アメリカGPの開催は今季限り?
今週は続いてアメリカGPとなるが、IMS(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)の契約は昨年とりあえず1年延長されただけ。
来季以降の見通しは依然不透明なままだ。
2006 USA GP Crash Scene (C)Redbull Racing
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そんな中、F1開催を司るFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏が「別にアメリカにグランプリがなくても構わない」との注目すべき発言を英『デイリー・メール』紙に語っている。
「世界にはまだ多くの地域に大きなマーケットがある。
例えば今後インドなんかでも開催されるようになる。
われわれは別にアメリカにグランプリがなくても構わないのだ。
実際問題、アメリカにはただ一人のドライバー(スコット・スピード)がいるだけで、多くのスポンサーがある訳でもない。
もちろんトニー(ジョージ:IMS代表)といい話し合いができればいいが、そうでなければ他の所と話を進めるだけ。
同じアメリカの中だって、別にいくつもの申し出を受けているのだからね」
エクレストン氏と同じく個性の強いトニー・ジョージ代表とは、これまでもしばしばその対立した関係がささやかれてきた。
現在契約更新交渉にある両者、今回突然インド・オリンピック委員会にF1開催の話が持ち込まれた裏には、こうした背景も関係しているようだ。
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