2021/06/21

命拾いした3位表彰台のペレス(レッドブル)

Redbull Duo (C)Redbull Racing
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フランスGP決勝レースで1-3位に入賞、チームに大量ポイントをもたらせたレッドブル・レーシングのフェルスタッペン&ペレスだったが、スチュワードの判定次第ではレース結果が異なっていた可能性もあった。

これは、レース終盤4位走行中のペレスが3位だったボタス(メルセデス)を10コーナーでオーバーテイクした際、トラックリミットをオーバーしたとして審議対象とされたもの。
もしこれによりゲイン(利益)を得たと判定された場合には順位降格などのペナルティも考えられた。

しかしスチュワードは「トラックリミットをオーバーした時点でペレスはすでにコーナー出口で実質的にボタスのオーバーテイクは終えており、トラックリミットを利用したとは認められない」との甘い判断を示した。
お陰で最終順位に変動はなく、レッドブル・レーシングはコンストラクターズ・ランキングのリードをさらに拡大する結果となった。

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フェルスタッペン、ミディアム – ハード – ミディアムと繋ぐ マスタークラスの2ストップ戦略で優勝 (ピレリ)

マックス・フェルスタッペン (C)Pirelli Motorspotrs
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2021 フランスグランプリ 決勝
2021 年 6 月 21 日、ル・カステレ

キーポイント
• レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、非凡な 2 ストップ戦略でフランスグランプリを制しました。P Zero イエロー・ミディアムでスタートしたフェルスタッペンは、P Zero ホワイト・ハード - ミディアムと繋ぎ、上位勢ではただ一人の 2 ストッパーとなりました。フェルスタッペンは、ファイナルラップの 1 周前にトップの座を奪い返しました。• メルセデスのルイス・ハミルトンは、スタート直後の第一コーナーでトップに立ちました。フェルスタッペンが 2 回目のストップを行なった際、ハミルトンはステイアウトを決断し、大半が使用したミディアム – ハードの 1 ストップ戦略を選択しました。もう一人の 2 ストッパーは、16 位でフィニッシュしたフェラーリのシャルル・ルクレールでした。
• トップ 10 グリッドを含む大半のドライバーが、ミディアムタイヤでスタートしました。ハードタイヤでスタートしたドライバーは、アストンマーティンの両ドライバー、アルファロメオの両ドライバー、アルピーヌのエステバン・オコン、ハースのニキータ・マゼピンでした。レース中、ソフトタイヤは使用されませんでした。• ミディアムタイヤでスタートしたドライバーが上位 8 名を占めた中、ハードタイヤでスタートしたドライバー中の最上位ドライバーは、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルでした。ベッテルは、ハードタイヤで 37 周のオープニングスティントを走行後、ミディアムタイヤへ交換して 9 位を獲得しました。同じストラテジーを採ったチームメイトが 10 位で続きました。• 昨日よりも冷涼な天候となった中、日曜朝の雨が、路面に載ったラバーを洗い流しました。気温は約 27℃、路面温度は、フリー走行や予選時よりも 15℃程低い約 37℃でした。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C2 : 大半のドライバーが長い第 2 スティントで使用しました。第 1 スティントで使用ベッテルを含む数名のドライバーが、ハードで 37 周を走行しました。ハミルトンは、フィニッシュまでハードタイヤで競い合いました。• ミディアム C3: フェルスタッペンの勝利の鍵となりました。レッドブルは、フェルスタッペンの 2 ストップ戦略を決断し、フェルスタッペンはファイナルスティントでミディアムを使用しました。マクラーレンのランド・ノリスもミディアムを効果的に使用しました。長いオープニングスティントをミディアムで走行したノリスは、ハードでファイナルスティントを走行し、5 位を獲得しました。• ソフト C4: レースでは使用されませんでした。「グリーン」なトラックを含む今日のコンディションは、P Zero レッド・ソフトよりも耐グレイニング性能が高い、より硬いコンパウンドの使用を促しました。

ピレリ F1 およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「低い路面温度、今朝の雨によってグリーンな状態になったトラック、ドライバーに影響を及ぼした風などの未知の要素によって、今日のレースは緊迫した戦略的戦いとなりました。また、これらの要因によって左フロントタイヤのグレイニングが増加したことも、今日の鍵の一つでした。
結果的に、1 ストッパーが予測された中、レッドブルとフェルスタッペンが決断した 2 ストッパーの可能性も生まれました。2 ストップと 1 ストップの差が非常に微妙であることは明らかでした。いずれの戦略も、成功させるためには、多くの責任と実行力が求められました。ファイナルラップまで誰も結果を予測できない、マスタークラスの戦略を実行したフェルスタッペンとレッドブルを祝福します」

ピレリジャパンプレスリリース

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ホンダ系チーム、決勝レースコメント(6/20)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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フランスGPの決勝は劇的な展開となり、Red Bull Racing Hondaのマックス・フェルスタッペンが優勝、セルジオ・ペレスが3位に入り、チームにとっては今季初のダブル表彰台を獲得。
この勝利で、Hondaパワーユニットは1991年以来の3連勝を果たしました。

戦略の違いによって結果が左右される僅差のレースでしたが、Scuderia AlphaTauri Hondaもピエール・ガスリーが7位入賞。激しい中団争いでポイントを獲得しました。

午前中には雨が降ったポールリカール・サーキットですが、F1決勝のスタート時には路面も乾き、ドライコンディションでのレースとなりました。

前日の予選でクラッシュを喫した角田裕毅は、ギアボックスの交換に加えて、予選と異なる仕様のフロア装着とサスペンションセッティングの変更を行ったため、レギュレーションによって最後尾からのピットレーンスタートとなりました。
角田はスタートタイヤにミディアムタイヤを選択。
トップ10スタートとなった他の3名も、予選Q2で使用したミディアムタイヤでのスタートとなりました。

ポールポジションからのスタートとなったフェルスタッペンは、スタートを上手く決めてターン1へ進入しましたが、出口で膨らんでしまい、ルイス・ハミルトン(メルセデス)にリードを奪われます。
ペレス、ガスリーはそれぞれ4番手、6番手をキープしてオープニングラップを終えました。

角田は素晴らしい出だしを見せ、ハース、ウイリアムズのドライバーをオーバーテイク。
その後、Honda PU勢の中で最初となる15周目にピットストップを行い、ハードタイヤに交換しました。

ガスリーは17周目にピットイン。
ダニエル・リカルド(マクラーレン)に前を行かれる展開となってしまいます。
フェルスタッペンは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)のピットインに反応して、18周目にピットへ。ここで見事なペースを見せ、ボッタスの前方に留まるだけでなく、その1周後にピットインしたハミルトンの前に出て、実質的なリードを奪います。
その後、ペレスが24周目までピットストップを遅らせ、4番手でレースを進めます。


首位を走行していたフェルスタッペンでしたが、後方のハミルトンからプレッシャーを受け続け、タイヤのデグラデーションも進んだことから、Red Bull Racingは32周目に2度目のピットインを行うことを決断。
ミディアムタイヤに交換して4番手でレースへ復帰すると、首位奪還を目指して追い上げを狙います。

3番手のペレスとポジションを入れ替えたフェルスタッペンは、ファステストラップを更新しながらメルセデス勢との差を詰めていきます。
残り9周で、ボッタスを捕らえて2番手に浮上。
この時点でハミルトンとの差は大きかったものの、ペースを緩めずに追撃します。
その後、ペレスもボッタスへ追いつき、高速コーナーの“シーニュ”でアウト側から並びかけてオーバーテイク。
Red Bull Racingは2-3番手となります。

フェルスタッペンは、残り2周でハミルトンに追いつき、ミストラルストレートのシケインでオーバーテイクを決めて、今季3勝目を挙げました。
また、ファステストラップによる1ポイントも追加し、ドライバーズチャンピオンシップでのリードを12ポイントに拡大しました。

ペレスも順位を守って3位でフィニッシュ。
Red Bull Racingは、2人のドライバーが合わせて41ポイントを獲得し、コンストラクターズチャンピオンシップでメルセデスに37ポイント差をつけてリードを守っています。

ガスリーはランド・ノリス(マクラーレン)との激しいバトルを経て、36周目にカルロス・サインツをパスするなど、2台のフェラーリをオーバーテイク。
その後、前方のマクラーレン勢へ迫り、7位入賞を果たして6ポイントを獲得しました。

角田は一時11番手まで浮上しましたが、終盤でタイヤが厳しくなったこともあり、13位でフィニッシュ。
最後尾のピットレーンスタートから7つ順位を上げて完走を果たしました。

Scuderia AlphaTauriはコンストラクターズランキング5位を守り、4位のフェラーリとの差を6ポイント詰めて今大会を終えました。

次戦は、1週間後のシュタイアーマルクGP。その翌週のオーストリアGPまで、レッドブル・リンクでの2連戦です。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のフランスGP決勝は、Red Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手が優勝、ペレス選手が3位表彰台と、Red Bull Racing Hondaとして2人のドライバーが表彰台に上がるとともに、モナコ、アゼルバイジャンに続く3連勝を飾ることができました。
ポールポジションからスタートしたフェルスタッペン選手は、一度は2番手に下がったものの、メルセデスと異なる戦略を採り、ラスト2周でハミルトン選手を逆転。
見事なパフォーマンスで優勝を獲得しました。

終始4番手を走行していたペレス選手も、先行する3台との間隔を上手く見計らいながらレースを組み立てて、終盤ボッタス選手を抜いて3位フィニッシュ。
マシンのパフォーマンス、ドライバーの腕、チームの戦略などすべてが上手く噛み合い、本当に素晴らしいレースになりました。

Scuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手も粘り強い走りを続けて7位、5戦連続で入賞を果たし、安定した力を見せています。
Q1でのクラッシュから、車体側のパーツを交換したためにピットレーンスタートとなった角田選手は最後尾からいくつものオーバーテイクを見せて13番手と、昨日の予選から巻き返しを見せてくれました。

今週末のパフォーマンス状況から予想されていた通りに、非常なタフなレース展開になりましたが、それぞれがきっちりとやるべきことを果たし、このような結果を得られたことはこの先シーズンを闘う上で大きな励みになります。
またすぐにレースがやってきます。
オーストリアでの2連戦に向けてこの勢いを維持していきたいと思います」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(決勝 1位)

「この勝利は、チームの素晴らしい努力によるものです。
さらに、このコースでダブル表彰台というのは、現場とミルトンキーンズのファクトリーのみんな、そしてHondaのハードワークの結果です。

当然、自分で前に出て後続を突き放してという展開を望んでいましたが、F1ではそれが上手くいかないことはよくあるので、今日は本当に苦労しました。
2チームが非常に僅差であることが分かったと思いますし、こうして戦略の差で残り2周で前に出て勝利を挙げられたことで、報われた思いです。

スタート後のターン1でリアを失ってコースアウトし、ルイス(ハミルトン/メルセデス)に前を行かれたことで、簡単なレースにはなりませんでした。
もちろんすぐに対抗しようと思いましたが、まだレースは長いことが分かっていたので、集中し続けました。
最初のスティントでは、ルイスと戦えるペースはなかったので、リスクを取って先にピットへ入りましたが、正直ここでアンダーカットが成功して前へ出られるとは予想していませんでした。
彼らはハードにプッシュして僕をパスしようとしてきましたが、運よく前に留まれましたし、ミスができないとも思っていました。
終盤にかけて少し風が収まり、路面にラバーが乗ってきたことで、そのコンディションにマシンが合っていたので、2ストップ戦略を決断し、それがうまくいきました。
最終的に、僕らチームは2台とも適切な戦略を採り、チェコ(ペレス)とともに表彰台に立てて最高の気分でした。
オーストリアまでの数日はこの勝利を楽しみ、また戦っていきます」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(決勝 3位)

「チームは最高の戦略で素晴らしい仕事を成し遂げました。
いいタイミングで適切な判断をして、現場とファクトリーのメンバーはよくやってくれたと思います。
最高の結果が出せたことは大きいですし、とてもうれしいです。
ドライバーは常に勝利だけを目指すものなので、僕としては望んだ結果とは言えませんが、最高のマシンを手にしているわけですから、これからもハードワークを続け、改善していくことでさらにいい結果を得られればと思います。

2戦連続の表彰台となり、多くのポイントを獲得できましたが、あと3周あればルイスもパスして1-2フィニッシュが果たせたと思うので、僕らにとってホームレースとなるオーストリアではそれが実現できるように、プッシュし続けていきます。
2レース続けてシュピールベルク(レッドブル・リンク)でレースがあるのは、僕にとっていいことで、1週目でコースに合わせたマシンパフォーマンスについての理解を深め、2週目にはより高いベースラインから臨むことができます。
この勢いを維持して、優勝争いに加われればと思います」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(決勝13位)

「1周目はとてもいい形で、ピットレーンからスタートしてポジションを3つ上げられました。
タイヤコンパウンドの異なるアルファロメオ勢の後方で抑えられてしまったので、アンダーカットを試みようとハードタイヤに交換しました。
このタイヤを履いてすぐにプッシュしなければならず、レースの終わりには完全にタイヤが終わってしまいました。
今回も、F1でのレース経験を積み、走行距離を伸ばすことができたので、僕にとってはとてもいいことだと思います。
もっと上位のグリッドからスタートし、ポイント獲得のチャンスを増やせるように、予選について取り組んでいかなければなりません」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(決勝 7位)

「いいレースができたと思います。
手強いライバルの後ろでフィニッシュする形となりましたが、不満はありません。
もちろん、心の底にはホームの観衆の前でグリッドから大きく順位を上げてフィニッシュしたかったという気持ちはありますが、難しいレースでしたし、僕らにできることをすべてやりきったと思います。

ピットストップでは、リカルド(ダニエル/マクラーレン)とシャルル(ルクレール/フェラーリ)にアンダーカットを許し、2つポジションを落としてしまい、それが尾を引きました。
このあとデータを見直して、何か違うことができたのかを確認しなければなりません。
今日は持てる力をすべて出し尽くしました。
素晴らしいバトルがありましたし、結果には満足しなければなりません。
7位フィニッシュというのは僕らにとっていい結果ですし、ホームで貴重なポイントを獲得できました」

提供:本田技研工業(株)

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ハミルトン(メルセデス)、「もう選択肢がなかった」

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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フランスGP決勝レース、タイヤ戦略の違いからレース終盤に首位の座を奪われるというシーンを演じたメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンは、しかし「他に選択肢はなかった」と、振り返った。

「2度目のタイヤ交換をフェルスタッペンが決行したとき、僕たちには対抗する術がなかった。
すでに彼がリードを奪っていたので、こっちはステイするしかなかったんだ。
後からピットインしても追いつけないことはわかっていたからね。
今回は彼らの戦略勝ちだったよ」と、ハミルトン。

これについてはチームも「今回の敗因はわれわれの戦略にあった」と、同意。
チャンピオンシップ・ポイントのギャップは今回のレースでさらに拡大する結果となった。

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メルセデス、今度はレッドブルのピットストップに異議?

Redbull/Pitstop (C)RedBull Racing
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レッドブルでレーシング・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ氏によれば、メルセデスAMGチームが今度はレッドブル・レーシングのピットストップに異議を唱える構えをみせているとのことだ。

マルコ氏は、「メルセデスが今度はウチのピットストップ装置に違法箇所があると言い出したようだ。
残念ながらわれわれの装置に何も問題はない。
彼らは初めて自分たちが脅かされる立場になって、少し冷静さを失っているのではないか」と牽制。

レッドブル・レーシングのピット作業の速さには定評があり、『DHLファステスト・ピットストップ・アワード』の常連となっていると共に勝因の一つにもなっている。
なおメルセデスはレッドブル『RB16』のリヤウィングについても違法なたわみがあると訴えている。

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2021/06/20

フランスGPはフェルスタッペン(レッドブル)がポールTOウィン

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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6月20(日)15時(日本時間:22時)から今季F1第7戦フランスGPの決勝レースがポールリカール・サーキットを舞台に全531周で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は21度、路面温度26度、路面はドライコンディションとなっている。
最後尾スタートの角田裕毅はピットレーンスタートを選んでいる。

オープニングラップ、ポールのフェルスタッペンがわずかにコースオフ、その間にハミルトンが先頭に立つ。
20周目、最初のピットストップで再びフェルスタッペンが実質首位を取り返す。
ガスリーはノリスとのバトルの際、トラックリミットをオーバーしたが審議の結果お咎めなしとされた。
33周目、トップのフェルスタッペンが先に2度目のピットストップでミディアムタイヤに履き替える。
その後2位のボタスはオーバーテイクしたものの、首位のハミルトンにはなかなか届かず。
一方、ペレスはボタスを捕らえて3位に上がる。
ラスト2周、ついにフェルスタッペンがハミルトンをオーバーテイクして首位に返り咲き、そのままポジションをキープしてトップでチェッカーフラッグをかいくぐった。

フェルスタッペン(レッドブル)の優勝はモナコGP以来で今季3勝目、自身通算13勝目を飾った。
合わせてファステストラップも記録、1ポイントを加えた。
レッドブル・ホンダは前戦のペレスを合わせこれで3連勝となり、ドライバーズ・ランキング、コンストラクターズ・ランキング共に首位をキープした。

2位ハミルトン(メルセデス)、3位ペレス(レッドブル)、4位ボタス(メルセデス)、5位ノリス(マクラーレン)、6位リカルド(マクラーレン)、7位ガスリー(アルファタウリ)、8位アロンソ(アルピーヌ)、9位ベッテル(アストンマーティン)、10位ストロール(アストンマーティン)までが入賞でポイント獲得。
11位サインツ(フェラーリ)、12位ラッセル(ウィリアムズ)、13位角田裕毅(アルファタウリ)、14位オコン(アルピーヌ)、15位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、16位ルクレール(フェラーリ)、17位ライコネン(アルファロメオ)、18位ラティフィ(ウィリアムズ)、19位シューマッハ(ハース)、20位がマゼピン(ハース)でリタイヤはなしで珍しく全車完走となった。

F1次戦は続いて翌週、レッドブルリンクで行われるシュタイヤーマルクGP(6月27日決勝)になる。

フランスGP決勝レースの結果はこちら
フランスGPの画像はこちら

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ホンダ系チーム、公式予選コメント(6/19)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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ポールリカール・サーキットで開催中のフランスGPは、6月19日(土)に予選が行われ、Red Bull Racing Hondaのマックス・フェルスタッペンがポールポジション(PP)を獲得。
Hondaエンジン/パワーユニットにとって、開幕戦バーレーンGP以来、通算82回目のPPとなりました。

予選Q1では、Scuderia AlphaTauri Hondaの角田裕毅が、最初のアタックのターン1でリアを失い、後方からバリアに接触してストップ。
これによって赤旗中断となりました。
接触自体は軽く、角田はピットへ戻ろうとしたものの、ギアが入らなかったために再始動ができず、タイムを記録できないまま最下位で予選を終えることとなりました。

さらに、Q1終了間際にミック・シューマッハ(ハース)もクラッシュを喫して2度目の赤旗中断に。
セッションはそのまま終了となりましたが、その前に上位タイムをマークしていたフェルスタッペン、セルジオ・ペレス、ピエール・ガスリーは、危なげなくQ2進出を果たしました。
このクラッシュ修復で部品交換によるグリッド降格ペナルティーがあった場合、角田は19番グリッドからスタートすることになります。

Q2でも、3台のHondaパワーユニット勢は好調な走りを見せ、ペレスが3番手、フェルスタッペンが4番手、ガスリーが6番手で突破を果たします。
3台とも、他車同様にミディアムタイヤでベストタイムを記録しており、明日はトップ10全車がミディアムタイヤでスタートすることになります。

Q3では、再び全車がソフトタイヤでアタック。
1度目のアタックでは、フェルスタッペンがルイス・ハミルトン(メルセデス)に0.4秒差をつけてトップに立つと、最終となった2度目のアタックでもその差を維持してさらにタイムアップ。
開幕戦バーレーンGP以来のPP獲得を果たしました。
ペレスも上位に肉薄し、僅差の4番手に。
ガスリーはペレスの真後ろからのスタートとなる、3列目6番グリッドを獲得しました。

フェルスタッペンは今季2度目、Red Bull RacingとしてはHondaパワーユニットで5度目のPPとなりました。
また、ガスリーの6番手は、フランスGPの予選における、Scuderia AlphaTauriの過去最高成績です。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のフランスGP予選は、Red Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手が開幕戦以来のポールポジションを獲得しました。
Honda勢としては、4台のうち3台がトップ6に入る、いい予選結果になりました。
フェルスタッペン選手はFP2、FP3と連続でトップタイムを記録し、予選もミスのない走りで2番手に0.258秒の差を付けてのポールポジション獲得です。
ペレス選手も3番手に僅差の4番手と、明日のレースでRed Bullの2台がメルセデスの2台とともに1-2列目でスタートできることは、レースでのチーム戦略を考えてもいい結果だと思います。

母国GPとなるScuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手は、徐々に調子を上げ、予選では6番グリッドを確保し、3列目でペレス選手の後ろからスタートします。
これで、3戦連続で予選トップ6という素晴らしい結果になります。
今シーズンはレースペースでも安定してよいパフォーマンスを見せてくれていますので、明日のレースでのポジションアップを期待しています。

チームメートの角田選手については、Q1の最初のアタックでコントロールを失いクラッシュしてしまうという残念な予選になってしまいました。
マシンには速さがありますし、彼にとってここポールリカールはレース経験のあるサーキットですので、明日は着実に走りポジションを上げてフィニッシュしてくれると思います。

まずは、ヨーロッパのパーマネントサーキットに戻っての3連戦初戦でポールポジションを獲得できたことは大きな励みになります。
ただ、大切なのは明日のレース結果です。
何が起こるか分からないレース、色々な状況を想定して対応できるようにチームとともに万全の準備を進めていきます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選 1位)

「このコースはパフォーマンス的に僕らにとって得意と言える場所ではないので、ポールポジションを獲得できたことで、希望が湧きますし、チームも大きく勢いがつくと思います。
この結果は予想していなかったので、とてもうれしいです。
レースウイーク中、すべてがとてもうまく機能していますし、セットアップを最適にするためのハードワークの結果、今日は昨日に比べて大きな進歩を果たせました。
FP3を終えて自信はありましたが、予選での自分の実力や周りのドライバーが何をしてくるかは分からなかったので、このパフォーマンスにはとても満足しています。
このコースはターン1までの距離が長いので、明日はいいスタートを決めなければならないですし、ライバルも接近してくるはずですが、FP2でのロングランペースはよかったと思うので、またいい戦いができると思います」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(予選 4位)

「今日はマックスとともにフロントロー独占を狙えた筈なので、Q3のアタックでミスをしてしまい、タイムをやや失ったという点で、理想的な予選にはなりませんでした。
セッティングの方向性は間違っておらず、マシンの感触もよかったのですが、ターン12で縁石に乗ってしまったために、チャンスを逃してしまいました。
ただ、重要なのは明日の結果ですし、僕たちのレースペースは予選でのポジションよりもいい筈なので、いいレースができると思っています。
メルセデスとは接戦になるので、最初からプレッシャーをかけていきます。
ここまでいいスタートを決められているので、明日はスタートでポジションを上げ、そこからレースをマネージし、1-2フィニッシュという結果を持って帰れればと思っています。
タイヤマネジメントがカギになるはずなので、その部分でライバルを上回りたいところですが、どちらにせよ明日はファンにとっても面白いレースになる筈ですし、僕自身もとても楽しみにしています」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(予選20位)

「 今日の予選は僕のミスなので、チームには申し訳なく思っています。
ターン1で黄色の縁石に乗りすぎてしまい、スピンを喫しました。
バリアへの接触を避けるために、できる限り強くブレーキをかけようとしましたが、後ろ向きに氷の上を滑るように行ってしまいました。
衝撃は軽かったものの、マシンにはダメージがあったので、チームは明日に向けて今夜作業をしなければならなくなりました。
チームのみんなへの感謝を示すには、明日いいレースをするしかありません。
ここはオーバーテイクの難しいコースですが、すべてのラップで可能な限りプッシュするとともに、訪れるチャンスを逃さないようにしたいと思います」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(予選 6位)

「とてもいい一日になりました。
予選6番手はとてもうれしいです。
ここに至るまで、厳しいレースウイークでした。
マシンが快適に感じられず、コンディションの変化にも少し苦しんでいました。
ウイークを通じて多くのセットアップ変更を行い、予選でそれが実を結びました。
Q3の最初のアタックでラップタイムが取消となったことに気づいてがっかりしましたし、その後、一発で決めなければならないことは分かっていました。
アドレナリンが高まり、さらにいいタイムを出すことができたので、満足しています。
通常のサーキットに戻ってきたこともあり、明日は興味深い展開になる筈です。
周囲のマシンと同じタイヤでスタートするので、戦略がカギになります。
持てる力すべてを出しきり、ホームの観衆の前で多くのポイントを持ち帰ることができればと思います」

提供:本田技研工業(株)

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クラッシュの角田裕毅、「僕のミス、申し訳ない」

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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19日(土)行われたフランスGP公式予選で、有効なタイムを記録することなくクラッシュで終えたアルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、「スピンは自分のミス」と、謝罪した。

角田は「1コーナーで黄色の縁石に乗りすぎてしまいスピンした。
バリアにぶつからないようブレーキを踏んだがマシンは氷のように滑ってコントロールできなかった。
僕のミスで、頑張ってくれたチームに申し訳ない」と、釈明したが、クルーは今回もクラッシュによる修復作業を強いられることとなった。
一方、チームメイトのガスリーはみごと6番グリッドを獲得しており、明暗を分けている。

なおFIA(国際自動車連盟)のレーススチュワードは、チームから出された嘆願により予選でノータイムではあるもののフリー走行でのタイムを考慮し、角田裕毅の決勝レースへの出走を認めている。

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ペレス(レッドブル)、ピットレーン速度違反で罰金

FIA
フランスGPのレーススチュワード(審査委員)は、18日(金)行われたフリー走行1回目セッションの開始直後、セルジオ・ペレスにピットレーン速度違反があったとして、レッドブル・レーシングに対し限度額である1,000ユーロ(約13万1千円)の罰金を科したことを明らかにした。

それによればペレスは制限60キロのところを76.5キロで走行したとのこと。
ピットレーン制限速度は通常80キロだが、今回のフランスでは60キロとされていた。
レギュレーションでは制限を超えたキロ数に100ユーロを乗じた金額の罰金が科せられることが決まっているが、最大1,000ユーロを上限としている。

なおペレスは先のアゼルバイジャンGPでもピットレーン速度違反に問われ罰金を科せられている。

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2021/06/19

フランスGP予選、フェルスタッペンが今季2回目ポール獲得

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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6月19日(土)15時(日本時間:22時)からポールリカール・サーキットを舞台に2021年F1第7戦フランスGPの公式予選が始められた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

注目のポールポジションが決まるQ3の最初のアタックはフェルスタッペン、ハミルトン、ペレス、ボタス、サインツの順。
ガスリーも好タイムをマークしたが6コーナーでトラックリミットに問われ、惜しくもノータイムに。

フランスGP公式予選は結局ただ一人ベストタイムを1分30秒を切る1'29.990をマークしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が獲得した。
フェルスタッペンのポールは今季開幕戦のバーレーンGP以来で今季2度目、自身通算5回目の快挙となった。
2番手ハミルトン(メルセデス)でこちらは1'30.248、3番手ボタス(メルセデス)、4番手ペレス(レッドブル)、5番手サインツ(フェラーリ)、6番手ガスリー(アルファタウリ)、7番手ルクレール(フェラーリ)、8番手ノリス(マクラーレン)、9番手アロンソ(アルピーヌ)、10番手リカルド(マクラーレン)というトップ10グリッドになった。
フランスGP決勝レースは20日(日)15時(日本時間:22時)から全53周で行われる。

フランスGP公式予選の結果はこちら
フランスGPの画像はこちら

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予選Q2、地元オコン(アルピーヌ)突破できず

引き続きフランスGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
また上位10台はここでベストタイムを記録したタイヤが明日・決勝レースのスタートタイヤとなるため、上位はミディアムタイヤでのアタック。

2回のアタックを終え、トップはボタス(メルセデス)、2番手ハミルトン(メルセデス)、3番手ペレス(レッドブル)、4番手フェルスタッペン(レッドブル)、5番手サインツ(フェラーリ)、6番手ガスリー(アルファタウリ)、7番手ノリス(マクラーレン)、8番手アロンソ(アルピーヌ)、9番手ルクレール(フェラーリ)、10番手リカルド(マクラーレン)までがQ3進出。

ここでの敗退はオコン(アルピーヌ)、ベッテル(アストンマーティン)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ラッセル(ウィリアムズ)、そして走れなかったシューマッハ(ハース)の5台となった。

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予選Q1、角田裕毅(アルファタウリ)クラッシュ・ノータイム

6月19日(土)15時(日本時間:22時)からポールリカール・サーキットを舞台に2021年F1第7戦フランスGPの公式予選Q1が始められた。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は曇り、セッション開始時の気温は28度、路面温度は43度、コースはドライコンディションとなっている。

セッション開始直後、2コーナーでなんと角田裕毅(アルファタウリ)がいきなりスピン、後部からガードレールにクラッシュしてセッションは赤旗中断に。
僚友ガスリー(アルファタウリ)の最初のアタックをフイにしただけでなく、角田自身またしても痛恨の予選ノータイムとなった。

残り約15分でセッション再開。
前半のアタックではフェルスタッペン(レッドブル)、ハミルトン(メルセデス)、ペレス(レッドブル)、ボタス(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)、ガスリー(アルファタウリ)らが上位に。
ストロール(アストンマーティン)はトラックリミットでまだタイムが記録されていない。
残り30秒でシューマッハ(ハース)がクラッシュして赤旗、そのままセッションは終了となった。

トップはフェルスタッペン(レッドブル)、2番手ハミルトン(メルセデス)、3番手ペレス(レッドブル)、4番手ボタス(メルセデス)、5番手ノリス(マクラーレン)、6番手ガスリー(アルファタウリ)、7番手サインツ(フェラーリ)、8番手ベッテル(アストンマーティン)、9番手オコン(アルピーヌ)、10番手アロンソ(アルピーヌ)、11番手リカルド(マクラーレン)、12番手ルクレール(フェラーリ)、13番手ジョビナッツィ(アルファロメオ)、14番手シューマッハ(ハース)、15番手ラッセル(ウィリアムズ)までがQ2進出。
皮肉にもシューマッハは初のQ2進出となった。

ここでの敗退はラティフィ(ウィリアムズ)、ライコネン(アルファロメオ)、マゼピン(ハース)、ストロール(アストンマーティン)、そして角田裕毅(アルファタウリ)の5台となった。

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フリー3回目、フェルスタッペン(レッドブル)が最速

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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6月19日(土)12時(日本時間:19時)からポールリカール・サーキットを舞台に第7戦フランスGPのフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は曇り、セッション開始時の気温は25度、路面温度36度、コースはドライコンディションとなっている。
なお今日から6コーナーにトラックリミットが設けられた。
これに該当するとその周のラップタイムは無効になる。

セッション開始となっても各車様子見ですぐにコースインするマシンはなく、10分ほど過ぎてやっとマゼピンとシューマッハのハース勢が走り出した。
案の定、トラックリミットでタイム取り消しが相次ぐ。
そんな中トップタイムはフェルスタッペン(レッドブル)でただ一人1分31秒台の1'31.300を記録。
2番手ボタス(メルセデス)で1'32.047、以下3番手サインツ(フェラーリ)、4番手ペレス(レッドブル)、5番手ハミルトン(メルセデス)、6番手ノリス(マクラーレン)、7番手アロンソ(アルピーヌ)、8番手オコン(アルピーヌ)、9番手ガスリー(アルファタウリ)、10番手にリカルド(マクラーレン)となった。
トラックリミットによりタイム取り消しが相次いだ角田裕毅(アルファタウリ)は17番手に留まった。

フランスGPフリー走行3回目の結果はこちら
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ホンダ系チーム、フリー走行コメント(6/18)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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ポールリカール・サーキットで開幕したフランスGPの初日は、Red Bull Racing Hondaのマックス・フェルスタッペンがFP2でトップタイムをマーク。しかし、各マシンのタイムは非常に僅差で、激しい戦いを予感させる結果となりました。

なお、今回のレースから、Red Bull Racingの2台とScuderia AlphaTauri Hondaのピエール・ガスリーのマシンに2基目のPUを投入しています。
第2戦のクラッシュ時に2基目を投入しているScuderia AlphaTauriの角田裕毅については、これまでのPUを継続して使用しています。

快晴で高気温という南仏らしい天候でスタートしたFP1は、序盤からコースオフするマシンが続出。
Scuderia AlphaTauriの角田も、アタックラップへと向かう直前の最終コーナーで、タイヤが冷えていたためにスピンを喫しましたが、マシンにダメージはなく、すぐにプラン通りの走行を行うことができました。

このFP1で、Red Bull Racingは、フェルスタッペンが3番手、ペレスが4番手と好調なスタート。
Scuderia AlphaTauriもガスリーが8番手につけ、そこから約0.1秒差の10番手に角田が入り、Hondaパワーユニット勢は全車がトップ10入りして最初のセッションを終えました。

FP2では、フェルスタッペンがコーナー出口の縁石によってパーツを破損する場面があったものの、それでリズムを崩すことなくトップタイムをマーク。
ペレスはソフトタイヤを履いたアタックラップで、スロー走行していたマシンに引っかかり、12番手に終わりました。

中団勢もタイム差が近く、6~8番手はわずか0.013秒差となりましたが、ガスリーはFP1からさらに順位を上げて7番手に。
角田は13番手だったものの、6番手とのタイム差は約0.25秒。
明日の予選も非常に僅差の戦いとなる可能性が高く、最大限のパフォーマンスを発揮できるように、収集したデータを分析して準備をしていきます。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「5月のスペインGP以来となるパーマネントサーキット、ポールリカールでのフランスGP初日が終了しました。
今日は快晴となり、外気温、路面温度ともに比較的高い状況下でセッションが行われました。
今回のレースでは、Red Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手、ペレス選手とScuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手のマシンに新たなPUを投入しています。
両チームともに大きな問題の発生はなく、基本的なプログラムを消化して新PUの機能確認を含めて多くのデータ収集ができました。
今回もライバルとは非常に僅差となりそうです。
僅差では、ほんの小さなパフォーマンスの差が結果に大きく影響しますので、チームと一緒に細部に至るまでデータを確認し、最適化を進めていきます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(3-1番手)

「いい形で一日を終えることができましたし、セッションを通してかなり改善できました。
FP1からFP2の序盤にかけてはあまり満足できませんでしたが、FP2で2セット目のタイヤでは感触がとてもよくなり、マシンとのつながりを感じられました。
ここはコースが開けた場所にあり、風も強いのでラップをまとめるのは簡単ではなく、いまだ苦戦しています。
風は突然吹いてくるので、1周は問題ないと感じても、次のラップでは風が強くなり、中速コーナーでのスピードの判断が難しいですが、みんな状況は同じだと思います。
明日僕らがどの位置にいるかを明言するのは難しいですし、今夜みんながどんな対応をするのかも分かりませんが、ロングランの手ごたえは悪くありません。
明日は非常に僅差の戦いになると予想しているので、簡単にはいかない筈です」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(4-12番手)

「今日はトラフィックでいい走りができなかったので、タイムシート上は実際の実力よりも低い結果となってしまいました。
僕はこの位置で終わりましたが、マックスはいいポジションで一日を終えています。
僕らはセッション中にいくつか変更を行ったので、今夜は何が機能したのかを確認して、明日は混戦の中に入れるようにペースを向上させられればと思います。
バクーとは大きく異なるコースですが、いい勢いは続いていますし、マシンの理解も進んでいるので、今日の内容からも多くのポジティブな要素を得られています」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(10-13番手)

「今日はいい一日でした。
ポールリカールでの走行経験があるので、ここフランスでのアプローチは、過去数戦よりも少し楽になりました。
FP1ではスピンしてしまいましたが、今日の2セッションを通じて進歩を果たせたと思います。
FP2ではセットアップについてやや苦戦しましたが、うまく適応できて、一日の終わりにはマシンの挙動に満足することができました。
間違いなくマシンに対する自信を取り戻せていますし、バクーでの結果もその一助になっています。
予選に向けて、やるべきことははまだ多いですし、非常に僅差となっているので、混戦になると思いますが、速さは確実にあると思います」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(8-7番手)

「今日は上々の一日でしたが、風によってマシンのドライブが難しくなり、厳しい状況でもありました。
両セッションでトップ10入りし、パフォーマンス面はいいと思いますが、過去2戦よりは難しくなっています。
今日はマシンバランスの調整に取り組んだので、今夜すべてのデータを分析して、明日はもっと自信を持ってコースへ出られるようにセットアップを改善しなければなりません。
ここではホームのファンの前でレースをするので、予選では再びQ3進出を狙います。
グランドスタンドにたくさんのフランス国旗が見えるのは素晴らしい気分で、今週末は応援してくれる皆さんのためにもいい戦いをしたいです。
日曜はみんなが喜んでくれる結果を出せればと思います」

提供:本田技研工業(株)

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アストンマーティンF1、さらに技術部門を強化へ

『AMR21』 (C)Aston Martin F1 Team
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旧フォース・インディア時代から強力な体制強化を進めているアストンマーティンF1は、アルファロメオでチーフ・デザイナーを務めたルカ・フルバック氏を獲得、技術部門のさらなる強化を図ることを明らかにした。

フルバック氏はB.A.R・ホンダやマクラーレン、トロ・ロッソ、ザウバー等でキャリアを積んだベテラン。
この改編で現テクニカル・ディレクターのアンドリュー・グリーン氏は新たに設けたチーフ・テクニカル・オフィサーのポジションに昇格、フルバック氏はグリーン氏傘下のエンジニアリング・ディレクターに就くことになるという。

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メルセデスAMG、マジック・ブレーキボタンを改良

Steering Wheel Image (C)Mercedes Motorsport
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メルセデスAMGチームは今回のフランスGPへ臨むにあたり、渦中の「マジック・ブレーキボタン」を小改良したことを明らかにした。

これは、前戦アゼルバイジャンGPの決勝レース終盤、赤旗中断からの再スタート時に、1コーナーでのオーバーテイクを図ったルイス・ハミルトンを襲ったトラブルによるもの。
それによればボタンの位置そのものは変わらないものの、ボタンの周囲に小さなカバーをつけて誤って操作することがないようにされたという。

ハミルトンによれば今回の措置は暫定的なものとのこと。
「ステアリングホイールの操作系はよく考えて構成され配置された完成形のものなので、簡単に変更するのは難しい」と説明している。

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2021/06/18

フリー2回目、フェルスタッペン(レッドブル)トップタイム

Paul Ricard Circuit (C)Pirelli Motorsport
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6月18日(金))15時(日本時間:22時)からポールリカール・サーキットを舞台に2021年F1第7戦フランスGPのフリー走行2回目セッションが始められた。
天候は曇り、セッション開始時の気温は27度、路面温度47度、コースはドライコンディションとなっている。

開始約12分、フェルスタッペン(レッドブル)がフロントウィングのエンドプレートを破損、デブリ(破片)回収のためバーチャル・セーフティカーとなった。
各車ソフトタイヤの持ちが悪く、ミディアムタイヤ主体の走行になっているようだ。
このセッションでトップに立ったのはフェルスタッペン(レッドブル)で1'32.872を記録。
2-3番手はボタス&ハミルトンのメルセデスAMG勢、4番手アロンソ(アルピーヌ)、5番手ルクレール(フェラーリ)、6番手オコン(アルピーヌ)、7番手ガスリー(アルファタウリ)、8番手サインツ(フェラーリ)、9番手ライコネン(アルファロメオ)、10番手ノリス(マクラーレン)という順。
ペレス(レッドブル)は12番手、角田裕毅(アルファタウリ)は13番手だった。
ガスリーと角田裕毅だとのタイムはわずか0.259秒の差だが、順位は7番手と13番手に開く接近戦となっている。
明日はフリー走行3回目セッションと注目の公式予選が行われる予定となっている。

フランスGPフリー走行2回目の結果はこちら
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フランスGPフリー1回目、ボタス(メルセデス)が最速

Paul Ricard Circuit (C)Pirelli Motorsport
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6月18日(金)11時30分(日本時間:18時30分)からポールリカール・サーキットを舞台に2021年F1第7戦フランスGPのフリー走行1回目セッションが始められた。

天候は晴れ、セッション開始時の気温は25度、路面温度40度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは5種類用意されたコンパウンドのうち今回は、ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間の部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なお今シーズンから金曜日のフリー走行セッションは1・2回共に1時間に短縮、ウィリアムズ・レーシングではこのセッション、テストドライバーのロイ・ニッサニーがジョージ・ラッセルのマシンをドライブしている。

開始約15分、ベッテル(アストンマーティン)が11コーナーでスピン、ガードレールに後部から接触してイエローコーションになる。
60分のセッションを終え、トップはボタス(メルセデス)の1'33.448。
これに0.335秒差でハミルトン(メルセデス)、3番手フェルスタッペン(レッドブル)、4番手ペレス(レッドブル)、5番手オコン(アルピーヌ)、6番手リカルド(マクラーレン)、7番手アロンソ(アルピーヌ)、8番手ガスリー(アルファタウリ)、9番手ノリス(マクラーレン)、10番手角田裕毅(アルファタウリ)となった。
このあと15時(日本時間:22時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

フランスGPフリー走行1回目の結果はこちら
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『BWT』、オーストリア2連戦のタイトル・スポンサーに

『BWT』 (C)Force India F1
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以前、フォース・インディア・チームのタイトル・スポンサーを務めた世界的な水処理会社大手の『BWT』が、6-7月に掛けてシュタイヤーマルクGP、オーストリアGPと続くオーストリア・レッドブルリンクでの2連戦で、両イベントのタイトル・スポンサーを務めることがわかった。

『BWT』は元々オーストリアの企業であることから決まったもの。
これにより、この2戦ではレッドブルリンクのコースサイドが同社のコーポレイテッドカラーであるピンクに染まることになりそうだ。

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アルピーヌF1、オコンとの契約を延長

Esteban Ocon (C)Alpine F1 Team
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アルピーヌF1は、同チームのレースドライバーであるエステバン・オコン(24歳:フランス)と新たに3年間の契約を結んだことを明らかにした。
なおもう一人のレースドライバーであるフェルナンド・アロンソ(39歳:スペイン)との契約も複数年であることから、これで来季もアロンソ&オコンという現行のドライバー・ラインナップが継続されることが確定した。

同チームには一時、現アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーに白羽の矢を立てているとの報道が地元メディアで流れたが、ルノー社のアルピーヌ部門CEO(最高経営責任者)であるローラン・ロッシ氏はドライバー・ラインナップを変更するつもりのないことを明言していた。

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