、Honda Racing F1 Teamはインディアナポリス・モータースピードウェイで開催される次戦アメリカGPを戦うべく、アメリカへと向かった。

中本修平シニア・テクニカル・ディレクター:
前戦カナダは満足のいくレースができなかったので、次のインディアナポリスに期待したいです。
インディアナポリスは、高速区間と曲がりくねった低速区間が混ぜ合わさり、また違ったセットアップが要求されるコースです。
そしてここは、カナダより抜きどころが多いです。さらにいい結果をつかみ取るために、できる限りプッシュしたいと思います。

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ワトキンス博士、「クビサ、米GP欠場すべき」

カナダGPでの大アクシデントにもかかわらず、奇跡的に救出されたBMWザウバーのロバート・クビサ(22歳:ポーランド)は、病院から解放される際に自らBMW-Xを運転、今週行われるアメリカGPにも出場の意志をみせているとされる。
Robert Kubica (C)BMW Sauber F1
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しかしこれについて元F1ドクターで、現在FIAで安全研究所の所長を務めるシド・ワトキンス博士は、「大きな外傷がないとしても、一時的にせよ脳しんとうを負ったというのは警戒すべきことだ。
私に判断が委ねられるのであれば、もちろんクビサは欠場して安静にしているべきだね」と、独『ビルド』紙に語っている。

このクビサの出場問題についてBMWザウバー・チームのマリオ・タイセン代表は「現段階では一応クビサの出場を考えているが、最終的には当然F1ドクターの指示を最優先されるつもりだ」と説明。
また欠場に備え、すでにチームはセバスチャン・ベッテルとティモ・グロック、二人のテストドライバーを当地に待機させていることが確認されている。

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独走マクラーレン、さらにバージョンアップへ

コンストラクターズ・チャンピオンシップで2位のフェラーリに対して28ポイントもの大差をつけて首位を独走するマクラーレン・チームだが、同チームのマーティン・ウィットマーシュ/マネージング・ディレクターはさらに『MP4-22』に対しバージョンアップをするとイギリスの大衆紙『サン』に語っている。
McLaren MP4-22 (C)McLaren Group
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「もちろんわれわれのマシンは常に小さな改良を繰り返しているが、ヨーロッパに戻るフランスGP(7月1日)には、さらに大きなバージョンアップを『MP4-22』に施す予定になっている。
この世界、ライバルたちも常に進化しているんだ。
チャンピオンシップでリードしているからといって、そこで立ち止まったならたちまち置いて行かれてしまうからね」

もしマクラーレンがこのまま今年のコンストラクターズ・タイトル獲得となれば、1998年以来9年ぶりの栄冠ということになる。
(当時のドライバーはミカ・ハッキネンとデビッド・クルサード)

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デニス代表、「プロドライブ期限は7月が限度」

2008年シーズンからの新規F1参戦が決まったものの、いまだにその具体的なチーム体制が明確になっていない『プロドライブ』について、関係が噂されるマクラーレン・チームのロン・デニス代表が発言している。

これはイタリアの『アウトスプリント』誌に語ったもので、その中でデニス氏は「プロドライブは大きな夢と共にその計画を進めていると理解している。
これはF1の歴史においても重要なプロジェクトであるし、必要であればわれわれはこれに最大限協力したいと思っている。
しかし、それにも時間的な制約はある。
この7月中に結論が出されないのであれば、われわれはもうこれから手を引かざるを得ないよ」との厳しい姿勢をみせた。
Prodrive Factory (C)Prodrive
拡大します
関係者の間では、7月4日決勝レースのイギリスGP時にも体制発表が行われるのでは、とみられているが、プロドライブ側から最終的な案内はなされていない。

噂では、プロドライブはマクラーレンのカスタマーシャシーにメルセデスのエンジンを搭載、現行のマクラーレン・メルセデスと同じ組み合わせで、さらにドライバーも現マクラーレン・チームのテストドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサとゲイリー・パフェットの起用が有力視されている。

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トヨタ、「アメリカGPではトラブル再発ない」

カナダGPのフリー走行で、思わぬサスペンション・トラブルに見舞われたトヨタ・チームだが、今週行われるアメリカGPではその心配はないとしている。

これはカナダでのレース後パスカル・バセロン/シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャーが語ったもので、それによれば「カナダでのトラブルはすでに解明されているばかりでなく、アメリカGPが行われるインディアナポリスのコースはモントリオールのそれとはまったく異なっており、再発する可能性はない」というもの。
Toyota TF107 (C)Panasonic Toyota Racing
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カナダでは右フロントのアップライトとサスペンション・アームが接触したとみられる特異なトラブルに再三見舞われ、一時はレース出場も危ぶまれる深刻な事態に陥っていた。
しかし原因解明と対策が講じられた結果、決勝レースでは無事完走を遂げただけでなく、ラルフは18番スタートながら8位入賞を果たしている。

ただ、ラルフにとって今週のインディアナポリスは過去大きなアクシデントに見舞われた曰く付きのコースではある。

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大丈夫かアロンソ、「ここは英国チームだから」

カナダGPの結果、今シーズンついにF1ルーキーであるチームメイトにチャンピオンシップで先行を許したマクラーレン・チームのフェルナンド・アロンソ(25歳:スペイン)、当然のようにあまりご機嫌麗しくはないようだ。
McLaren Duo (C)McLaren Group
拡大します
地元スペインのラジオ局『カデナ・セール』から取材を受けたこの現役チャンピオンは、「僕がいるマクラーレンというのはイギリスのチームだからね。
そこでイギリス人ドライバーが初優勝を遂げたんだ。
みんなから祝福を受けるのは当然のことだろう」と、表面的には至って冷静さを保っているようだ。

しかし、今季アロンソがこのチームで優勝したマレーシアやモナコの時と、今回のカナダの時とは明らかにチームの喜びようが違うとなれば、内心愉快ではない筈。
チームメイトが最大のライバルと言われるF1で、この先のマクラーレン・チームの展開に大きな関心が集まっている。

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2007/06/13

コバライネン、「ほんとうは表彰台も狙えたけど」

今季F1デビューした新人ルイス・ハミルトンがカナダGPで初優勝して注目を浴びる一方で、今季もう一人の新人であるルノー・チームのヘイキ・コバライネン(25歳:フィンランド)のほうも地味ではあるものの今回堅実な仕事を果たしている。
Heikki Kovalainen (C)Renault F1
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コバライネンは自身が英『BBCスポーツ』に持つコラムの中で「最終的には4位だったけど、実際には(3位の)ブルツを抜くことも可能だった筈なんだ。
もしもこの週末が普通のものだったなら、おそらく僕はチャレンジしていたと思う。
ところが今回はそれまですでに2回もクラッシュしていたし、チームの指示もあって危険を冒すことを回避することにしたんだ。
結果としてもう1ポイントの加算はならなかったけれど、でも厳しかったこの週末のことを考えれば、最後はいい仕事ができたと考えているよ」と、語っている。

3位なら6ポイント、4位で5ポイント。
最終的にブルツとのタイム差は1.4秒というもの。
コバライネンは今回決勝レースまでに2回のクラッシュと、さらにエンジン交換によるグリッド10番降格のペナルティも受けていて、最後尾22番グリッドからという厳しいスタートを強いられていた。

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スーパー・アグリ カナダGP舞台裏

以下は『スーパー・アグリ・F1』チームによるカナダGPの舞台裏。

Canada GP Scene (C)Super Aguri F1
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驚き、ショック、喜びといったドラマが盛りだくさん、というのが今年のカナダGPだった。
レースから一夜明けたカナダのメディアは、3つのテーマで埋め尽くされていた。

ひとつはルイス・ハミルトンの勝利。
この若い天才イギリス人ドライバーの速さ、上手さには誰もが舌を巻いた。

ふたつ目はロバート・クビサの衝撃的な大事故。
クビサをコクピットに収めたまま、引きちぎられたようにバラバラになったBMWザウバーの写真が新聞の第一面を埋めた。
無事だったのが奇跡のような大事故だった。

しかし、一番大切なのは3つ目の記事だった。そこにはこう書かれてあった。
"佐藤琢磨、チャンピオン・アロンソを抜いて6位入賞!"

この事実はスーパーアグリにとって、佐藤琢磨にとって、そして彼らを応援するみんなにとって最も誇れる記事と言えた。
生まれてまだ1歳半にもならない小さなチームであるスーパーアグリF1チーム。
そのチームで走る琢磨が、過去2年連続チャンピオン・アロンソを実力で抜き去ったのだ。

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ベッテル&グロック、チームと帯同 結論待ち

カナダGP決勝レースでアクシデントに見舞われたBMWザウバーのロバート・クビサはまだ今週のアメリカGPに出場するか確定していないが、代役出場に備えて同チームの第3ドライバー&テストドライバーであるセバスチャン・ベッテル(19歳:ドイツ)とテストドライバーのティモ・グロック(25歳:ドイツ)は、共に今週チームに待機して朗報を待っている。
R.Kubica & T.Glock (C)BMW Sauber F1
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チームによれば、元々ベッテルはこの北米2連戦はチームに帯同。
グロックのほうはドイツ放送局のテレビ解説者としてカナダに来ていたもので、マネージャーの指示によりそのまま北米に残っているということだ。
今週はベッテルが参戦しているGP2、グロックが参戦しているワールドシリーズbyルノー、共にレースの予定はなく代役出場に問題はない。

誰かのピンチは誰かのチャンス。昔からこれはこの世界の常。
1991年かのミハエル・シューマッハのF1デビューも、当時ジョーダンのベルトラン・ガショーが傷害容疑で欠場を余儀なくされた際の代役出場によるものだった。

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『ING』、ベルギーGPでもタイトル・スポンサーに

今シーズン、ルノー・チームのタイトル・スポンサーになったばかりでなく、多くのグランプリでスポンサーを買って出ている『ING』グループは、今年復活するベルギーGP(9月16日決勝)においても大会のタイトル・スポンサーを務めることが確定した。
2007 Australia GP (C)Renault F1 UK
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オランダに本拠を置くINGにとって、ベルギーは第2の主要市場であるということだ。
なお、同じくイベントのタイトル・スポンサーを務めたオーストリアGPでは、さらに2008-9年の2年間契約が延長されることも明らかにした。

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ハミルトン効果だ! 英GPチケット販売好調

今季F1デビューしたルイス・ハミルトンの活躍で、イギリスGPの主催者であるBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)のデイモン・ヒル氏はかねて『ハミルトン効果』による盛り上がりを期待していることを明らかにしていたが、今回のカナダGP優勝でこれが現実のものとなりそうだ。
2006 British GP Scene (C)Renault F1
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同グランプリの舞台となるシルバーストーン・サーキットのリチャード・フィリップス/マネージング・ディレクターによれば、「ハミルトンのカナダGP優勝は間違いなく凄いインパクトになっている。
あの直後からチケットの問い合わせが殺到しているからね。
カナダGPの翌日には一般席はすでに完売となった。
あとはグランドスタンドの一部にまだ空席があるというだけ。
おそらく今年のイギリスGPはナイジェル・マンセル全盛期以来の盛り上がりになることだろう」とのことだ。

イギリスGP関係者、そして当のハミルトンも願いは同じ『母国グランプリでの優勝』だろう。

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トヨタ アメリカGP事前ニュース

北米2連戦の後半戦 伝統の聖地でアメリカGPに挑む
昨年4位入賞のJ.トゥルーリとR.シューマッハーが再びポイント獲得争いへ

日曜日に行われたF1第6戦カナダGP決勝でポイント獲得を果たしたパナソニック・トヨタ・レーシングは、北米2連戦の後半戦となるF1第7戦アメリカGPへと、カナダのモントリオールからアメリカのインディアナポリスへと南下する、短い旅に飛び立った。

インディアナポリス・モーター・スピードウェイは長い伝統を持ち、アメリカン・モーター・レーシングの記憶を呼び起こさせる場所であり、2000年からF1アメリカGPの開催地となっている。
近代的なF1サーキットともいえるコースは、有名なオーバルコースのバンクに入る前に、曲がりくねったインフィールドのコースを走り抜けるのが特徴だ。

パナソニック・トヨタ・レーシングは何度かこのコースで好結果を残しており、ヤルノ・トゥルーリは昨年、後方からスタートを切りながらバトルを展開し、4位でフィニッシュしている。
今シーズンはこれまでのところ、パナソニック・トヨタ・レーシングにとって試練の期間のようであったが、この週末は、アメリカへの旅で最良の結果と更なるポイント獲得を目指す。

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スーパー・アグリ、地元メディアから思わぬ『抗議』!?

モントリオールでチーム設立以来最高の成績を残した『スーパー・アグリ・F1』チームだったが、地元カナダのメディアから思わぬ『抗議』を受けてしまったようだ。

というのも、突然のアクシデントでノーズを血だらけにしてピットインしたアンソニー・デビッドソンのマシンについて、チームは「コースに飛び出した野生のビーバーとぶつかったもの」と、説明した。
Groundhog Image
しかし地元『ナショナル・ポスト』紙の記者によると、この辺りでビーバーの存在はもう100年以上確認されておらず、あり得ないというもの。
事故に遭ったのは、ビーバーによく似たウッドチャック(Groundhog:グラウンドホッグ)だろうと解説している。
ウッドチャックであれば、この辺りで多く目撃されているという。

なお毎年2月2日は『グラウンドホッグ・デー(聖燭節・マーモットの日)』とされ、この日グラウンドホッグが穴から出て来た時、もし自分の影を見ることができれば(晴れていれば)その先まだ6週間は冬が続くことを意味するもので、グラウンドホッグは再び穴に戻るという。
一方、もし外が暗く曇っていて自分の影を見ることができなかった場合、春がすぐ近くに来ていることを示すためグラウンドホッグは穴の外に出て来るとされている。

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2007/06/12

スーパー・アグリ首脳、「来年は勝利も!」

佐藤琢磨による6位入賞という快挙を受け『スーパー・アグリ・F1』チームでマネージング・ディレクターを務めるダニエーレ・オーデット氏は、「2008年シーズンの優勝が見えてきた」と、自信を示した。
T.Sato & D.Audetto (C)Super Aguri F1
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これは英『オートスポーツ』誌にかたったもので、その中でこのイタリア人は「オフに私が2008年勝利説を唱えた時、誰もが笑って信じなかった。
しかしこうしてタクマがモントリオールで、ラルフやアロンソまでをもオーバーテイクして3ポイントを獲得してみせたじゃないか。
それは決して夢物語なんかじゃないんだ。
われわれのボス(鈴木亜久里代表)は決して政治的だったり官僚的であったりすることなくほんとうにこのビジネスを理解しているし、チームは全員がやる気で満ちあふれている。
スタッフはすべてがとてもプロフェッショナルで、それにわれわれは素晴らしいドライバー・ラインナップを持っているんだ。
もちろんまだこれから多くの面でステップアップしていかないのは当然だが、ウチはまだたった1歳の若いチーム。
完璧ではないが、みながいま自信と希望に満ちあふれているよ」と、語っている。

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M.ウォーカー氏、ハミルトンの王者疑わず

イギリス『BBC放送』で、実に52年に渡ってF1コメンテーターを務めた名物男のマレー・ウォーカー氏は、ひさびさ現れたイギリス人F1チャンピオン候補の登場にすっかりご機嫌の様子だ。
Murray Walker (C)Honda Racing
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同氏は同じ『BBC』のラジオ放送で、「こんな新人の出現はF1の歴史でこれまで例のないもの。
少なくとも私自身、これまでこんなドライバーを一度だって見たことがないよ。
初勝利の次は、当然チャンピオンの獲得ということだね。
才能溢れた彼は、間違いなく将来のチャンピオン候補と言えるだろう。
唯一心配な点があるとすれば、それはメディアから受ける多大なプレッシャーということかな。
とにかく私は今から今年のイギリスGPの盛り上がりが待ちきれないよ」と、熱く語っている。

また同氏はここ数年のうちにハミルトンが世界で最も高い収入を得るドライバーになるだろうとも推測している。

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アロンソ、「ハミルトンの勝利 幸運なだけ」

カナダGPでは、レース中のファステストラップを記録しながらも終盤順位を落とし、結局7位2ポイントに留まったマクラーレン・チームのフェルナンド・アロンソ(25歳:スペイン)は、地元スペインの『ディアリオAS』紙に対し、次のような強気のコメントを語っている。
McLaren Duo (C)McLaren Group
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「今回のレースは度重なるセーフティカー導入のために、まるでギャンブルのようなものになってしまった。
ウィリアムズのドライバーが表彰台に上がったのを見れば、それはわかるだろう。
僕の場合について言えば、クビサの深刻なアクシデントを見てもう走る気力を失ってしまったんだ。
それに今回のブリヂストンタイヤのグレーニング(ささくれ摩耗)はひどいものだったしね。
ハミルトンだって、うまく今年のセーフティカー・ルールにはまらずに済んだから恵まれたけれど、そうでなければ8位でゴールしたっておかしくなかったよ。
優勝できたのはただラッキーだったんだ」

今回の結果、チームメイトとは8ポイントもの差が付いてしまったが、「残りレースはたくさん残ってる。まだこれからさ。
(マクラーレン&フェラーリ)4人のうち誰がタイトルを獲るか、まだ全然わからないよ」と、かわした。

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ハイドフェルド、コースの安全問題指摘

壮絶なアクシデントに見舞われたにもかかわらずロバート・クビサが無事だったことにF1関係者は一様に安堵の胸をなで下ろしたが、『BMWザウバーF1』チームの同僚であるニック・ハイドフェルド(30歳:ドイツ)はその一方でジル・ビルニューブ・サーキットが抱える問題点について指摘している。
BMW Sauber Duo (C)BMW Sauber F1
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「幸運にもクビサが無事だったことは喜ぶべきことだけれど、でもだからといってこのコースの問題点を忘れてはならない筈。
現代のF1では、レースが進むに従って走れるラインが限られてくる。
テレビ画面を見てもわかるように、いったんラインを外れたらラバー滓(かす)でまるでグリップがなくなってしまうんだ。
もしもコースアウトしたいなら、たった半メートル横にずれるだけでいいんだよ。
そうした時、このモントリオールのようにエスケープゾーンがないコースではもうウォールにクラッシュするしかないんだ。
僕はそもそもタイヤがこうしたゴムでできていることに疑問を持つけれど、それが免れない現実である以上、コースなり他のほうで対策を考えなくてはいけないよ」

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仏紙、「ハミルトンはF1史上最良の新人」

今季開幕戦でのF1デビュー以来6戦すべてで表彰台に上がり、今回のカナダGPではついに初勝利を記録したマクラーレン・チームの新人ルイス・ハミルトン(22歳:イギリス)について、各国のメディアから賞賛の声が寄せられている。
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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中でもフランスの『フィガロ』紙は「ハミルトンは長いフォーミュラワンの歴史の中でもっとも良い新人」と讃え、今後生涯で何勝を積み上げるのかと期待を示した。

注目すべきはこのところ急速にF1人気が高まっていたポーランド。
もちろん今回のハミルトンの偉業を讃える一方で、同国のヒーロー、ロバート・クビサの凄惨なアクシデントを受け、「われわれは、正直クビサの死をも覚悟した」との素直な感想を同国の『スポーツ展望』紙は書いている。

FIAが地道に積み上げてきたF1におけるセーフティ・マネージメントについて、これを高く評価する声も大きい。

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「歩合制」のハミルトン、すでに給料2倍に!!

イギリスの『デイリー・メール』紙が伝えるところによれば、カナダGPでみごとF1初勝利を記録したマクラーレン・チームの新人ルイス・ハミルトン(22歳:イギリス)はすでに当初の2倍の給料を手にしたということだ。
L.Hamilton & R.Dennis (C)McLaren Group
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同紙によれば、ハミルトンの保証された固定給は100万ドル(約1億2千万円)で、これに1ポイント獲得する毎に2万ドル(約240万円)のボーナスが加給される給与システムになっているとのこと。

今回の優勝でさらに10ポイントを加えたハミルトンは、今季ここまで6戦を終えて48ポイント。
これだけで実に96万ドル(約1億1500万円)を獲得したことになり、開幕わずか3か月で自身の給料を倍にしたことになる計算だ。

F1オーナーの中でもトップクラスの倹約家と言われるロン・デニス代表にとって、このハミルトンの想定外の活躍は果たして喜びなのか?悲しみなのか?

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「痛みもないし体調万全」と、クビサ

大きなアクシデントの様子が世界に放映され、容態が心配されたBMWザウバーのロバート・クビサ(22歳:ポーランド)だが、本人は至って元気な様子だ。

精密検査を終え、搬送先のモントリオール『サクラ・カウエル病院』から開放されたクビサは、自らBMW-X5をドライブして退院したという。
Robert Kubica (C)BMW Sauber F1
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「病院にはタイセンを始めとしたチームのみんなや、(接触した相手の)トゥルーリがお見舞いに来てくれたよ。
幸い僕は大丈夫さ。すこぶる元気だし、痛みもまったくない。
救出・治療にあたってくれたすべての人に感謝したいね。
もちろんいまはもうインディアナポリスに出場するための準備に入っているよ」と、強気な表情をみせた。

クビサが実際にアメリカGPに出場するためには、木曜日までにチームがドライバー決定を行い、これを受けFIAの医療責任者によるメディカルチェックを受けなければならないことになる。

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クビサ退院、アメリカGP出場に意欲も

『BMWザウバーF1』チームのマリオ・タイセン代表は、月曜日の最新のクビサの状況について、ドイツの通信社『スポーツ・インフォメーション・サービス』に次のように説明した。
Mario Theissen (C)BMW Motorsports
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「クビサは幸い大事に至ることなく、一晩様子をみただけで月曜日には退院した。
精密検査の結果でも、当初伝えられたような骨折ということは確認されてない。
強いていえば足首を強打したためにねんざの症状があるというだけでこれは大きな問題ではないだろう。
本人はすこぶる元気で、アメリカGP出場への意欲をみせているが、われわれは慎重に見極めなければならない」と語り、セバスチャン・ベッテル、もしくはティモ・グロックを代役として起用する準備を進めていることを認めた。
最終決定は木曜日に成されることだ。

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2007/06/11

失格のマッサ、「ピット信号見てなかった」

チャンピオンシップを争うどころか、ピットアウト時の赤信号無視により失格処分という思わぬペナルティを喫してしまったフェラーリ・チームのフェリッペ・マッサ(26歳:ブラジル)は、レース後次のようにその時の状況を語った。
Pit Signal Image (C)RedBull Racing
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「こんなことでレースを失うなんて、ほんとうに悔しいよ。
正直あの時は、ピットの信号なんて見ていなかったんだ。
ピットロードでは、僕の後ろに何台もの後続車が連なっていたということもあったしね。
ただ確かに今日はマクラーレンが強かったけれど、それでも最後までレースをしていればまたどうなったかわからない……。残念だね。
でも、まだシーズンは長い、これから巻き返しだよ」

またマッサは大クラッシュに見舞われたBMWザウバーのクビサについて「クビサとは仲の良い友人なので、あのアクシデントには驚いた。
幸い、大事に至らなかったと聞いてほんとうに安心したよ、まさに奇跡だね」と、喜んだ。

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初優勝ハミルトン、「まるで違う惑星にいるよう」

F1参戦6戦目、ついに念願の初優勝を遂げたマクラーレン・チームのルイス・ハミルトン(22歳:イギリス)は、次のようにその感激を表した。
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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「ほんとうにF1で優勝したんだよね。
なんて表現したらいいか、全然言葉が見つからないくらいだ。
なんだかいまはまるで違う惑星にいるような気分だもの。
マクラーレンのような素晴らしいチームで戦うことができて、ほんとうにうれしい。
チームの全員に感謝してる。
レースでは、まず最初のコーナーに一番で飛び込めたのが良かったと思うな。
その後は大波乱で、僕がギャップを拡げる度にセーフティカーが入るという感じだったけれど、幸いにすべてミスすることなくリスタートを決めることができた。
勝てると思ったのはゴールするホンの数周前で、最後はコクピットの中にいても観衆が応援してくれる声が聞こえたよ。
もちろんまだシーズンは厳しい戦いが待ち受けているのは知っているけれど、とにかく今日はこの勝利を喜びたいね」

これまでチームメイトであるアロンソとは互角のポイント争いを続けてきたが、今回の勝利で実に8ポイントという大きな差をつけることとなった。

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「クビサは足首のねんざのみ」と、病院発表

カナダGP決勝レース中、大きなアクシデントに見舞われた『BMWザウバーF1』のロバート・クビサ(22歳:ポーランド)について、レース直後「足を骨折」とのニュースガパドックを駆けめぐったが、検査を行った病院では「骨折はない」との容態を発表した。
BMW Sauber Duo (C)BMW Sauber F1
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これはアクシデント後クビサがヘリコプターで緊急搬送されたモントリオールの『サクラ・カウエル病院』のロナルド・デニス博士が語ったもので、それによれば症状は「足首の捻挫(ねんざ)と軽い脳しんとうのみ」とのこと。
状態は何ら深刻なものではなく、念のため一晩観察入院したあと、月曜日に再度精密検査を行い、問題なければその日のうちに退院できるとの見通しを示した。

ただ、今週は連続してグランプリが開催されること。
さらにそれがこうした事故後の扱いに極めて慎重なアメリカで行われることから、クビサのアメリカGP出場は危ぶまれている。

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カナダGP:決勝レース・タイヤ使用状況

Pitstop Scene (C)Super Aguri F1
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今回のカナダGPでの使用状況についてブリヂストンタイヤでは次のように発表した。
スーパーソフトの場合、グリップダウンを起こすマシンが多く見受けられたが、そんな中3位入賞を果たしたウィリアムズのブルツはスーパーソフトで40周を走破している。

チーム ドライバー Split-1 Split-2 Split-3 Split-4
マクラーレン F.アロンソ ソフト ソフト スーパーソフト    
マクラーレン L.ハミルトン ソフト ソフト スーパーソフト    
ルノー G.フィジケーラ ソフト ソフト スーパーソフト 失 格
ルノー H.コバライネン ソフト スーパーソフト ソフト    
フェラーリ F.マッサ ソフト ソフト 失 格    
フェラーリ K.ライコネン ソフト ソフト スーパーソフト    
ホンダ J.バトン ソフト DNF        
ホンダ R.バリチェッロ ソフト ソフト スーパーソフト    
BMWザウバー N.ハイドフェルド ソフト ソフト スーパーソフト    
BMWザウバー R.クビサ ソフト ソフト DNF    
トヨタ R.シューマッハ ソフト ソフト スーパーソフト    
トヨタ J.トゥルーリ ソフト ソフト スーパーソフト ソフト/DNF
レッドブル D.クルサード ソフト ソフト スーパーソフト ソフト/DNF
レッドブル M.ウェバー ソフト ソフト スーパーソフト    
ウィリアムズ N.ロズベルグ ソフト ソフト スーパーソフト    
ウィリアムズ A.ブルツ ソフト スーパーソフト        
トロ・ロッソ V.リウッツィ ソフト ソフト スーパーソフト ソフト/DNF
トロ・ロッソ S.スピード ソフト DNF        
スパイカー C.アルバース ソフト ソフト DNF    
スパイカー A.スーティル ソフト DNF        
スーパー・アグリ 佐藤 琢磨 ソフト ソフト スーパーソフト ソフト
スーパー・アグリ A.デビッドソン ソフト スーパーソフト ソフト    

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ブリヂストン カナダGP決勝レースニュース

Bridgestone Tyre (C)Panasonic Toyota Racing
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2007 年 F1 世界選手権 カナダGP 決勝

マクラーレンのルイス・ハミルトンがカナダGPでF1初優勝を果たし、ブリヂストン・モータースポーツは110回目のF1優勝を祝った。

今回はアクシデントが多発したレースで4回もセイフティ・カーが導入となったが、ハミルトンはミスのない完ぺきなパフォーマンスでF1初優勝を勝ち取った。
カタルーニャ・サーキットで開催されたMotoGPで、ブリヂストンタイヤを装着したケイシー・ストナーが今シーズン5回目の優勝を果たしたわずか数時間後の記念すべき勝利だった。

路面温度も高く、度重なるセイフティ・カーの導入でタイヤの空気圧が変化しつづけたものの、2種類のブリヂストン・ポテンザタイヤは両方ともその困難なコンディションに耐え、チームに様々な戦略の可能性を与えた。
3番手グリッドからスタートしたニック・ハイドフェルド(BMW ザウバー)は2位でフィニッシュ、アレックス・ブルツ(ウィリアムズ・トヨタ)は19番手からのスタートだったが、1ストップ戦略で最終スティントの40周をスーパーソフトで走り抜き、最終的には3位でフィニッシュした。
力強い走りでポジションを上げたヘイッキ・コヴァライネン(ルノー)が4位、フェラーリのキミ・ライコネンが5位。
スーパー・アグリの佐藤琢磨がレース終盤でフェルナンド・アロンソを抜き、6位入賞を果たした。
7位はアロンソ、そしてラルフ・シューマッハ(トヨタ)が8位でポイントを獲得した。
レースでは4回セイフティ・カーが導入となったが、レース集団の前を走るセイフティ・カーが装着したブリヂストン・ポテンザタイヤも完ぺきな性能を発揮した。
現在、48ポイントのハミルトンがドライバーズ・チャンピオンシップ1位、40ポイントの
アロンソが2位。

一方、コンストラクターズ・チャンピオンシップは88ポイントのマクラーレン・メルセデスが1位、2位は60ポイントのフェラーリだ。

次のアメリカGP が開催されるインディアナポリス・モーター・スピードウェイはインディ特有のバンクがある激しいコースだが、ブリヂストン・モータースポーツはソフト及びミディアム・コンパウンドのポテンザ・タイヤで戦いに挑む。

キース・ファン・デ・グリント ブリヂストン・モータースポーツ オペレーション・マネージャー
「ルイス・ハミルトンが完ぺきな走りで素晴らしい優勝を手にしました。
彼がポテンザ・タイヤをとても上手に扱っていたことは、彼の圧倒的なパフォーマンスに表れていました。
ニック・ハイドフェルドも素晴らしい戦いぶりでした。
今週、充分な練習走行が出来なかったアレックス・ブルツとヘイッキ・コヴァライネンのレースでの健闘ぶりも注目に値します。
数回のセイフティ・カーの導入で2つのコンパウンドの性能を正確に評価するのは難しいですが、私の印象としては、スーパーソフトの摩耗に手こずっていたチームもあったようですが、ソフトは安定した性能を発揮していました。
耐熱性や摩耗率には問題はありませんでした。
これは、スーパーソフトで40周を走り続けたブルツの例を見れば明らかです。
今日のリザルトには大変満足していますが、事故に遭ったロバート・クビサのその後が心配です。
今日は、本が一冊書けてしまうほどの沢山のドラマがあった1日でした」

提供:ブリヂストン・モータースポーツ

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S・アグリ カナダGP決勝レースニュース

Superagurif1_logoGilles Villeneuve Circuit, Montreal
2007/06/10

2007年カナダGP 決勝

佐藤琢磨 カーナンバー22(SA07-04)
6位 走行周回数:70 最速ラップタイム:1分18秒035

アンソニー デビッドソン カーナンバー23(SA07-03)
11位 走行周回数:70 最速ラップタイム:1分18秒543

T-Car SA07-02

天気=晴天 (湿度28.6% - 58.7%)
気温=最低25.7℃ 最高 30.2℃
コース路面温度=最低 48.6℃ 最高65.7℃

出場車両の半数がリタイアするという、過酷な戦いとなったカナダGPでSUPER AGURI F1 TEAMの佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンが素晴らしい結果を達成した。
3位を守って走行を続けるアンソニーの目前を不運な地元の野生動物が横切るというアクシデントが発生し、フロントウイングにダメージを負ったアンソニーは、予定外のピットストップを余儀なくされた。
しかし、彼は素晴らしいレースを戦い続け、11位のポジションでフィニッシュラインを越えることができた。

琢磨はこれまでのキャリアで最高のレースを戦った。
レース終盤の接戦の中、彼はトヨタの2台とワールドチャンピオンの座を守り続けるフェルナンド・アロンソをオーバーテイクし、ポイント獲得圏内の6位でチェッカーフラッグを受けた。
琢磨はドライバーズチャンピオンシップで11位、SUPER AGURI F1 TEAMはコンストラクターズチャンピオンシップで7位となった。

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トヨタ カナダGP決勝レースニュース

F1第6戦カナダGP決勝 R.シューマッハーが8位入賞
完走12台。大波乱のレースで見事ポイント獲得。J.トゥルーリは無念のリタイア

F1第6戦カナダGPの決勝がカナダ・モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで行われた。
午後1時、気温26度、路面温度53度、湿度56%というコンディションの下、開始されたレースは、ハイスピードかつ特設コース特有のフェンスに囲まれたコースでアクシデントが続出。
4度に渡ってセーフティカーが導入され、10台が戦列を去るという大波乱のレースとなった。

セーフティカー導入の度にめまぐるしく順位が入れ替わるレース展開の中で、ラルフ・シューマッハーは18番手という後方スタートから粘り強く順位を上げ、8位に入賞。開幕戦以来となるポイント獲得を果たした。
一方、10番手からスタートを切ったヤルノ・トゥルーリは、6位まで順位を上げたが、58周目、4度目のピットインからコースへ戻った直後にスピンを喫し、コースオフ、レースを終えることとなってしまった。

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ホンダ カナダGP決勝レースニュース

honda_f1_logo第6戦 カナダGP 決勝レース

「ルーベンス・バリチェロ、12位完走」
6月10日・日曜日(決勝レース) 天候:晴れ 気温:25~30度

第6戦カナダGP決勝レースで、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは12位完走。
ジェンソン・バトンはスタートできず、そのままリタイアを喫した。

Honda Racing F1 Team 決勝レースの展開:
カナダGP決勝は、通常より1時間早い午後1時に始まった。
当日は、朝から快晴。
レース開始時の気温は、27度。雲がほとんどないため、路面温度は予想より高く、53度に達している。

スタートでバリチェロは、13番手をキープ。
しかしバトンはギアがつながらず、発進できず。
そのままピットに運ばれ、リタイアを喫した。

22周目。A・スーティル(スパイカー)が壁にぶつかり、ストップ。
これを排除するため、セイフティカーが導入された。
そして27周目。ヘヤピンで大事故が発生する。
BMWザウバーのロバート・クビカがコンクリート壁に激突。
マシンはほぼバラバラに大破し、2度目のセイフティカーとなった。
その後バリチェロは順調にポジションを上げ、49周目には9番手まで順位を上げる。

50周目。アルバースの事故で、3度目のセイフティカーが導入される。
その直後にバリチェロより上位につけていたマッサとフィジケラが赤信号無視で黒旗失格になるという波乱の展開。
さらに55周目には、V・リウッツィ(トロロッソ)のクラッシュで、4度目のセイフティカー。
60周目にレースは再開し、バリチェロは3番手を走行する。
しかし、63周目に、バリチェロがタイヤ交換のためピットイン。
12番手まで後退し、そのままチェッカーを受けた。

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快挙の佐藤琢磨、まずクビサの容態を心配

チーム設立2年目の『スーパー・アグリ・F1』チームに6位入賞という設立以来最高のリザルトをプレゼントした佐藤琢磨だったが、レース後まず口にしたのは大クラッシュに見舞われたロバート・クビサの容態だった。
A.Suzuki & T.Sato (C)Super Aguri F1
拡大します
マシンを降りた佐藤は「実に様々な事件が起きたレースだった。
僕が一番心配したのはクビサのことだったけど、幸い大事には至らなかったということを聞いて安心したよ。F1セーフティ・チームに感謝したい。
とにかく驚くべき週末だった。
セーフティカーが何度も導入されたので難しいレースになったけど、チームの戦略は完璧なもので、レース終盤僕は自身をもっと走ることができた。
これは間違いなく僕のレース・キャリアにおいて最もビューティフルな一日で、この結果にはほんとうに満足しているよ。
僕を支えてくれたすべての人に感謝したい」と語り、スタッフからの手洗い祝福を受けた。

佐藤琢磨自身、まだジョーダン時代の2002年オーストリアGPで同様に大クラッシュに見舞われた際これがテレビ放映され、全世界を震撼させた経験を持つ。

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デビッドソン(SAF1)の敵はビーバーだった!!

大混乱の中、終盤のセーフティカー導入時にはなんと暫定3番手のポジションにつける躍進もみせたスーパー・アグリのアンソニー・デビッドソンだったが、突然原因不明のトラブルで失速。
のちに解明された『敵』はなんと愛すべきビーバーだったことがわかった。
SAF1 Duo (C)Super Aguri F1
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「相手がビーバーだったなんて、ほんとうに残念でしかたないよ。
なにしろ高速で走行中、突然フロントウィングが破損すると共にフロントタイヤがロックしてしまったんだ。
いったい原因は何だったのか、僕にはまったく想像もできなかったよ。
ピットに戻ってチェックしてもらったら、なんとそれはビーバーだったんだ。
ただ、チームは今日とてもいい成績だったし、幸いクビサの身体も無事だったと聞いて安心している。
タクマはタイヤ作戦がほんとうにうまくいったね。
素晴らしいチームワークで、僕も今日はとてもハッピーだよ」

1987年オーストリアGP予選、当時マクラーレンのドライバーだったステファン・ヨハンソン氏はコースに侵入した鹿と激突した逸話を持つ。

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スーパー・アグリ、チーム最高の快挙

大波乱となった2007年カナダGP決勝レース、チーム設立2年目『スーパー・アグリ・F1』の2台は終始堅実なレース運びをみせ、チェッカーフラッグが振られた時には佐藤琢磨が6位、アンソニー・デビッドソンも11位完走とチーム設立以来最高のリザルトを記録して終えた。
SAF1 Allstar (C)Super Aguri F1
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佐藤琢磨の6位はもちろんチーム史上最高の結果。
これで佐藤は4ポイントでドライバーズ・ランキング同率11位(22人中)、またこれによりチームもコンストラクターズ・ランキング同率7位(11チーム中)となった。

鈴木亜久里代表は「さらに3ポイントを獲得だなんて、まさに今日はわれわれにとって完璧な一日になったね。
琢磨が果たした仕事はまさに信じられないほどのものだったよ。
またデビッドソンのほうも難しい状況であったにもかかわらず、素晴らしい走りをしたね。
とにかく今日はチーム全体が最高にグレートな仕事をしたよ。
僕は彼らをほんとうに誇りに思っているんだ」と、スタッフを讃えた。

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ハミルトンF1初優勝、佐藤琢磨6位入賞!

カナダGP決勝レース。
フリー走行でエンジントラブルに見舞われたたルノーのコバライネンは予選グリッド10番降格のペナルティで最後尾22番手からのスタート。
21番スタートの筈だったアルバースのスパイカーはコントロール系の問題からスペアカーに乗り換え、ピットレーンからのスタートとなった。

ホンダのバトンがグリッドから動けず、オフィシャルによりピットに戻されたが結局スタートすらできずにリタイヤ1号に。
また最初のシケインでなんとマクラーレンのアロンソがスオフ、復帰時にBMWザウバーのハイドフェルドに交わされて3番手に順位を落とす。

10周目、トップはハミルトン、2番手ハイドフェルド、3番手にアロンソ、以下マッサ、ロズベルグ、ライコネン、フィジケーラ、クビサの順。
スーパー・アグリの佐藤琢磨は2つポジションを上げて9番手を走行。
トロ・ロッソのスピードがウィリアムズのブルツと接触し、サスペンションを痛めてリタイヤに。
18周目、アロンソは再三に渡るコースオフでマッサに抜かれ4番手に落ちる。
22周目、スーティルのスパイカーがウォールにヒットしたためセーフティカーがコースイン。
各車ピットインして順位は大きく変動へ。
ロズベルグとアロンソはまだ禁止のタイミングで燃料給油したためにペナルティ。

レース再開直後の26周目、ヘアピン手前でBMWザウバーのクビサが大クラッシュしてマシンは大破、再びイエローコーションに。トヨタのトゥルーリと接触があった模様だ。
(その後、クビサは足を骨折との情報が伝えられた)

再開後の37周目、スーパー・アグリのデビッドソンとウィリアムズのロズベルグが接触しそうになって両者共にスピン、デビッドソンはそのままピットインするがピットでは準備ができておらず大あわてに

50周目にはスパイカーのアルバースがシマンにダメージを負ってリタイヤ、これを受け再びセーフティカー導入へ。
マッサ、フィジケーラがピットレーン出口で赤信号を無視したとして失格に!

残り14周、再開直後、今度はトロ・ロッソのリウッツィがウォールにヒットして4回目のセーフティカー。
その際中にトヨタのトゥルーリが単独でガードレールにクラッシュ。
残り4周、佐藤琢磨がトヨタのラルフを抜いて7番手に上がる。
残り2勝、今度はアロンソまで抜いて佐藤琢磨6番手にアップ。

レースはポールポジションからスタートのハミルトンがついにF1初優勝。
しかも大混乱のレースをみごとなポールTOウィンだった。

優勝はマクラーレンのハミルトン、2位BMWザウバーのハイドフェルド、3位はなんとウィリアムズのブルツ、4位も最後尾から追い上げたルノーのコバライネン、5位フェラーリのライコネン、そして6位がスーパー・アグリの佐藤琢磨!

以下、マクラーレンのアロンソ、トヨタのラルフ、レッドブルのウェバー、ウィリアムズのロズベルグ、スーパー・アグリのデビッドソン、ホンダのバリチェッロ、ここまでが完走となった。

カナダGP決勝レース結果はこちら

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2007/06/10

初PPのハミルトン、「100%大満足のポール」

F1参戦わずか6戦目にして初めてのポールポジションを獲得したマクラーレン・チームのルイス・ハミルトン(22歳:イギリス)は、「100%満足できる結果」と、その喜びを語った。
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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「このジル・ビルニューブ・サーキットは、僕がこれまで一度も走ったことのないコースなんだ。
そこでこのポールポジションだもの、もう100%満足しているよ。
最後のアタックはまさに渾身のもので、最終コーナーではほとんどウォールに当たりそうなくらい攻めた。
十分手応えがあったので確信はあったけど、無線で「君がポールだよ」と知らされた時はほんとうにうれしかったね。
この結果はもちろんチームのみんなのおかげだと思っているし、それは2台共がフロントロウに並んだということでもわかるよね。
ほんと、感謝している。
明日の決勝レースでは、もちろんクリーンなファイトでアロンソと争い、そしてこのポジションをキープして戦いたいと思っているよ」

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ブリヂストン カナダGP公式予選ニュース

2007 年 F1 世界選手権 カナダGP 予選

Bridgestone Tyre (C)Panasonic Toyota Racing
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マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンが、ブリヂストン・ポテンザのスーパーソフト・タイヤの性能を最大限に駆使して1分15秒707のタイムを記録し、デビュー以来、初めてのポールポジションを勝ち取った。
ハミルトンにとっては、今回がジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでの初めてのレースとあって、さらに印象的な結果となった。

ハミルトンは、最初の予選セッション以外はトップタイムで、隣フロントローに並ぶのは、チームメイトのフェルナンド・アロンソ。各チームが変化するコースに合ったセットアップに苦しむ中、ニック・ハイドフェルド(BMW ザウバー)とキミ・ライコネン(フェラーリ)が、それぞれ3位と4位のグリッドポジションを獲得した。

ここでは、リヤ・タイヤの摩耗を最小限にとどめるのが一番重要なポイントとなる。
今日はコースのグリップ・レベルが変化し続けていたので、今日のセットアップが明日の決勝レースにもあてはまるとは限らない。
今日の最速ラップタイムは、ハミルトンが予選第2セッションで記録した1分15秒486だった。

キース・ファン・デ・グリント ブリヂストン・モータースポーツ オペレーション・マネージャー
「F1世界選手権初のポールポジションを達成したルイス・ハミルトンにおめでとうと言いたいです。
彼はカートやGP2シリーズをブリヂストン・タイヤで戦いながら腕を磨いて来たドライバーなので、ブリヂストン・タイヤで初めてのF1世界選手権のポールポジションを勝ち取ったのもしかるべき事でしょう。
昨夜は雨が降り、F1世界選手権予選前に走ったクルマがあったために、午前中はコースがかなり滑りやすくなっていました。
コースの状態が本格的に改善するには時間がかかりました。
スーパーソフトは明らかに速く、全てのドライバーがスーパーソフトでタイムを出しました。
両方のコンパウンドの摩耗度は明らかに減りましたが、走行周回数が少なかった事や燃料搭載量が少なかったことがこの理由だとも言えます。
明日の決勝レースでも、両方のコンパウンドが予想通りのパフォーマンスを見せると確信しています」

《参考データ(午前中フリー走行及び予選)》
・合計走行周回数: 620周
・1台あたりの平均周回数: 28周
・最多走行周回数: 42周(ヤルノ・トゥルーリ)

提供:ブリヂストン・モータースポーツ

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トヨタ カナダGP公式予選ニュース

カナダGP予選 J.トゥルーリが逆境克服 10番手

カナダ・モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで、F1第6戦カナダGPの公式練習第3回目と予選が行われた。
昨日の公式練習初日で、フロントサスペンショントラブルに見舞われ、満足にセットアッププログラムを完遂できなかったパナソニック・トヨタ・レーシングは、夜を徹し、トラブルの原因を究明。
問題が起きたフロントアップライト部は2年間に渡ってトラブルは無く、生産工程での問題も無いことを確認。
しかし、エンジニアは、昨日の公式練習走行中において、アップライトとウィッシュボーンが極限状況で干渉している可能性があることを突き止めた。
このため、チームは通常通りのセットアップへと戻り、さらに、用心のため、両ドライバーには第8ターンのより高くなっている二つ目の縁石を乗り越えないように要請して、公式練習第3回目を開始した。
しかし、セッション開始33分後に他車のエンジンブローにより赤旗中断。
セッション再開後の走行時間は、僅か10分となり、厳しい状況の中で午後の予選に臨むこととなった。
午後1時から開始された予選は、気温25度、路面温度51度というコンディションで行われ、予選第1セッションでは、僅差での争いながらクリアラップに恵まれなかったラルフ・シューマッハーは18番手に留まった。
一方、ヤルノ・トゥルーリは11番手で第2セッションへと進出。
第2セッションでは10番手に入り、最終第3セッションへと進出を決めた。
そして最終的にはトップ10グリッドから明日の決勝レースへと臨むこととなった。

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ホンダ カナダGP公式予選ニュース

honda_f1_logo第6戦 カナダGP 2日目・予選

「カナダGP予選、バリチェロ13番手、バトン15番手」
6月9日・土曜日(2日目・予選) 天候:晴れ 気温:24~26度(予選)

第6戦カナダGPの予選で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは13番手、ジェンソン・バトンは15番手だった。

Honda Racing F1 Team 2日目の展開:
モントリオール市内は前夜に雨が降ったものの、朝からは青空が広がった。
路面はもちろんドライ。
ただし前日の走行で付着したラバーはほぼ洗い流されてしまったようで、午前中のフリー走行では多くのマシンがグリップ不足に悩まされた。
それでもセッション終盤には、続々と1分16秒台に入っていく。
Honda勢はバリチェロ8番手、バトン12番手だった。

予選も快晴。
気温26度、路面温度50度というコンディションで、第1セッションが始まった。
二人はともにスーパーソフトのタイヤを履き、バリチェロ7番手、バトン15番手で、第2セッションへと進む。

最初のアタックではともに1分17秒を切れず、バリチェロ11番手、バトン14番手にとどまっている。
終盤再度アタックを試みたが、いずれもタイムを更新できず、13、15番手という結果に終わった。

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S・アグリ カナダGP公式予選ニュース

Superagurif1_logoGilles Villeneuve Circuit, Montreal
9 June 2007

2007年カナダGP フリー走行/予選

佐藤琢磨 カーナンバー22(SA07-04)
フリー走行3回目5位 最速ラップタイム:1分16秒864
予選11番手 ラップタイム:1分16秒743

アンソニー・デビッドソン カーナンバー23 (SA07-03)
フリー走行3回目 10位 最速ラップタイム:1分17秒391
予選17番手 ラップタイム:1分17秒542

T-Car SA07-02

天気=晴天 (湿度43.3-62.1%)
気温=最低24.0℃ 最高26.7℃
コース路面温度=最低37.2℃ 最高51.6℃

昨夜の雨で、午前中のモントリオールのコースは難しいコンディションだったが、SUPER AGURI F1 TEAMの佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンはトラブルに見舞われることもなく、SA07のバランスにも満足してセッションを終了した。

午後の予選ではスタートでレッドフラッグが出たため、第1セッションの戦略が変更となった。
琢磨は1分16秒743の最速タイムで楽に第2セッションへと進出。
明日の決勝レースは11番手グリッドからのスタートで、ホンダエンジンを搭載したチームをリードする形となる。

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ハミルトン6戦目にして初ポール獲得!

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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カナダGP公式予選最終ピリオドは、マクラーレンの新人ハミルトンがついに初めてのポールポジションを獲得した。

セッションは最後に僚友アロンソが凄い勢いで急迫したものの、第3セクターでタイムロス、わずかにハミルトンには及ばなかった。タイム差は0.456秒。
3番手にはBMWザウバーのハイドフェルドが入り、これまで2強として君臨してきたフェラーリ勢はついに陥落。
ライコネンが4位、マッサが5位というこれまでにない苦しい予選結果。

6番手はウィリアムズのウェバー、7番手ウィリアムズのロズベルグ、8番手BMWザウバーのクビサ、9番手ルノーのフィジケーラ、そして10番手がトヨタのトゥルーリ。
トゥルーリはチームメイトであるラルフの苦闘を尻目に、連続最終ピリオド進出を続けている。

なおフェラーリ・ドライバーが一人も公式予選後の記者会見に出席できないのは今季初めてのことになる。

カナダGP公式予選結果はこちら

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公式予選『Q2』はハミルトンがトップ

BMWザウバーのハイドフェルドはシケイン不通過で最初のタイムが抹消。
しかし最後のアタックで3番手に飛び込み、この時点で10番手だったスーパー・アグリの佐藤琢磨を追い落とす結果となった。
ハイドフェルドの最後のアタックは、外側のウォールにタイヤをヒットさせながらのまさに爆走だった。

このセッションのトップはマクラーレンのハミルトン、2番手も同じマクラーレンのアロンソが0.036秒差で続いた。
3番手ハイドフェルド、4番手にフェラーリのマッサ、以下ウィリアムズのロズベルグ、レッドブルのウェバー、ルノーのフィジケーラ、BMWザウバーのクビサ、フェラーリのライコネン、トヨタのトゥルーリとここまでが最終ピリオド進出。
上位10台のタイム差は1.114秒。

惜しくもここで脱落したのはスーパー・アグリの佐藤琢磨、トロ・ロッソのリウッツィ、ホンダのバリチェッロ、レッドブルのクルサード、ホンダのバトン、そしてトロ・ロッソのスピード計6台となった。

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佐藤琢磨、公式予選『Q1』突破

予選『Q1』、コースインしたルノーのコバライネンが3-4コーナーでスピン。
リヤ部をクラッシュさせてマシンを損傷、またしても赤旗中断の原因を作ってしまった。
ブレーキトラブルと伝えられている。
またレッドブルのクルサードも同様のトラブルでガレージで修復に掛かった。

このセッションのトップはフェラーリのライコネン、2-3番手にルノーのアロンソとハミルトン、4番手フェラーリのマッサ、以下ルノーのフィジケーラ、BMWザウバーのハイドフェルド、ホンダのバリチェッロ、ウィリアムズのロズベルグの順。
トヨタのトゥルーリ11番手、スーパー・アグリの佐藤琢磨は14番手、ホンダのバトン15番手。

ここで脱落したのはスーパー・アグリのデビッドソン、トヨタのラルフ、ルノーのコバライネン、ウィリアムズのブルツ、そしてスパイカーのスーティルとアルバースの6台。
コバライネンはメカニックの驚異的な作業でコースに復帰を果たしたが、タイムは及ばなかった。

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フリー走行3回目、佐藤琢磨が5番手タイム!

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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カナダGPフリー走行3回目がスタート。
前夜雨に見舞われたため。路面のコンディションはあまり良くないようだ。
ここでもフェラーリのピットにはミハエル・シューマッハの姿が。
これで3戦連続の現場ということになる。

セッションでは終盤コバライネンのルノーが突如エンジン・ブロー。
マシンはコース上にストップして路面を汚したため、セッションは約18分間に渡って赤旗中断となる事態に。
このため各車とも十分なセットアップができないまま終えた可能性があり、とりわけ初日にトラブルで走り込めなかったトヨタにはきついことになりそうだ。

残り約10分でセッション再開。
各車あわただしく周回を重ねた結果、結局トップタイムをマークしたのはマクラーレンのハミルトン。
上位4台はここでもマクラーレン&フェラーリの2強で、以下ライコネン、アロンソ、マッサの順。
特筆すべきはこれにスーパー・アグリの佐藤琢磨が続いたことだ。

なおハイドフェルドのBMWザウバーに起きた引火のトラブルはエンジンではなくハイドロリック系のものということだ。

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2007/06/09

トヨタ カナダGPフリー走行ニュース

F1第6戦カナダGP公式練習初日 予期せぬ問題に直面
土曜日の予選に向け、全力で原因究明と対応を急ぐ

F1第6戦カナダGPがカナダ・モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで開幕。
公式練習第1回目と第2回目が行われた。

カナダGPは例年よりもやや早い6月上旬の開催ながら、日中は気温が30度に達する暑さの中での走行となった。
午前10時から行われた公式練習第1回目は、気温23度、路面温度31度、湿度63%のコンディションで、例年通り、路面が埃っぽく、グリップが低い状態で開始された。
パナソニック・トヨタ・レーシングのラルフ・シューマッハーとヤルノ・トゥルーリは各々、32周と、25周を走破し、着実にセットアップとデータ収集を行った。
しかし、気温が29度、路面温度も48度と上昇する中で、午後2時から開始された公式練習第2回目では、2台共に、セッション序盤からサスペンションにトラブルが発生。
原因究明のために、午後のセッションの多くを費やすこととなってしまった。
チームは、明日土曜日午前中の公式練習第3回目で、公式練習初日の午後中断せざるを得なかったプログラムを再開し、予選と決勝レースへ向けた準備を行う。

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ホンダ カナダGPフリー走行ニュース

honda_f1_logo第6戦 カナダGP 初日フリー走行

「バリチェロ、初日7番手」

6月8日・金曜日(初日フリー走行) 天候:晴れ 気温:29~31度

第6戦カナダGPの初日フリー走行で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは午後7番手、ジェンソン・バトンは13番手だった。

Honda Racing F1 Team 初日の展開:
例年なら真夏のような暑さになることが多いカナダGPだが、今年は比較的涼しい。
初日の天候は、雲が多いながらも朝から晴れ。
気温も27度まで上がった。午前中のセッションは、バトンが24周を走って13番手。
バリチェロは18周で、18番手だった。

午後になると気温は30度に達し、路面温度も50度近くまで上がった。
二人はロングラン主体でタイヤ比較の作業をこなし、バトン13番手、バリチェロ17番手のペース。
そして終盤には、バリチェロが7番手までジャンプアップ。
バトンもチームメートとほぼ同じペースで走っていたが、タイムが伸びず13番手だった。

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S・アグリ カナダGPフリー走行ニュース

Superagurif1_logoGilles Villeneuve Circuit, Montreal
8 June 2007

2007 年カナダGP フリー走行

佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA07-04)
フリー走行1 回目 11 位 最速ラップタイム 1 分18 秒898
フリー走行2 回目 10 位 最速ラップタイム 1 分18 秒309
アンソニー・デビッドソン カーナンバー23 (SA07-03)

フリー走行1 回目 10 位 最速ラップタイム 1 分18 秒896
フリー走行2 回目 15 位 最速ラップタイム 1 分18 秒545

T-Car SA07-02

天気=晴天(湿度46.4-63.9%)
気温=最低23.3℃ 最高31.4℃
コース路面温度=最低 31.2℃ 最高48.9℃

佐藤琢磨 (C)Super Aguri F1
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佐藤琢磨
「勇気付けられる1日だった。
最初はコースが汚れていて埃っぽかったので、グリップが低く、タイヤの反応もよくなかった。
マシンがスライドしてばかりいたので、うまくコントロールするのが難しかった。
しかし、すぐにコースの状態もよくなり、第1セッションの終わりにはマシンのセットアップの方向性がはっきりしてきた。
午後はプログラムを一歩ずつこなし、セッションの最後にはいいポジションまで改善することができた。
ただ、まだ明日までに行わなければならない作業はたくさん残っている。
明日も今日と同じような天気とコースコンディションだといいんだけどね」

アンソニー デビッドソン
「今日は面白い1日だったね。
というのも、第1セッションから午後のセッションが終了するまでの間にコースのコンディションが大きく変化し続けたんだ。
最初はコースがとても埃っぽかったので、誰もがグリップに苦しんでいた。
早くにマシンのいいバランスが見つかっていたので、コースのコンディションがよくなるのを待った。
第1セッションの終わりにはコースの状態も改善されて、第2セッションもよかった。
全体的には今日の仕事にとても満足しているよ」

グラハム テーラー スポーティングディレクター
「満足している。
ドライバーもよく頑張ってくれたし、エンジニアはうまく構成されたプログラムをこなしてくれた。
多くの情報を得ることができたが、明日までに今週末のブリヂストン・ポテンザタイヤの使い方をきちんと決めたいと思う」

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ブラウン氏復帰か、フェラーリ代表と会談へ

昨季限りでF1の現場から離れ、現在は『休暇中』ということになっている前フェラーリ・チーム/テクニカル・ディレクターのロス・ブラウン氏(52歳:イギリス)だが、近くジャン・トッド/フェラーリ代表と会談することがわかった。

もちろんまだその結論は不明だが、周囲ではこれによりブラウン氏の現場復帰が決まるのでは、との見方がもっぱらだ。
ただし、その場合のポジションはこれまでのようなテクニカル・ディレクターというものとは考えにくく、おそらくはフェラーリ・チーム代表になるのではとみられている。
Ros Brawn & Michael Schumacher (C)Ferrari S.p.A
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F1で抜群の実績を誇る同氏のもとにはいくつものチームからオファーが寄せられているというが、ブラウン氏は「フェラーリが私の優先選択」と常に語っていて、フェラーリ復帰の可能性が最も高いようだ。

なおフェラーリ代表のポジションにはミハエル・シューマッハの名前も挙げられているが、こちらは本人が終始これを否定している。

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フリー走行2回目、アロンソ最速もマッサ続く

F.Alonso/McLaren MP4-22 (C)McLaren Group
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1時間半のインターバルを置いて始められたフリー走行2回目だが、ここでもやはり最速だったのはマクラーレンのアロンソで、ただ一人ベストタイムを1分16秒台に入れてみせた。

ただし2番手には最後にフェラーリのマッサが割って入り、午前のセッションに続くマクラーレンの1-2は阻止。しかしアロンソとのタイム差は0.540秒と比較的大きなものとなった。

3番手ハミルトン、4番手ライコネンとマクラーレン&フェラーリ2強4人の図式は変わらず。
5番手にBMWザウバーのハイドフェルド、6番手には1回目のセッションを中嶋一貴起用のため走れなかったウィリアムズのニコ・ロズベルグが付け、意地をみせた。

またホンダのバリチェッロが7番手と好走して期待をもたせたのに続き、ルノーのフィジケーラ、レッドブルのウェバー、またスーパー・アグリの佐藤琢磨がここでも10番手とその好調さをみせた。
なおホンダのバトンは13番手、スーパー・アグリのデビッドソンは15番手とこちらもまずまずのポジション。
トヨタ勢はここではトゥルーリ18番手、ラルフ19番手と後退した。
午前のセッションでノータイムだったBMWザウバーのクビサは12番手。
一方ルノーのコバライネンはセッション中盤にストップして最下位タイムに留まっている。

フリー走行2回目の結果はこちら

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フリー走行1回目はマクラーレンの1-2!

McLaren Duo (C)McLaren Group
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カナダGPフリー走行1回目は、雲があるものの晴れ、路面はドライというコンディションで行われ、アロンソ-ハミルトンというマクラーレン・チーム・デュオがトップタイムを記録、ここでも『MP4-22』のスピードを見せつけた。

これにライバルのフェラーリ勢ライコネン&マッサが3-4番手に続き、日曜日への期待を窺わせた。(最高速はライコネンが318.8キロでトップ)

5番手はレッドブルのウェバー、6番手はルノーのフィジケーラ、以下BMWザウバーのハイドフェルド、トヨタのラルフ、レッドブルのクルサード、そして10-11番手にはスーパー・アグリのデビッドソンとサーキットとがつけた。

また唯一ウィリアムズではニコ・ロズベルグの代わりに第3ドライバーの中嶋一貴を起用。
中嶋はレースドライバーのアレクサンドル・ブルツ(15番手)からわずか0.084秒の17番手とこの初コースでひけを取らないところをみせた。
なおBMWザウバーのロバート・クビサは2ラップしただけでノータイムだった。

フリー走行1回目の結果はこちら

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ブリヂストン カナダGP事前ニュース

Bridgestone Tyre (C)Panasonic Toyota Racing
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2007 年 F1 世界選手権 カナダGP の展望

ブリヂストンは今週末、F1世界選手権北米2 連戦の初戦となる第38回カナダGPに臨みます。
舞台はモントリオール市内ノートルダム島の全長4.36kmのジル・ビルヌーブ・サーキットで、ブリヂストン・レーシング・ポテンザのソフトとスーパーソフト両コンパウンドを使用する予定です。
このサーキットでは70周にわたる過酷なレースが展開されます。
高速セクション、タイトなヘアピン、低速コーナーが混在するコース・レイアウトは、ハードなブレーキングを必要とします。
特に、これまでも多くのドライバーたちを悩ませてきた最終コーナーでは、歴史的にワールドチャンピオンのマシンに多くのトラブルが発生しています。
ハードなブレーキングが必要であるということは、レース中ブリヂストン・レーシング・ポテンザが通常よりも多くの熱を発することになります。
カナダGPの翌週に開催されるアメリカGPではミディアムとソフト・コンパウンドが使用される予定です。

キース・ファン・デ・グリント ブリヂストン・モータースポーツ オペレーションマネージャーとのQ&A:

北米での2 連戦はどのような挑戦があるのでしょうか?

「ロジスティクス面では、全てのタイヤと機器類を輸送しなければならない北米のレースは大きな挑戦になります。
カナダ用のフィッティング機材一式はオーストラリアから、一方アメリカ用はマレーシア
から発送しました。
もちろん北米内では短距離の移動になりますので、通常の設備は必要ありません。
大規模な組織運営になりますが、幸いその管理を行う大勢の優秀なスタッフがいますので、常に適正な機器が用意されます。
北米では間に合わせで作業をするわけではありませんが、必要なものが違います。
例えば、カナダでは、タイヤ・フィッティングエリアは湖の上の仮設浮橋に設置されます」

ジル・ビルヌーブ・サーキットの課題は何ですか?

「ブレーキの負担が非常に大きいので、チームにとってそれが大きな問題になります。
高熱が発生するため、タイヤの中も非常に高温になると予想されます。
モンテカルロと同じように、公道を利用するモントリオールは使用頻度が低く、非常に埃っぽく滑りやすいコースです。
そのためにわれわれはソフトとスーパーソフト・コンパウンドを選んだのです。
このコースは高速であり、特に高温が予想される序盤はタイヤを持ち応えさせることが大きな課題になるでしょう」

カナダGP の豆知識:
モントリオールに送るタイヤ本数とスペック:2,200本
2006 年ポールタイム:1分14秒942(F・アロンソ、ルノー)
2006 年レース最速ラップタイム:1分15秒841K・ライコネン、マクラーレン)
2006 年トップ3:F・アロンソ、M・シューマッハ、K・ライコネン

提供:ブリヂストン・モータースポーツ

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2007/06/08

ホンダ カナダGP事前ニュース

honda_f1_logoカナダGPプレビュー

Honda Racing F1 Teamは、今週、カナダGPを戦うべくモントリオールへと向かう。
そして翌週は、アメリカ・インディアナポリスでのUSGPと続き、北米2連戦の始まりである。

ホンダカナダは今年も同GPのメインスポンサーを務め、レースの週末には町の中心部にあるクレセントストリートで、さまざまなイベントを開催する。
またサーキットの敷地内には「Honda World」というエキジビションを設け、Hondaの先進技術、環境、安全への取り組みをレースファンにも伝えていく。

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ライコネン、モントリオールの小学校訪問

フェラーリ・チームのキミ・ライコネン(27歳:フィンランド)が、今週のカナダGPを前にモントリオールのコロネーション・スクールを訪問した。
Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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これは、当地のブリヂストン・ファイヤストン・カナダ社がセットしたもので、学校では子供たちがフィンランド語でライコネンを歓迎。
これにはライコネンも大感激したと語っている。

またライコネンは児童たちとF1シミュレーションを含む様々なゲームを楽しんだ他、質問コーナーでは子供たちからの素朴な疑問に答えたという。
ちなみにF1シミュレーションで文句なくトップタイムを記録したあと、ライコネンは次代のF1ドライバーを発掘すべく、アドバイスを与えながら子供たちの才能を見守ったそうだ。

今季ここまで苦戦が続くライコネンだが、ここ北米で心機一転巻き返しを図りたいところだ。

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ブルツ、「ビルニューブは口出し過ぎ」

ジャック・ビルニューブが行ったマクラーレンの新人ルイス・ハミルトン(22歳:イギリス)に対するスタート批判について、ウィリアムズ・チームのアレクサンドル・ブルツは逆にこれを擁護している。
Alexander Wurz (C)Williams F1
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「僕はそんなハミルトンが危険な動きをしているなんて少しも思っていないよ。
ドライバーなら誰だって自身のポジションを守るためにはいろいろなラインを取るさ。
そもそもビルニューブがそのような口出しをする意味がわからない。
だいたい彼はいろいろ喋りすぎるんじゃないのかな。
少しおとなしくしていたほうがいいよ」

ブルツは旧ベネトン時代、通算4年に渡ってビルニューブとF1参戦を同時期にした経験を持つ。(ビルニューブはウィリアムズ)

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売り切れた! 人気のカナダGPチケット

今年のカナダGPチケット販売が好調であることは以前から伝えられていたが、これがついに完売になったと報告された。
Canada GP Image (C)Ferrari S.p.A
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カナダGPプレス・オフィサーであるノーマン・プリエール氏によれば、「チケットが完売になったことは事実です。
実際、昨日の午後5時からもうわれわれのチケット売り場は販売を行っておりません」と、説明。

稀代のチャンピオンであるミハエル・シューマッハの引退、また地元カナダのヒーローであるジャック・ビルニューブの欠場などマイナス要因が大きいとみられたものの、同氏によれば驚異の新人ルイス・ハミルトン人気の効果が著しい、と分析されているという。

2006年のカナダGPでは、日曜の決勝日に11万9千人、3日間通算では33万2千人の観客数が記録されている。

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アロンソ、それでも「自分はナンバーワン」

モナコGPでの自身の勝利について「チームオーダーがあったのでは?」との疑惑が持たれたことでフェルナンド・アロンソ(25歳:スペイン)のプライドはいたく傷つけられたようだ。

カナダGPを前に、この史上最年少F1チャンピオンは次のように伊『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙で心情を語っている。
McLaren Duo (C)McLaren Group
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「チャンピオンシップにおいて僕たちは同ポイントで並んでいたから、ここ(モナコ)で勝つということの意味はとても大きいものだったんだ。
でも僕は勝つべくして勝ったんだよ。
考えてみるがいい。
もしもあなたが、最初のピットストップの段階でチームメイトから10秒遅れていたとしたら、これを逆転するということは非常に困難なことなんだ。
ただ、チームはまだ誰が『ナンバーワン』であるのか判断しかねているということは言えるだろう」と、アロンソは暗に自分の立場を強調した。

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2007/06/07

ビルニューブ、新人ハミルトンに諫言

今週末のカナダGPを前に、そのカナダの英雄ジャック・ビルニューブ(36歳)が今季注目の新人ルイス・ハミルトンに対し次のように英『オートスポーツ』誌で諫めている。
Image (C)McLaren Group
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「ハミルトンのスタートは余りにも攻撃的であって、許容範囲を超えてしまっているね。
彼はまだペナルティを受けていないけれど、あの大きく進路を変更するやり方はまるで元の世界チャンピオン(ミハエル・シューマッハ)のようだよ。
彼が速いことは間違いない。
しかし(チームメイトの)アロンソを破るのであれば、正しくステップアップを果たし、そして堂々と打ち負かすべきなんだ。
危険なドライビングによってそれを果たすのは正しい行いとは言えないな」

決勝レースのスタート時、ハミルトンが大きく進路変更して1コーナーに進入するシーンはテレビを通じてすでに世界に印象づけられてしまっているようだ。

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ベルサイユ、フランスGP開催地に名乗り?

2007年限りでマニクール・サーキットから移ることが確定的なフランスGPについて、今度は世界的な観光地でもあるパリ南西部イヴリーヌ県ベルサイユがその開催地として名乗りを上げたということだ。

Versailles Image
これはフランスの有力紙『レキップ』が伝えたもので、それによればベルサイユ宮殿の当局者が、2008年この歴史的地区でのF1開催に前向きな姿勢を示しているというもの。

しかしながら、これを受けてさっそく発足したばかりのサルコジ新政権クリスティーヌ・アルバネル文化・通信大臣は、「もしもF1グランプリがベルサイユで開催されたなら、少なくとも10万人規模の観客が押し寄せて、この歴史的地区は大混乱になるでしょう」との懸念を表明している。

マニクールでの継続に否定的見解を示したバーニー・エクレストン氏は、パリ市内での公道グランプリか、ディズニーランドでの開催案などを示している。

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アンドレッティ氏、「ルノーはドライバー過小評価」

マリオ・アンドレッティ氏(67歳:アメリカ)が、ルノー・チームに対し「ドライバーの能力を過小評価していたのでは?」との疑問を投げ掛けている。
Mario Andretti (C)Williams F1
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これは来週F1アメリカGPが行われるIMS(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)のサイトで語ったもので、その中でこの元F1チャンピオンは、「去年の終わりにアロンソが離脱するまで、ルノー・チームはドライバーズでも、またコンストラクターズでもチャンピオンシップの筆頭だった。
ところが今年の窮状を見るとどうなのかな。
このチームが、ドライバーの持つ能力がどれくらい重要なものだったかを正しく評価していたとは思えないよ。
(後釜の)コバライネンは優れた新人ではあるけれど、まだチャンピオンシップを争うほど成長してはいない。
そしてフィジケーラは……、やっぱりフィジケーラでしかないんだ。
彼らにアロンソの代わりはできていないんだよ。
もしも今年まだアロンソがこのチームにいたならば、彼は全力でその能力を傾注したことだろうがね」と、このチームが伝統的にドライバーに対してお金をつぎ込まない姿勢を批判した。

アンドレッティ氏とその家族はアメリカを代表する名門モーターレーシング一家であるばかりでなく、F1においてもアンドレッティ氏が1978年にロータスでF1チャンピオン、子息は元マクラーレンのマイケル・アンドレッティ、そして孫のマルコも先にホンダ・チームのF1テストを経験済みという深い結び付きをみせている。

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スイス、『モータースポーツ禁止令』撤廃

スイス政府は、50年に渡る同国の『モータースポーツ禁止令』を、F1のようなイベントについては撤廃することを明らかにした。

これは同国の『ブリック』紙が報じたもので、議会での投票の結果「97-77」という僅差でモータースポーツ肯定派が勝利したという。

この禁止令は1955年のルマン24時間レースで起きた観客を巻き込む大事故をきっかけにしたもので、実に80人もの死者を出したこのアクシデントは史上最悪のものとして今も関係者の胸に記憶されている。
Peter Sauber (C)BMW Sauber F1
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そのスイスでモータースポーツ活動を続けた旧ザウバー・チームのペーター・ザウバー氏は「ニュースを聞いて驚いたよ。でも、これによって国内のどこかにサーキットが建設されるとは思えないが……」との表情。
スイスの現在の経済力では、近い将来に国内でF1グランプリを開催するというのは現実的なものではないようだ。

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フィジケーラ、『MSアカデミー』を設立

ルノー・チームのジャンカルロ・フィジケーラ(34歳:イタリア)は、自ら『フィジケーラ・モータースポーツ・アカデミー』(FMS)を設立、後進の育成に力を入れることを明らかにした。
Giancarlo Fisichella (C)Renault F1 UK
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これは同選手のパーソナル・マネージャーであるエンリコ・ザナリーニ氏、そして彼のマネージメント・チームと共に運営するもので、『DAA+Nema アーキテクチャー』社が設計する先進的建築プロジェクトである「フィジケラ・モータースポーツ・テクノポール」の主要部分になる予定という。
場所はローマ近くにあるバレルンガ・サーキット内に設置され、モータースポーツ界における有能な才能を発掘・育成することになる。

フィジケーラはこれまでもザナリーニ氏と共にプライベート・チームを運営するなど若手育成に熱心な活動を続けている。

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2007/06/06

ラルフ(トヨタ)、北米2連戦は「正念場」

今季思わぬ不振で渦中の人となっているトヨタ・チームのラルフ・シューマッハ(31歳:ドイツ)にとって、今週から続くカナダ&アメリカの北米2連戦は正念場ということになりそうだ。

同チームではジョン・ハウェット/TMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)の否定発言にもかかわらず、ラルフのシートは盤石のものではないという見方がドイツ・メディアによって書き立てられている。
Frank Montagny (C)Panasonic Toyota Racing
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もしこの2連戦ではかばかしい結果が得られなかった場合、次のフランスGP(7月1日決勝)では現テストドライバーのフランク・モンタニー(29歳:フランス)と交代する可能性までがささやかれているもの。

なおもしこれが実現すれば、昨年のモンタニー自身(当時スーパー・アグリ)によるフランスGP以来、再びF1でのフランス人ドライバー復活ということになる。

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カナダに臨むクビサ、「ビルニューブの名に感傷なし」

昨年のシーズン途中、当時のジャック・ビルニューブからBMWザウバーのシートを奪う形で引き継いだロバート・クビサ(22歳:ポーランド)にとって、今週迎えるビルニューブの地元カナダGPは特別なものなのだろうか。
1996 Canada GP (C)Williams F1
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これについて当のクビサは、地元カナダの『ナショナル・ポスト』紙で次のように語っている。

「偉大なドライバーの名前がついたサーキットだから、ここをF1ドライバーの一人として走るのはとても光栄なことだと思っているよ。
ましてや、その子息だったジャックのシートを継いで、だからね。
でも、だからといって僕が彼のために涙することはないよ。
なぜなら、それがF1ドライバーの生活というものだから。
それは誰にでも起こり得ることだし、もちろん僕にも、ね。
僕はチームのために他のグランプリと同様、ここでも最大限の努力をするだけさ」

ビルニューブはF1デビューの1996年、このカナダGPで同僚デイモン・ヒルに続き2位表彰台に上がっている。

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ウィリアムズ氏、年間20レース開催を危惧

ここに来てシンガポール、バレンシアと相次いで2008年からの新規F1開催を決めたFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏は、2009年までには年間20戦の開催を実現すると公言している。
A.Prost & F.Williams (C)Williams F1
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これについてF1チームの古参代表格であるウィリアムズ・チームのフランク・ウィリアムズ代表(65歳:イギリス)は独『モータースポーツ・アクチュエル』誌で危惧の念を表明している。

「2005年シーズンわれわれは前例のない年間19戦のグランプリを強いられ、その結果これがもたらす巨大なプレッシャーとストレスとに打ち砕かれ、すべてを失った。
これを受け今年は17戦に留まっている訳だが、エクレストンはいまそれを再び20にまで拡大しようとしている。
彼はプライベート・テストを削減してこれに対応するとしているが、テストというのは安全なマシンを造り上げるために不可欠なものなんだ。
新しい航空機だって、実際に投入されるまでには繰り返しテストを行うだろう。
もしもテストを大幅に制限してグランプリを戦おうとするならば、それは深刻なアクシデントを引き起こしかねないことになるものだよ」

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前マネージャー、「自分の知ってるラルフじゃない」

トヨタ・チームのエース、ラルフ・シューマッハ(31歳:ドイツ)の不振が各方面で話題を呼んでいるが、これについて同選手の前のパーソナル・マネージャーだったウィリ・ウェバー氏は「自分の知っているラルフではない」と語って注目されている。
Ralf Schumacher (C)Panasonic Toyota Racing
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これは独『ビルド』紙に語ったもので、その中でこの兄ミハエル・シューマッハのマネージャーは、「昨今のラルフの状態については正直私は衝撃を受けているんだ。
今のラルフは、私が知っているラルフではないよ。
彼が早い時期に自分を取り戻してくれることを願うね」と、語っている。

ウェバー氏はすでにラルフとのマネージャー契約を解消しているが、現在F1界で最高額と言われる同選手のトヨタでの年棒はウェバー氏の功績と理解されている。

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ハミルトン効果? カナダGP人気高まる

いよいよ今週に迫ったカナダGPだが、地元カナダの『ナショナル・ポスト』紙によれば「ハミルトン効果」でチケットの売れ行きに拍車が掛かっているようだ。
2006 Canada GP (C)Renault F1 UK
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それによれば、先のモナコGPでマクラーレン・チームの二人にチームオーダー疑惑が掛かったことにより、今週のカナダGPでは余計ルイス・ハミルトン初勝利への可能性が高まったというもの。
フランス系住民の多いモントリオールではあるがイギリス人であるハミルトンの人気も上々でこれまで高い関心が寄せられているという。

昨年のカナダGP決勝日には11万9千人の観客数が報告されているが、今年はそれを上廻る可能性が高いようだ。(鈴鹿は15万6千人)

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モズレー会長、「ブリアトーレF1改革案」支持

FIAのマックス・モズレー会長は、先にルノー・チームのフラビオ・ブリアトーレ代表が示したF1改革案について、これを支持する考えをイタリアの『アウトスプリント』誌で示した。
M.Mosley & F.Briatore (C)Renault F1 UK
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ブリアトーレ氏の考えでは、現在『GP2シリーズ』に導入され好評を博している「決勝レースを2回に分けて行う」こと、また「2回目のレースの上位グリッドを1回目の成績の逆にする(リバース・グリッド)」方式をF1にも採り入れようというものだ。

モズレー氏は「もちろんレギュレーションの最終決定は世界モータースポーツ評議会の手に委ねられるが、彼のような実際に現場を預かる人間のアイデアはそれだけの説得力がある」と、これを高く評価している。

ブリアトーレ氏によれば、ショーとして現在のF1における最大の問題は常に「オーバーテイク・シーンが少ない」という所にあるという。

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2007/06/05

トヨタ カナダGP事前ニュース

第6戦カナダGP 2週にわたる北米遠征2連戦の初戦へ

パナソニック・トヨタ・レーシングは、期待はずれの結果に終わった前戦モナコGPの雪辱を果たすべく、大西洋を渡り、今週末、カナダ・モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで行われるF1世界選手権第6戦カナダGPに臨む。

カナダGPはF1第7戦アメリカGPと2週連続で行われる北米2連戦の初戦であり、この2連戦はチームの移動と輸送計画の面でもチャレンジングである。
にもかかわらず、モントリオールで行われるカナダGPは、熱狂的なファンと素晴らしい歓迎によって、F1カレンダーの中でも、シーズンのハイライトの一つとなっている。
比較的低いダウンフォースの設定となるジル・ビルヌーブ・サーキットは、高速なストレートがいくつかのシケインで区切られたもので、前戦モナコGPとは全く異なるチャレンジとなる。
このため、チームはこの週末、変更をされた空力パッケージを持ち込む。
極めて残念な結果に終わったモナコGPを終え、パナソニック・トヨタ・レーシングは新大陸での雪辱を期してヨーロッパを後にする。

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ホンダ・チーム、7月15日にファクトリー公開

ホンダ・チームは、7月15日(日:イギリスGPの翌週)に英国ブラックリーにあるチームのファクトリーを一般公開、さまざまなファン・イベントを行うことを明らかにした。
Image (C)Honda Racing
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イベントでは、普段見ることのできないチームの舞台裏を見学できるファクトリーツアーや、タイヤ交換のイベント、F1シミュレーター、電動レーシングカーや巨大なスロットカーのコース、フェイスペインティング、各種のコンテストといった子供向け催し物を含む様々な催しが予定されているという。

当日は同チームのレースドライバーであるジェンソン・バトンの他、テストドライバーのクリスチャン・クリエン、前テストドライバーで現スーパー・アグリのアンソニー・デビッドソンも参加予定になっている。

なおこのイベントの収益は、同チームのチャリティパートナーであるオックスフォードの『ヘレン&ダグラスハウス』、ブラックリーの『ステッピング・ストーンズ・プリスクール』両団体に全額寄付されるという。

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ハッキネン、「ライコネンの苦闘、予想通り」

今季ここまでチームメイトに少々後れを取った感のあるフェラーリ・チームのキミ・ライコネン(27歳:フィンランド)について、同国の先輩チャンピオンであるミカ・ハッキネン氏(38歳)が、「ライコネンの苦闘は予想通り」と苦渋の表情をみせている。
Mika Hakkinen (C)Mercedes Motorsport
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これはフィンランドの『イルタレヒティ』紙に語ったもので、その中でハッキネン氏は「僕はライコネンがフェラーリへの移籍を考えていると聞いて、彼にアドバイスしたんだ。
チームを変えてしまうと、うまくいかない可能性があるよって。
マクラーレンは当時確かに苦闘していたけれど、このチームにはそれを挽回する力がある。
フェラーリの雰囲気に彼が順応するのには困難があると思ったからね。
そして不幸にも僕の予想は当たってしまったということ。
このゲームで勝つためには、多くの要素をクモの巣のように張り巡らせられていかなければならないんだ。
彼がドライバーとして自分の持つ能力だけでタイトルを手にするというのは難しいことなんだよ」と、語っている。

開幕5戦を終え、ライコネンはチームメイトであるマッサに10ポイントの差を付けられている。

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ラルフのパフォーマンスに内部からも疑問?

今シーズンのラルフ・シューマッハのパフォーマンスについては失望の声が聞かれるが、とりわけモナコGPの予選でスーティルのスパイカーF1にも後れを取ったことが象徴的なものとして挙げられている。
Ralf Schumacher (C)Panasonic Toyota Racing
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これについてTMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)のジョン・ハウェット社長は先に「われわれのマシンにも責任がある」と擁護する発言を行ったが、これが逆に内部で反発を誘ってしまったかも知れない。
同チームでマシン開発に責任を持つパスカル・バセロン/車両部門ゼネラル・マネージャーがこれを受け「データを見る以上、『TF107』に指摘されるようなグリップ不足ということはない」と語ったと伝えられているものだ。

ここまで5戦を終え、ラルフの得点は開幕戦での1ポイントだけ。
またハウェット社長は、元々ラルフの強力な支援者と理解されている。

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メルセデス首脳、「カナダでは自由なレースを」

モナコGPではみごとな1-2勝利を得ながらも、逆に「違法なチームオーダーが出されたのでは?」との批判を浴びてしまったマクラーレン・チームだが、今週のカナダGPではそうした疑惑を払拭する「自由なレースをさせる」と語っている。
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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これは独『エキスプレス』紙に語ったもので、その中でメルセデス・モータースポーツのノルベルト・ハウグ/ディレクターは、「マクラーレンというチームは、伝統的に自由なチームなんだ。
誰か特定のドライバーを勝たせるためにチームが策を弄するなんてことはした試しがない。
われわれのチームで走るのであれば、誰でも自由にレースを戦うことができることを保証するよ」と、語る。

また同氏は「そうした姿勢を示すためにもカナダではハミルトンが勝ってくれたらうれしいね」と、付け加えた。

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ルノー『ワルシャワ・デモ』に観客8万人!

市街地イベントに熱心なルノー・チームが、3日(日)午後今度はポーランドの首都ワルシャワでデモンストレーション・ランを行った。
Renault Warsaw Demo (C)Renault F1 UK
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同チームのチャンピオン・マシン『R26』のステアリングを握ったのはヘイキ・コバライネン(25歳:フィンランド)で、ワルシャワ大学周辺にセットされたビスラ川を渡る全長約2.6キロのコースを爆走。
特設市街地コースにもかかわらず、観客なんと8万人を前にしたコバライネンはジャカランダ咲き誇る並木道で約240キロまでスピードを上げると共に、また例により派手なドーナツターンを繰り返して観客の度肝を抜いたという。

コバライネンが当地を訪れたのは今回が初めてのことという。
なお、ポーランドは現BMWザウバー、ロバート・クビサの母国ということになる。

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2007/06/04

ブルツ、連続ポイント獲得でシート安泰狙う

6年に渡るテストドライバー生活のあと、今季ウィリアムズ・チームから再びレースドライバーとしてF1参戦を果たしたアレクサンドル・ブルツ(33歳:オーストリア)にとって、今週のカナダGPは自身のためにも重要なものになる。

というのも、今季ここまでまだ新人の同僚ニコ・ロズベルグに後れを取ることが多く、スペインまでの4戦でロズベルグ5ポイントに対しブルツは無得点。
チーム首脳からはそのパフォーマンスに疑問の声も聞かれることがあったからだ。
幸い前戦モナコGPでは7位初入賞を果たし、なんとか面目を保つことに。
Alexander Wurz (C)Williams F1
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「やっと物事がかみ合ってきて、前戦モナコではなんとか結果を残すことができたよ。
僕はすべての仕事に100%の力を傾注しているけれど、でもやっぱりレースでの結果は必要なもの。
幸いチームの戦闘力は確実に上向いているし、今度の北米2連戦ではさらにそれを確実なものとして証明したいね」

来季のシートを確実なものにするためにも、今週のカナダ&続くアメリカの2連戦では、ぜひとも連続ポイント獲得をしたいところだ。

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バレンシアF1のコースは全長4.1-4.3キロで

2008年からの新規開催が決まったスペイン・バレンシアでの第2スペインGP(正式名称はヨーロッパGP)の詳細が明らかとなった。

それによれば、コースは既報のようにバレンシア市のウォーターフロント部に設けられる市街地コースで、全長は4.1-4.3キロ。
ヨットレースの世界的イベントである『アメリカズ・カップ』が開催されるハーバーを巡ることから、先に行われた『モナコGP』を彷彿とさせるものになることは疑いない。

このイベントのために2,600万ユーロ(約43億円)を拠出する用意があるというバレンシア市は、もちろんこれを観光の目玉にしたい考えだ。
最も同国のヒーロー、フェルナンド・アロンソは「すぐ近くにバレンシア・サーキットがあるのに、わざわざ市街地コースを作るのは理解できない」と、首を傾げているそうだ。
バレンシア市近郊の同サーキットは、冬のF1テストの場として馴染み深い。

バレンシア市街地コースの詳細はこちら

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シューマッハ、2輪『イタリアGP』に姿現す

先週のモナコGPには、今季2回目となるグランプリ現場への登場を果たしたミハエル・シューマッハだが、今回は2輪モトGPのイタリアGPへ観戦に訪れたことがわかった。
Mugello Gate (C)Ferrari S.p.A
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場所はフェラーリが所有するイタリアのムジェロ・サーキットということでシューマッハにとってはテストで馴染み深い場所だ。

今回はプライベートということでメディアの前に登場することはなかったが、親友でもあるバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)の優勝に満足げな表情を見せていたということだ。

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エクレストン氏、イギリスGPにプレッシャー

F1人気が高まるスペインで新たにヨーロッパGPの開催が決まる一方で、相変わらず設備改善問題などで対立するイギリスGPについて、バーニー・エクレストン氏がプレッシャーを掛けている。
2006 British GP Scene (C)Renault F1
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これは英『デイリー・エキスプレス』紙に語ったもので、その中でこのF1総帥は「他のサーキットがF1グランプリ開催のためにいろいろと努力しているのに対し、シルバーストーンは何もやっていない。
彼らが誇るように、イギリスは確かにモータースポーツの本場であることは私も理解するが、それだけでいつまでもイギリスGPが続けられるわけではないよ。
BRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ:シルバーストーンの保有者)がグランプリ開催の権利を失わないよう望むならば、イギリス政府からの支援を求めるべきだ」と、語っている。

数年前からシルバーストーンは設備改善を求められているものの、資金難を理由にほとんど進捗していないのが実情だ。

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2007/06/03

ハイドフェルド、今度は『ゴルフ・スター』

今季目覚ましい活躍をみせている『BMWザウバーF1』チームのニック・ハイドフェルド(30歳:ドイツ)が、今度はゴルフでもそのパフォーマンスを発揮することになりそうだ。
Nick Heidfeld (C)BMW Sauber F1
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同チームによれば、6月13日(水)にアメリカGPの開催地インディアナポリスにあるゴルフコースで、ラルフ・シューマッハらと共にゴルフをする権利をインターネット・オークションに掛け、その利益を当地の小児病院に寄付するというもの。

ハイドフェルドのゴルフ好きはかねて関係者の間では衆知のこと。
また案内によれば、他にブリヂストンタイヤの安川ひろし/推進室長、『スーパー・アグリ・F1』の鈴木亜久里代表もこれに参加する予定という。

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E.ジョーダン氏、「マクラーレンの判断は当然」

マクラーレン・チームに掛けられたモナコGPでの『チームオーダー疑惑』はFIAから晴れてクリアの判定を勝ち取ったが、これについて元ジョーダン・チームの代表だったエディ・ジョーダン氏(59歳:イギリス)は、「チームを預かる者として当然の判断」と、これを支持している。
Eddie Jordan (C)Ex.Jordan Grand Prix
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「グランプリ・チームが2台のクルマを走らせているというのは、それぞれを戦わせるためのものじゃないんだ。
2台が協力して、チームに勝利をもたらせるためのものだろう。
自分の所のクルマがレース終盤に1-2のポジションを走っていたら、それ以上のバトルなんかすることなく、そのままでゴールして欲しいと思うのはチームの運営者として当たり前のことじゃないか。
私だってチームの初勝利の時には同じことを考えた、これは当然のことなんだよ」

1998年、大波乱となったベルギーGPで当時のジョーダン・チームはレース終盤デイモン・ヒルが1位でラルフ・シューマッハが2位というまさに1-2体制に。
この時ジョーダン氏は、チーム内の争いを避けるためドライバーには『ステイ』の指示を出したことを認めた。
これが記念すべき同チームの初勝利となっている。

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コルズ代表(スパイカー)、財政危機の噂否定

依然として資金難の噂が絶えない『スパイカーF1』チームだが、ここに来てさらに親会社であるスパイカー・カーズ自体資金難が伝えられている。
Colin Kolles (C)Spyker F1
拡大します
これについて同チームのコリン・コルズ代表は「チームの運営とスパイカー・カーズの経営とは別問題」として、危機の指摘を否定した。

「スパイカーF1の運営はまったく独立したもので、投資家やパートナー、そしてサプライヤーらで構成されたコンソーシアムを通して資金調達がされているものだ。
スパイカー・カーズは大きな母体ではあるが、ここにチームが依存している訳ではない。
したがって一連の噂はまったく根拠のないもので、われわれを恣意的に混乱に陥れようとしているものに過ぎない。
財政危機なんていうことはもちろんなく、われわれは自身が設定した目標に向け全員で力を尽くしていくのみだ」

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2007/06/02

スパイカーF1、新風洞設備 稼働間近

『スパイカーF1』チームのマイク・ガスコイン/チーフ・テクノロジー・オフィサーは、来週にも同チームの新しいウィンド・トンネルが稼働する見込みであることを明らかにした。
Wind Tunnel (C)Renault F1
拡大します
それによれば、稼働後直ちにさまざまなセットアップを進め、2か月後くらいには24時間のフルタイム稼働にステップアップするというもの。

同氏はこれにより『F8-VII』のエアロダイナミックスが大幅に進化できるとしているが、その一方では依然として同チームに深刻な財政危機が迫っているとの報道が絶えない。

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S・アグリ カナダGP事前ニュース

Superagurif1_logoカナダグランプリプレビュー
アントニオ・クケレラ(23 号車レースエンジニア)インタビュー

Q: アントニオ、モナコはドライブスルーでアンソニー・デビッドソンにはフラストレーションのたまるレースになりましたが、SAF1 チームにとっては明るい面も多く見られたと言っていましたね?

アントニオ・クケレラ(以下:AC): ええ、そうです。
それにドライブスルーだってシーズンはじめから続けてきたいいパフォーマンスの影みたいなものですよ。
アンソニーはシーズンはじめのレースからコンペティティブで、とってもいいスピードを見せてくれているし、レースの経験を積みながら彼にとっては今までなかったQ2 進出も果たしているでしょ。
アンソニーはフライウエイレースの間に毎レース彼の可能性を見せながらそれを結果に反
映させ続けている。
彼もこの5レースで自信をつけて、テストドライバーから今はレースドライバーに変わったよ。
彼にとって、これから身につける必要があることは本質的に、後ろからもっと速い車が来る状況での対応の仕方、それからピットストップと、あとは車だけのデベロップよりもレース全体を視野に入れたセットアップに気を配ることだね。
アンソニーは厳しい修行を経て、今他のF1 ドライバーたちと同じレベルでパフォーマンスをはじめたところなんだ。

Q: モナコとジル・ビルヌーブサーキットはかなり似ていますね。
両方ともストリートサーキットで、バリアがトラックと信じられないくらい近くてオーバーテイクできるところが少ない。
カナダに役立てるために、何をどれくらい学びましたか?

Antonio Cuquerella (C)Super Aguri F1
拡大します
AC: どちらのサーキットもグリップが低いから、BS のスーパーソフトタイヤを使うことになりそうだし、バリアがリスクを冒す機会を制限することも同じだよね。
でもその反面、車のセットアップは全く違う。
カナダはローダウンフォースのサーキットで、平均速度はとても高い、ドラッグとパワーが大切になってくるけど、モナコではこのようなことは関係なかった。
どちらのサーキットも違った意味でブレーキングはとても大変なんだ-モナコはブレーキの温度の問題で、カナダの方はブレーキングパワーが要るから。

Q: それで、モントリオールのセットアップとストラテジーはどう考えてますか?

AC: セットアップに関しては、エアロの仕様が異なるから、全く違うよ。
でもモントリオールのサーキットでは車の方向転換の良さとブレーキの安定性が必要だね。
モントリオールではいろいろなところで縁石を使うから、この状況に合わせたセットアップが必要になるんだ。
初日のグリップの低いトラックで、車のバランスを変える作業をレースウィークエンドのはじめから終わりまで、全部することになるわけ。
ストラテジーの側面ではね、オーバーテイクは確かに難しいけど、可能だよ。
他の全てのチームがワンストップストラテジーで行くほどレース順位にこだわっているわけじゃないし、もっと2 ストップのチームも出てくるよ。
モントリオールでは燃料の重さによる影響は低い、ピットレーンが短い、それからタイヤによるタイムダウンは大きい、これらはチームがストラテジーを決めるのに最も大切なファクターなんだ。
エンジンとブレーキにも大きい負担があるけど、グリップに関してはモナコほど大変じゃないので、これのカナダでのラップタイムへの影響は普通レベルに戻るんじゃないかな。
これは、ここではラップ毎のコーナリングのときにかかる力が各サーキットの中でも一番低いところのひとつだから。

Q: レースに戻ってくるにあたってアンソニーはどうでしょう、そしてあなたは彼とどう関係を作り上げていますか?

AC: 彼は精神的にポジティブになっていると思う、それもみんなが今、彼をレースドライバーだとみなすに値するだけ速いから。
5年間をテストドライバーとして費やした後で考え方を”レースモード”に変えるのは易しいことじゃない。
僕らの絆はレースごとに強くなっているよ。
僕らはお互いにもっと理解し合い続けているんだ;彼は僕が何をききたいか、僕は彼に何が必要かが、お互いいつも分かっている。
今は僕たちの能力とそれで、いいチームワークができていることに自信を持っているよ。
アンソニーは他のエンジニアや、23号車のクルーたちともいい仕事をしているし、これは今後もシーズンを通して大きい強みになると思う。

Q: このシーズンの今後についてですが、SUPER AGURI F1 チームの23号車はどんなパフォーマンスをすると思いますか?

AC: SAF1チームは最初の5レースで予想以上の成果を出したんじゃないかな。
バルセロナでのはじめてのチャンピオンシップポイントは明らかに僕らの努力の結果だったよね。
でも僕は23 号車が当然目標にしているポイントを取ることを楽しみにしているし、これはアンソニーと全てのクルーによって、実現されることが近いことも信じているよ。

提供:スーパー・アグリ・F1

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プロドライブ、チャリティイベントからスタート

2008年シーズンからのF1参入が決まっている『プロドライブ』だが、まずそのイベント第一歩はチャリティからスタートするようだ。
期日はは7月14-15日で、イギリス・バンブリーにある本拠地ファクトリーをファンに一般開放するというもの。
Prodrive Factory (C)Prodrive
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同社では現在準備中のF1の他にも、すでにスバル・チームの請負人としてWRC(世界ラリー選手権)に参戦している他、買収したアストンマーティン・ブランドで参戦するスポーツカー・レースにはいずれも元F1ドライバーのジョニー・ハーバートやデビッド・ブラバムらが在籍している。
当日はこれらの生産設備も見学できる貴重な機会が設けられる予定だ。

またさまざまなグッズのオークション、子供たちには特別なイベントも企画されており、得られた収益はすべてオクスフォードの子供病院に寄付されることになっているという。

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2008年ヨーロッパGP(バレンシア)、正式契約確認

2008年シーズンからヨーロッパGPの名称で行われるスペイン・バレンシアでのF1グランプリ契約がこのほど正式契約されたことが確認された。

グランプリ自体はすでに5月10日に開催が発表されていたものだが、正式調印の条件としてこの計画を進めているバレンシア州のフランシスコ・キャンプス知事が次期地方選挙で勝利することが必要と伝えられていた。
エクレストン氏はそれが契約の遅れた原因であるとは認めていないというが、結果的に同氏は先月行われた選挙に勝って正式調印となったもの。

同じスペインのバルセロナで行われている現行のGPはすでに2016年まで契約が延長されていることから、これにより少なくとも9年間はスペインで1国2グランプリ開催が続けられることになる。

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今年のグッドウッドに英国F1ドライバー勢揃い

現在4人とF1の中で最多を占めるイギリス人ドライバーだが、そのすべてが今年、世界で最も盛大でエキサイティングなヒストリック・モータースポーツ・イベントと言われる『グッドウッド・フェスティバル』(6月23-24日)に顔を揃えることがわかった。
2006 Goodwood Festival of Speed (C)Honda Racing
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参加するのはジェンソン・バトン(ホンダ)、デビッド・クルサード(レッドブル)、アンソニー・デビッドソン(スーパー・アグリ)、そして今年初参加となるルイス・ハミルトン(マクラーレン)。

そのハミルトンは「この歴史的イベントには以前からとても関心を持っていた。
自分がマクラーレンの一員として参加できるなんて最高に幸せ」と、目を輝かせた。

昨年デビッドソンはホンダのテストドライバーという立場だったが、今年は晴れて正真正銘F1ドライバーとしての参加することになる。
イベントには他にも多くのF1チームが参加予定となっていて、年々盛り上がりをみせている。

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2007/06/01

エクレストン氏の一押しはディズニーランド開催?

FFSA(フランス・モータースポーツ連盟)が2008年のマニクール・サーキットでのフランスGP開催について白紙になったことを確認したことから、バーニー・エクレストン氏が主張する首都パリでの開催が現実味を帯びている。

 Image
これについてフランスの『レキップ』紙は、「エクレストン氏はシャンゼリゼ通りなどの候補を挙げているが実はパリ・ディズニーランドでの開催が一押しなのだ」と伝えている。

エクレストン氏は、「ディズニーランドならクルマでも列車でも簡単に行けるし、ホテルも十分にある。
まさに理想的な開催場所じゃないか」と、主張している。

確かにシャンゼリゼを数日にわたり交通規制するというのは現実的ではない。
もちろんアメリカの本家ディズニーランドでも自動車レースを開催した例はないが、もしこれが実現できるなら東京でも首都圏F1レースが可能になる?

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ベルガー氏、マクラーレンの考えに理解示す

トロ・ロッソを率いる共同オーナーのゲルハルト・ベルガー氏は、今回のチームオーダー騒動についてマクラーレン・チームのロン・デニス代表の考えに理解を示す発言を行っている。

これは地元オーストリアの『ザルツブルガー・ナハリヒテン』紙に語ったもので、その中でこの元F1ドライバーは「チームオーダーが許されるか、と聞かれれば、それはもちろんレギュレーションで禁じられていると答えるよ。
しかし、レース終盤3位以下に1分以上もの大量リードを築いている時に自分のチームのドライバー二人がバトルを演じていたとしたら、私だってそれを押さえることだろう。
もし2台共にバリヤにクラッシュしたら、元も子もなくなってしまうんだからね」と、語っている。
Ayrton Senna & Gerhard Bergar (C)Honda Racing
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ベルガー氏はマクラーレンでの現役時代、その性格の良さからか強力なチームメイトだった故アイルトン・セナと問題を起こすことはなかったが、セナとアラン・プロスト氏との間で繰り広げられた壮絶なバトルは今も語りぐさになっている。

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モンテツェモロ社長、「モナコGPはテレビショー」

モナコGPではライバル・マクラーレンに1-2勝利という舞台を与えてしまったフェラーリ・チームだが、同グループの総帥ルカ・モンテツェモロ氏は次戦カナダでの復活を断言している。
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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これはイタリアの『ANSA通信』に語ったもので、「われわれがモナコで見た物は悪い冗談だったよ。
しかしモナコは特別な所だからね。あれはレースじゃない、テレビショーなんだ。
しか次のカナダでは、間違いなくまた復活のレースをみせることができるだろ」と、力強く語った。

そのモンテツェモロ氏にはイタリア国内で政治家への転身が根強くささやかれているが、本人は依然としてこれを否定し続けている。

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モズレー氏、「変わらなければF1生き残れない」

2011年からさらなるF1規定の変革を求めるマックス・モズレーFIA会長は、「変わらなければF1は生き残っていけない」と、独『ヴェルト・サンタグ』紙で危機感を煽った。
Max Mosley (C)Renault F1 UK
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「あなたがたはいまF1チームが毎日24時間2基のウィンド・トンネルを稼働させることによってどれだけの二酸化炭素を排出しているか知っているだろうか。
それらは全体で何千トンにもなるものだし、加えて週の終わりにはレースでたった100キロ走るために75リットルもの燃料を消費するマシンを走らせるありさまだ。
今の時代、こんなことがいつまでも許される筈がない。
われわれが行動を起こさなければ、フォーミュラワンは生き残ってはいけないだろう。
メーカーチームはわれわれの提案にすぐ反対するが、彼らは決してF1を愛して参加している訳ではないんだからね。
たった4馬力を増大させるために狂ったほどの金額を傾注するのは決して正常なことじゃない。
F1参戦が思わしくないと判断すれば、彼らは直ちにここから去っていくだろう。
われわれは、こうした現実を直視しなければならないのだ」

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フェルスタッペン、「スパイカーF1テスト歓迎」

『スパイカーF1』チームのスポンサー筋から話題になったヨス・フェルスタッペン(35歳:オランダ)によるテスト案について、ベルスタッペン自身がオランダの『テレグラフ』紙でこれを歓迎する意向を示している。
Jos Verstappen (C)Ex.Jordan GPrand Prix
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「僕には長いF1経験があるから、テストする機会が与えられたなら、きっとチームに有益なフィードバックを返せると思うよ。
必ずやチームに利益をもたらすことができると思うんだ。
でもそれはたった2ラップだけを周回するような形式的なものでは駄目。
そんなことでは何の意味を成さない。
最低2日間、できたら3日間あればベストなんだけど」

これは、オランダの主要スポンサーであるトラストのミッシェル・ペリドンCEOが提案したもの。
約10年間に渡ってF1に参戦したベルスタッペンは、多くの時期非力なマシンでの戦闘を余儀なくされたが、ベネトンでデビューした1994年にはハンガリー&ベルギー両GPで2度3位表彰台に上がる活躍を残している。

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富士スピードウェイ会長に冨田務氏

今年F1日本GPを開催する富士スピードウェイ(株)は、6月の定時株主総会後の新役員候補を内定、新らしく代表権を持った取締役会長として前TMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)会長・冨田務氏(63歳)が就任することをを発表した。
冨田 務 (C)Panasonic Toyota Racing
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トヨタF1チームの代表だった大物が富士スピードウェイの会長に就くことにより、トヨタの日本GPへの意気込みが表されるようだ。

同氏は「F1チーム在任中に支援をいただいた皆さまに感謝している。
また富士スピードウェイでの新たな任務を今から心待ちにしている。
今年30年ぶりに開催するF1日本GPの成功に邁進すると共に、富士でのトヨタチームの活躍を期待したい」とリリースで語っている。

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