2019/09/20

フリー2回目、ハミルトン(メルセデス)が最速に

Marina Bay Circuit (C)Pirelli Motorsport
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20日(金)20時30分(日本時間:21時30分)からマリーナ・ベイ市街地特設コースを舞台に2019年F1第15戦シンガポールGPのフリー走行2回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は曇り、開始時の気温は29度、路面温度34度、コースはドライコンディションと報告されている。

セッションはライコネン&ジョビナッツィのアルファロメオ勢を先頭にコースイン。
20分ほど経過したところでアルボン(レッドブル)がフロントノーズを破損させイエローコーションに。
90分間のセッションを終えトップに立ったのはここで4勝を記録しているハミルトン(メルセデス)で1'38.273のベストタイム。
2番手はフェルスタッペン(レッドブル)で0.184秒の差、3番手ベッテル(フェラーリ)、4番手ボタス(メルセデス)、5番手アルボン(レッドブル)、6番手ルクレール(フェラーリ)、7番手サインツ(マクラーレン)、8番手ヒュルケンバーグ(ルノー)、9番手ノリス(マクラーレン)、10番手ガスリー(トロ・ロッソ)となった。
クビアト(トロ・ロッソ)は11番手、マグヌッセン(ハース)は19位と苦戦した。
明日はフリー走行3回目と公式予選が行われる。

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フリー1回目、フェルスタッペン(レッドブル)がトップ

Marina Bay Circuit (C)Pirelli Motorsport
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20日(金)16時30分(日本時間:17時30分)からマリーナ・ベイ市街地特設コースを舞台に2019年F1第15戦シンガポールGPのフリー走行1回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は曇り、開始時の気温は22度、路面温度32度、コースはドライコンディションと報告されている。

ピレリは今回、C1からC5まで5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という最も柔らかい部類に位置する3種類のタイヤを選択・持ち込んでいる。

ここ2戦でいずれもポールTOウィンと絶好調のルクレール(フェラーリ)がギヤボックスにトラブルを訴えて周回を伸ばせなかったことが不安要因。
またメルセデスのボタスがセッション中盤にクラッシュ、こちらも気掛かりだ。

そんな中、トップタイムを記録したのはこのコースを伝統的に得意にしているとされるレッドブルのフェルスタッペン、1'40.529をマークした。
2番手に0.167秒差でベッテル(フェラーリ)、3番手ハミルトン(メルセデス)、4番手ボタス(メルセデス)、5番手に初挑戦のアルボン(レッドブル)、6番手ヒュルケンバーグ(ルノー)、7番手サインツ(マクラーレン)、8番手ノリス(マクラーレン)、9番手クビアト(トロ・ロッソ)、10番手ガスリー(トロ・ロッソ)とホンダ・パワー勢は4台すべてがトップ10以内に位置した。
このあと20時30分(日本時間:21時30分)からフリー走行2回目セッションが行われる。

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シンガポールGPのピットレーン制限速度は60キロに

FIA
シンガポールGPのレーススチュワード(審査委員)は、FIA(国際自動車連盟)セーフティ・デレゲートの史上初によりこの週末のピットレーン制限速度を通常の80キロから60キロへと変更することを明らかにした。

通常はモナコGPの60キロを除き80キロとされている。
なおシンガポールGPでは昨年のイベントでも60キロに変更されたが、その結果多くの速度違反者を出すこととなっている。

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ウィリアムズ、ロバート・クビサの今季末離脱を正式発表

Robert Kubica (C)Williams F1
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19日(木)、ウィリアムズ・チームは同チームのレースドライバーであるロバート・クビサ(34歳:ポーランド)の今季末でのチーム離脱を正式発表した。

2006年に当時のBMWザウバー・チームから21歳の若さでF1デビューを果たしたクビサは翌々年ワークスとなったBMW・チームで初優勝を遂げるなど将来を嘱望された。
しかし2010年のオフにトレーニングのため出場したラリーで大クラッシュ、大怪我を負って一時は再起不能とされた。

その後リハビリテーションを重ねてなんとかレース復帰まで回復、最後に属したルノーなどでテストをするまでになり、2019年はついにウィリアムズ・チームでF1レース復帰を果たしていた。
ただ今季は『FW42』の極端な戦闘力不足もあり思うような戦績を上げることができないでいたもの。

今後の活動について本人は明らかにしていないが、事実上の引退になる可能性が高い。

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ダニエル・リカルド、「ルノーでの仕事に満足」

Daniel Ricciardo (C)Renault Sport F1
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数々の勝利を勝ち取ったレッドブルから離れ、今季ルノー・チームへの移籍を果たしたダニエル・リカルド(30歳:オーストラリア)だが、周囲の懸念を一蹴、新天地での仕事に満足しているところをみせている。

「僕はここに乗り継ぎのために来た訳じゃない。
自分の責務は、このチームをさらに一段上に引き上げることだと思っている。
つまりルノーを一流のチームにするために、真剣勝負で来ているんだ。
今シーズンここまでの戦いにはほぼ満足しているよ。
チームみんなの努力があって、モンツァ(イタリアGP)では4-5位というこれまでで最高の成績を収めることができたからね。
これからはもっと上を見据えていくよ」と、通算7勝のリカルド。

リカルドのルノーとの契約は来年までの2年間。
来季のチームメイトは現在のヒュルケンバーグからオコンへと替わることがすでに決まっている。

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2019/09/19

シンガポールGPの週末、いまのところ雨はなし

Marina Bay Circuit (C)Pirelli Motorsport
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今週末行われる。2019年F1第15戦シンガポールGPの舞台地であるマリーナ・ベイ特設サーキットの天気について、地元気象台は週明けは雨になるもののフリー走行の金曜日、公式予選の土曜日そして決勝レースの日曜日いずれも概ね曇りであり、いまのところ雨にはならないとしている。
ただ東南アジア特有のスコールは覚悟が要りそうだ。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
9月20日(金) フリー走行 晴れ時々曇り 27- 32度 20%
9月21日(土) 公式予選 晴れ時々曇り 27- 32度 10%
9月22日(日) 決勝レース 晴れ時々曇り 27- 32度 20%

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メルセデスが来季ルノーのオコンに厳格な対応

Esteban Ocon (C)Mercedes Motorsport
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昨季限りでF1のシートを失ったエステバン・オコン(前フォース・インディア)について、積極的なバックアップを行ってきたメルセデスAMGチームだが、来季ルノー・チーム入りが決まったいま、その対応に変化が表れたようだ。

これは同陣営のトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターが明らかにしたもの。
「F1においては契約は厳格なものだ。
堅実な契約がある以上、所属チームのため献身的に働かなくてはならないよ。
来季のルノー入りが決まったとしても、ルノーのために働けるのはわれわれとの契約が終わってからだ。
ルノーはわれわれのライバル・チームの一つだからね。
この世界、現実というのは厳しいものなんだ」

具体的にはシーズン終了後に予定されるアブダビ合同テストでルノーのマシンに乗ることは許されないようだ。
その一方で今シーズンの残りのメルセデスでの仕事についても制限されると、さらに厳しいところをみせた。

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シンガポールGPのスチュワードにミカ・サロ氏

Mika Salo (C)Redbull Racing
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われるシンガポールGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元フェラーリ等のF1ドライバーであるミカ・サロ氏(52歳:フィンランド)を指名したことを明らかにした。

サロ氏がスチュワードを務めるのは今年のモナコGPに続くもので今季3度目、自身通算18回目ということになる。

日本女性と結婚するなど親日家として知られるサロ氏は1994年に当時のロータス・チームからF1デビュー、その後ティレルやアロウズ、フェラーリ、ザウバー等を経て、最後はトヨタまで100戦以上出走。
最高位はフェラーリ時代に記録した1999年ドイツGPの2位(フェラーリ)、またトヨタ時代には2回のポイント獲得をもたらせた。
(フェラーリの2位は首位走行中、チームオーダーに従ったもの)

なお今回FIA(国際自動車連盟)側の役職者としてスチュワードを共に務めるティム・メイヤー氏は元マクラーレン・チーム代表だったテディ・メイヤー氏の子息だ。

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拡大するF1レース数に懸念の声

Japanese GP (C)Ferrari S.p.A
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F1グランプリはここ数年20戦以上が定着、来シーズンはさらに増えて少なくとも年間22戦が予定されている。
こうした状況についてはメカニックやスタッフの負担増加を懸念する声が聞かれている。
今回声を挙げたのはマクラーレン・チームのカルロス・サインツだ。

「F1の開催数はもう限界に達していると思うな。
ドライバーとしての立場だけで考えるなら、まだあと数戦増やして24でも25でも構わない。
ドライバーは身一つでヘルメットを抱えていけばいいだけだからね。
でも、スタッフはそうは行かない。
レースが終わったらすぐマシンを分解、荷物を片付けて膨大なコンテナにまとめて飛行機に載せなければいけない。
次戦の地に着けば、今度はその逆さ。
毎晩遅くまで作業をして終わればホテルにとんぼ返り。
ましてや2週連続開催だなんて、考えただけでもぞっとするよ。
そうしたことを考えれば、開催数はすでにもう限界に達しているんだろうね」

日本にF1が初めて鈴鹿サーキットに来た1987年当時、年間開催数はわずか16戦だったが、その後拡大の一途を辿っている。

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2019/09/18

ヒュルケンバーグ(ルノー)のハースF1入りに問題点

Nico Hulkenberg (C)Renault Sport F1
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今シーズン、メルセデスAMGチームに籍を置きながら浪人生活を送っていたエステバン・オコンがルノー・チーム入りを決めたことでシートを失うこととなったニコ・ヒュルケンバーグだが、当初噂されていたハースF1チーム入りが難航している。
これまではロマン・グロージャンと入れ替わり、ヒュルケンバーグがケビン・マグヌッセンと組むものとみられていたが、いまだに正式アナウンスはないまま。

これについてドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』は、以前からの二人の確執が障害になっているのでは、との見方を示している。
それによれば2017年シーズン、マグヌッセンとヒュルケンバーグはしばしばコース上でバトルを演じ、お互いに関係は良くないという。
そこでヒュルケンバーグのチームメイトとしての加入にマグヌッセンが難色を示しているというものだ。
ハースF1チーム首脳は解決に向け頭を痛めていると伝えられる。

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ハースF1、新カラーリングをお披露目

Haas 『VF-19』(C)Haas F1 Team
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ハースF1チームは、タイトル・スポンサーである『リッチ・エナジー』との契約を解消。
これに伴い今週行われるシンガポールGPから新しいカラーリングに変更するとしたが、17日(火)これをお披露目した。

ただ基本的にこれまでのブラックとゴールドのカラーリングを継続していて、変更点はリッチ・エナジーのロゴを配したということで見た目にそれほどの変化は感じられないものとなっている。

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FIA、イタリアGP予選劇の再発阻止に動く

Image (C)Pirelli Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)は、先のイタリアGP公式予選Q3で起きた予選での混乱について言及、「茶番の再現を許さない」との姿勢をみせている。

このイタリアGP予選では、路面の状況や前車のスリップストリーム効果を考えてか、各車ぎりぎりまで2度目のコースインを遅らせ、入ってからも激しい順位の入れ替えが繰り返され、結局ほとんど全車がチェッカーフラッグに間に合わないという前代未聞の椿事が起きたもの。

これについてジャン・トッドFIA会長は、「少しでも有利にしたいというドライバーの気持ちはわかるが、行き過ぎたポジション争いは自らを危険に陥れる可能性もある。
今後チーム側とも協議した上で、早急に対策を考えたい」と、改定に意欲をみせた。

FIAによればすでにいくつかのアイデアが提案されていて、シンガポールGPの場で俎上に上げられるとのことだ。

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2019/09/17

トッド/FIA会長、ルクレール(フェラーリ)を高く評価

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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ベルギーGPでF1初勝利を収めると、次のイタリアGPでも連続ポールTOウィンと、すっかり覚醒した感のあるフェラーリ・チームのシャルル・ルクレール(21歳:モナコ)について、元同チーム代表で現在FIA(国際自動車連盟)の会長を務めるジャン・トッド氏が次のように言及している。

「ルクレールの強さは本物だね。
彼には単にスピードだけでなく、チャンピオンシップを勝ち取るメンタルの強さがある。彼がこの先もっと経験を積んでいけば、やがてかつてのミハエル・シューマッハのようにチームを引っ張るようになる。
そしてその時フェラーリのマシンに速さがあれば、歴史に残る偉大なチャンピオンになる可能性があるよ」と、ドイツの専門誌『アウト・ビルト』で称賛した。

ただルクレールのマネージメントをトッド氏の子息であるニコラス・トッド氏が行っているという背景を多少考慮する必要もありそうだが。

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ハースF1、冠スポンサー解消後も現行カラーリングで

Kevin Magnussen (C)Haas F1 Team
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ハースF1チームは、タイトル・スポンサーである『リッチ・エナジー』との契約を解消したことを明らかにしたが、その後も現行のブラックとゴールドのカラーリングを継続していくことを示唆した。

本来、ホワイトベースだった同チームのカラーリングは、リッチ・エナジーのタイトル・スポンサー就任と共に同社のエナジードリンクに採用されているブラックとゴールドのカラーリングに変更されていた。
今週のシンガポールGPでは、同じカラーリングではあるものの、リッチ・エナジーのロゴはすべて外されるという。

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シンガポールGP、各チームのタイヤ選択

Singapore GP Tyre (C)Pirelli Motorsport
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今週末行われるF1第15戦シンガポールGPに持ち込む3種類のタイヤと各ドライバーによる選択がピレリから発表されている。

今回の舞台は市街地特設コースとして知られるマリーナ・ベイ・サーキット。
ピレリはグリップが低い路面とあってハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)にそれぞれC3、C4、そしてC5という最も柔らかい部類の3種類のコンパウンドを選択した。
このうち予選Q3ではC5を必ず使用しなければならない
また決勝レースではC3とC4のいずれか1セットを使用しなければならないことになっている。

主要3チーム6人の選択では、メルセデスがメインとなるソフトが8セットなのに対し、フェラーリは9セット、レッドブルは10セットと分かれた。
ミディアムはメルセデスらの3セットがレッドブルは1セットのみ。
ハードではフェラーリだけが1セットと選択を異にしている。

シンガポールGPは9月22日(日)決勝レースという日程で開催される。

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2019/09/16

ジョビナッツィ(アルファロメオ)、残留に自信みせる

Antonio Giovinazzi (C)Pirelli Motorsport
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2017年に当時のザウバー・チームからF1デビュー。
今季はベテラン、キミ・ライコネンのチームメイトとして新生アルファロメオ・レーシングのレースドライバーを務めるアントニオ・ジョビナッツィ(25歳:イタリア)だが、両者の成績の違いは明白となっている。
そのためジョビナッツィは今季限りでシートを失うのでは、という見方が広まっているが、これについて当のジョビナッツィは来季の残留に自信をみせている。

「ベルギーGPでは確かにミス(残り2周でクラッシュ)したけれど、その分はイタリアの9位入賞で取り戻したと考えているよ。
チーム内部からも称賛されたし、今はとても良い雰囲気だ」と自讃するジョビナッツィ。

ただライコネンが堅実なドライビングで8回もの入賞を重ねているのに比べ、ジョビナッツィのわずか2回というのは明らかに見劣りがするものだ。
獲得ポイントも31対3と大きく開いている。

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アルド・コスタ氏(メルセデス)、ダラーラ社へ

Aldo Costa (C)Ferrari S.p.A
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このところメルセデスAMGチームから離脱の噂が絶えなかったアルド・コスタ氏(イタリア)が、レーシングカー・コンストラクターとして名高い『ダラーラ社』に移籍することが明らかとなった。

元々フェラーリ・チームで設計部門にいたコスタ氏はメルセデスAMGチームに移籍してエンジニアリング・ディレクターに就いたものの「家族との時間を過ごしたい」としてイタリア勤務復帰を望んでいるとのことで、フェラーリ復帰がささやかれていたもの。

今回同じイタリアでもダラーラになった裏には、機密情報の漏洩を警戒するメルセデス側の抵抗があったものと推察される。
ダラーラではF2やF3だけでなくインディカーなどのほとんどでシングルシーター・シャシーを独占供給するだけでなく、F1でも一部チームのシャシー設計を肩代わりしているとされる。
新天地では同氏は開発の最高責任者としての職務が期待されている。

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マクラーレン、すでに来季準備態勢に移行

Andreas Seidl (C)Porsche AG

一昨年のコンストラクターズ・ランキング9位、そして昨年の同6位という不振から今季は一転ビッグ3に続く4位と健闘しているマクラーレン・チームだが、メディアからは同じPU(パワーユニット)を搭載するルノー・チームの猛追に質問が集まっている。
しかしこれについて今年5月からチームの指揮を執っているアンドレアス・ザイドル代表は、次のように余裕のあるところをスペイン『マルカ』紙にみせた。

「われわれの目標はランキング4位をルノーと争うことではないんだ。
長年F1の歴史を作ってきた名門として、チャンピオンシップ争いをリードすることにある。
そのためにわれわれはすでにマシン開発の目標を来シーズンに切り換えている。
もちろんシーズン終了まで手を抜くことはないが、大事な目標はもっと先にあるということ」と、前ポルシェ・チーム監督。

ただコンストラクターズ・ランキング4位と5位では報酬の大きな差があり、ビッグチームとしても今後の成り行きを無視することはできない筈だ。

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2019/09/15

ハースF1、2020年のレースドライバー決定に苦慮

Romain Grosjean (C)Haas F1 Team
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ルノー・チームが2020年のドライバーとして、ダニエル・リカルドとそのチームメイトとして元フォース・インディアのエステバン・オコンの加入をすでに正式発表しているが、これにより同チームのシートを失うこととなったニコ・ヒュルケンバーグの来季去就についてはまだ明確になっていない。

これまでヒュルケンバーグはハースF1チームに移籍、ケビン・マグヌッセンのチームメイトとして現ロマン・グロージャンのシートに就くのではと噂になっていたが、ここに来て同チームではどちらのドライバーにするか選択に迷っていると伝えられている。

同チームの設立者であるジーン・ハース/オーナーによる最終決定に時間が掛かっていることについて、現場の責任者であるギュンター・シュタイナー代表は、「グロージャンにせよヒュルケンバーグにせよ、彼らにとってのF1人生を左右するような決定になるとみられるので慎重にならざるを得ないのだろう」と、推察している。

今季のF1も残り7戦、いずれのドライバーにとってもドライバー生命を左右する正念場になることは間違いない。

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ライバルチームはベッテル(フェラーリ)の復活を確信

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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チームメイトである新人のシャルル・ルクレールが2戦連続のポールTOウィンを果たすなど、完全に脱皮したのに対し、エースである筈のセバスチャン・ベッテルはほぼ1年間勝利から離れるなどすっかり影を潜めている。
そればかりか不注意なドライビングからペナルティを重ね、スーパーライセンス停止リストの筆頭という不名誉な面で名を挙げる結果となってしまっている。

口さがないイタリア・メディアからは「すでにベッテルは峠を越えた。
もうやる気を失った」など酷評が浴びせられている始末だ。
しかしライバル陣営からはまだまだ警戒の声が健在のようだ。
メルセデスのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは次のように語っている。

「彼は4回もこの世界で頂点に立ったドライバーなんだ。
決して侮らないほうがいい。
確かにしばらく悪いレースが続いたが、何かのきっかけさえあれば彼は間違いなく復活する。
彼はそれだけの能力を持ったドライバーだからね」

ベッテルはレッドブルで最後にタイトル獲得した翌年(2014年)、新人のダニエル・リカルドがいきなり3勝を挙げた一方で無勝利に終わり、結局チームを離れる原因となった経験がある。

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«プロスト氏(ルノー)、「オコン起用の理由は前向きだから」