ブリヂストン アメリカGP公式予選ニュース
Bridgestone Tyre (C)Panasonic Toyota Racing
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2007 年F1 世界選手権 第7戦 アメリカGP 予選
マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンがブリヂストン・ポテンザタイヤのソフト・コンパウンドの性能を最大限に生かし、F1世界選手権第7戦アメリカGPの予選でカナダGPに続くポールポジションを獲得した。
ハミルトンの隣の2番手グリッドからスタートするのは、同じくマクラーレン・メルセデスのフェルナンド・アロンソ。
インディアナポリス・モータースピードウェイで幕を開ける明日の決勝レースは、マクラーレン・メルセデスの2台がフロントローを占める結果となった。
アロンソは予選1回目と2回目のセッションをトップで通過、2回目のセッションでは、この日の最速ラップタイムを記録している。
今日は、昨日よりもさらに気温が上昇した中で走行が行われた。
グリッド2列目はフェラーリのフィリペ・マッサとキミ・ライコネンが並んだ。
5位で予選通過したのはニック・ハイドフェルド(BMW ザウバー)、6位は今シーズン最高の予選パフォーマンスを見せたヘイッキ・コヴァライネンだった。
初めてF1 世界選手権の予選に挑んだセバスチャン・ヴェッテルは、初めて走るサーキットにも関わらず7位で予選通過するという素晴らしい戦いぶりだった。
ヴェッテルの隣の8番手グリッドからスタートするのは、トヨタのヤルノ・トゥルーリだ。
キース・ファン・デ・グリント ブリヂストン・モータースポーツ オペレーション・マネージャー
「今日は、ブリヂストン・ポテンザの2種類のコンパウンドが予想通りの性能を発揮した、とても分かりやすい予選セッションとなりました。
この日の最速ラップタイムを記録したアロンソを含め、どのドライバーもソフト・コンパウンドでそれぞれの最速ラップタイムを記録しており、明らかにソフトがスピードでは勝っていました。
2種類のスペックのラップタイム差は、およそ0.4秒です。
耐熱性、摩耗率、グレイニングという点では、どちらのタイヤにも問題は見られず、どのような戦略をチームが選択したとしても十分に対応できると思います。
今シーズンは新人ドライバーたちの登場ですでに非常にエキサイティングとなっていますが、今日もまたセバスチャン・ヴェッテルという若手ドライバーがデビューを果たしました」
2007年6月17日
【参考データ(午前中フリー走行及び予選)】
合計走行周回数:768周
1台あたりの平均周回数:35周
最多走行周回数:51周(セバスチャン・ヴェッテル)
最速ラップタイム:1分11秒926(予選第2セッション、アロンソ)
コンパウンド: ミディアム/ソフト
2006年アメリカGP
チームメイトのフィリペ・マッサがスタート後の前半30周をリードし優位に立ったが、フェラーリのミハエル・シューマッハが5回目のアメリカGP での優勝を果たす。
ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)がそれぞれ3位と4位でフィニッシュしている。
わずか9台が完走を認められたレースだった。
提供:ブリヂストン・モータースポーツ
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