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2006/09/22

トヨタ シルバーストーンテスト・ニュース(9/21)

Toyota_new_logo2F1シルバーストーン合同テスト終了 中国GPと日本GPへ向け準備完了
R.シューマッハーと共にO.パニスが多くの周回数をこなし終盤戦へと有意義なデータを収集

パナソニック・トヨタ・レーシングはイギリス・シルバーストーン・サーキットにおける3日間のテストを完了し、第16戦中国GPと第17戦日本GPへ向けた準備を終了した。
目前に迫った2レースへ向けた最終決定を行うために、今回のテストはチームにとっては厳しいスケジュールで進行した。
全てのドライバーは正しいセットアップとタイヤセットアップを見出すべくテスト作業を遂行し、加えて、スタートでのラウンチ機構のチェックなど細目のテストにも及んだ。
最終日にテストを行ったオリビエ・パニスとラルフ・シューマッハーは、それぞれ異なる機械的なトラブルのために、午後若干の時間を失った。
しかし、それを除けば有意義な一日となり、チームは最終戦となるブラジルGP前に貴重なポイントを獲得できるチャンスであるアジアでの2連戦へと全力で臨む。

Ralf Schumacher (C)Panasonic Toyota Racing
拡大します
ラルフ・シューマッハー:TF106/07B
ベストラップ:1分21秒391 周回数: 54周 走行距離:277.614km
「今日は主に日本GPのためのタイヤテストに取り組んだ。
また、他にスタートでのラウンチ機構とバランスの作業も行った。
午後は燃料ポンプの交換を強いられたために若干時間を失ってしまった。
全体的に“TF106B”は好調で、レースを控え、競争力は高いと思。
チームは残るレースへ向けた全てのテストでハードな作業を続けて来たので、来週に迫った終盤戦での戦果に期待したい」

オリビエ・パニス:TF106/06B
ベストラップ:1分22秒216 周回数: 82周 走行距離:421.562km
「風が強く、テストには厳しいコンディションの一日であった。
しかし最終的にわれわれはプログラムの大部分を終了し、多くの周回をこなすことができた。日本GPへ向けてタイヤ選択の作業と、セットアップ及びバランスに関するテストをこなした。
午後はエンジンのトラブルに見舞われてしまったが、その後再びコースに戻って若干の走行を行うことができた。
今回のタイヤテストの結果から、良い結論が導き出せると思う。
また、“TF106B”が中国GPと日本GPでどれだけの活躍を見せるかは興味深い」

ゲルト・プファイファー:テスト・チーム・マネージャー
「シルバーストーンは鈴鹿によく似ており、タイヤに関しては非常に重要なテストとなった。
今週のテストはリカルド・ゾンタの体調不良とエンジントラブルに妨げられることとなったが、チームは全てを解析すべく懸命な作業を続け、ほとんどのテストプログラムを終了することができた。
ここで得られたデータは非常に有用なものであり、最終的には有意義な発見ができた。
いつものことながら、われわれが現在どのレベルにいるかを語るのは難しいことではあるが、最善を願っている」

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