『メルセデスSLRマクラーレン』、1,000台目がラインオフ
マクラーレン・グループとメルセデス・ベンツとの共同プロジェクトである『メルセデス・ベンツ SLR マクラーレン』の、記念すべき1,000台目の生産がマクラーレン・テクノロジー・センターで行われた。
Mercedes Benz SLR McLaren (C)McLaren Group
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このクルマが最初に発表されたのは2003年のフランクフルト・モーターショーだったので、それから足掛け4年目ということになる。
初代『SLR』はグランプリマシンの『W196』をベースにガルウイングの300SL風のボディを被せたレーシングスポーツカーで、1955年のタルガフローリオをはじめとするロードレースを席巻した当時最強のレーシングマシン。
SLRはその破竹の勢いのままルマン24時間レースに参戦したが、レース中300SLRは観客席に飛び込んでモータースポーツ史上最悪と言われる大事故を起し、それを契機にメルセデスのモータースポーツ活動は長い休止時代を迎えることになった経緯を持つ。
その栄光ある『SLR』の名前を約50年ぶりに復活させたスーパーカーがこの『メルセデス・ベンツ SLR マクラーレン』で、このクルマの開発には当初からマクラーレン・グループが当った。
ディーラー価格で約6,000万円だが、実売価格はプレミアムがついて8,000 万円とも1億円とも言われているスーパーカーだ。
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