フェラーリ総帥、F1レギュレーションに不満
フェラーリ/フィアット・グループを率いるルカ・モンテツェモロ氏(59歳:イタリア)は、マラネロで現在のF1レギュレーションについて次のように不満点を指摘した。
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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「現在のF1レギュレーションについては、残念ながら様々な問題点があると言わざるを得ない。
まずエアロダイナミックスだ。
このためにいまのF1はオーバーテイクの機会が著しく失われ、それが結局レース自体をつまらないものにしている。
またもう一つ問題なのはセーフティカー・ルールだね。
この間のカナダGPを見れば明らかなように、いったんセーフティカーが出るや、難解なピットストップ規則のためにレースはまるでルーレットのようになってしまうんだ。
誰が勝つかわからない、こんなのはもう真っ当なレースではないよ」
このレース、マクラーレン勢には及ばないものの3-4番手が十分確保できた筈のフェラーリは、しかし終わってみればライコネンの5位がやっとで、マッサに至ってはピットアウト時の赤信号無視で失格処分。
レースはハミルトンの初優勝、3位は19番手スタートのブルツ、4位はなんと最後尾スタートのコバライネンという大波乱の結果となった。
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