2024/12/03

角田裕毅(RB)、「今後の糧にしたい」

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_garage_l_202412021324011日(日)行われたカタールGP決勝レースでオープニングラップの混乱を切り抜け、いきなりポイント圏内の9位までポジションを上げた角田裕毅だったが、残念ながらレーシング・ブルズのマシンに十分なレースペースはなく、周回を重ねると共に順位を落とすばかりでソフトタイヤを投入するという奇策も功を奏すことはなかった。

これについて角田は「スタートこそうまくいったけれど、僕たちのマシンにライバルと渡り合うだけの速さはなく、厳しいレースになってしまった。
まだ最終戦も残しているし、今後のためにすべてのデータを検証し、ペースが上がらなかった原因を究明して今後の糧にしなくてはいけない思っている」とコメントした。

残された最終の一戦で、目標としたコンストラクターズ・ランキング6位を奪取するのは難しい状況になっている。

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2024/12/02

ドゥーハン(アルピーヌ)、最終戦でF1デビューか

Jack Doohan
J_doohan_m_202412021041012025年シーズン、アルピーヌF1チームのレースシートが決まっているジャック・ドゥーハン(21歳:オーストラリア)だが、そのF1デビューが早まるかも知れない。

これは同チームのオリバー・オークス代表が示唆したもので、それによれば今週末行われる最終戦アブダビGPで、エステバン・オコンと交代する可能性があるというもの。
ただしまだ最終的な結論には至っていないということだ。

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カタールGPはフェルスタッペンが制す

Max Verstappen
M_verstappen_car_l212月01日(日)19時(日本時間:翌1時)からルサイル・サーキットを舞台に2024年F1第23戦カタールGP決勝レースが行われた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は19度、路面温度23度、コースはドライコンディションとなっている。
なお既報のようにポールポジションだったフェルスタッペンはペナルティにより1グリッド降格となっている。

オープニングラップで最終グループのオコン(アルピーヌ)とコラピント(ウィリアムズ)が接触、ストップしためイエローコーション、セーフティカーが導入された。
この時点で1位はフェルスタッペン、2番手ノリス、ポールポジションのラッセルは3番手。
角田裕毅(RB)は10番手までポジションを上げている。
5周目にレース再開。
ストロール(アストンマーティン)がガレージに戻ってリタイヤに。
ローソン(RB)に他車を押し出したとして10秒のタイムペナルティ。
スタート違反のハミルトンらが相次いでパンク、再度セーフティカーに。
39周目にレース再開もアクシデントで再びセーフティカー投入、ペレスが戦線離脱。
42周目、レース再開。
ノリスにイエローコーション下での速度違反として10秒のストップ&ゴー・ペナルティ。
ハミルトンにはドライブスルー・ペナルティー。

57周のレースを制したのはチャンピオンのフェルスタッペンでブラジルGP以来の今季9勝目、自身通算63勝目を記録した。
2位ルクレール(フェラーリ)、3位ピアストリ(マクラーレン)、4位ラッセル(メルセデス)、5位ガスリー(アルピーヌ)、6位サインツ(フェラーリ)、7位アロンソ(アストンマーティン)、8位F1初入賞の周冠宇(ザウバー)で、このレースの『ドライバー・オブ・ザ・デー』にも選出された。
9位マグヌッセン(ハース)、10位ファステストラップ記録のノリス(マクラーレン)でここまでがポイント獲得。
以下、ボタス(ザウバー)、ハミルトン(メルセデス)、角田裕毅(RB)、ローソン(RB)、アルボン(ウィリアムズ)までが完走。
リタイヤとなったのはヒュルケンバーグ(ハース)、ペレス(レッドブル)、ストロール(アストンマーティン)、コラピント(ウィリアムズ)そしてオコン(アルピーヌ)。

F1次戦は連続開催で12月08日(日)今季最終戦アブダビGPが予定されている。

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2024/12/01

フェルスタッペンのポールは幻に

Max Verstappen
Qatgp_106カタールGPレーススチュワード(審査委員)は、公式予選Q3セッションで起きたフェルスタッペン(レッドブル)とラッセル(メルセデス)とのニアミス事件について審議。
その結果、フェルスタッペンの側に責任があるとして予選グリッド1ポジション降格、つまりポールポジションの剥奪を決定、通知した。

この時フェルスタッペンはすでにアタックを終了、またラッセルのほうは次のラップのアタックを控えて加速中という特異なシチュエーションだったがスチュワードの裁定は厳しいものだった。

なおこれを聞いたフェルスタッペンは「シーズンも終盤だけど、繰り返されるF1のこういう裁定にはうんざりだ」と吐き捨てたとのことだ。

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カタール予選はフェルスタッペンがポール獲得

Max Verstappen
Qatgp_10611月30日(土)21時(日本時間:翌3時)からルサイル・サーキットを舞台に2024年F1第23戦カタールGP公式予選が行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は19度、路面温度22度まで低下、コースはドライコンディションとなっている。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

まず下位の5台がノックアウトとなる18分間のQ1が行われた。
トップタイムはラッセル(メルセデス)が記録。
角田裕毅(RB)は15番手でからくも通過。
ここでの敗退はオコン(アルピーヌ)、コラピント(ウィリアムズ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、ローソン(RB)、アルボン(ウィリアムズ)の5台となった。

続いて15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
トップタイムはフェルスタッペン(レッドブル)。
ここでの敗退はストロール(アストンマーティン)、角田裕毅(RB)、ボタス(ザウバー)、周冠宇(ザウバー)、そしてガスリー(アルピーヌ)の5台となった。

最後の12分間によるQ3では残った10台により明日行われる決勝レースのトップ10グリッドが確定となる。
その結果ポールポジションは最終盤に逆転で記録したフェルスタッペン(レッドブル)の手に。
今季オーストリアGP以来となる9回目で自身通算41回目となった。
しかし後続ラッセルの進路を妨害した可能性があるとしてセッション終了後の審議対象になった模様

2番手にラッセル(メルセデス)、さらにノリス(マクラーレン)、ピアストリ(マクラーレン)、ルクレール(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、サインツ(フェラーリ)、アロンソ(アストンマーティン)、ペレス(レッドブル)そしてマグヌッセン(ハース)となった。

カタールGP決勝レースは明日1日(日)19時(日本時間:翌1時)から全57周で行われる。

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カタールGPスプリントはピアストリ優勝

Oscar Piastri
O_piastri_car_l_2024120106030111月30日(土)17時(日本時間:23時)からルサイル・サーキットを舞台に2024年F1第23戦カタールGPスプリントレースが行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は21度、路面温度26度、コースはドライコンディションとなっている。

セットアップ優先のためかピットレーンスタートを選択したペレス(レッドブル)がスターでもたつきコラピント(ウィリアムズ)に先行されるという失態を演じてしまう。
レースはポールスタートのノリス(マクラーレン)が終始コントロールして最終周わ迎えたが、フィニッシュライン直前にスローダウンしてチームメイトのピアストリが優勝。
ブラジルGPでの借りを返した形となり、マクラーレン勢が余裕の1-2勝利を遂げた。

2位ノリス(マクラーレン)、3位ラッセル(メルセデス)、4位サインツ(フェラーリ)、5位ルクレール(フェラーリ)、6位ハミルトン(メルセデス)、7位ヒュルケンバーグ(ハース)、8位フェルスタッペン(レッドブル)までがポイント獲得となった。
レーシング・ブルズはローソン16位、角田裕毅17位、またペレス(レッドブル)は20位といずれも低迷した。

この後カタールGPは日曜日の決勝レースのスターティンググリッドを決める公式予選が行われる。

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2024/11/30

スプリント予選、ノリス(マクラーレン)独壇場

Lusail Circuit
Qatgp_00111月29日(金)20時半(日本時間:翌2時半)からルサイル・サーキットを舞台に2024年F1第23戦カタールGPのスプリント予選が行われた。
全20台中、下位5台がノックアウトとなるSQ1は12分間、さらに下位5台がノックアウトとなるSQ2は10分間、最後のSQ3は8分間と、いずれも本来の公式予選より短くなっている。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は18度、路面温度22度、コースはドライコンディションとなっている。

最初のSQ1ではノリス(マクラーレン)がトップタイム。
ここでの敗退はペレス(レッドブル)、角田裕毅(RB)、オコン(アルピーヌ)、周冠宇(ザウバー)そしてコラピント(ウィリアムズ)の5台となった。

続くSQ2でもノリス(マクラーレン)がトップタイム。
アロンソ(アストンマーティン)、アルボン(ウィリアムズ)、ボタス(ザウバー)、ストロール(アストンマーティン)そしてマグヌッセン(ハース)の5台がここで敗退。

残り10台で争われたSQ3の結果、明日のスプリントレースのグリッドは最終戦後のアタックを中断のノリス(マクラーレン)がポール獲得。
これにラッセル(メルセデス)が続いた。
以下、ピアストリ(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)、ルクレール(フェラーリ)、フェルスタッペン(レッドブル)、ハミルトン(メルセデス)、ガスリー(アルピーヌ)、ヒュルケンバーグ(ハース)してローソン(RB)というトップ10になった。

明日・土曜日はスプリント決勝レースと日曜日に行われる本番決勝レースのグリッドを決める公式予選が行われる予定となっている。

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カタールGPフリーはルクレール(フェラーリ)最速

Lusail Circuit
Qatgp_00211月29日(金)16時半(日本時間:22時半)からルサイル・サーキットを舞台に2024年F1第23戦カタールGPフリー走行セッションが行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は21度、路面温度26度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは5種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC1、ミディアムのイエローにC2、そしてレッドのソフトにC3という堅い部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

好調が続くマクラーレンだが、ピアストリが15コーナーであわやの場面を演じて緊張が走る。
走行が普段あまりない路面は時間と共にタイムの向上が著しくこの後の予選に注目が集まる。

トップタイムを記録したのはルクレール(フェラーリ)でノリス(マクラーレン)が0.425秒差で続いた。
以下、ピアストリ(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)、角田裕毅(RB)、ボタス(ザウバー)、ストロール(アストンマーティン)、ラッセル(メルセデス)、アルボン(ウィリアムズ)、ハミルトン(メルセデス)と続いた。
フェルスタッペン(レッドブル)は11番手、ペレス18番手、ローソン(RB)は14番手だった。

このあと20時半(日本時間:翌2時半)からスプリント予選が行われる予定となっている。

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2024/11/29

カタールGPの週末、3日間共に雨の心配はなし

今週ルサイル・サーキットを舞台に行われる2024年F1第23戦カタールGPの天気について、地元ドーハの気象台はフリー走行が行われる金曜日、公式予選の土曜日、そして決勝レースが行われる日曜日の3日間いずれも晴れであるとして、前戦とおなじく雨になる可能性を否定している。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
11月29日(金) フリー走行 晴れ 18- 23度 0%
11月30日(土) 公式予選 晴れ 18- 24度 0%
12月01日(日) 決勝レース 晴れ 18- 24度 0%

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ウィリアムズ、ブラウニングをFP1&テストに起用

Luke Browning
L_browning_williams_lウィリアムズ・レーシングは来週行われる今季最終戦アブダビGPのフリー走行1回目セッションに、同チームWRA(ウィリアムズ・レーシング・アカデミー)の育成ドライバーであるルーク・ブラウニング(22歳:イギリス)を起用することを明らかにした。

2022年、イギリスF3選手権のタイトルを獲得したあと、今シーズンはFIA・F3選手権で2勝してランキング3位、F2選手権の残り3戦にも参戦、デビューレースでポイント獲得するなど非凡な才能をみせてきた。

なおブラウニングはシーズン終了後のアブダビ合同テストにも同チームから参加の予定になっている。

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2024/11/28

カタールGPのスチュワードにワーウィック氏指名

Derek Warwick
D_warwick_lFIA(国際自動車連盟)は今週末行われるカタールGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、ベテランのデレック・ワーウィック氏(70歳:イギリス)を指名した。

ルノー等のF1ドライバー(最高位:2位)で世界スポーツカー王者でもあるワーウィック氏のスチュワード就任は今季アメリカGP(US-GP)以来となるもので、自身通算52回目の就任。
これはエマニュエル・ピロ氏の43回を大きく上廻るもので引き続き単独首位ということになる。

BRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)の会長も務めた同氏、フットワーク時代には日本の鈴木亜久里選手とチームメイトだったことでも知られる。

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キャデラックF1はフェラーリ・パワー有力

Ferrari engine
Ferrari_engine_m_202411270750012026年からキャデラック・ブランドによるF1新規参戦が決まったゼネラルモーターズだが、当面はフェラーリ製パワーユニットを搭載して戦う方針のようだ。

現在フェラーリは自身のチームの他にハースF1とザウバー・モータースポーツにもエンジン供給しているが、ザウバーは2026年からアウディF1のワークスチームに衣替えとなることから供給体制には余裕がある。

また同じく2026年からはアストンマーティンF1もエンジンを変更、ホンダ製パワーユニットの独占供給を受けることが決まっている。
なおメルセデス製パワーユニットを搭載するのはワークスチームの他にマクラーレン・レーシング、ウィリアムズ・レーシングそしてルノー・スポール撤退によるアルピーヌF1が予定されている。
レッドブル・グループの2チームはフォードブランドのRBPTとなる見込み。

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2024/11/27

プロスト氏、フェルスタッペンの4度目戴冠を称賛

Alain Prost
A_prost_lマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が獲得した通算4度目となるドライバーズ・チャンピオンは、F1史上6人目となるが、同じく4度目のタイトル保持者であるアラン・プロスト氏がこの快挙を称賛している。

これは自身が解説者を務めるフランスのテレビ『キャナル・プリュス』で明らかにしたもの。
その中でプロフェッサーは「今年のチャンピオンシップは彼がこれまで経験したことのない困難なものだった。
それをこうして克服できたのは、彼自身の成長を物語ることそのものだ。
ようこそ『4冠クラブ』へ。歓迎するよ」と、語っている。

ちなみに通算で5度目以上となると、7回がミハエル・シューマッハとルイス・ハミルトン。
5回がファン・マニュエル・ファンジオで計3人、4回にはあとセバスチャン・ベッテルが加わる。

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2024/11/26

ゼネラルモーターズ、2026年からF1新規参戦

General Motors
Gm_logo25日(月)、F1はアメリカの大手自動車メーカーであるゼネラルモーターズが、2026年シーズンからキャデラック・ブランドでF1に新規参戦することを明らかにした。

これはかねて噂になっていた通り別途参戦の道を模索していたマイケル・アンドレッティ氏率いるアンドレッティ・グローバルの計画を引き取った形。
それもあってか、同氏の父親で元F1チャンピオンのマリオ・アンドレッティ氏がチームの取締役に就任するという。

当面は他チームからの技術支援を受けるものの、10年先を目途にシャシー、エンジン共に内製するフルワークス参戦を実現させるとしている。

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タイトル逸したノリス、「チャンピオンは偉大」

Max Verstappen
Lasgp_204シーズンあと2戦を残した段階でフェルスタッペン(レッドブル)に通算4度目となるタイトル獲得を許したマクラーレン・レーシングのランド・ノリスは、「チャンピオンは偉大だった」と、素直に兜を脱いだ。

「数字の上では健闘していたかも知れないけれど、正直言って実力には大きな開きがあった。
こうして終盤まで可能性が残せたことは誇りに思うけれどね。
僕が冒したいくつかのミスを指摘する声も聞かれるけれど、あれがなくてもマックスには叶わなかったことだろう。
やっぱりチャンピオンは凄い、偉大だよ」

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2024/11/25

9位入賞・角田裕毅(RB)、「次戦が楽しみ」

Racing Bulls
Lasgp_005厳しい出だしでスタートしたラスベガスGPの週末だったが、レーシング・ブルズの角田裕毅は決勝レースでは力強い走りでみごと貴重な2ポイントをチームにもたらせた。

レーシング・ブルズのマシンには不向きと予想されていたラスベガス特設サーキットでの好パフォーマンスに、角田は「うれしい誤算」だったとして、次戦カタールGPでの活躍にも意欲をみせた。

それでもヒュルケンバーグ(ハース)とのバトルで先行を許したとについては「コンストラクターズ・ランキングで直面するライバルチームだけに残念」と取り逃がした2ポイントを悔やんだ。

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小松礼雄代表(ハース)、「会心の逆転劇」

Ayao Komatsu
A_komatsu_l_2024111410350123日(日本時間:24日)行われたラスベガスGP決勝レースで、コンストラクターズ・ランキング6位の座をアルピーヌF1チームから奪還したハースF1チームの小松礼雄代表は、「会心のレースだった」と、笑みを見せた。

今シーズン、快進撃を続けるハースF1は昨シーズンの10位から一転6位と見まがう活躍をみせてきた。
しかし前戦アルピーヌF1の思わぬW表彰台獲得でその地位を失っていた。
今回ヒュルケンバーグの8位入賞で再びランキング6位に返り咲いたもの。
なお僅差のランキング8位には角田裕毅が所属するレーシング・ブルズも熾烈な戦いに加わっている。

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2024/11/24

ラスベガスGPはラッセル優勝、フェルスタッペン王座獲得

George Russell
Lasgp_101_2024112312410111月23日(土)22時(日本時間:翌15時)からラスベガス特設サーキットを舞台に2024年F1第22戦ラスベガスGP決勝レースが行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は18度、路面温度18度、コースはドライコンディションとなっている。
なお前日の公式予選でアクシデントに見舞われたコラピント(ウィリアムズ)はメディカルチェックもクリア、マシンも修復を終えたとしてピットレーンからのスタートになっている。

オープニングラップは概ねグリッド通り、ラッセルが首位を守る。
ピアストリがスタート位置の不良で5秒のストップ・ペナルティが科せられる。
16周目、予選自己最高位の3番手からスタートのガスリー(アルピーヌ)が白煙を吐いて惜しくもガレージに戻りリタイヤに。
さらにアルボン(ウィリアムズ)もPU(パワーユニット)のトラブルでリタイヤ。
10位スタートのハミルトンが順位を上げメルセデスAMGが1-2体制に。
49周目、6位のノリスがタイヤ交換、ファステストラップ・ポイントを獲りにいく。

50周のナイトレース終え優勝はポールポジションのラッセル(メルセデス)で、オーストリアGP以来の今季2勝目、自身通算3勝目を記録した。
2位にもチームメイトのハミルトンが入り、メルセデスAMG勢の1-2勝利。
3-4位にサインツ&ルクレールのフェラーリ勢、5位にフェルスタッペン(レッドブル)が入り、通算4度目となる今シーズンのドライバーズ・チャンピオンを決めた。
6位ファステストラップ記録のノリス(マクラーレン)、7位ピアストリ(マクラーレン)、8位ヒュルケンバーグ(ハース)、9位角田裕毅(RB)、10位ペレス(レッドブル)までがポイント獲得。
以下アロンソ(アストンマーティン)、マグヌッセン(ハース)、周冠宇(ザウバー)、コラピント(ウィリアムズ)、ストロール(アストンマーティン)、ローソン(RB)、オコン(アルピーヌ)、ボタス(ザウバー)までが完走。
リタイヤとなったのはアルボン(ウィリアムズ)&ガスリー(アルピーヌ)の2台となった。

F1次戦は連続で12月01日(日)第23戦カタールGPが予定されている。

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クラッシュのコラピント、無事検査をクリア

Franco Colapinto
F_colapinto_l_20241108113201FIA(国際自動車連盟)のメディカルチェックを受けたフランコ・コラピントが検査をクリア、無事決勝レースへの出走を許可されたことがわかった。

コラピントは22日(日本時間:23日)行われたラスベガスGP公式予選で大きなアクシデントに見舞われたが、クラッシュ時の衝撃が重大で深刻なものであったことから決勝レース前に指定ドクターによる検査を受けるよう指示されていたもの。
ただ同チームでは大きなクラッシュが続いたためマシンの修復が間に合うかは不明だ。

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レッドブル、「ラスベガス仕様ウィングない」

Max Verstappen
Lasgp_104_20241124084501目下ドライバーズ・チャンピオンシップ首位を走るトップランナーでありながら、今回のラスベガスGPてはフリー走行から失速、公式予選でもライバルの後塵を拝する5番手(ペレスは16番手)に留まったレッドブル・レーシングはラスベガス仕様のウィングがない実情を明かした。

それによればコストキャップの制限もあり、他チームとは異なりドラッグを低下させた専用ウィングの製作をせずに臨んだことで最高速が7キロほども劣ったという。
なおチームによれば昨年も同事情だったもののマシンのパフォーマンスに差があったため表面化しなかったのだという。
早ければ今回のレースにもタイトル争いに結着が付くだけに注目が集まる。

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