ホンダ バーレーンGPフリー走行ニュース
第3戦 バーレーンGP 初日フリー走行
「バリチェロが11番手」 4月13日・金曜日(初日フリー走行) 天候:晴れ 気温:31~34度
第3戦バーレーンGPの初日フリー走行で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは11番手。
ジェンソン・バトンはエンジントラブルで、最下位22番手に終わった。
Honda Racing F1 Team 初日の展開:
酷暑の2連戦。ところが初日の前夜、マナマ市内は激しい雷雨に見舞われ、その後はすっかり過ごしやすい気温に下がった。
翌日は朝から、雲一つない青空が広がった。
気温も午前10時には、32度に達している。
午前中の1回目フリー走行は、バトンが24周をこなして11番手。
バリチェロは20周で17番手だった。
午後も32度の暑さ。路面温度は、48度に達した。
路面コンディションも向上し、各マシンのペースが徐々に上がっていく。
しかしHondaの2台は、なかなか下位から抜け出せない。
後半には、周回中のバトンがエンジントラブルでストップ。
一方のバリチェロはチェッカー間際に、1分34秒391の11番手タイムを出し、トップとコンマ8秒差に詰め寄った。
Jenson Button (C)Honda Racing
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■ジェンソン・バトン
1回目フリー走行 11番手 1分35秒445
2回目フリー走行 22番手 1分36秒076
「マシンはマレーシアと同じだから、先週から進化することは現実的ではない。
でも、僕らはそれほど遅くはないと思う。
それは、2回目のフリー走行では、エンジントラブルが起こるまで、ユーズドタイヤだけしか走る機会がなかったからだ。
明日に向け、マシンをもう少し改良するために、バランスについてはまだやることがある。
今回も長く厳しいレースになるだろうから、まだまだやらなければならないことも多い」
■ルーベンス・バリチェロ
1回目フリー走行 17番手 1分35秒911
2回目フリー走行 11番手 1分34秒391
「午後のセッション終了間際まで、いいマシンの改良ができた。
特に、セッションの最後では、マシンは、今日のセッションの中で一番いい感じだった。
2回のセッションを通じ、僕らは懸命に作業し、いくつかポイントとなる大きな変更も行った。
しかし、僕らが求めるバランスに近づいたわけではないから、まだ道のりは長いと思う」
■ジャッキー・エッケラート Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
「いつもどおりの金曜日で、レースに向けた作業を行った。
気温は、2月にここでテストしたときに比べ、さらに高く、このことが車のバランスに影響した。
ルーベンスは、予定通りの走行を行ったが、セットアップには満足していない。
ジェンソンは、エンジントラブルにより、2種類のタイヤでのレースセットアップを行うことができなかった。
明日までに改善できるように、夜を徹して作業しなければならない」
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