2022/09/28

アルファロメオ、周冠宇との来季契約延長

周 冠宇 (C)Alfaromeo Racing
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アルファロメオF1チームは、同チームのレースドライバーである周冠宇(23歳:中国)との契約を延長、2023年末までとしたことを正式発表した。

今シーズンがデビューとなる中国人初のF1ドライバー周冠宇は、バルテリ・ボタスのチームメイトとしてこれまで16戦に出場。
計3回ポイント獲得を果たし、最高位はカナダGPの8位というもの。

イギリスGPでは大きなクラッシュを演じたが、みごと復帰している。
なおボタスのほうは複数年契約を結んでいるので来季も同じドライバー・ラインナップになることが確定した。

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シューマッハ(ハース)、来季のレースシートを模索

Mick Schumacher (C)Haas F1 Team
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これまで2年間をハースF1チームのレースドライバーとして戦ってきたミック・シューマッハ(23歳:ドイツ)だが、来季のレースシートはまだアナウンスされていない。
その裏にはジュニア育成ドライバー時代から様々な支援を受けてきたフェラーリからのサポートが終了するという事情があるためだ。
もし移籍する場合には、ウィリアムズやアルファロメオなどの名前が挙げられているものの、ライバルも多くレースシート獲得は簡単なものではないとみられる。

これについてかつてミックの父親であるミハエル・シューマッハと共にチャンピオンシップを戦ったロス・ブラウン/モータースポーツ・ディレクターは、次のように語っている。
「ミックが難しいシーズンを送ったのには本人ではどうしようもないチームやマシンといった要素もあった。
彼には父親とも異なる良い面もあるし、ぜひともF1で能力を発揮して輝いて欲しいと思っているよ」と、エールを贈っている。

ミック・シューマッハはF1傘下のF2でチャンピオンを獲得するなど『名前』だけでない有能なドライバーであることは間違いないところだ。

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2022/09/27

シート喪失のリカルド(マクラーレン)、『浪人生活覚悟』

Daniel Ricciardo (C)McLaren Racing
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あと1年の契約期間を残しながら、マクラーレン・レーシングとの契約を打ち切ったダニエル・リカルドだが、来シーズンのレースシートを手にするのは難しいようだ。
一時名前が挙げられたアルファロメオやウィリアムズなど、いずれも実現には距離があるとされる。

これを受けリカルドは、「来年のことはまだ何も決まってないよ。
でも、1年間F1で走らないとしても別にドライバー人生が終わってしまう訳じゃない。
長いスパンで考えれば、浪人生活が良い休養になるというものさ」と、F1で8勝のベテラン。

なお来シーズン、マクラーレンでリカルドの後を継ぐのは話題の新人オスカー・ピアストリ(21歳:オーストラリア)ということになる。

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ハミルトン(メルセデス)のシーズン連続勝利記録に黄信号

L.Hamilton & M.Verstappen (C)Mercedes Motorsports
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フェルスタッペン(レッドブル)が台頭するまでF1王者として長く君臨してきたメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンだが今年はまだ0勝、昨シーズンまで続けてきたシーズン連続勝利記録に黄信号が灯ってきた。
もし0勝に終わればマクラーレン・チームからF1デビューを果たした2007年以来、初のこととなる。

しかしこれについて聞かれたハミルトンは、記録には興味がないと意に介さない姿勢をみせている。
「僕にとって記録は重要なことじゃないからそんなことは気にしていない。
逆にそれを知って、これまで恵まれていたことに感謝するよ。
毎年勝てるチームにいて勝てるクルマに乗れていたんだからね。
記録は気にしていないけれど、毎回勝つために頑張ってはいるよ。
今年もまだ終わった訳じゃないし、残りのレースもいつもと変わらず勝つために努力はするつもりだ」

今シーズンも残りは6戦となった。

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連戦続く2023年F1カレンダーにチームから不満の声

Image (C)Pirelli Motorsport
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先にFIA(国際自動車連盟)から発表された2023年シーズンのF1カレンダーについて今回のものは暫定となってないことから形式的にはすでに最終のものと受け止められている。
しかし一部のチームはFIAから確認がないまま発表されたとして、不満の声が聞かれている。

その最大のものとしてこれまでのF1で例のない年間全24戦というグランプリの多さが槍玉に挙げられているようだ。
これを実現させるため、FIAは2週連続開催を7回、さらに3週連続開催も2回というハードスケジュールを組み込んでいるが、とりわけ10月から11月に掛けての第20戦アメリカGP、第21戦メキシコGP、さらに第22戦ブラジルGPの3週連続開催について最終合意がなく受け入れられないと態度を硬化させている。

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2022/09/26

レッドブル、『スパルコ』とスポンサー契約

Sparco (C)Redbull Racing
レッドブル・レーシングは、モータースポーツ用品の大手『スパルコ』とスポンサー契約を結んだことを明らかにした。

イタリア・トリノに本社を置くモータースポーツ用品メーカーのスパルコはとりわけレーシングスーツが有名だが、他にもステアリングやディスクホィールやシートなどモータースポーツ全般を支えている。

今回の提携によりスパルコはレッドブル・レーシングのテクニカルレースウェア・パートナーとして最新のアイテムを提供、スーツ等に同社のロゴを掲出するという。

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アストンマーティンF1首脳、「レッドブルがお手本」

Aston Martin F1 (C)Aston Martin F1 Team
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今シーズン、長く在籍したレッドブル・レーシングを離れ、アストンマーティンF1に移籍したダン・ファローズ氏(48歳:イギリス)が、同チームをお手本として成長させる設計図を披露した。

それによれば、前身であった当時のジャガー・チームは資金難に喘ぎ、中団グループに埋もれる弱小チームだったものの、レッドブルのディートリッヒ・マテシス/オーナーが資金援助したことにより劇的に戦闘力アップを実現、トップチームへと躍進させたことを成功体験にしたいというもの。
アストンマーティンF1も同様にカナダの富豪であるローレンス・ストロール氏が巨額の投資をして改革を図っている。

レッドブルではエアロダイナミックス部門の責任者だったファローズ氏だがアストンマーティンF1ではテクニカル・ディレクターの要職に就き、その成功体験を活かすことが期待されている。

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ハースF1に大型スポンサー獲得の噂

 Haas F1 Logo (C)Haas F1 Team ロシア軍によるウクライナ侵攻をきっかけにタイトル・スポンサーを務めていた『ウラルカリ』との契約を解除して以来、資金的にも困難な状況にあったハースF1チームに朗報の噂が聞かれるかも知れない。

 

それによればこの唯一アメリカを母国とするこのF1チームに、地元のアメリカ企業が3年間という大型契約を結ぶというもの。
まだその名前は伝えられていないが、おそらくタイトル・スポンサーに就くレベルと想定されている。

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2022/09/25

待機のデ・フリース(ウィリアムズ)、パスポートでドタバタ

Alexander Albon (C)Williams Racing
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急性の虫垂炎でイタリアGP欠場を余儀なくされたウィリアムズ・レーシングのアレクサンダー・アルボン(26歳:タイ)は、その後手術による合併症に罹患したことが発覚したものの、現在は体調も良好で次戦シンガポールGPには出場できるとしている。

ただ走行に先駈けF1ドクターの診察をクリアすることがレギュレーションで求められているため、チームは万一に備えて今回もニック・デ・フリースを再び代役としてスタンバイさせる方針だ。
ところがデ・フリースはパスポートが日本遠征の手続のため大使館にあり、シンガポール行きに間に合うか懸念であるとのこと。
ちなみに今回のインターバルに予定した英国ファクトリーでのシミュレーションテストはキャンセルになったという。

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FIA、コルトン・ハータのスーパーライセンス特例認めず

Colton Herta (C)McLaren Racing
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かねて話題になっていたコルトン・ハータ(22歳:アメリカ)のスーパーライセンス発給について、FIA(国際自動車連盟)は特例を認めないことを正式に発表した。
インディカー・シリーズ参戦のハータはF1の規定で40ポイントが必要なところ、まだ36ポントに留まっていたが、特例措置を認めるようレッドブルが嘆願していたもの。

これを受けレッドブルはハータのF1デビューを断念、次の候補として現ウィリアムズのニック・デ・フリース(27歳:オランダ)の起用を検討していると伝えられる。
デ・フリースはすでにメルセデス等のマシンでフリー走行出走の経験があるうえ、先のイタリアGPでは病気欠場のアレクサンダー・アルボンの代役としてみごと初レース初入賞と活躍をみせ高い評価を得ている。

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新たにF1コロンビアGPが新規開催に名乗り

Juan Montoya (C)McLaren Group
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先に明らかにされた2023年のF1カレンダーでは全24戦という史上最多のイベントが組まれていたが、2024年ないし2025年には南米のコロンビアも新規開催を計画していることがわかった。
それによれば、場所はアトランティコ県人口約127万人コロンビア第4の大都市であるバランキージャ市が候補に挙げられているという。
実現すればブラジルGPと並ぶ南米で2番目のグランプリとなる。

コロンビアでF1が行われたことはないが、ウィリアムズやマクラーレン等で通算7勝を記録他ファン・モントーヤ(47歳)の出身国として知られている。

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2022/09/24

譲歩迫られたモナコGPの新たな3年契約

Monaco Marshal (C)Ex.Sahara Force India F1
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一時は新たな開催契約が破談になったとも伝えられたF1伝統のモナコGPが3年契約で合意したことが判明、他のサーキット関係者からは驚きの声が聞かれた。
その裏には、いくつかの点で大きな譲歩があったようだ。

例えばサーキット場内の看板について、F1はロレックスと独占契約を結んでいるが、モナコGPの主催者であるACM(オートモビル・クラブ・ド・モナコ)はライバルのタグホイヤーとスポンサー契約を交わしている。

またこれまで最も低いとされてきた開催権料は約2倍に引き上げられたとのこと。
さらにこれまで許された地元テレビ局(テレ・モンテカルロ)による独自放映は断念に追い込まれたと伝えられている。
なおモナコ独自の木曜日からスタートする独自日程もすでに通常スケジュールに変更を余儀なくされている。

F1のステファーノ・ドメニカリ/CEOによればモナコGPにはさらなる施設改修が求められているとのことだ。

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ウィリアムズ、今季末でラティフィとの契約終了

Nicholas Latifi (C)Williams Racing
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23日(金)、ウィリアムズ・レーシングは同チームのレースドライバーであるニコラス・ラティフィ(27歳:カナダ)との契約を2022年末で終了することを正式発表した。
今季のチームメイトであるアレクサンダー・アルボン(26歳:タイ)は残留が確実とみられているが、ラティフィの後任は未定。

2020年に同チームからF1デビューを果たしたラティフィは2021年に2度入賞(7位・9位)したもののチームが期待する結果は残せなかった。
とりわけ今季はアルボンがすでに3回入賞しているのに比べ、不振が目立っていた。

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ブレーキ問題に泣いたマクラーレンとリカルド

Daniel Ricciardo (C)McLaren Group
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昨季は中団グループから抜け、3位フェラーリまで接近したマクラーレン・レーシングだったが、今季は開幕から出遅れ、アルピーヌに大差を付けられるランキング5位に留まっている。
その原因について同チームのアンドレアス・ザイドル代表はシーズン序盤、不安定なブレーキ問題が影響したことが響いたと説明した。

「開幕戦に先駈けて行われたシーズン前テストでブレーキがオーバーヒートする問題が発覚した。
当初はすくに対応できると考えていたが、この解決にシーズン序盤戦の多くを費やすことになった。
幸い問題は解決したものの解決にファクトリーのリソースを投入する羽目に追い込まれたことから肝心のチャンピオンシップでライバルの先行を許す結果になったのは悔やまれる」と、ザイドル代表。

また、巧みなブレーキング技術で幾多のオーバーテイク・シーンを演じてきた同チームのダニエル・リカルドにとってもこれが『痛いトラブル』になったことは疑いないところだ。

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2022/09/23

リカルド(マクラーレン)、「シート喪失受け入れる」

Daniel Ricciardo (C)McLaren Racing
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来シーズンまで有効な契約を有していたとされるダニエル・リカルドだが、結局マクラーレン・レーシングでの2023年の契約については白紙に。
リカルドのシートには話題の新人オスカー・ピアストリが座るということになる筈だ。

一方、一時アルピーヌやウィリアムズ、ハースなどの前が挙げられたもののリカルド自身はF1から離れるという可能性が高くなった。
これについてリカルド自身は次のように語っている。

「来年、僕がF1のグリッドにいないなんて考えていなかったけれど、別にそれは僕の人生において大きな問題じゃない。
F1にいればそれを愉しんだだろうけれど、そのためにすべてを打ち込む気持ちはない。
元々自分の力が及ばない世界というのもあるんだしね」と、大人の見解。
マクラーレンでは結局2021年イタリアGPの1勝に留まった。

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アルファタウリ、角田裕毅の2023年残留を正式発表

角田 裕毅 (C)Honda Racing
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22日(木)、スクーデリア・アルファタウリは同チームの角田裕毅が残留、2023年も引き続きレースドライバーとして継続することを正式発表した。
日本人ドライバーとして唯一の角田裕毅はこれで3年目のシーズンを迎えることになる。
なおチームメイトは引き続きピエール・ガスリーになることがすでに発表されている。

現在イタリア・ファエンツァに居住して心身共にチームと一体の生活を送っている角田は「引き続きF1で戦う機会をくれたチーム、レッドブル、そしてホンダの支援に感謝している。
来年はもちろんのこと、まだ今シーズンの戦いも残っているので残りのレースでも全力を尽くしたい」と、意欲をみせた。

同チームのフランツ・トスト代表も「必ずしも結果に結び付いていないとはいえ、ユーキは間違いなく学習して成長している。
3年目のシーズンはその成長を証明するものになるだろう」と、エールを贈っている。

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ステファーノ・ドメニカリ/CEO、「10チームで十分」

Stefano Domenicali (C)Ferrari S.p.A
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2026年からのアウディ&ポルシェによる参入が確定したものの、これがF1のチーム数拡大には繋がらない模様だ。
F1の新規参入には巨額の加入金が必要とされるが、それ以前に新たな参画自体をF1が望んでいないことが露呈したためだ。

これはステファーノ・ドメニカリ/CEOが語ったもので、同氏は「F1は現在の10チーム体制でうまく運営されている。
11番目のチームが現れたとして、拡大にいくらかのメリットはあるが、逆に拡大による弊害もある。
私としては今あえて動かす必要はないと考えている」とした。

F1の責任者の方針が拡大に消極的であることを考えると、アンドレッティ親子やアウディ&ポルシェらの新規参入、さらにはコルトン・ハータのライセンス特例措置などが難航した理由も理解できそうだ。

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2022/09/22

ジャック・ドゥーハン、F1昇格のチャンス

Jack Doohan (C)Alpine F1 Team
アルピーヌF1チームの育成ドライバーであるジャック・ドゥーハン(19歳:オーストラリア)にF1昇格のチャンスが巡ってきたかも知れない。

2輪モトGPのレジェンドであるミック・ドゥーハンの子息であるジャックは、昨季FIA・F3選手権でランキング2位に、そしてF2にステップアップした今季は現在ランキング4位で、残りのレース次第でスーパーライセンス発給の可能性も持っている。

アロンソの突然の移籍表明により空席となったアルピーヌのシートには当初オスカー・ピアストリが、これが破談になるとピエール・ガスリーやコルトン・ハータらの名前が挙がっているもののまだ決定していない。
いきなりドゥーハンが昇格となればまだ10代選手の大抜擢といういうことになる。

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ポルシェ、次の計画はウィリアムズに焦点か

Porsche (C)Porsche AG
共に2026年シーズンからのF1参戦の姿勢を明らかにしているフォルクスワーゲン・グループのアウディ&ポルシェだが、アウディがエンジン・サプライヤーとしての形態を明確にしているのに対し、ポルシェのほうは、チーム買収を窺っていることがわかった。

このため契約交渉していたレッドブルとの話し合いは破談が伝えられたが、次の新たな目標はウィリアムズ・レーシングであるという。
具体的にはポルシェの冠のもと、アウディ製のPU(パワーユニット)を搭載するという、アルファロメオのような体制が検討されているとのこと。
ただ今回の混乱でポルシェの経営陣の中には以前ほど熱心でなくなった者がいるとも伝えられていて、予断を許さない状況にあるようだ。

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2025年まで契約延長のモナコGPに安堵の声

2022 Scene (C)Pirelli Motorsport
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世界三大レースの一つとしても知られる伝統のモナコGPだが、安全管理の面からもうこのような形態でグランプリは限界との声も聞かれていてF1側と主催者との交渉が難航、2023年以降の開催が確定していなかった。

しかし今回発表された来シーズンのF1カレンダーではいつも通り5月にスケジュールが掲載されていて、ファンも胸をなで下ろした恰好だ。
モナコGPの主催者であるACM(オートモビル・クラブ・ド・モナコ)によれば、F1とは2023年から2025年までの3年間、契約を延長することで合意したということだ。

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