ブリヂストン カナダGP公式予選ニュース
2007 年 F1 世界選手権 カナダGP 予選
Bridgestone Tyre (C)Panasonic Toyota Racing
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マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンが、ブリヂストン・ポテンザのスーパーソフト・タイヤの性能を最大限に駆使して1分15秒707のタイムを記録し、デビュー以来、初めてのポールポジションを勝ち取った。
ハミルトンにとっては、今回がジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでの初めてのレースとあって、さらに印象的な結果となった。
ハミルトンは、最初の予選セッション以外はトップタイムで、隣フロントローに並ぶのは、チームメイトのフェルナンド・アロンソ。各チームが変化するコースに合ったセットアップに苦しむ中、ニック・ハイドフェルド(BMW ザウバー)とキミ・ライコネン(フェラーリ)が、それぞれ3位と4位のグリッドポジションを獲得した。
ここでは、リヤ・タイヤの摩耗を最小限にとどめるのが一番重要なポイントとなる。
今日はコースのグリップ・レベルが変化し続けていたので、今日のセットアップが明日の決勝レースにもあてはまるとは限らない。
今日の最速ラップタイムは、ハミルトンが予選第2セッションで記録した1分15秒486だった。
キース・ファン・デ・グリント ブリヂストン・モータースポーツ オペレーション・マネージャー
「F1世界選手権初のポールポジションを達成したルイス・ハミルトンにおめでとうと言いたいです。
彼はカートやGP2シリーズをブリヂストン・タイヤで戦いながら腕を磨いて来たドライバーなので、ブリヂストン・タイヤで初めてのF1世界選手権のポールポジションを勝ち取ったのもしかるべき事でしょう。
昨夜は雨が降り、F1世界選手権予選前に走ったクルマがあったために、午前中はコースがかなり滑りやすくなっていました。
コースの状態が本格的に改善するには時間がかかりました。
スーパーソフトは明らかに速く、全てのドライバーがスーパーソフトでタイムを出しました。
両方のコンパウンドの摩耗度は明らかに減りましたが、走行周回数が少なかった事や燃料搭載量が少なかったことがこの理由だとも言えます。
明日の決勝レースでも、両方のコンパウンドが予想通りのパフォーマンスを見せると確信しています」
《参考データ(午前中フリー走行及び予選)》
・合計走行周回数: 620周
・1台あたりの平均周回数: 28周
・最多走行周回数: 42周(ヤルノ・トゥルーリ)
提供:ブリヂストン・モータースポーツ
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