トヨタ シルバーストーンテストニュース(6/20)
シルバーストーン合同テスト2日目 昨日に続きトップタイム
午後強い雨に見舞われるが、J.トゥルーリ好調ベストタイム
F1シルバーストーン合同テスト2日目を迎えたパナソニック・トヨタ・レーシングは、初日を担当したラルフ・シューマッハーからヤルノ・トゥルーリがテストを引き継いだ。
午前中は第9戦イギリスGPへ向けたセットアップ作業を継続し、加えてエンジンやシステムに関する作業も行った。
その後、午後へ向けてサスペンションセッティングを変更し、若干時間をロスすることとなった。
しかし、午後のセッション中盤、強い雨に見舞われてしまった。
それまではドライコンディションであったが、イギリスならではの天候によって、テストは中断されることとなった。
その後、セッション終盤30分程前に走行は再開され、ヤルノ・トゥルーリがこの日の最速タイムを刻んだ。
最終日となる明日もヤルノ・トゥルーリがテストを継続し、イギリスGPへの準備を整える。
Jarno Trulli (C)Panasonic Toyota Racing
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ヤルノ・トゥルーリ:TF107/03
ベストラップ:1分21秒420 順位:1位 周回数:49周 走行距離:251.9km
「全体的に実り多き一日であったが、今日は一日中非常に風が強かったので、パフォーマンスに関する比較を行うのは難しい。
午前中に行ったセットアップ及びタイヤのテストはとても順調に進み、“TF107”にも満足している。
その後、サスペンションのセッティングを変更するために、昼食前後の時間を若干失うこととなった。
そして午後は降雨に見舞われ、わずか30分ほどしか有意義な作業を行える時間はなかった。
しかし、このようなトラブルはテストでは良く直面することである。
全体的に見れば、今日の走行は上手く行っており、われわれは良い状態にあると言えるだろう」
ゲルト・プファイファー:テスト・チーム・マネージャー
「今日は様々な要因によって走行が限られてしまった。
昨日と同様のプログラムで、主に次戦イギリスGPへ向けたセットアップ作業に集中した。
ヤルノ・トゥルーリがラルフ・シューマッハーからテストを引継ぎ、午前中は何度かの赤旗中断にもかかわらず、更なる有意義なテストとなった。
午後のセッション序盤はサスペンションセッティングの変更のため、テストの進行は遅れることとなった。
その後降雨に見舞われ、われわれは再び走行できることを祈っていた。
そして、セッション終盤に走行を再開したが、コースは部分的に雨が降っており、残りは降っていないという状況で、テストをより難しいものとした。
しかし、少なくともわれわれは、コース上において信頼性の問題には全く見舞われなかった。
ヤルノ・トゥルーリがテストを継続する明日の最終日は、良い結果で終了できることを期待している」
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