ホンダ イタリアGP公式予選ニュース
「バトン6番、バリチェロ9番グリッドを獲得」 9月9日・土曜日(2日目・予選) 天候:晴れ 気温:27〜29度(予選)
イタリアGP2日目・予選で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは6番手、ルーベンス・バリチェロは9番手タイムだった。
Honda Racing F1 Team 2日目の展開:
今日も快晴に恵まれたが、初日のような蒸し暑さはない。
午前11時からのフリー走行は、気温26度、路面温度30度という涼しいコンディションで始まった。
チームは初日に立て続けにエンジントラブルが出たことを受けて、改良型エンジンの使用を断念。
2台のレースカーには、トルコGPと同じ仕様のエンジンが搭載された。
このセッションでは二人のドライバーはトラブルなく走行し、バリチェロは18周を走って、8番手。バトンは115周で、12番手だった。
午後2時の予選開始時で、気温28度、路面温度41度と、前日ほど気温は上がらない。
第1セッションで、山本のタイヤバーストで赤旗中断となったとき、二人のドライバーはアタックを始めようとしたところだった。
再開後のアタックでは、バトン10番手、バリチェロ14番手で、共に1分22秒台で次のセッションへと進んだ。
第2セッションは、トップから11番手までが1分21秒2から9の間のコンマ7秒を争う、熾烈な展開に。
バトン、バリチェロはともに2度目のアタックで、7、8番手のポジションを獲得。
そして最終セッションでは、最後のアタックでタイムを伸ばし、バトン6番手、バリチェロ9番手のタイム。
明日の決勝レースを3列目、5列目からスタートする。
J.Button & D.Coulthard (C)RedBull Racing
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■ジェンソン・バトン
3回目フリー走行 12番手 1分23秒295
予選6番手 1分22秒011
「今日の予選にはすごく満足しているよ。
今朝のフリープラクティスでは一度もニュータイヤを使わなかったので、少し心配もあったんだ。予選の第1セッションでも赤旗が出て、結局そのセッションの終盤までニュータイヤを使うことができなかった。
それでも第1、第2セッションを通過できたし、第3セッションではロングランのペースがとても良かったから、明日に向けていい感じだよ。
1ラップではまだあまりいいタイムが出せなかったんだけど、最後のラップはうまくいって、6番グリッドを獲得できた。うれしいよ。
マシンの力を十分に引き出せたと思うし、何よりも大事なのは、レースでの戦闘力があると分かっていることだ。
だから、トルコと似たような状況といえるね」
■ルーベンス・バリチェロ
3回目フリー走行 8番手 1分22秒835
予選9番手 1分22秒787
「金曜日に走れなかったことを考えると、予選は順調だったし、2台でトップ10に入れたのは、まずまずの結果だ。
レースでのペースはいいし、戦略には自信を持っているから、明日を楽しみにしているよ」
■ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Team スポーティングディレクター
「今日は調子がだいぶ良くなったね。
2台とも問題なく午前中のセッションを走れたし、ここまであまり走れていないにもかかわらず、ハンドリングも思った通り良かったようだ。
予選で2人のドライバーは素晴らしい仕事をしてくれて、楽に最後のセッションに進むことができた。
第3セッションではマシンの力をほぼ出し切れたと思う。
明日は、タイヤと燃料の面でさまざまな戦略が考えられる。
レース仕様でのマシンの挙動はいいので、いいレースができると期待している」
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