2016/09/25

C.ルクレール、マレーシアでのフリー参加は延期に

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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ハースF1チームは、来週行われるマレーシアGPのフリー走行1回目セッションでF1参加を予定していたシャルル・ルクレール(18歳:モナコ 英語読み:チャールズ・レクラーク)について、その時期をブラジルGP(11月11日フリー走行)まで延期することを明らかにした。

その理由としてGP3シリーズとのスケジュール・バッティングが挙げられている。
今回のマレーシアではGP3のタイムスケジュールが通常とは異なり、金曜日に公式予選が行われるため、事実上F1のFP1との「兼務」が難しくなったためとみられる。

そのGP2ではルクレールが現在チャンピオンシップをリードしている。

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フェラーリ、マレーシアGPで空力アップデート

Ferrari Factory Image (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームが、来週末行われるマレーシアGPでエアロダイナミックス面にアップデート版を投入することがわかった。
空気の流れが変わるため、同時にクーリング面でも改善が施されるとしている。

すでに大幅にレギュレーション変更となる2017年マシンの開発にスタンスを変更したチームが多い中で、コンストラクターズ・ランキングでレッドブル・レーシングと死闘を続けるフェラーリ・チームのマウリツィオ・アリバベーネ代表はシーズン末までアップデートを続けることを強調している。

ただマクラーレン・チーム同様、あまり開発陣が今季マシンにとらわれると来季用新型車の開発に支障が出かねない懸念もある。

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A.プロスト氏、「残りシーズン、メルセデス勢のバトルに注目」

Alain Prost (C)Honda Racing
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元4回のF1チャンピオンで、自身のチームを率いた経験も持つアラン・プロスト氏(61歳:フランス)が、残り6戦となった今シーズンのメルセデスAMG勢どうしによるチャンピオンシップ争いについて、「注目に値する」と強調した。

これは地元フランスの『キャナル・プリュス』テレビに語ったもの。
その中でこのフランスの英雄は、「シンガポールGPはロズベルグにとって素晴らしいものになった。
ハミルトンに調子が出ないうちに、予選ではポールを獲り、レースでもその優位を活かしたまま制してみせたからね。
一時はハミルトンにすっかり流れが行った感があったが、それを完全に食い止めた形だ。
しかし今シーズンはまだ6戦ある。
ポイント争いも白熱しているし、まだま予断を許さない状況だ。
結局、長いバトルのその最後は些細なことで決まるのではないか」

元よりレジェンドとされたプロスト氏だが、あのバーニー・エクレストン氏が「過去最高のF1ドライバー」と讃えたことで、さらに説得力が増しているようだ。

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2016/09/24

急速に広まる「サインツ、ルノー入り」の噂

Carlos Sainz Jr. (C)Redbull Racing
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旧ロータス・チームを買収しワークス体制となったルノー・チームでは、来シーズンからいよいよ本格的な活動を繰り広げる方針とみられているが、まだその重要なコマの一つであるドライバー・ラインナップについては明らかにされていない。

これまでペレス(フォース・インディア)やボタス(ウィリアムズ)らの名前が伝えられたもののいずれも残留の方向。
そのため現レースドライバーであるケビン・マグヌッセンやジョリオン・パーマーの他、エステバン・オコン(現マノー・レーシング)らの名前が聞かれたが、新たにカルロス・サインツ(トロ・ロッソ)が有力候補として伝えられたもの。

しかしこれについてサインツ本人は地元スペインのメディアに対し、次のように否定した。
「僕はいまトロ・ロッソで走っているけれど、純然たるレッドブルのドライバーだ。
だからレッドブル首脳の判断には従うけれど、その選択肢に他チームへの放出はないと断言できる。
いまのところ来季もトロ・ロッソの一員であるのが有力だと思うし、グループから出るつもりは僕にはない」と、断言した。

そのトロ・ロッソではむしろいまクビアトのシートがパドックの話題になっている。

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C.ホワイティング/レースディレクター、日本GPでトークショーに

Charlie Whiting (C)RedBull Racing
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F1でもっとも有名なFIA(国際自動車連盟)スタッフといえるグランプリ・レースディレクターのチャーリー・ホワイティング氏(64歳:イギリス)が、日本GPの際にトークショーにゲストとして招待されることが内定した。
同氏がトークショーに登場するのは日本GPではこれが初めてということになる。

F1チームでメカニックやレースエンジニアを務めた同氏はネルソン・ピケ(ブラバム)のタイトル獲得にも貢献するなどこの世界での経験が豊富、バーニー・エクレストン氏からの信頼も厚くFIAにスカウトされてからはレースをコントロールするだけでなく技術部門をも束ねていて、パルクフェルメでも最高責任者だ。

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ホンダ、日本GPに向け万全の備え

Suzuka Circuit (C)Mercedes Motorsports
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今シーズン、著しくその戦闘力を上げているマクラーレン・ホンダだが、今季まだ3つのトークン(開発プログラムの単位)を残している。
その残されたトークンについて、ホンダは次戦マレーシアGPに使用する見通しのようだ。

というのも、もし日本GPでバージョンアップしたパワーユニットを投入した場合、予選グリッド降格のペナルティが科せられることになるからだ。
そのため1戦前倒ししてマレーシアで投入すれば、地元鈴鹿サーキットの日本GPでは純然たる予選バトルが行えることになる。
またもしマレーシアに間に合わない場合にも、やはり日本GPは避けて次のアメリカGPに持ち越すことが考えられる。

ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は、「われわれに掛かる鈴鹿でのプレッシャーは容易なものではない」と、早くもホームグランプリに武者震いをみせている。

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2016/09/23

来季のシーズン前テストもバルセロナ

Barcelona Circuit (C)Mercedes Motorsports
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各F1チームは2017年のシーズン前テストについて協議した結果、来年も今年同様スペイン国内でのテストに留めることを決めた。
場所はバルセロナ・サーキットで、日程は初回が2月27日から3月2日、2回目が3月7日から10日までとされている。

この時期のヨーロッパは気温が低いため、F1にタイヤを独占供給するピレリ等は以前行なったことがあるバーレーン等を提案したものの、チーム側は遠征費用の問題から今回も却下された模様。

なお2017年の開幕戦オーストラリアGPは3月26日(日)に決勝レースが行われる予定となっている。
(今年は3月20日)

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ホンダF1、S660に最高速で後れ取る

 Image
ホンダのスポーツカー『S660』用高性能エンジンを搭載した特別マシンが、F1を上廻る最高速を記録したことがわかった。

これはアメリカ・ユタ州ソルトレイクにあるボンネビル・スピードウェイで行われた『マイク・クック・ボンネビル・シュートアウト』というイベントで記録されたもの。
ホンダによれば今回記録した時速421キロは「ホンダ車」として最高の記録という。

ちなみにS660はその名の通り排気量660ccの直列3気筒ターボエンジン。
一方現行のF1エンジンは1,600ccV型6気筒ターボエンジン。
今年のヨーロッパGP(バクー)ではウィリアムズ・メルセデス(ボタス)が最高速378キロを記録していて、ホンダF1もこれとほぼ同等とみられている。

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ピレリ、2017年仕様ウェットタイヤをテスト

Pirelli Wet Tyre
21日(水)、ピレリタイヤは2017年から導入される新仕様のウェットタイヤのテストをフランスの南仏のポールリカール・サーキットで開始したことを明らかにした。

HTTT(ハイテクノロジー・テスト・トラック)と呼ばれる同サーキットのトラックは全天候型で、人工的にウェットコンディションを造り出すことができる。

実際にテストに当たるのはメルセデスAMGチームで、ドライバーは同チームのテストドライバーで現在はマノー・レーシングのレースドライバーでもあるパスカル・ウェーレイン(21歳:ドイツ)。
ウェーレインは以前にもピレリのタイヤテストを担当した経験がある。

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グティエレス(ハース)、「要注意青旗ドライバー」に

Esteban Gutierrez (C)Haas F1 Team
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シンガポールGP決勝レース終盤、トップのロズベルグ(メルセデス)を猛追するリカルド(レッドブル)の前に立ちはだかったのは周回遅れのグティエレス(ハース)だった。
コースマーシャルから青旗が振られたにもかかわらず、直ちに進路を譲らなかったためリカルドは憤りの表情をみせた。

実はグティエレスについてはこれまでも「周囲が見えていない」との批判があり、ベルギーGPのフリー走行では後続のウェーレイン(マノー)の進路を妨害したとしてペナルティ・ポイントまで受けている。

これについてグティエレスは、「僕は精一杯誠実に走っているつもり。
それでも文句があるのなら、直接僕に言えばいい」と、他のシーンで繰り返される自分への非難を逆に粉砕した。
たとえ後方を走るとはいえ、F1ドライバーであるならば自己主張が強くなければ生きて行けないのがこの世界だ。

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2016/09/22

ランス・ストロール、来季ウィリアムズと契約合意の報

Lance Stroll (C)Ferrari S.p.A
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すでにフェリッペ・マッサ(35歳:ブラジル)が今季限りでのF1引退を表明したウィリアムズ・チームでは2017年その後任に注目が集まってるが、最有力として名前が挙げられていた新鋭ランス・ストロール(17歳:カナダ)について、このほど契約が合意に至ったと伝えられた。

これを報じたのは来季チームメイトとして確実なバルテリ・ボタスの母国フィンランドの日刊紙『ツルン・サノマット』。
それによればストロールはチームになんと3,500万ドル(約35億5千万円)もの資金を持ち込むという。

ストロールは現在参戦中のF3ユーロシリーズで堂々首位を独走している逸材。
ちなみに父親のローレンス氏は米ファッションブランド『マイケルコース』の大株主としても知られるカナダの大富豪である。
2010年11歳という若さでフェラーリのFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)のメンバーに抜擢されたストロールはまだ17歳だが、来月にはF1参戦のスーパーライセンス受給資格である満18歳を迎える。

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『アップル』、マクラーレン・チーム買収の噂

McLaren Technology Center (C)McLaren Group
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ホンダとのパートナーシップにより急速にその戦闘力をアップさせているマクラーレン・チームだが、ここに来てチーム買収という衝撃的なニュースが伝えられた。

名前が挙げられたのはアメリカに本拠を置くIT大手の『アップル』社。
イギリスの経済紙『フィナンシャル・タイムズ』が報じたところによれば、アップルが関心を示しているのはマクラーレン・テクノロジー・グループで、その中にはマクラーレンF1チームだけでなくマクラーレン・オートモーティブ、マクラーレン・アプライド・テクノロジーという技術グループが含まれているという。
アップルにはいま世界的に研究・開発が進められている自動運転車の先端技術を進める狙いがあるとみられている。

注目はその買収金額で、最低でも10億ポンド(約1,310億円)にも達するものと予想されている。
マクラーレン側はこの噂を否定しているが、こうしたケースで始めから交渉を認めた例はないのもこの世界の通例だ。

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ウィリアムズ・チーム、「ベルト・トラブル」に困惑

Valterri Bottas (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームは先のシンガポールGPで起きたバルテリ・ボタスの「ベルト・トラブル」について、困惑していることを明らかにした。

これはシンガポールGP決勝レース中の33周目、「シートベルトが外れている」とドライバーから無線で連絡があり緊急ピットイン、実際にベルトが外れていることを確認したというもの。
外れた原因はまだ解明されていないが、高速でバトルを演じるF1で起きたことにチームは衝撃を受けているとのことだ。

同チームのクレア・ウィリアムズ副代表は、「絶対に起きてはならないことで困惑している。
早急に原因を究明し、次戦マレーシアGPまでには解決しなければならない」と、その緊張ぶりを顕わにした。

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2016/09/21

シューマッハ家弁護士、法廷で悲しい証言

Schumacher Flag (C)Mercedes Motorsports
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世界中のファンからその奇跡的回復が望まれている元7回のF1チャンピオンであるミハエル・シューマッハ氏だが、その容態についての報道を巡り、家族には悲しい証言が行われた。

同氏がスイス・レマン湖畔の自宅に戻って以来、家族はその回復状況について「高度なプライバシーに属するもの」として一切のコメントを避けてきた。
しかし先頃、地元ドイツの週刊誌『ブンテ』は「シューマッハが医療スタッフの助けを借りて歩行することができた」との一方的な報道をしたことが裁判で争われたもの。

シューマッハ家の弁護士は、「残念ながらそうした報道は誤りで、まだシューマッハ氏は歩行することができていない。
当然のこと裁判では真実が解明されなければならないが、われわれはこうしたことを法廷で証言しなければならないことに深い悲しみと憤りを感じている」と、家族の意向を代弁した。

稀代のF1チャンピオンがゲレンデでの思わぬ事故に遭ってから、すでに3年近くが経過した。

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マレーシアではトロ・ロッソが意欲的なタイヤ戦略

Pirelli F1 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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ピレリタイヤが次戦マレーシアGP向けに各チームが選択したタイヤを発表した。

常設のセパン・サーキットで行われるマレーシアGPはこれまでの春の開催から今年は秋に移行されるが、ピレリは今回「ハード」「ミディアム」「ソフト」という堅めのタイヤ3種類を用意、各チームはこの中からそれぞれのタイヤ戦略に則って使用するタイヤ数を選択することになる。

発表されたところではほぼ各チーム共に同様の選択となっているが、多くが中心とするソフトタイヤを6-7セット選択したのに対し、トロ・ロッソの2台(サインツ&クビアト)だけが最大の8セットを選択したのが目立ったところ。

今季第16戦マレーシアGPは10月2日(日)に決勝レースが行われる。

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FIA新オーナー、世界大都市開催に意欲

1981 Las Vegas (C)Williams F1
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F1株式を買収して新たなオーナーとなる『リバティ・メディア』は、F1グランプリを世界の大都市で開催する方針をみせているようだ。

これはシンガポールGPのパドックに姿をみせた新たなF1の会長チェイス・キャリー氏が述べたもの。
その中で同氏は、「世界最高峰のモータースポーツであるF1は、それにふさわしく世界最高の年で開催されるべきだ。
たとえばアメリカで言うならそれはニューヨークであり、ロスアンジェルスなどだ。
そこにはまだ市場として開発されるべて大きなマーケットが控えているのだから」と、述べた。

こうした考えはFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表の持論でもあり、今後のF1の方向性を決める可能性の一つになりそうだ。

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2016/09/20

「今日は7位が我々の達成できる最高順位でした」 (ホンダ)

F1160918002h ジェンソン・バトン (C)Honda Motor Co. Ltd.

シンガポールGP 決勝
マリーナ・ベイ・サーキット、9月18日(日)

本日のシンガポールGPにおいて、フェルナンド・アロンソは力強く、決意に満ちたレースを繰り広げ、7位で完走しました。9番グリッドのアロンソはすばらしいスタートを切り、終盤にセバスチャン・ベッテル選手(Ferrari)とマックス・フェルスタッペン選手(Red Bull)の手中に陥るまでは、レースの大半に渡って5番手のポジションを死守しました。

今夜、アロンソはトップ集団を除く残りのチームの中ではベストな結果を達成しました。上位を争うMercedes、Red Bull、Ferrariのそれぞれ2台のマシンに続く順位を獲得するという、すばらしいパフォーマンスを披露しました。

一方、ジェンソン・バトンのレースは、事実上、1周目にして終了しました。好スタートを切った直後にスタートラインでのアクシデントに巻き込まれ、ニコ・ヒュルケンベルグ選手(Force India)のマシンを避けようとしてバルテリ・ボッタス選手(Williams)のマシンと接触。それによって、フロントウイングを損傷しました。

修理のためにピットインを余儀なくされ、後方で再度コース上に復帰したものの、マシンのボディワークの損傷によってダウンフォースが低下。それ以降は思うように追い上げることができませんでした。その後、1周目に発生したブレーキダクトの損傷によりブレーキ温度が上昇していたため、レース終盤にエンジニアは用心のためマシンを止める決断を下しました。

フェルナンド・アロンソ

MP4-31-04
スタート 9番手
レース結果 7位
ファステストラップ 1分51.249秒 51周目(トップとの差 +4.062秒、12番手)
ピットストップ 2回: 14周目(ピットストップ時間 2.98秒)および
34周目(ピットストップ時間3.98秒)
[オプション→プライム→バックアップ]

「今日は7位が我々の達成できる最高順位でした。Mercedes、Red Bull、Ferrariのそれぞれ2台のマシンに続く、残りのチームの中ではベストな結果です。今週末、我々はここで4番目に速いチームというわけではなかったので、今回の結果はいい戦略と好スタートを切ったおかげです。

スタートでは外側に行くことを選択し、クラッシュが発生したときにはすでに6番手に浮上していたので、影響を受けることはありませんでした。その後、1コーナーでは非常に遅いタイミングでブレーキングし、ダニール・クビアト選手(Toro Rosso)とキミ・ライコネン選手(Ferrari)をオーバーテイクしました。すべてのことがうまくいきました。時には運を味方につけることが必要なのです。

一時は表彰台に上がることも期待していました。前方のマシンになにかが起これば、そうなる可能性はありましたが、結局、上位陣のハプニングはないままレースが終了しました。

ただ全体的に、今日はできる限りのことをしました」

ジェンソン・バトン

MP4-31-03
スタート 12番手
レース結果 DNF
※43周目でリタイア
(ブレーキの不具合により、用心のためマシンを停止)
ファステストラップ 1分51.631秒 18周目(トップとの差 +4.444秒、16番手)
ピットストップ
3回: 1周目(ピットストップ時間 13.56秒 -フロントウイングの交換&サスペンションチェック)、
15周目(ピットストップ時間 2.57秒)および
27周目(ピットストップ時間 2.61秒)    
[オプション→プライム→オプション→バックアップ]

「43周目でリタイアしましたが、正直言って、私のレースは1周目で事実上終了しました。

スタートは非常によく、バルテリ・ボッタス選手の横につけました。ただ、ニコ・ヒュルケンベルグ選手のマシンがコース上を横断していることは、逆方向を向いた彼のマシンが自分の目の前に来るまで気がつきませんでした。アクセルペダルから足を上げ、右側に移動したものの、行き場をなくしてバルテル・ボッタス選手のマシンと接触。それによってフロントウイング、ブレーキダクト、フロアーを損傷しました。

その後、タイヤ交換と、新しいフロントウイングを装着するためにピットインしました。ただ、マシン自体が損傷していたので、それ以降はダウンフォースを十分に得ることができませんでした。そのダウンフォースでさえ、マシン全体にバランスよくあったわけではないので、さらに難しい状況でした。

マシンを止めた理由は、ブレーキに問題があったためです。ダクトが損傷したためにブレーキ温度が上昇しつつありました。不具合が発生するのではないかと心配していたので、リタイアは正しい判断でした」

ホンダモータースポーツリリース

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地元紙、シンガポールGP開催延長に期待

Image (C)Williams F1
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2008年に初開催となったシンガポールGPは、今年無事9回目の開催を終えた。
ただ同グランプリの開催契約は2017年までとなっていて、それ以降についてはまだ決まっていない状況だ。

これについて地元シンガポールの『ストレーツ・タイムス』紙は、前向きな見方をみせているようだ。
同紙によれば、2018年以降の開催契約についてすでにシンガポール政府がFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)に対して具体的な交渉に入っているというもの。
マリーナベイの名称で親しまれる同グランプリの市街地特設コースはナイトレースとしてかなりの額の設備投資を行っていて、主催者としてはできるだけ長期の契約に持ち込みたい考えだ。

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メルセデスのニコ・ロズベルグ、2 ストップ戦略でシンガポールグランプリを制す (ピレリ)

(C)Pirelli Motorsport
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2016 シンガポールグランプリ 決勝
・2 ストップと 3 ストップ戦略が展開され、 マリーナベイでのフィナーレはエキサイティングに
・メルセデスの協力を得て、今週、ピレリの 2017 年向けウェットタイヤをポール・リカールでテスト

2016 年 9 月 18 日、マリーナベイ
メルセデスのニコ・ロズベルグが、戦略が鍵を握るシンガポールグランプリを制しました。スタート直後の事故に より、シンガポールのセーフティーカー導入率 100の記録は更新されたものの、これによる戦略への影響を受 けたドライバーは数名のみでした。ポールポジションからの優勝例が多いシンガポールで、ロズベルグはポー ル・トゥー・ウィンを達成し、チャンピオンシップのトップへ返り咲きました。

3 名のドライバーが、セーフティーカー導入により、予定より早めのピットストップを行いました。トップ 10 グリッド 中、レッドブルの両ドライバーのみがスーパーソフトを、残りのドライバーは最もスピードのあるウルトラソフトを 装着してスタートしました。しかし、ダニエル・リカルドは、理論的には耐久性で勝るスーパーソフトのアドバンテ ージを活かすことができず、ライバルたちよりも長い第 1 スティントを走行することができませんでした。

レース終盤、メルセデスが活用したタイヤ戦略によって、ルイス・ハミルトンは 3 回目のピットストップ後にフェラ ーリのキミ・ライコネンを抜き、3 位の座を獲得しました。リカルドも終盤に 3 回目のピットストップを行い、スーパ ーソフトへ交換しました。ロズベルグよりも一時はラップあたり 3 秒近い速さで走行したリカルドは、スリリングな
フィナーレを盛り上げました。一方、ロズベルグは、予定通りの 2 ストップ戦略でトップを維持したままフィニッシ ュしました。

グリッド最後方からスタートしたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ソフト – ウルトラソフト – ウルトラソフトと 繋ぐ戦略で 5 位を獲得しました。フォース・インディアのセルジオ・ペレスも、ソフトタイヤを使用した独自の戦略 を採りました。ウルトラソフトでスタートしたペレスは、セーフティーカー導入中にソフトへ交換し、その後、再度ソ フトへ交換してレースを走り切り、グリッド降格ペナルティーによる後方のスタートからポイント圏内でフィニッシ ュしました。

今週、ピレリは、2017 年に向けたワイドタイヤのテストを引き続き行います。今回は、メルセデスの協力を得て、 フランスのポール・リカールで、来シーズンのレギュレーション合わせて修正を加えたマシンを使用してウェット コンパウンドをテストする予定です。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント: 「例年通り、シンガポールは、ドライバ ー、マシン、タイヤにとってシーズン中で最もタフなレースのひとつとなりました。昨夜の豪雨を受けて、通常と は異なる路面の改善パターンが見られました。レースの序盤から、表彰台を目指す各チームによる多彩な戦略 も展開されていました。タイヤ戦略が重要な役割を演じ、2 ストップと 3 ストップ戦略が入り混じったこのレース で、特に注目されたのは、ユニークかつ大胆な戦略を採ったセバスチャン・ベッテルによる最後方からの巻き返 しでした」

ピレリジャパン・プレスリリース

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ロズベルグ(メルセデス)、「レース再開早すぎた」

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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シンガポールGPではレース再開時のコースマーシャルとのニアミスがFIA(国際自動車連盟)による調査対象となって注目を集めているが、これについて一方の当事者でもあるニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は次のように当時のことを語っている。

「そりゃあ、驚いたよ。
だって僕らの目の前、まだコース上に人がいたんだからね。
彼が必死にコースから外れようとしているのがわかったよ。
僕が思うに、レース再開が早かったんじゃないか。
それは僕自身もそう感じたくらいだったからね。
いずれにしても観客や関係者の安全が脅かされるようなのは正しい運営じゃない」

これについてはメルセデスAMGチームのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターも、「レースを一周でも早く再開しなければならない事情は理解できるが、まずその前提は安全の確保だ」と、今回のリスタートの判断を一蹴した。

こうした背景には、遅い平均スピード、そしてセーフティカー導入の可能性が高い狭いコースなど、シンガポールGP特有の事情も推察される。
ちなみにここと近いコース設定のモナコGPは、例外としてレース距離が最初から短縮されている。
(シンガポール:309.316km、モナコ:260.520km)

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