ハミルトン、「ウェバーのせいでポール逃がした」
最終的に0.179秒という僅差でポールポジション獲得を逸したマクラーレン・チームのルイス・ハミルトン(22歳:イギリス)は、「ウェバーのせいでポールを逃がした」と、悔やんだ。
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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ハミルトンは前車との間隔を空け万全の体制で臨んだ最終アタックで、ピットアウトしてきたレッドブルのウェバーに前に入られてしまい、当然のようにアタック中に追い付く羽目に。
ウェバーは道を譲ったものの、明らかにスピードダウンしてタイムロスを強いられた。
「あの時はまさに渾身のアタックで、ターン4の出口ではガードレールに接触したくらいだった。
それまでよりコンマ3秒はタイムを短縮して走っていたんだけど、見たようにウェバーに追い付いてしまったんだ。
彼が僕に気づいていたかはわからないけれど、結局ターン8でオーバーテイクするまでにおそらくコンマ5秒はロスをしただろう。
それから懸命に挽回しようとしたけれど、もうタイヤのピークは過ぎていたし、残念ながらポール奪取はならなかったね」
新人がこのモナコでポールを獲得すれば歴史的快挙になる筈だったが、それでも「フロントロウからのスタートなら上々さ」と、この驚異の新人はすでに明日の決勝レースに頭を切り換えているようだ。
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