バルセロナ合同テスト、ラルフのベストタイムは幻
ヨーロッパ・ラウンド幕開けを前にスペインのバルセロナ・サーキットで始まった合同テスト。
30日(月)のタイムのトップとして伝えられたのはトヨタ・チームのラルフ・シューマッハが記録したとされる1'20.479というもの。
これは2番手となったキミ・ライコネン(フェラーリ)のものを0.716秒も上回り、ただ一人だけ1分20秒に入れるという段トツのものだった。
Ralf Schumacher (C)Panasonic Toyota Racing
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しかし、その後チームから発表されたリリースによれば、これは実は幻なのだという。
なんでも、この周回でラルフはシケインを不通過してしまったとか。
したがって正式な周回でのラルフのベストは1'21.983。
これは実質トップのライコネンから0.788秒遅れるもので全体では4番手。
これにより、佐藤琢磨(スーパー・アグリ)の記録した本家ホンダ・チームのバリチェッロのベストタイムを0.797秒上廻る1'21.858というタイムがフェラーリに次ぐ全体の2番手ということになった。
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