2015/08/01

マクラーレン、ホンダの「意地」に辟易

R.Dennis & E.Boullier (C)McLaren Group
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大荒れとなったハンガリーGPではみごと復帰以来初となるW入賞を果たしたホンダだが、マクラーレン側はまだその戦闘力不足や信頼性の欠如が解決されたとは見ていないようだ。
こうした状況にマクラーレン・チームのエリック・ブイユ代表は次のように不満を露わにしている。

「厳しいレギュレーションもあり、ホンダが苦戦しているのはある意味止むを得ない。
しかしわれわれはいつまでも後れを取ったままでいる訳にはいかないのだ。
私はホンダに対し、『メルセデスでもいい、あるいはフェラーリでもいい、すでに先行するメーカーから有能な人材を引き抜いて開発プログラムを加速させるべきだ』と言った。
この世界、経験はカネが買うことができるのだから。
しかし彼らはそれをまったく受け入れようとしないんだ。
そうしているうちに、こちらが音を上げてしまうよ」

今シーズンの不振で、すでにマクラーレン・チームは大幅な経営ダメージを受けているとされるが、ホンダの新井康久氏は「外部から来た人間が直ちに戦力になるとは思わない。
アドバイスはありがたいがわれわれには自身で解決できる力がある」と、頑なな姿勢を崩していないという。

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レッドブルのエンジン変更はロータス次第

Mercedes 3 Pointed_Star (C)Mercedes Motorsport
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ここに来て急浮上しているレッドブル・レーシングのメルセデス・エンジン変更説だが、どうやらその行方を左右するのはロータス・チームということになりそうだ。

今シーズン、ルノー製パワーユニットの不振に業を煮やしているレッドブルでは、レッドブル・レーシングがメルセデスに、またトロ・ロッソのほうにはホンダにスイッチするとの噂が広まっている。
ただレッドブルはメルセデスがワークスとカスタマーとでエンジンを異にしていると警戒するが、これについてメルセデス側はまったく同一であると釈明している。

そのメルセデスはすでにメルセデスAMG、ウィリアムズ、フォース・インディア、そしてロータスと4チームに供給。
これ以上の拡大は物理的に困難とされている。

しかしこのうちロータスはルノー・ワークスへの身売りがささやかれていてもしそうなれば当然一つの枠が空くことになり、レッドブル・レーシングへの供給が現実味を帯びてくることになり、その動向に注目が集まっているものだ。

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多くのF1チームは「ピレリタイヤ継続」を支持

Michelin Tyre (C)Redbull Racing
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ピレリタイヤとの現行のF1タイヤサプライヤー契約は2016年末で満了。
FIA(国際自動車連盟)は現在2017年から2019年までの3年間について、サプライヤーを公募。
これにはすでにピレリタイヤ(イタリア)とミシュランタイヤ(フランス)の2社が応じたとみられている。

現状のタイヤではF1レースにスペクタクルが欠けていると言われるのに対し、ミシュランはスポーツカーレースの経験からこの改善に自信をみせているということで、すでにジャン・トッドFIA会長の信任も厚いと伝えられる。
ただF1チームの多くは現在のタイヤに不満はあるものの大きな変革は望んでおらず、ピレリタイヤの継続を支持する所が多いということだ。

2017年からのタイヤサプライヤーは、9月に行われるWMSC(世界モータースポーツ評議会)で正式に選定される見込みだ。

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2015/07/31

夏休み入りのF1、来季のスケジュールに不満

Image (C)Ferrari S.p.A
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先のハンガリーGPを終えたF1は、8月23日決勝の次戦ベルギーGPまで束の間の夏休みに入ったが、そうした配慮がなくなる2016年の暫定F1カレンダーについて速くも不満の声が聞かれている。

レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、「F1スタッフの生活を守る上で夏休みは重要なものだ。
来年のようなハードなスケジュールでは現場スタッフは疲弊してしまい、悪い影響が懸念される」と、訴えた。

またその原因となった史上最多になる年間21戦というグランプリ開催数についても、ザウバー・チームのモニシャ・カルテンボーン/CEOは、「年間最大20戦まで、というのがわれわれの暗黙の了解。
21戦というのはチームすべてが了解している訳ではない」と、FIA(国際自動車連盟)の一方的な発表に反発の姿勢をみせている。

ただメディア関係者によれば、バーニー・エクレストン氏はそもそもどこかのイベントがカレンダーから脱落するのを見越して計画したものであり、2016年について言えばその筆頭はイタリアGPということにあるようだ。

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ホンダ、夏休み明けの「大幅進化」を図る

Powered by Honda (C)Honda Racing
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夏休み前最後のレースとなったハンガリーGPで待望のW入賞を果たして意気上がるホンダでは、夏休み明け初戦となるベルギーGP(8/月23日決勝)に向け大規模なバージョンアップを計画していることを明らかにした。

F1はいま夏休みということで、F1ドライバーやチームスタッフはもちろんファクトリーも閉鎖されてこの間は強制的に休暇が義務付けられているが、エンジンはこの規制に該当しないことからとりわけ首位を走るメルセデス以外のエンジン・メーカーにとっては挽回の大きな機会ということになる。

ホンダ陣営の新井康久/プロジェクト総責任者は、「ベルギーには技術的に大きく進化したものをお披露目できるだろう」と、自信をみせている。

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リカルド(レッドブル)、「フェラーリ移籍あり得ない」

Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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今シーズン限りで放出との噂が高まるキミ・ライコネンの後任として、グロージャン(ロータス)せと共にフェラーリ・チーム移籍の候補として名前が上げられたレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドだが、本人はこれをきっぱりと否定した。

「フェラーリ・チームの候補に僕の名前が上がっていると聞いて驚いているよ。
なんせ。この本人が初耳なんだからね。
つまりそんなのはまったく根も葉もない無責任な噂話に過ぎないよ。
僕は来年もこのチーム(レッドブル・レーシング)で走るのが確実。
移籍なんてあり得ないってあらためて言っておくよ」と、オーストラリア期待の26歳。

そのリカルドについてレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、「ハンガリーGPでも彼は十分優勝できる力があることを示した。
われわれは彼に不満をもってないし、移籍させる理由などない」と、後押しした。

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2015/07/30

伊州知事、「イタリアGP存続は90%以上」

Monza/Bank (C)Williams F1
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存続が危ぶまれているモンツァ・サーキットのイタリアGPについて、地元州の知事が「2016年以降の開催の可能性が90%以上ある」と語り、注目を集めている。

これはイタリア第2の都市であるミラノを州都とするロンバルディア州のマローニ知事がモンテカルロのメディアに語ったもの。
その中で同知事は、「地元の税務当局がモンツァ・サーキットに掛かる免税措置に合意したため、状況が大幅に好転。バーニー・エクレストン代表との交渉が前進したと考えている」との楽観的な見方を示した。

同サーキットでのイタリアGP開催契約は今年末で終了。
2016年以降の契約については不安が指摘されていて、一部にはかつてサンマリノGPの開催地だったイモラ・サーキットの名前も浮上してプレッシャーが掛かっている。

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ウィリアムズ、ボタとの契約に相反する情報交錯

Valterri Bottas (C)Williams F1
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いま話題になっている『ストーブリーグ』最大のものといえば、キミ・ライコネンのフェラーリ・チーム離脱とその後任の人選ということになるだろう。
ライコネンとフェラーリとの現契約では2016年のオブション権を行使期限が7月31日であると伝えられていて、事実であればもうライコネンには自身のパフォーマンスをレースで訴えるチャンスはすでに終了したことになる。

しかしこれに関する報道は錯綜していて、すでにフェラーリ側がウィリアムズ・チームからバルテリ・ボタスとの2016年契約を買い取って移籍することが確定というものや、ウィリアムズ・チームが示した金額があまりに高額であったため破談になったという説もある。

その場合、すでにフェラーリ・チームには現ロータス・チームのロマン・グロージャンやレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドらの名前も伝えられていて、まさに混乱状態。
さらに今回のレースでは跳ね馬復活の兆しも窺えたことから、ライコネンのシートを巡る混乱は一層混迷を深めそうだ。

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フェルスタッペン、夏休みは運転免許の練習

Max Verstappen (C)VW Motorsports
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先のハンガリーGPではみごと自己最高位となる4位入賞を果たすなどすっかりF1ドライバーの風格も備わったトロ・ロッソのマックス・フェルスタッペン(オランダ)だが、実はまだ17歳。
F1スーパーライセンスは持っているものの、路上を走る自動車運転免許はまだ持っていないという「椿事」状態にある。

しかし来たる9月1日には18歳の誕生日を迎えるため、これから迎える夏休みは路上教習に当てる予定であると英『スカイ・スポーツ』で明らかにした。

「うん、夏休みには運転免許の路上教習を受けるつもりだよ。
学科試験のほうはすでに合格しているからね。
実技に自信はあるけれど、ベルギーの規則では最低6-7時間は必要ということなのでそれは覚悟している。
いくらF1ドライバーだって、路上の運転は別。
『お前は速すぎる!!』って言われないようにしなきゃ」

ちなみにこのフェルスタッペンのケースを受け、FIA(国際自動車連盟)はスーパーライセンスの発給を満18歳以上に変更している。

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メルセデスAMG、「スタート問題解決」が必須

Image (C)Ferrari S.p.A
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イギリス、そしてハンガリーといずれも予選でフロントロウを独占しながらスタートで後退、思わぬ苦戦を強いられているメルセデスAMG陣営では、このスタート問題の解決が喫緊の課題であるとしている。

これはメルセデス・モータースポーツのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターが語ったもので、「せっかく公式予選でいいポジションを確保してもスタートの数秒でその優位を失ってしまうのは到底容認できないものだ。
イギリスではウィリアムズの2台にやられ、ハンガリーではフェラーリの2台にしてやられている。
それでもイギリスではなんとか首位を奪還したが、ハンガリーではついに勝利を逸してしまったんだからね、大いに懸念しているよ。
原因はおそらくスタートシステムのキャリブレーション(電子回路の調整)にあるのだと思うが、これから迎える後半戦の前にこれを解決するのはわれわれメルセデス陣営にとって喫緊の要事だ」と、主張した。

ただ後半初戦のベルギーGP(8月23日決勝)からはスタート手順に関するレギュレーションが変更となり、これまでよりもドライバー自身の操作が重要になる。

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2015/07/29

シンガポールGP、一部コースを変更へ

Singapore Course Image (C)Redbull Racing
2008年の開催以来、今年で8回目となるシンガポールGPの主催者は、今年のイベント(9月20日決勝)に向け、マリーナベイに設けられるコースの一部を変更することを明らかにした。

それによれば変更されるのは11コーナーから13コーナーに掛けての部分で、それぞれカーブを移動、またコース幅も拡大することにより、オーバーテイクを増やそうというもの。

近年観客数の減少に悩む各グランプリは、それぞれ魅力のアップに懸命だ。

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レッドブル・グループ、来季はメルセデス&ホンダ?

Helmut Marko (C)RedBull Racing
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今季ルノー・エンジンの不振により苦戦を強いられてきたレッドブル・グループの2チームだが、来季はレッドブル・レーシングがメルセデス・エンジン、そしてトロ・ロッソがホンダ・エンジンに分かれることになるかも知れない。

これは同グループでレーシング・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士がドイツの『アウトモーター・ウント・スポルト』誌に示唆したもの。
レッドブルには2016年もルノー・スポールとの間に契約があるとされるが、同博士によれば今季のルノー不振は「パフォーマンスに関する契約条項に反している」ため、レッドブル側からの契約解除が可能であるという。

ただこれからメルセデス・ユーザーとなった場合、当然カスタマー契約に格落ちとなる。
またトロ・ロッソへのホンダ・エンジン搭載についてもホンダ側は「何も話をしていない」とのことで、案外同博士のブラフである可能性も高い。

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ルノーのF1復帰、カルロス・ゴーン/CEOの判断待ち

Carlos Ghosn (C)Redbull Racing
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財政問題でいよいよ行き詰まっていると伝えられるロータス・チームの買収について、ルノーが今週中にもカルロス・ゴーン/CEOが最終判断を下すと伝えられた。

そのソースはFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表ということで、事実なら信憑性は高いとみられる。
また同代表がプライベートチームよりもマニュファクチャラーの参入を期待しているのは明白だ。

先のハンガリーGPでは負債の重なりに業を煮やしたピレリタイヤが、直前までタイヤの供給をストップするなどロータス・チームの事態は悪化の一途を辿っているとみられる。
ただ同チームの負債は多岐に渡っていて解決に時間が掛かるとの見通しもあり、存続は予断を許さない状況だ。

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2015/07/28

早くもトロ・ロッソに不協和音か

Grid Girl (C)Scuderia Toro Rosso
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今シーズン、マックス・フェルスタッペン(17歳:オランダ)&カルロス・サインツ・ジュニア(20歳:スペイン)という例を見ないフレッシュな新人コンビで臨んだスクーデリア・トロ・ロッソだが、これまでしばしば本家レッドブル・レーシングを脅かすパフォーマンスをみせ、今回のハンガリーGPでもフェルスタッペンが自身最高位となる4位入賞も果たした。
しかしその一方で早くもチームメイトとの間に不協和音が聞かれ始めたようだ。

今回最終的にはメカニカルトラブルから完走を果たせなかったサインツだが、最初のピットインの際には8位を走行中、11位のチームメイトよりも上位にいた。
しかしチームはフェルスタッペンのピットストップを優先。
サインツは「なぜ僕のほうが後回しになるのか理解できない」と、不満顕わ。
こうした場合、チームオーダーのない同チームでは前方にいるサインツに戦略の優先権が与えられる筈というもの。

サインツの地元スペインの『AS』紙によれば、こうしたことはこれまでにもあり、サインツ陣営はチームに対しこうした扱いを変えるよう申し入れているという。

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決勝レースで一変したハミルトン(メルセデス)

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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この週末、フリー走行からポールポジションを獲得した公式予選まで圧倒的なスピードを誇り、「ハンガロリンクではカートのようにマシンを振り回せる」とまで豪語したメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンだったが、決勝レースでは一変。
チャンピオンらしからぬお粗末なレースを展開した挙げ句、なんとか6位まで挽回はしたもののドライブスルー・ペナルティーやペナルティ・ポイントまで科せられるという散々な結果になった。

「もう説明する言葉がないよ。
あまりにも自分のパフォーマンスが悪く、いったい何をやっているのか冷静になれず多くのミスを繰り広げてしまった。
この週末はいい流れできていたのに、なせ日曜日に突然変化してしまったのかわからない。
なんとかいくばくかのポイントは手にしたけれど、反省すべき点は山ほどある」

それでもチームメイトでランキング2位のロズベルグ(メルセデス)も今回「失敗」したため、チームメイトでもあるライバルとの差はさらに拡大する結果となった。

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狂乱レース、大量のペナルティ・ポイント

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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スタートから大きな波乱が続いたハンガリーGPは、レースが終わったあともペナルティ・ポイントが乱れ飛ぶまさに狂乱のレースとなった。

ハンガリーGPではレース中、すでにハミルトン(メルセデス)やフェルスタッペン(トロ・ロッソ)らにドライブスルー・ペナルティー、またクビアト(レッドブル)にはレース結果に10秒加算などのペナルティが相次いで科せられたが、FIA(国際自動車連盟)はさらにレース後5人のドライバーにペナルティ・ポイントを科したもの。

ペナルティ・ポイントを科せられたのはリカルド(レッドブル)のマシンに接触したハミルトン(メルセデス)、ペレス(フォース・インディア)に接触したマルドナド(ロータス)、ピットアウト時の危険なリリースでグロージャン(ロータス)、コース外走行(ショートカット)で利益を得たとしてクビアト(レッドブル)、さらにセーフティカー導入時のスピードオーバーでフェルスタッペン(トロ・ロッソ)の5人。
3点のフェルスタッペン(トロ・ロッソ)以外はすべて2点のペナルティ・ポイントとなっている。

2014年からのレギュレーションでは連続する12か月の期間内にペナルティ・ポイントが12点に累積したドライバーは1レースの出場停止となる。

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2015/07/27

ベッテル、2ストップ戦略でアクション満載の決勝を制し、フェラーリに勝利をもたらす (ピレリ)

(C)Pirelli Motorsport
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2015 ハンガリーグランプリ 決勝
・ピレリが冠スポンサーのハンガリーグランプリは、セーフティーカー導入で複雑化
・スリリングなレースで多彩な戦略が展開 レッドブル、両ドライバーが表彰台を獲得し、予選までの好調なペースを確証

2015年7月26日、ブダペスト
フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、今シーズン2勝目を挙げました。決勝は、事故、ペナルティー、そして、レース終盤にマシン間の差を無くし戦略へ新たな要素を加えることとなった長いセーフティーカー導入周回などによってスリリングな展開となりました。

ベッテルは、グリッド2列目からの素晴らしいスタートによって、第1コーナーでトップに立ち、優勝への礎を築きました。しかし、メインストレート上のデブリからマシンを保護するために登場したセーフティーカーによってマシン間の差が無くなり、トップを維持する厳しい戦いを強いられました。ピットレーンを何度も通過するセーフティーカー導入周回中、タイヤ交換を行うドライバーも見られました。

このセーフティーカー導入周回が、戦略に混乱を生じさせました。しかし、ライバルたちとの差が縮まった中、ベッテルは一時的にチームメイトのキミ・ライコネンにトップを譲ったものの、70周全般に渡るフェラーリの完璧な戦略によって、トップを奪い返してフィニッシュしました。ベッテルは、我々の戦略予測通り、ソフトでスタート後、第2スティントをソフトで、最終スティントをミディアムで走行しました。

メルセデスのニコ・ロズベルグは、第1スティントのみにソフトタイヤを使用する戦略を採用しましたが、レッドブルのダニエル・リカルドとの接触にともなうパンクによって、ほぼ手中にしていた2位の座を失いました。

リカルドは3位でフィニッシュし、チームメイトのダニール・クビアトは、10秒加算ペナルティーを受けたにも関わらず、キャリアベストとなる2位を獲得しました。ハンガリーでのフリー走行や予選で見られたレッドブルのペースが、あらためて示されました。トロ・ロッソのマックス・フェルスタッペンは、キャリアベストとなる4位を獲得しました。

パストール・マルドナード以外の全ドライバーが、ソフトタイヤを装着してスタートしました。路面温度38℃の比較的涼しいスタート時のコンディションから徐々に路面温度が上昇した中、広範囲に渡る戦略が展開されました。

ピレリジャパン・プレスリリース

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「ジュールとF1に対して敬意を表する」 (ホンダ)

F1150727003h(C)Honda Motor Co Ltd.

2015年7月26日(日)・決勝  
会場:ハンガロリンク  全長:4.381km

McLaren-Hondaは、本日のレースを5位(フェルナンド・アロンソ)および9位(ジェンソン・バトン)という今シーズンベストの順位で完走し、コンストラクターズ選手権において、チームにとって非常に喜ばしい12ポイントを獲得しました。

F1150727008h McLaren-Hondaは、今日のレースで力強い滑り出しを見せました。両ドライバーともスムーズなスタートを切り、アロンソは1回目のピットストップを迎えるまでトップ10圏内を着実に走行し続けました。バーチャルセーフティカーおよび実際のセーフティカーが導入された後にレースが波乱の展開となるなか、両ドライバーとも必死の走行を続けました。2人ともセーフティカーが導入される数周前に新品タイヤに交換したばかりだったため、両ドライバーはタイヤ交換などをおこなわず、そのままコース上に残ることをチームとして選択しました。そのため、レース終盤、ジェンソンは彼のマシンより速い他のマシンに追い抜かれないよう、苦戦を強いられることになりました。一方、アロンソは2回目のピットストップをした後にマシンのブレーキ温度が急激に上がり始めたため、チームはアロンソをガレージに呼び戻し、ブレーキダクトに詰まっていたゴミ(バイザーフィルムがスペインGP同様に見つかる)を除去するとともに、このピットストップを利用してオプションタイヤを装着しました。
他チームの多くのドライバーがピットレーンの速度違反や一連の接触事故によるペナルティを受けるなか、McLaren-Hondaは今年初のダブル入賞を成し遂げました。

ホンダモータースポーツリリース

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ロズベルグ(メルセデス)、「誰にも過失がないなんて」

Start Scene (C)Ferrari S.p.A
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ハンガリーGP決勝レース終盤、ベッテルに続いての2位をほぼ手中にしていたニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)だったが、ゴールを目前にした64周目、ダニエル・リカルドと交錯してタイヤがパンク、大きく順位を落とす結果となった。

「モーターレーシングというのは予測のつかないものだけど、まさか64周目にあんなことが起きるなんてね。
状況ははっきりしている。
僕は通常の自分のラインをキープしていたのに、リカルドは僕をオーバーテイクしようとしてブレーキングを遅らせ、その結果ワイドに大きくふくらんでしまったんだ。
そして僕のリヤタイヤに彼のフロントウィングが突き刺さり、パンクしたということ。
あのままフィニッシュしていれば僕はハミルトンとの点差を大きく詰められた筈だったのに、あのアクシデントでブチ壊しさ。
それなのにFIA(国際自動車連盟)はこの件について何もアクションを取らないという。
誰にも過失がないと言うんだから話にならないよ。
こんな気分のまま夏休みになんて入れないさ。
明日また次のレースをやって欲しい」

レースに「たられば」はないが、もしアクシデント前の状態でレースが終わっていればロズベルグはハミルトンに対し14ポイント詰められた筈だったが、実際には逆、さらに4ポイント差を拡げられる結果となった。

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アロンソ(マクラーレン)、「プレゼントになった」

Fernando Alonso (C)McLaren Group
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マクラーレン・ホンダとして今季最高位になる5位でハンガリーGPをフィニッシュしたフェルナンド・アロンソは、「プレゼントをもらったような気分」と喜びを表した。

「フリー走行や予選では苦しめられたけれど、日曜日の今日はとてもいい一日になった。
F1カレンダーを見て、僕らがいけると思えたのはホンの一握り。
それはモナコであり、シンガポールであり、そしてこのハンガリーなんだね。
だから今日の入賞は驚きではないけれど、レースが終わってみたら5位なんて。
これはチームへのちょっとしたプレゼントになったね。
これまでで一番のリザルトだし、こうしたうれしい気分のまま夏休みに入れるというのはハッピーなことさ」

それでも19歳でF1デビュー、ここまで14年の経験を持つアロンソは、「ビアンキへの黙祷の後すぐにコクピットに収まるのは辛かった」と、ベテランらしい素直な真情を吐露した。

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