Magny-Cours, Nevers
14 - 16 July 2006
北米ラウンドを終え、ファクトリーのあるイギリス・リーフィールドへ戻ったSUPER AGURI F1 TEAMは、グランプリ100周年記念となるフランスGPと、今月末にホッケンハイムでデビューを飾ることになるニューマシンSA06の導入へ向けて、準備作業に全力で取り組んできた。
現在、SAF1のスタッフ数はわずか135人にすぎず、これまでも目標の期日に作業を間に合わせるのは困難を極めたが、成長と発展を目指し、チーム全員が常に110%の努力を続けている。
今回のフランスGPではフランク・モンタニーが再びセカンドドライバーを務め、山本左近が金曜日のフリー走行でサードドライバーという重要な役割を務める。
SA06の発表の場となるドイツGPからは、山本左近がSUPER AGURI F1 TEAMのセカンドドライバーとしてレースに出場することになる。
「グランプリ」と呼ばれた最初の自動車レースは1906年にルマン近郊で開催されたフランスGPだった。
1,238kmを2日間かけて走るというレースで、ルノーを駆ったハンガリー人のフェレンツ・シスが優勝を果たしている。
1950年以来、フランスGPは1955年を除いて、毎年開催されている。
現在はヌベールのマニクール・サーキットで開催されているが、その前はクレルモン・フェラン(4回)、ディジョン(5回)、ル・キャステレ(14回)、ルマン(1回)、レーム(11回)、ルーアン(5回)と、合計7カ所のサーキットで行われてきた。
これを上回るのは8つのサーキットで開催されてきたアメリカGPだけだ。
マニクール・サーキットでは1991年からフランスGPが開催されているほか、2000年からはオートバイレースのボルドールが行われている。
4.411kmのコースは2003年にデザインが変更され、各コーナーには“エストリル”コーナーや“アデレード”ヘアピンといった、他のサーキットの名前が付けられている。
高低差がほとんどないフラットなコースであり、オーバーテイクのチャンスは少ない。
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