2021/12/02

サウジGPのスチュワードにビタントニオ・リウッツィ氏

Vitantonio Liuzzi (C)Redbull Racing
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FIA(国際自動車連盟)は今週行われるF1第21戦サウジアラビアGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元F1ドライバーのビタントニオ・リウッツィ氏(40歳:イタリア)を指名した。
同氏がスチュワードを務めるのは今年のイタリアGP以来で今季4度目、通算6度目ということになる。

世界カート選手権を制したリウッツィ氏はその後ジュニア・フォーミュラを経て2005年にレッドブル・レーシングからF1デビュー。
トロ・ロッソやフォース・インディア、HRTと渡り最高位6位、2011年にF1から引退、FIAのフォーミュラEでスチュワードなどを務めた。
さらにスーパーGTに参戦するなど日本にも関係が深いドライバーだった。

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「サウジGPコースは高速でリスキー」と、デイモン・ヒル氏

Damon Hill (C)Williams F1
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1996年の世界チャンピオンで現在はF1解説者を務めるデイモン・ヒル氏(61歳:イギリス)が、今週行われるサウジアラビアGPのコースについて「高速なのにランオフエリアが狭く、ドライバーにとってはリスキー」と、指摘している。

「見たところ、ジェッダの特設コースはかなり高速だ。
ところが市街地特設コースだけにランオフエリアが少なく、インディカーで使われているようなバリアが設置されるものの逃げ道がない。
ドライバーにとってはチャレンジングだがリスクは大きい。
誰にとっても難しいレースになるだろうね」

その上で「こうした高速コースはメルセデスAMGのマシンが有利なではないか」と、大詰めになったチャンピオンシップの行方についても言及した。

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サウジアラビアGPの週末、3日間とも雨の心配なし

Jeddah Ciucuit (C)Jeddah Ciucuit

今週、ジェッダ市街地特設コースで行われる2021年第21戦サウジアラビアGPの開催地であるリヤド地方の天候について、地元気象台はフリー走行が行われる金曜日、公式予選の土曜日、そして決勝レースが行われる日曜日の3日間共に晴れの予報で雨の心配はないと報じている。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
12月 3日(金) フリー走行 晴れ 8- 23度 0%
12月 4日(土) 公式予選 晴れ 9- 23度 0%
12月 5日(日) 決勝レース 晴れ 12- 27度 0%

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2021/12/01

シリル・アビテブール氏(元ルノー)、リカルドとの約束果たす

Cyril Abiteboul (C)Renault Sport F1
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現マクラーレン・レーシングのダニエル・リカルドが、ルノー時代に当時のシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターと交わした約束が、このほど果たされることがわかった。

これは、リカルドが表彰台をゲットした場合、当時の上司であるアビテブール氏がタトゥを入れるというもの。
リカルドはアイフェルGPでみごと3位に入って賭に勝ってみせた。
アビテブール氏は昨季限りでルノーを退社しているが、遅ればせながらタトゥを入れていることを今回リカルドが自身のSNSで明らかにしたとのことだ。

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周冠宇のF1昇格で中国からスポンサー拡大か

Frederic Vasseur (C)Alfaromeo Racing
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来シーズン、アルファロメオ・レーシングはF1史上初となる中国人ドライバーである周冠宇(チョウ・グアンユー:22歳)の起用を発表しているが、これに伴い母国からのスポンサーが拡大する見通しだ。

これについて同チームのフレデリック・バッサー代表は、次のように語っている。
「中国の企業から問い合わせが複数あるのは事実だ。
なんといっても世界第2位の大国だからね、電話がすごいよ。
これはわれわれのような小さなチームにとっては大変なことなんだ。
でもだからといって周冠宇がペイ・ドライバーなんていうのは間違っている。
彼は現在F2シリーズでランキング2位なんだからね、実力は間違いないところだろう」

具体的なスポンサーはまだ明かせないとしながらも、同代表は笑顔を隠せないでいる。

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アルファロメオの来季ドライバー起用で波乱

Antonio Giovinazzi (C)Sauber Motorsport
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有力なプライベートチームの一つだったザウバーはチーム創設者であるペーター・ザウバー氏からスイスの『ロングボウ・ファイナンス』という企業に変更され、F1もアルファロメオ・ブランドでの参戦になっているが、2022年のレースシートを巡り騒動があったようだ。

それによればザウバーの会長であるパスカル・ピッチ氏はこのところ進境著しいアントニオ・ジョビナッツィの残留を主張、しかし現場を預かるアルファロメオF1のチームのフレデリック・バッサー代表は周冠宇(中国)の獲得を主導してドライバー決定に遅れが出ていたもの。
騒動の結果、ピッチ氏はザウバーの会長ポジションから離脱したことが発表された。

これにより来季の同チームはメルセデスAMGチームから移籍のバルテリ・ボタスと新人・周冠宇というドライバー・ラインナップになる。

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2021/11/30

フェルスタッペン(レッドブル)、今週でタイトル結着の条件

Max Verstappen (C)Honda Racing
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目下2021年のドライバーズ・チャンピオンシップで2位のハミルトン(メルセデス)に対し8ポイントの差をつけているフェルスタッペン(レッドブル)だが、この点差はわずか1戦で覆ってしまう小さなもの。
それでも今週のサウジアラビアGPで結着が付く可能性はある。

まずフェルスタッペン自身はサウジアラビアGPで2位以上でフィニッシュすることが前提。
2位だけの場合、ハミルトンは11位以下が条件。
2位+FLの場合、ハミルトンは10位以下。
1位だけの場合、ハミルトンは7位以下。
1位+FLの場合、ハミルトンは6位以下。
(FLはファステストラップ・ポイント)
逆にいえば、ハミルトンが5位以上であれば最終戦までタイトル争いはもつれることになる。

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オスカー・ピアストリ(アルピーヌF1)、「2023年の昇格に焦点」

Oscar Piastri (C)FIA Formula 2 拡大します 目下F2シリーズでランキング1位に位置するオスカー・ピアストリ(20歳:オーストラリア)だが、来季のF1ステップアップはならず、アルピーヌF1チームでリザーブ&テストドライバーを務めることが確定した。

 

これについてピアストリは、「今のF1を考えると、来年のステップアップは難しいと思っていた。
だから来年1年はアルピーヌF1で勉強し、2023年の昇格に徹するのが賢い選択だと思っているよ」と、語っている。

 

とはいえ、同じF2シリーズでランキング2位に留まる周冠宇(チョウ・グアンユー:22歳)がアルファロメオ・レーシングでF1デビューすることについて面白い筈はない。
これについて「僕のマネージメント担当がアルファロメオと交渉したかは知らない」と関心がない素振りをみせている。

 

なお周冠宇には中国から、またハースF1がアブダビ合同テストに起用するランキング3位のロバート・シュワルツマンにはロシアからの強い支援が付いているのが現実だ。

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フェルスタッペン、「親子でルマン24時間参戦が夢」

Max & Jos Verstappen (C)Redbull Racing 拡大します 目下初めてのF1チャンピオンに向け、精力を集中しているマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だが、将来の夢として親子でのルマン24時間レース参戦を挙げた。

 

マックスの父親であるヨス・フェルスタッペン氏(49歳:オランダ)が元ベネトン等のF1ドライバーであることはよく知られていることだが、F1引退後はスポーツカーレースに挑戦、アストンマーティンでルマン24時間レースにも参戦した経験を持っている。
(総合10位:LMP2クラス優勝)

 

マックスは「もちろん今はF1に集中しているけれど、将来のこととしてルマンははっきり頭の中にある。
それが親子での参戦とあれば、素晴らしいことだよね」と、意欲的。
親子参戦ということでは、ヤン&ケビン・マグヌッセン親子も同様にF1とルマン24時間レース参戦の記録がある。

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2021/11/29

ホンダF1、故フランク・ウィリアムズ氏に弔意

Williams Honda FW11 (C)Williams F1
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このほど死去が伝えられたウィリアムズ・チームの創始者フランク・ウィリアムズ氏に対し、かつてエンジン・サプライヤーとしてタッグを組んだ歴史を持つホンダF1から弔意が示された。

現ホンダF1のマネージング・ディレクターである山本雅史氏は、「1983年から1987年まで5年間に渡ってウィリアムズとホンダは、フランク・ウィリアムズ氏と本田宗一郎氏という、共にエンジニアリングに情熱を燃やし、何より勝利に拘った創業者どうしによって強力な関係持って成長を遂げ、多くの成功を共にしました。
生前の故人はサーキットのみならず、ご自身の人生においても不屈の精神を持ち続けたことに、ホンダを代表して改めて感を捧げると共に、ご遺族の皆さまへも心よりお悔やみ申し上げます」とした。

1987年までのパートナーシップのなかで、ウィリアムズ・ホンダは1986年と1987年の2度にコンストラクターズ・タイトルを、また1987年にはネルソン・ピケのドライバーズ・タイトルも獲得している。

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フランク・ウィリアムズ氏、死去

Frank Williams (C)Williams F1
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ウィリアムズ・レーシングは、26日に同チームの創始者であるフランク・ウィリアムズ氏が家族に看取られながら死去したことを発表した。享年79歳。

同氏はは1969年にプライベートチームとしてF1に参戦。
1977年にプライベーターながらコンストラクターとして『ウィリアムズ・グランプリ・エンジニアリング』本格的に設立した。
初勝利は1979年イギリスGP(クレイ・レガッツォーニ)。
1980年にはアラン・ジョーンズとカルロス・ロイテマンを擁して初のコンストラクターズ・タイトルを獲得した。
日本のホンダ・エンジンを搭載したウィリアムズ・ホンダの活躍も目覚ましかった。

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「リヤウィング問題解決」へ、ホーナー代表(レッドブル)自信

Image (C)Honda Racing
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ここ数戦、レッドブル・ホンダのリヤウィングに生じていた問題について、レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は「次戦サウジアラビアGPまでに解決する」との前向きな見通しを示した。

これは、『RB16B』リヤウィングのDRS(ドラッグ・リダクション・システム)装置が稼働した際、開口部の上部にあるフラップが異常に振動するというもの。
先月のアメリカGP時にはすでに確認されていたとのことだが、その後も再発が収まらず、メカニックがガレージで作業を施すシーンが続いていた。

前戦カタールGPでは強ダウンフォース仕様のものと交換してとりあえず再発はしなくなったようだが、ラスト2戦は低ダウンフォース仕様のものの装着が予想されていることからチームは対応に追われている。

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2021/11/28

レッドブル首脳、「ラスト2戦、われわれが有利」の見解

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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2021年のF1もあと2戦を残すのみとなったが、タイトルの行方はいまだに結着が付いていない。
そのバトルに大きな影響を及ぼすとみられるのがPU(パワーユニット)本体だ。
今季はすでに両チームとも規定数以上の投入でグリッド降格のペナルティを受けてきたが、ラスト2戦については手持ちのもので乗り切るものとみられている。

これについてレッドブル・グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは次のように自信をみせた。
「メルセデスが投入した最新のエンジンは確かにわれわれが想像した以上のスピードを持っていた。
しかし彼らのそれは長くはパワーが続かない。
使い続けるとかなりパワーダウンすることが確認されているからね。
結果、われわれのほうが有利ということになる筈だ」

レッドブル側の分析によれば『ロケット』と称されたメルセデスの最新エンジンは寿命の後半になると約2%ほどパワーダウンするとみられるが、ホンダの場合は0.5%程度の落ち込みに留まるとのことだ。

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2023年からのカタールGP、会場変更の動き

Losail Circuit (C)Pirelli Motorsport
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オーストラリアGPの代替として急きょ開催が決まったカタールGPは、ドーハ近郊のロサイル・サーキットを舞台として初開催された。
全体のレイアウトや施設はドライバーから好評だったものの、何件かのタイヤバーストやフロントウィング、フロアパネル等の破損を誘発したとされるコース縁石については苦言も多かった。

そうしたこともあってか、2023年からの新しい契約ではドーハの市街地特設コースに会場が変更されるという見方も出ているという。
正式な開催地まだ公表されていないが、変更が事実であれば巨費を掛けて改修が行われたロサイル・サーキットでのF1はわずか2回で打ち切りということになる。

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サウジアラビアGP、「コース準備は完了」と主張

Jeddah Ciucuit (C)Jeddah Ciucuit
12月5日(日)に2021年の第21戦として開催が予定されている中東サウジアラビアGPの主催者は、ジェッダ・ストリート・サーキットについて準備が完了したと主張した。

それによれば先に準備状況を視察したFIA(国際自動車連盟)のマイケル・マシ/レースディレクターから指摘された準備の遅れについてすべて対応したとしている。
最終的なチェックは開幕直前にFIAのF1スポーティング・ディレクターであるスティーブ・ニールセン氏によって行われるということだ。

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2021/11/27

ハミルトン(メルセデス)、最大の敵は新型コロナウイルス

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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2016年のニコ・ロズベルグとのバトル以来となる接戦でチャンピオンシップを戦っているルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は、いよいよ最終盤を迎え次のようにコメントしている。

「何より怖いのが新型コロナウイルスの影響だ。
フィジカルに何の問題がなくても、検査で陽性と判定されただけで隔離になってしまうからね。
一般の人なら一日仕事ができないだけだけど、F1ドライバーにとって日曜日を休むということはすなわちそのグランプリがパアになってしまうんだから」と、通算102勝のベテラン。

またパドックで話題になるフェルスタッペン(レッドブル)とのタイトル争いについては、「彼とホィールtoホィールのバトルをする時は、最大限の注意を払っているよ。
クラッシュでチャンピオン決定なんて、誰も期待していないことだからね」と、かわした。

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バルセロナのスペインGP、2026年まで契約延長

Image (C)Honda Racing
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先にFIA(国際自動車連盟)が明らかにした2022年のF1カレンダーでは暫定とされていたバルセロナ・サーキットのスペインGPについて、2026年まで新たな開催契約が結ばれたことが正式発表された。

F1のステファーノ・ドメニカリ/CEOによれば、新しい契約の中にはトラックや施設の改修が含まれているということだ。

ここバルセロナ・サーキットではハミルトン(メルセデス)がミハエル・シューマッハと共に最多の通算6勝を記録している。
(2番手はアロンソとライコネンのいずれも2勝)

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ハースF1、アブダビ合同テストにシュワルツマン起用

Robert Shwartzman (C)Haas F1 Team
ハースF1チームは、今シーズン最終戦のアブダビGP終了後に当地ヤス・マリーナ・サーキットで行われるアブダビ合同テストに、ロシアのロバート・シュワルツマン(22歳)を起用することを明らかにした。

フェラーリ・チームのFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)出身であるシュワルツマンは、今季F2シリーズに参戦、目下ピアストリ、周冠宇に次ぐランキング3位に位置している。
ちなみにチームのタイトル・スポンサーである『ウラルカリ』はロシアの企業。
なお昨年のアブダビ合同テストではシュワルツマンはフェラーリ・チームから同テストに参加した経験を持つ。

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2021/11/26

アストンマーティン、メルセデスから人材補強

Aston Martin F1 (C)Aston Martin F1 Team
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戦闘力アップを狙うアストンマーティンF1は、関連の深いメルセデスAMGチームから空力の専門家を獲得したことを明らかにした。

それによれば、獲得したのは現在メルセデスAMGでチーフ・エアロダイナミストとして空力部門の責任者を務めるエリック・ブランディン氏とのこと。
同氏は1998年にモーターレーシングのキャリアをスタート。
2002年にジャガー・チームに移籍、その後2010年にはフェラーリ・チーム、翌年には現在のメルセデスAMGチームで働いていた。
ただガーデニング休暇になることもあり、実際にブランディン氏がアストンマーティンで仕事を始めるのは2022年の後半になるということだ。

アストンマーティンのオットマー・サフナウアー代表は4年後にはチャンピオンシップを獲得するのを目標として、今後もソフト、ハード両面でレベルアップを強めていくとしている。

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ベッテル&シューマッハ、再びドイツ・チームでタッグ

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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元F1チャンピオンであるセバスチャン・ベッテル(アストンマーティンF1)とF1新人のミック・シューマッハ(ハースF1)が、再びドイツ・チームとしてタッグを組むことがわかった。

これは来年2月にスウェーデンで開催される国別対抗の『ROC(レース・オブ・チャンピオンズ)』ネーションガカップでのこと。
二人は2019年に行われたメキシコ大会でもコンビを組んでいて、この時は2位になっている。

シューマッハは「ベッテルの持つ豊富な経験は学ぶところが大きい。
たくさん吸収して自分の成長に役立てたい」と、意欲をみせている。

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