ブリヂストン アメリカGP事前ニュース
Bridgestone Tyre (C)Panasonic Toyota Racing
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2007 年 F1 世界選手権 アメリカGP の展望
ブリヂストンは今週、F1世界選手権第7戦アメリカGPの舞台となる、世界的に有名なインディアナポリス・モータースピードウェイに向かいます。
ブリヂストン・レーシング・ポテンザは、これまでインディアナポリスで開催されたF1GP では負け知らずですが、シーズンを通して最大の難問の一つである、バンクに対応しな
ければなりません。
全長4.19kmのインディアナポリス・サーキットでは、出場全11チームがミディアムとソフトの両コンパウンドを使用する予定です。
オーバルコースのバンクとインフィールド・セクションを組み合わせたサーキットは、チームにとってセットアップの妥協策が必要になり、またバンクや低高速コーナーが混在することにより、ブリヂストン・レーシング・ポテンザは非常に厳しい環境で使用されます。
ブリヂストンは、ファイアストン・ブランドでインディアナポリス500の公式タイヤサプライヤーを務めてきました。
今年のインディアナポリス500は先月行われました。
アメリカGP終了後、F1は7月1日にフランスGPが開催されるマニクール・サーキットにその舞台を移します。
キース・ファン・デ・グリント ブリヂストン・モータースポーツ オペレーションマネージャーとのQ&A:
インディアナポリス・サーキットの課題は何ですか?
「インディでは妥協策が必要になるということです。
まず大きなダウンフォース、高いグリップ力、そして柔らかいタイヤが必要なインフィールドがあり、そしてトップスピードを高めるためにチームがマシンの空気抵抗を抑えようとするメインストレートとバンクがあります。
これまで使用されたセットアップでは、マシンはインフィールドでダウンフォースが若干不足し、それをタイヤのグリップ力で補おうとします。
つまり柔らかいコンパウンドが必要になるということです。
非常に高速で、グリップ力が必要なコースなので、われわれはミディアム・コンパウンドとソフト・コンパウンドを使用する予定です。
チームが、ブリヂストンの助言に従って適正なタイヤ圧を維持することも大切な条件です。
これは安全面と性能面の両方の観点から重要です。
特に、水平状態のときよりもマシンに約2倍の力がかかるバンクではなおさらです。
インディアナポリスは単純なサーキットではないので、求められる条件がやや矛盾しています。
このことが大きな課題になっています」
提供:ブリヂストン・モータースポーツ
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