チーム否定もアルバースにシート喪失の危機?
今季開幕後、思わぬ不振に見舞われている『スパイカーF1』で、早くもクリスチャン・アルバース放出の噂が流れている。
これについてはコリン・コルズ代表は「われわれは現在のドライバー・ラインナップに完全に満足していて、これを変更するつもりはまったくない。
早くもドライバー変更だなんて、そんなのは根も葉もない無責任な噂に過ぎない」と、強く否定。
しかしアルバースの地元オランダの『アルゲミン・ダグブラド』紙などは「アルバースのレースは残り1戦限り。後任はテストドライバーのマーカス・ヴィンケルホックになる」と、書き立てている。
Christijan Albers (C)Midland F1 Team
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ヴィンケルホックは26歳のドイツ人で、昨年は4戦第3ドライバーとして出走。
父親マンフレッドは1980年代にATSなどで活躍したF1ドライバーで、マーカスがまだ5歳の時、カナダ・モスポートでスポーツカー・レース中、事故死。
またマンフレッドの弟ヨアヒムもF1ドライバーというレーサー家系だ。
今季スパイカーF1ではギド・ヴァン・デル・ガルデを第3ドライバーに起用の方向だったが、スーパー・アグリとの契約トラブルからまだスーパーライセンス取得できていない様子。
他にも多くのドライバーをテストに起用したりしているが、スーパーライセンス取得の資格を持つのはヴィンケルホックのみとみられる。
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