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2006/02/24

トヨタ バルセロナテスト・ニュース(2/23)

toyota_newlogo_sF1バルセロナ合同テスト2日目 開幕戦へ向けタイヤテストに注力
ラルフ・シューマッハー、ヤルノ・トゥルーリの2人が、それぞれ1日で100周を走破

パナソニック・トヨタ・レーシングは、F1バルセロナ合同テスト2日目を迎えた。
早朝こそ気温の上昇を待ち、ライバルチームよりも1時間ほど遅れたスタートとなったが、ラルフ・シューマッハーとヤルノ・トゥルーリの2人が、着実にテストを進行した。
この日も、開幕戦バーレーンGPへ向けたタイヤ決定のためのテストを継続し、両ドライバー共に100周以上を走破。
分析のための非常に多くのデータを収集した。

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ラルフ・シューマッハー:TF106/03
ベストラップ:1分15秒973 周回数:100周 走行距離:462.7km

ラルフ・シューマッハーはこの日の序盤、些細なスピンを喫したものの、テストを中断することなく、100周を走破した。

「100周ものラップを重ねることが出来、良い一日となった。
今日は主に開幕戦へ向けたタイヤセットアップの準備作業に費やした。
午前中に小さなスピンを喫してしまったが、このテストで新空力パッケージを導入した“TF106”をより理解し、私のドライビングスタイルに合わせる機会を得られた。
これまでのところ、新しい空力パッケージには満足しており、開幕戦までにどこまで開発を進められるか楽しみだ」

ヤルノ・トゥルーリ:TF106/04
ベストラップ:1分16秒057 周回数:104周 走行距離:481.208km

ヤルノ・トゥルーリは開幕戦へ向け、テスト2日目を、十分な距離を走り込んで終了した。

「今日のテストと成果には満足している。
バーレーンGPでのタイヤ選択へ向けた評価テストに全力で取り組んだ。
開幕戦は目前に迫ってきたが、かなり自信がある。
もちろんこれからもいくつかやることは残っているが、“TF106”の信頼性は高く、今年も良い結果でシーズンのスタートが切れれば素晴らしい。
そのためにも、シーズン開幕までに徹底的に準備作業を進めていく」

ジョン・ハウエット:TMG社長

TMG社長であるジョン・ハウエットが、2006年シーズ開幕戦のバーレーンGPへ向けたテストの最終段階での印象を語った。

「シーズン開幕まで2週間となったが、新空力パッケージを投入した効果が見られたことに非常に喜んでいる。
もちろんF1の世界においては、準備作業に終わりはない。
しかし、まずシーズン開幕戦へ向けて、計画通り進行していると感じている。
“TF106”の開発は非常にチャレンジングなものであったが、さらに高い信頼性を得られることとなった。
この冬季間、我々は本当に全力で作業を続けて来ているが、目標は、ブリヂストンタイヤ使用チーム内で、最速のチームの一つに入ることであり、そして、今年、初勝利を挙げることだ。
とはいえ、ライバルチームも同じく全力で作業を続けており、シーズンがどのように展開し、どのチームが最も競争力が高いかは、始まってみなくてはわからない」

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