「バトン5位、バリチェロ6位で、3戦連続のダブル入賞」 9月10日・日曜日(決勝レース) 天候:晴れ 気温:27〜30度
イタリアGP決勝レースで、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンが5位、ルーベンス・バリチェロも6位に入り、ハンガリーGP以来3戦連続となるダブル入賞を飾った。
Honda Racing F1 Team 決勝レースの展開:
前日の予選後、5番手に入ったF・アロンソ(ルノー)が「予選中にF・マッサ(フェラーリ)を走行妨害した」として、上位3つのタイムを抹消されるというペナルティが課された。
この結果、Honda勢の順位が一つずつ繰り上がり、バトンが5番グリッド、バリチェロ8番グリッドからのスタートとなった。
バトンはスタート直後の混乱をうまく切り抜けて、5番手をキープ。背後からF・アロンソ(ルノー)が迫り、自身はマッサを追う展開に。
一方のバリチェロは2つ順位を落として、10番手に後退。
14周目から、上位陣の1回目のピットイン作業が始まった。20周目にピットに入ったバトンは、コースインでは一瞬早くアロンソに先行したものの、その後抜かれて10番手に。
バリチェロは、半分を終えた27周目には4番手を快走する。
ワンストップ作戦のバリチェロは、30周目にピットインをし、9番手でレース復帰。
この時点でバトンは、6番手だ。
バトンは、その後5番手まであがったものの、41周目のピットインで7番手に後退した。
このままゴールかと思われたが、終盤に波乱が起きる。3番手を走っていたアロンソが、エンジンブローでリタイア。
さらに4番手を走っていたマッサが、急制動で右フロントタイヤを傷め、緊急ピットイン。
その間、バトン5番手、バリチェロ6番手に順位を上げる。
バトンは、前を走るフィジケラ(ルノー)に0.6秒差まで詰め寄るものの、一歩及ばずそのままフィニッシュ。
バリチェロもバトンに続き6番手でレース終えた。
この結果、チームは、第13戦ハンガリーGP以来の3戦連続ダブル入賞となった。
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