2019/02/22

ホンダ系チーム、バルセロナ合同テスト最終日コメント(2/21)

Alexander Albon (C)Scuderia Toro Rosso
拡大します
多くのマイレージを重ねてきましたが、この数字から今年の実力を測ることができるわけではありません。
ただ、十分な距離を走行し、予定していたプログラムを順調に消化することができたことは大きな収穫になりました。

テストプログラムとしては、PU(パワーユニット)の機能確認や各ドライバーの特性に合わせたドライバビリティーの調整などに取り組んできました。
それに加えて、今年から始まった2チームへのPU供給を、サーキットでどのようにスムーズにオペレーションしていくかという部分でも、両チームと綿密にコミュニケーションを取りながら改善を続けてきました。

今日まで膨大なデータを収集してきました。
ここからは来週の火曜から開始するテスト2に向け、サーキットがあるバルセロナ、日本のHRD Sakura、そして英国のHRD-MKにおいてデータの解析を進めます。

【ピエール・ガスリー(レッドブル)】(11番手)

「今日はとても有意義な一日でした。
ロングランやテストを行い、146周を走りました。
マシンの感触は全体的に非常にいいです。
今日はそれほど早いタイムは出ませんでしたが、これはあくまでテストですし、自分が今どんな項目に取り組んでいるかを理解しているので、内容には満足しています。
テスト1は全体を通して良くできたと思います。
多くの周回を重ねましたし、マシンや新しいエンジニアに慣れることもできました。
メルボルンに向けて、今週は全員がいい仕事をしましたが、まだ来週はさらにやるべきことが沢山あります」

【アレクサンダー・アルボン(トロ・ロッソ)】(2番手)

「一昨日と今日の2日間で、初めてのF1テストを楽しむことができました。
午前中にトップタイムを出すことができましたが、まだテストで、ほかのチームのことは分かりません。
それでも今後に向けたいいサインだと思います。
初日はスタート直後にスピンを喫するなどトリッキーなスタートになりましたが、チームのお陰でいい雰囲気の中でプログラムをこなせました。
ファクトリーで分析を行うエンジニアにとって重要となるマイレージの目標を達成できましたし、予定通りに進んでいますが、マシンにはついては理解を進めているところです。
グリップが強くて慣れるのに時間がかかりましたが急速に学ぶことはできていると思います。
まだ完全にリズムを掴みきってはいませんが、来週のテストを終えればレースの準備が整うと考えています」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「2019年最初のバルセロナテストの4日間は、Red Bull Toro Rosso Honda、Aston Martin Red Bull Racingともに順調にプログラムを消化することができました。
最終日の今日もスムーズに周回を重ね、多くのデータを蓄積しました。
HondaにとってはF1復帰後初めて2チームにPUを供給する体制で臨み、オペレーション面でも学びの多いテストになりました。

4日間を通してPU(パワーユニット)に大きなトラブルはなく、Toro Rossoが482周、Red Bullが475周を走り、Hondaとしては957周を走行しました。
今回得られたデータをこの後の4日間で十分に解析し、テスト2に臨みます。
来週も順調にテストを行い、万全の体制で開幕戦に臨められればと考えています」

【フランツ・トスト(トロ・ロッソ)】

「「バルセロナでのテスト1は、チームにとって成功だったと言えます。
4日間を走り切り、パフォーマンスと信頼性の両面でいい結果を得ました。
ダニールとアレックスは初めてSTR14に乗りましたが、2人ともいい仕事をしてくれて、マシンとPUについていいフィードバックを得られました。
マシンの改善に向けては、まだやることが沢山あります。
合計482周を走り、チームはいい仕事をしてくれたと感じています。
多くのデータを集められたので来週は次のテストに進みますが、項目は山積みです。
今年のバルセロナは風も強くなく、好天に恵まれています。
路面温度も上がり、特に午後のセッションでは有意義な走行ができました。
メルボルンでの開幕に向けて、実りのあるテストになったと思います」

【ギヨーム・ロケリン(レッドブル)】

「ピエールはさまざまなプログラムを消化し、テスト1の最終日をいい形で終えることができました。
多くの時間をC3タイヤを履いたロングランに費やし、周回を重ねるだけでなく、マシン開発に必要なさまざまなことを行えました。
全体としては大成功のテスト1になりました。
予定していたプログラムを消化できましたし、マシン開発に関わる収穫もありました。
昨日使用したリアウイングなど、ファクトリーからのサポートもあり、着実で有意義な4日間になり、目標をクリアできました」

提供:本田技研工業(株)

| | トラックバック (0)

合同テスト前半最終日、ルノー・チームが存在感発揮

Renault 『R.S.19』(C)Renault Sport F1
拡大します
21日(木)、バルセロナ・サーキットで行われていた2019年のF1シーズン前テスト前半の4日間が締め括られた。

トップタイムを記録したのはルノー・チームで今年3年目のシーズンとなったニコ・ヒュルケンバーグで、前日クビアト(トロ・ロッソ)が記録したタイムをさらに0.311秒短縮する今回の通算ベストタイムを記録してみせた。
ただその後マシントラブルでコース上にストップ、赤旗中断の原因を作る場面もみられた。
ルノー・チームはマシンをシェアしたダニエル・リカルドも午前の走行でこの日の3番手に相当するタイムを記録するなど存在感を示した。

2番手はトロ・ロッソ・ホンダの新人アレクサンダー・アルボンで、好タイムと共にこの日トータル136ラップを周回するなど充実ぶりをみせた。
このタイムは前日同僚のクビアトが記録したものをさらに短縮るするものになる。

4-5番手にはメルセデスのボタス&ハミルトンがひさびさ上位に名前を連ねたが、他チームより一段硬いコンパウンドのタイヤだったということで、やはり今年も高いパフォーマンスを維持していることを窺わせた。

8番手のタイムを記録したアルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィも終了間際コース上にストップして赤旗中断の原因を作った。
前日の午後からテストに加わったウィリアムズ・チームはこの日から本格テスト。
『FW42』の熟成不足ということもあり、タイム的にはまだ他チームに及ぶものではなく前半テストを終えた。

シーズン前テスト後半は同じくバルセロナ・サーキットを舞台に来週の26日(火)から3月1日(金)まで4日間に渡って行われる。

| | トラックバック (0)

英ホンダ工場撤退でF1活動への懸念の声も

Honda Factory (C)Honda Racing
拡大します
イギリス国内に本拠を置いて活動するケースがほとんどのF1において、今季レッドブル&トロ・ロッソ両チームにエンジン供給するホンダもその例外ではない。

ところがホンダがイギリス国内のスウィンドンにある自動車工場を2022年までに閉鎖することを発表したことで、メイ首相が遺憾の意を発するなどしその影響が同社のF1活動にも及ぶのではないか、とする声のあることが報じられた。
これについてホンダのスポークスマンは、そうした懸念が一切無用であることを強調した。

他方、レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、「F1はそれだけで活動しているものではなく、様々な複数の要素が絡んでいるもの。
不確実なものが多いので今の段階でその将来を予測するのは難しい」と、慎重な姿勢をみせている。

ホンダは自身がコンストラクターとして参戦していた2008年、当時世界を襲った金融危機を理由に突然F1から撤退した経緯がある。
(ちなみにファクトリーを引き継いだブラウン・グランプリ、メルセデスAMGチームはその後いずれもコンストラクターズ・チャンピオンになっている)

| | トラックバック (0)

バルセロナ合同テスト4日目タイム(最終:2/21)

Pos. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 N.ヒュルケンバーグ GER Renault 1'17.393 24
2 A.アルボン THI Toro Rosso Honda 1'17.637 136
3 D.リカルド AUS Renault 1'17.785 34
4 V.ボタス FIN Mercedes 1'17.857 57
5 L.ハミルトン GBR Mercedes 1'17.977 58
6 C.ルクレール MON Ferrari 1'18.046 138
7 L.ノリス GBR McLaren Renault 1'18.431 132
8 A.ジョビナッツィ ITA Alfaromeo Ferrari 1'18.511 154
9 R.グロージャン FRA Haas Ferrari 1'18.563 64
10 K.マグヌッセン DEN Haas Ferrari 1'18.720 66
11 P.ガスリー FRA Redbull Honda 1'19.780 146
12 L.ストロール CAN Racing Point Mrercedes 1'19.664 72
13 G.ラッセル GBR Williams Mercedes 1'20.997 17
14 R.クビサ POL Williams Mercedes 1'21.542 48

   * 2018 PP-Time:1'16.173 L.ハミルトン/Mercedes (5/12)
   * 2018 TestTime : 1'16.904 V.ボタス/Mercedes (5/16)
   * 2019 TestTime : 1'17.704 D.クビアト/Toro Rosso Honda (2/20)
   * ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です

| | トラックバック (0)

2019/02/21

ウィリアムズ首脳、「テスト遅れは恥ずべき事態」

George Russell (C)ROKiT Williams Racing
拡大します
各チームの2019年新型車が出そろったシーズン前最初のバルセロナ合同テストだが、最初の2日間は欠場、3日目も午後になってやっと初走行となったウィリアムズ・チームでは、クレア・ウィリアムズ副代表が「公式テスト遅れは恥ずべき事態」と、現在の状況を詫びた。

これまでの2日間も同チームのピットガレージ前には新カラーリングのマシンが置かれていたが、これは昨年仕様の旧型マシン。
ほんとうの新型車は3日目の朝、サーキットにトランスポーターで届けられ、さっそくクルーが走行の準備に取り掛かった。

『FW42』のコクピットには待ちかねた新人のジョージ・ラッセル(20歳:イギリス)が搭乗、慎重に各部のチェックを行いながらこの日23ラップを周回した。
タイムは1分25秒台というもので、もちろんこの日のベストであるクビアト(トロ・ロッソ)の1分17秒台とは比ぶべくもないが、残されたテスト期間の5日間で他チームの全8日分のスケジュールを挽回しなくてはならないこととなった。

| | トラックバック (0)

ホンダ系チーム、バルセロナ合同テスト3日目コメント(2/20)

Daniil Kvyat (C)Scuderia Toro Rosso
拡大します
本日のテスト3日目は、初日のドライバー陣容と同じく、Red Bull Toro Rosso Hondaはダニール・クビアト選手、Aston Martin Red Bull Racingはマックス・フェルスタッペン選手が走行を担当しました。

昨日に続き今日も2チーム合計で246周(クビアト選手:137周/フェルスタッペン選手:109周)を走行し、充実した一日となりました。
テスト内容も昨日のものを継続する形で、機能確認や各ドライバーのスタイルに合わせた最適化を行っています。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(5番手)

「今日はとてもポジティブな一日でした。
テストで100周以上走行できれば、いい日と言えるでしょう。
Hondaとのコミュニケーションは良好で、それぞれのチームメンバーも自分がやるべきことを分かっていますし、集中しながらいい仕事ができています。
何よりも、今日は多くの周回を走行できて、さまざまなセッティングを試すことができました。
レギュレーションの変更があったので、自分たちが今どこを目指し、何の作業に取り掛かっているのかを正確に理解することが重要です。
現時点で自分たちの実力を測ることは難しいですし、メルボルンでようやくわかるものと思っています。
それでも、マシンからは良い感触を得ています」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(1番手)

「初日にあまり走行できなかった分を今日は挽回できたと思います。
できるだけ周回を重ねてプログラムを消化することが重要と考えていたので、予定していたよりも多く走行できて充実した一日になりました。
ガレージで働く仲間たちも自分たちの仕事に満足していると思います。
ハイレベルな走行を続け、周回を重ねて自信を付けていきたいです。
マシンからは良い手応えを感じていて、走行を重ねるごとにフィーリングが良くなっていると感じます。
できるだけ周回を重ねるのが重要なので、できれば200周したいぐらいでした。
体は悲鳴を上げてしまうと思いますが(笑)。
いいタイムは出せましたが、それに満足することなく努力を続けることが重要です。
正しい方向に向かって、するべきことをします。
まだシーズン前テストですが、いいスタートが切れていると思います」

【田辺 豊治(ホンダ)】

「双方のチームともにPU(パワーユニット)については今日も機能確認などを継続し、両チーム合計で246周を走行でき、順調な一日となりました。

初日に担当したドライバーの組み合わせでしたが、それぞれのドライバーの特性に合わせたPUの最適化を進めることできましたし、有益なデータを多く蓄積することができたと思います。

今晩改めて、3日間で収集したデータを分析し、明日もトラブルフリーでテスト1を終えられればと考えています」

提供:本田技研工業(株)

| | トラックバック (0)

ついにホンダパワーが合同テスト最速タイムを記録

Daniil Kvyat (C)Scuderia Toro Rosso
拡大します
3日目を迎えた2月20日(水)のバルセロナ合同テスト、ついにホンダパワーのマシンがタイミングモニターの一番上に表示された。

今シーズン、トロ・ロッソに復帰したダニール・クビアト(24歳:ロシア)が記録したこの日のベストタイム1'17.704は、これまで連日最速だったフェラーリ勢のものを上回り、この3日間を通じてもベストとなるもの。
周回数も137ラップの多きを数えた。
一方、レッドブル・ホンダのフェルスタッペンは5番手タイムだった。

2番手はアルファロメオのライコネンで、この日最多の138ラップを周回した。
続いてルノーのリカルド、昨日起きたマシントラブルの懸念を一蹴した。
連日トップタイムだったフェラーリはベッテルが4番手に。
レースドライバー以外では唯一参加のピエトロ・フィッティパルディ(ハースF1)はグロージャンに続く8番手。
前日まで上位だったマクラーレンはタイムに執着せずサインツが9番手に。

この日も両レースドライバーを走らせた王者メルセデスAMGは、この日もタイムは考えずに予定のテスト作業を淡々と消化していた。
なおマシン開発が遅れ前日まで不参加だったウィリアムズはやっとこの日から走行開始。
新人のジョージ・ラッセルが事実上のシェイクダウン・テストを行った。

| | トラックバック (0)

F1、2021年からの統一ギヤボックスに向け入札受付開始

Gear Image (C)Honda Racing
拡大します
F1は2021年シーズン、大幅なレギュレーション変更を行うのに合わせ全チームで統一された『共通ギヤボックス』を導入するとしていて、このほどその入札の受付を開始したと伝えられた。

F1では現在エンジンのECU(エンジン・コントロール・ユニット)を全チーム統一のものとし、具体的にはマクラーレン・グループが製作したものがFIA(国際自動車連盟)を通じて各チームに供給されているが、ギヤボックスについてもこれを踏襲する方針。

しかし現代のギヤボックスはそれ自体が走行性能をも左右する高度な機軸であるだけでなく、そのケーシングはサスペンション等にまで影響を及ぼす各車ごとのコンポーネントとなっているため、実際に導入されるのはギヤボックスの内部構造だけになる。

レーシングカーのギヤボックスといえば、以前はヒューランド(イギリス)やZF(ドイツ)など専門メーカーが製作したものを購入するのが一般的手法だった。

| | トラックバック (0)

バルセロナ合同テスト3日目タイム(2/20)

Pos. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 D.クビアト RUS Toro Rosso Honda 1'17.704 137
2 K.ライコネン FIN Alfaromeo Ferrari 1'17.762 138
3 D.リカルド AUS Renault 1'18.164 80
4 S.ベッテル GER Ferrari 1'18.350 134
5 M.フェルスタッペン HOL Redbull Honda 1'18.787 109
6 N.ヒュルケンバーグ GER Renault 1'18.800 63
7 R.グロージャン FRA Haas Ferrari 1'19.060 69
8 P.フィティパルディ BRA Haas Ferrari 1'19.249 48
9 C.サインツ ESP McLaren Renault 1'19.354 90
10 S.ペレス MEX Racing Point Mrercedes 1'20.102 67
11 V.ボタス FIN Mercedes 1'20.693 88
12 L.ハミルトン GBR Mercedes 1'20.818 94
13 G.ラッセル GBR Williams Mercedes 1'25.625 23

   * 2018 PP-Time:1'16.173 L.ハミルトン/Mercedes (5/12)
   * 2018 TestTime : 1'16.904 V.ボタス/Mercedes (5/16)
   * 2019 TestTime : 1'18.161 S.ベッテル/Ferrari (2/18)
   * ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です

| | トラックバック (0)

2019/02/20

リヤウィング部品脱落のダニエル・リカルド(ルノー)

新型車の導入時には付きもののこととはいえ、バルセロナ合同テスト2日目でもあわやという場面があり、関係者をひやりとさせた。

これは、今季ルノー・チームに移籍したダニエル・リカルドが『R.S.19』をドライブしていた午前のセッションで起きたもの。
高速走行中、マシン後部のリヤウィング上端部分が突然剥離、ルノーの象徴であるイエローが鮮やかに宙を舞った。
原因はウィングに取り付けられたDRS(ドラッグ・リダクション・システム)装置のトラブルという。

突然の出来事にリカルドは、「ブレーキを踏んだ瞬間に異変を感じた。
まるでDRSを解放したまま高速でコーナーに飛び込んだよう気分だったよ」と、述懐。
幸いウォールにヒットすることなくマシンは制御されたが、当時後方にはアルボン(トロ・ロッソ)が走行していて、一歩間違えばかなり危険なシーンではあった。

| | トラックバック (0)

ホンダ系チーム、バルセロナ合同テスト2日目コメント(2/19)

Alexander Albon (C)Scuderia Toro Rosso
拡大します
今日のテスト2日目は、Red Bull Toro Rosso Hondaがアレクサンダー・アルボン選手、Aston Martin Red Bull Racingはピエール・ガスリー選手が走行を担当しました。

2人とも各チームでの初走行となり、特にアルボン選手についてはF1マシンでの初のセッションとなりました。
そのアルボン選手は、走行開始直後に温まりきっていないタイヤの影響でスピンを喫しほろ苦い公式セッションデビューとなったものの、その後は順調に走行を重ね、最終的には本日走行したドライバーの中で2番目に多い132周を走りきりました。
Red Bullのガスリー選手も順調にプログラムを消化していきましたが、セッション終了まで約1時間半を切ったところでコースアウトを喫し、マシン後方からバリアにヒット。
残念ながらその時点で走行終了となりました。

明日は再び、Toro Rossoはダニール・クビアト選手、Red Bullはマックス・フェルスタッペン選手という昨日走行を担当した2人がステアリングを握ります。

【ピエール・ガスリー(レッドブル)】(7番手)

「今日はいい一日でした。
ウインターブレイクが明けてまたコースへ戻ってこられてうれしかったです。
マシンの感触はよく、快適に走ることができて、90周以上を消化しました。
午後には、プッシュした走行中にターン10でコースアウトを喫しましたが、これは加速をしながら5速へシフトアップした際にリア(のグリップ)を失ってしまったことによるものです。
これによってラスト1時間の走行ができず、もったいないことをしてしまいました。
それを除けば、多くのことをテストできて、情報収集 がはかどり、いいポテンシャルがあることが分かりました。
もちろん、残り6日間のテストでやるべきことは多くありますが、僕にとっては最高の初日となりました」

【アレクサンダー・アルボン(トロ・ロッソ)】(4番手)

「今日は人生で最高の一日と言っても過言ではありません。
本当にいい一日でした。
最初は、自分に『午前中はスピンしてはいけない』と自分に言い聞かせてスタートしたのですが、懸念したとおりになってしまいました。
路面温度が低く、スロー走行するとタイヤが冷えてしまうのでスピードを落とすことも出来ませんし、挙動が予測しづらく、まるで氷の上を走っているようでした。
リズムをつかめてからはスムーズに走行できるようになり、問題も全く起きませんでした。
その後スピンを喫したことはあったものの、マシンの限界を探っている中で起こったものです。
水曜日にフィルミングデーで数周走行したので、F1マシン初走行というわけではありませんし、シミュレーターでの経験も多いので、マシンがどのように動くかは頭に入っていました。
しかし、このマシンでの高速走行の経験はすごく新鮮で、いい刺激を受けて大いに楽しむことができました。
マシンを降りても笑顔のままでいますが、明日までずっとこの気持ちが続くのではないかと思います」

提供:本田技研工業(株)

| | トラックバック (0)

合同テスト2日目、フェラーリが連日の最速タイム

Ferrari 『SF90』(C)Ferrari
拡大します
2月19日(火)、バルセロナ合同テストは2日目を迎え、多くのチームでさらなるタイム短縮が図られた。

中でも好調なのが王座奪還を狙うフェラーリ・チームで、この日は新人のシャルル・ルクレール(21歳:モナコ)が1'18.247のベストタイム。
これは初日のベッテルのものにはわずかに及ばないものではあるが、公式の場での跳ね馬初ドライブとしては上々、非凡な才能があるところを証明してみせた。

2番手はこちらも躍進が義務付けられたマクラーレンで起用された期待の新人ランド・ノリス(19歳:イギリス)。
伝統のオレンジがこれまでのところ好調な滑り出しをみせている。

トロ・ロッソ・ホンダの新人アレクサンダー・アルボン(23歳:タイ)も初走行ながら健闘。
コースアウトして赤旗中断を招くシーンもみられたが、132ラップという周回を重ねて多くのデータを採った。
一方7番手タイムを記録したレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー(22歳:フランス)は終盤、同じくコースアウトしてこちらはウォールにクラッシュ、この日2度目となる赤旗中断を招いた。

王者メルセデスAMG勢はこの日もタイムより内容という姿勢で淡々としプログラムを消化していた。
なお渦中のウィリアムズ・チームはこの日もマシンが間に合わずテスト不参加。
伝統のチーム内で穏やかでない空気が現実味を増した。

| | トラックバック (0)

パディ・ロウ、テストに間に合わず進退問題にも

Williams Mercedes 『FW42』(C)ROKiT Williams Racing
拡大します
予定通り18日(月)からスタートしたシーズン前テストだが、新型車開発の遅れから唯一参加できなかったのがウィリアムズ・チームだ。

同チームの新型車『FW42』は、11日(月)一応のお披露目は行われたものの、実質的にはカラーリングのみの旧型車だったとのこと。
その後シェイクダウン・テストもキャンセルする有り様だった。
同チームのクレア・ウィリアムズ副代表によれば火曜日のテスト2日目も間に合わない可能性が高いとのこと。

このため同チーム・マシン開発の責任者であるパディ・ロウ/テクニカル・エグゼクティブディレクターの責任を問う声が挙がっているという。
もしも新型車のパフォーマンスが期待したほどのものでなかった場合には、ロウ氏の進退問題にもなりかねないとの見方が広まりつつある。

| | トラックバック (0)

バルセロナ合同テスト2日目タイム(2/19)

Pos. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 C.ルクレール MON Ferrari 1'18.247 154
2 L.ノリス GBR McLaren Renault 1'18.553 80
3 K.マグヌッセン DEN Haas Ferrari 1'19.206 59
4 A.アルボン THI Toro Rosso Honda 1'19.301 132
5 A.ジョビナッツィ ITA Alfaromeo Ferrari 1'19.312 101
6 V.ボタス FIN Mercedes 1'19.535 89
7 P.ガスリー FRA Redbull Honda 1'19.814 92
8 N.ヒュルケンバーグ GER Renault 1'19.837 92
9 D.リカルド AUS Renault 1'19.886 28
10 L.ハミルトン GBR Mercedes 1'19.928 74
11 L.ストロール CAN Racing Point Mrercedes 1'20.433 79
12 P.フィティパルディ BRA Haas Ferrari 1'21.849 13

   * 2018 PP-Time:1'16.173 L.ハミルトン/Mercedes (5/12)
   * 2018 TestTime : 1'16.904 V.ボタス/Mercedes (5/16)
   * 2019 TestTime : 1'18.161 S.ベッテル/Ferrari (2/18)
   * ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です

| | トラックバック (0)

2019/02/19

ホンダ系チーム、バルセロナ合同テスト初日コメント(2/18)

Redbull Honda 『RB15』 (C)Redbull Racing
拡大します
【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】

「テスト初日に128周を走行できたことは、本当によかったですし、満足しています。
多くのデータを収集できたので、これを今夜分析して、明日のピエールの走行で何が改善できるのかを見つけていきます。
僕もデータを細かい部分まで見て、次回どこを向上させられるかを検討します。
ここまではすごくいい感じですし、これだけ多くの周回を重ねられてうれしいです。
残りのテストも楽しみにしています」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】

「実りある一日となりましたし、こうしてコースへ戻ってこられてよかったです。
テスト初日ですから、短いスティントを繰り返して走行距離を伸ばしていき、マシンの挙動を確認しました。
まだ断言するには早いとは思いますが、僕らにはいいベースがあるので、このまま継続していくことが必要だと思います。
コースでは、どの走行もスムーズで、オペレーションのレベルも高かったです。
僕が走行できるのは残り3日間なので、今日の取り組みをさらに向上させていけると思います。
このあとデータを確認して、次回走行する水曜日にどうすればいいかを見極めたいです。
新しいエンジニアと組んでいますが、お互いとてもよく理解しあえています。
とてもいいスタートになりました!」

【田辺豊治テクニカル・ディレクター(ホンダ)】

「今日はPU(パワーユニット)としては両チームともに2019年スペックの基本的な機能確認を行いました。
一日を通してPUには大きな問題なくセッションを終えましたし、いいスタートだったと感じています。
Toro Rossoとは2年目で互いによく理解できていることも多く、昨年よりもさらにいいチームワークで作業ができていると感じています。
Red Bull Racingとは本日初めて公式セッションに臨みましたが、冬の間に懸命な準備を一緒に続けてきたこともあり、コミュニケーションよくスムーズに一日を終えることができました。
明日からも開幕戦に向けてまだ長いテストが続きますが、この調子で進めていきたいと思います」

提供:本田技研工業(株)

| | トラックバック (0)

ホンダ系チーム、バルセロナ合同テスト迎えてのコメント

Trorosso Honda 『STR14』 (C)Scuderia Toro Rosso
拡大します
【クリスチャン・ホーナー代表(レッドブル)】

「チームにとってPUサプライヤーの変更は大きな決断でしたが、今はこの状況を楽しんでおり、今後についてもポジティブな期待を抱いています。
Hondaとはすでにパートナーとして一丸となれていますし、彼らのF1にかける情熱とチャレンジ精神にはわれわれの想いと共通するものを感じています。

双方のエンジニア同士の緊密な作業により、車体とパワーユニットが本当の意味で一体となっていく様子を見ていると、この先が楽しみでなりません。
冬のオフシーズン期間中に、レッドブル、Honda双方が懸命に作業に取り組み、多くの面で前進できていると実感しています。

また、昨年、トロロッソがHondaと一緒に積み上げてきたものがレッドブル・テクノロジーを介して我々のマシンに反映されており、それも大きなアドバンテージになっています。
ただ、当然ながらライバルも進化を遂げているはずです。
したがって、我々の対他競争力については、少なくともテストで走ってみてから、もっと言えば最初の3レースを終えたあたりにならないと正確なものは見えてこないと思っています。
今年の目標は昨年よりも多くのサーキットでマシンの実力を出せるようにすることですが、そこにPUの出力アップが加わればさらに素晴らしいものになります。
それさえ実現できれば、我々にはサーキットにもファクトリーにも優秀なチームが控えているので、レースでの勝利や、最終的には選手権の優勝も不可能ではありません。

ただ、現実的にはそういったことをシーズン開始後すぐに実現するのは難しいであろうとも想定しています。
シーズン中にはチームとして進化を見せられるレースがある一方で、PUの使用基数制限により困難に直面するレースウイークもあるだろうと考えています。
それでも、このパートナーシップには大きな可能性を感じていますし、シーズンを通してコンスタントな前進を見せられるものと思っています」

【フランツ・トスト代表(トロ・ロッソ)】

「昨年のHondaとの提携開始は、今後長期的にパートナーシップを継続できればという思いを抱いていたこともあり、チームにとって大きな決断でした。
そして初年度からすでに素晴らしい関係性を築くことができたと考えています。
このF1の世界の中で、お金で買えないものがあるとしたら、それは時間だと思います。
1年という非常に限られた時間の中で進歩を見せられたことから、我々とHondaがいかにこのプロジェクトに対して非常に強い意志とともに臨んでいるかということを示せたのではないでしょうか。

今シーズンは、高い技術力を持ったRed Bull Technology(レッドブル・テクノロジー)とのシナジー効果や、ここまでHondaが見せてきた素晴らしい進歩に加え、2名の才能あふれる若手ドライバーを擁しているので、中団での上位を争うことができるのではと自信を持っています」

【森山克英/ブランド・コミュニケーション本部長(ホンダ)】

「いよいよF1の新シーズンが始まります。
今シーズンはHondaにとってF1復帰から5年目となり、非常に大きな意味を持つ1年になります。

昨年は、スクーデリア・トロロッソとの素晴らしいパートナーシップを築きながら確かな前進を感じられた一方で、パフォーマンス、信頼性の両面でトップとはまだ明らかな差があることを実感したシーズンでした。
今年は新たにレッドブル・レーシングとのパートナーシップを開始します。
チャンピオン経験もあるチームでプレッシャーも大きいですが、トロロッソも含め、2チーム4台体制でさらなる高みを目指して戦います。
シーズンを通してトップチームに対する差を詰め、両チームともに昨年以上の結果を残すことが我々の目標になります。
まずは今回のテストでできるだけ多くのデータを収集し、開幕戦に向けて万全の準備を行う機会にしなければなりません。
いつも応援してくださるファンの皆様とは、これまで以上に大きな喜びを共有できればと思っておりますので、引き続きご声援をよろしくお願いいたします」

提供:本田技研工業(株)

| | トラックバック (0)

合同テスト初日、最速タイムはベッテル(フェラーリ)

Ferrari 『SF90』(C)Ferrari
拡大します
2月18日(月)、いよいよ2019年新型車がコース上で出そろうシーズン前テストがスペインのバルセロナ・サーキットで始められた。

各チームとも新型車の各部装置と機能の確認。
タイムよりもできるだけ多くの走行距離を稼ぐシーンがみられた。

それでもベストタイムと共に最多周回をも積み上げたのは、今季こそタイトル獲得に期待の掛かるフェラーリ・チームのセバスチャン・ベッテルだった。
これは昨年のポールポジションタイムであるハミルトン(メルセデス)のものに2秒弱に迫るもの。
エアロダイナミックスなどのレギュレーション改定を考えればいきなりかなりの好タイムと目される。

注目のホンダ・エンジン仕様チームでは、レッドブルのフェルスタッペンが4番手、トロ・ロッソのクビアトが6番手、フェルスタッペンが128周したことも合わせ、ここ数年のテストに比較すると今年はまず好発進と言えそうだ。

王者メルセデスAMGは午前にボタス、午後ハミルトンとテストを分け、いつものようにタイムは考えずに予定のテスト作業を淡々と消化していた。
なお既報のようにウィリアムズはマシンの完成が間に合わず、テスト初日の欠席を明らかにしている。

| | トラックバック (0)

アルファロメオ、2019年新型車『C38』を発表

Alfaromeo Ferrari 『C38』(C)Ferrari
拡大します
2月18日(月)、昨年までのザウバーから今年本格的に名称変更したアルファロメオF1が、その2019年新型車『C38』をスペインのバルセロナ・サーキットで合同テストに先駈け発表した。

マシン自体はすでに14日(木)、キミ・ライコネンの手によりフィオラノ・サーキットでフィルミングデーを利用した事実上のシェイクダウン・テストを済ませている。
この時のカラーリングは暫定のものだったが、正式発表されたものは昨季同様、ホワイトをベースにダークレッドとネイビーが施されたカラーリングとなってる。

2019年、同チームのレースドライバーはフェラーリ・チームからの移籍で、F1デビューを果たした2001年以来の復帰となるキミ・ライコネン(39歳:フィンランド)と、F1で3戦目アントニオ・ジョビナッツィ(25歳:イタリア)という組み合わせになる。
ジョビナッツィは、一昨年負傷したパスカル・ウェーレインの代役として2戦だけ旧ザウバー・チームから出走した経験を持つ。

| | トラックバック (0)

フェラーリ新型車、塗装変更で「軽量化」果たす

Ferrari 『SF90』 (C)Ferrari
拡大します
フェラーリ・チームは15日(金)に本拠地フィオラノで新型車『SF90』を発表したが、旧型のものと比べ新たな手法により軽量化を果たしたということだ。
画像からではわかりにくいが、新型車は塗装表面部のクリアを省いた分、軽量化が果たされているのだという。

実際に節減される塗料の重量はわずかなもので軽量化効果は微々たるものでしかないが、マッティア・ビノット新代表によれば「他の部分で限界まで軽量化に取り組んでいることを考えれば、塗装でもこれに貢献するのは意識改革という意味で効果がある」と、自讃。

なお本格的なクリア省略塗装という意味ではレッドブル・レーシングがすでに2016年から実施していて、こちらは本格的なつや消しとなっている。

ただ毎年愛車に女性の名前をつけるのが恒例のベッテルが、つや消しの「彼女」をこれまでと同じように気に入るかは不明なところだ。

| | トラックバック (0)

バルセロナ合同テスト1日目タイム(2/18)

Pos. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 S.ベッテル GER Ferrari 1'18.161 169
2 C.サインツ ESP McLaren Renault 1'18.558 119
3 R.グロージャン FRA Haas Ferrari 1'19.159 65
4 M.フェルスタッペン HOL Redbull Honda 1'19.426 128
5 K.ライコネン FIN Alfaromeo Ferrari 1'19.462 114
6 D.クビアト RUS Toro Rosso Honda 1'19.464 77
7 S.ペレス MEX Racing Point Mrercedes 1'19.944 30
8 V.ボタス FIN Mercedes 1'20.127 69
9 L.ハミルトン GBR Mercedes 1'20.135 81
10 N.ヒュルケンバーグ GER Renault 1'20.980 65
11 D.リカルド AUS Renault 1'20.983 44

   * 2018 PP-Time:1'16.173 L.ハミルトン/Mercedes (5/12)
   * 2018 TestTime : 1'16.904 V.ボタス/Mercedes (5/16)
   * ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です

| | トラックバック (0)

«バルセロナ合同テスト前半、走行予定