シモンズT/D(ルノー)「去年より戦いはタイトになる」
カナダGPまで今年前半の9戦を終え、ドライバーズ、コンストラクターズ・チャンピオンシップ共に2位以下に大きな点差を開いているルノー・チームだが、パット・シモンズ/テクニカル・ディレクターは「去年より戦いはずっとタイトになる」と、気を緩めていない。
Pat Symonds (C)Renault F1 UK
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「去年は直接のライバルがマクラーレンだったから、彼らが次のレースにどのように入ってくるか、わりと容易に予想がついた。
なぜなら、彼らもウチもタイヤが同じミシュランだったからね。
しかし、今年は相手がマクラーレンではなくブリヂストンタイヤを履くフェラーリだ。
彼らは(トラブルが多かった)マクラーレンと違い、とても安定していて信頼性があるし、そしてこれに装着するタイヤはわれわれとまったく異なるものだ。
だから毎レース、フェラーリ/シューマッハがどういう戦いをするのかいつも用心していなければならない。
つまり、今年のほうがよほど戦いはタイトなんだね」と、独『キッカー』誌で説明している。
シモンズ氏(53歳:イギリス)はルノーの前身ベネトンの、さらに前身であるトールマン時代からロリー・バーン氏と共にこのチームに参画。
いまライバルであるシューマッハが1994-95年にベネトンでドライバーズタイトルを獲得した時には、担当エンジニアとして貢献した経験を持つ。
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