ブリヂストン スペインGP事前ニュース
Tyre Image (C)Redbull Racing
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2007 年 F1 世界選手権 スペインGP への展望
F1世界選手権第4 戦が今週スペインで開催されます。
ブリヂストンタイヤが、グリッドに並ぶ22台の全てのマシンの足元を飾ります。
スペインGPは今年で通算37回目の開催となり、バルセロナの北東に位置するカタルーニャ・サーキットでの開催は17回目になります。
カタルーニャ・サーキットに持ち込まれるブリヂストンタイヤは、マレーシアとバーレーンで使用されたのと同じハードコンパウンドとミディアムコンパウンドになります。
レースでは2種類のコンパウンド両方の使用が義務付けられています。
2 種類のうちソフト側のミディアムコンパウンドは、識別できるように溝に白くマーキングが施されます。
エアロダイナミクスが重要なサーキットは、この数年来F1チームに人気の高いテスト開催地となっています。
バルセロナでもシーズン前にコースの改修も実施されましたが、今年の2月と4月30日から5月2日にかけてF1全11チームが全長4.655kmのこのコースでテストを行い、いずれのチームも十分な時間をかけて最終コーナーの新しいレイアウトに適応することができました。
キース・ファン・デ・グリント ブリヂストン・モータースポーツ オペレーションマネージャーとのQ&A:
バルセロナ・サーキットの課題は何ですか?
以前は、このサーキットの特質から、特に左フロントタイヤのグリップダウンとグレイニングが発生していました。
しかし、2007年用タイヤの構造がマシンのバランスを良好に保っていることと、コース・レイアウトの変更とシケインの導入によって最終コーナー全体での低速化が進んだことから、結果的にタイヤメーカーにとってはサーキットの厳しさは緩和されました。
このコースで行った2月のテストと今回のテストから、どのような結論に至りましたか?
先週のテストでは、総じて、ミディアムコンパウンドの方が競争力が高いことが明らかになりました。
しかし、先週及び2月のテストでは路面温度が低めだったことと、雨も降ったため路面が粗い時間帯があったことに留意する必要があります。
レース・ウィークエンドに温度が上昇した場合は、ハードコンパウンドタイヤが効果を発揮する可能性は十分にあるでしょう。
また先週のテストで各チームはウェットタイヤとエクストリームウェットタイヤの両方を装着して走ることができました。
われわれは、いずれのタイヤもそれぞれの機能範囲で良好なパフォーマンスを発揮したと判断しています。
提供:ブリヂストン・モータースポーツ
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