G.ウィリス氏、ホンダの開発姿勢に苦言
昨年7月までホンダ・チームでテクニカル・ディレクターを務めていたジェフリー・ウィリス氏(48歳:イギリス)が、今季ここまで苦闘を続けるホンダ・チームの開発姿勢について英『F1レーシング』で次のような苦言を呈した。
Geoffrey Willis (C)Honda Racing
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「ここまで1ポイントも獲得できないなんて、ホンダはほんとうにひどい状況だね。
2005年、2006年とこれまで開発を積みかさねて得たものを、ホンダは今季すべて捨て去ってしまったんだ。
2006年最後に持っていた戦闘力が、2007年のマシンには全く無反映されていないんだからね。
これはトヨタも含めてのことだけれど、日本チームは『東京の会議』でF1が戦えるという考えを捨て去るべきなんだよ」
B.A.R時代を通じ、5年間に渡るホンダとの関係を終了したウィリス氏、次はかつての上司デビッド・リチャーズ氏が率いるプロドライブF1計画に加わるのではとの見方が強い。
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