2025/01/15

宮田莉朋、ハースF1のプライベートテスト参加へ

Ritomo Miyata
R_miyata_art_mハースF1チームは今週2日間の予定でペインのヘレス・サーキットを舞台にプライベートテストを行うとしているが、オコン&ベアマンの両レースドライバーに加え、F2ドライバーである日本の宮田莉朋(25歳)もこれに参加することを明らかにした。

2025年、宮田は名門『ARTグランプリ』から2年目のF2に参戦予定。
元々トヨタ系のドライバーであることから今回提携先であるハースF1から声が掛かったものとみられるが、自身F1マシンをドライブするのはこれが初となる。
なお規定によりマシンは2年落ちの2023年仕様『VF-23』が使われる予定。

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2025/01/14

ペレス(前レッドブル)、「半年間は休暇」

Sergio Perez
S_perez_l22年の契約更新を得ながらも、成績不振により契約解除となったレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスだが、「半年間は何もしない」と、事実上の休暇生活に入るつもりであることを示唆した。

これは母国メキシコのグアナファト州で行われたイベント『フェリア・デ・レオン』に出席した際の記者会見で語ったもの。
その中でこのメキシコのヒーローは「半年はゆっくり休んで、その後の去就についてはそれからおいおい考える」として、当面はF1などモータースポーツを含め何も具体的に計画していないことを明らかにした。

ちなみに今回レッドブル側からペレスに支払われる契約解除金は24億円以上とも伝えられていて、当面お金に困ることはなさそうだ。

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2025/01/13

ハミルトン担当に前サインツのエンジニア

Riccardo Adami
R_adami_mフェラーリ・チームは今季新加入となるルイス・ハミルトン(前メルセデスAMG)の担当エンジニアに、これまでカルロス・サインツとコンビを組んでいたリカルド・アダミ氏(51歳:イタリア)を起用する方針を明らかにした。

当初ハミルトンの担当にはこれまでのパートナーであるピーター・ボニントン氏が共にフェラーリ入りして務めるものとみられていたが、イギリスを離れることに難色を示す家族の説得に失敗した模様。

年間24戦というこれまで例を見ないF1のハードスケジュールは、この偉大なチャンピオンの戦略にも影を落としているようだ。

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2025/01/12

コラピント(アルピーヌ)は『ブリアトーレ氏推し』

Franco Colapinto
F_colapinto_car_lアルピーヌF1チームは2025年のリザーブ&開発ドライバーとして前ウィリアムズ・レーシングのレースドライバーであるフランコ・コラピント(21歳:アルゼンチン)の起用を発表したが、その背景には同チームに復帰したエクゼクティブ・アドバイザー、フラビオ・ブリアトーレ氏の意向が働いていたようだ。

コラピントのF1での実績はわずか9戦、そのうち入賞が2回(8位&10位)というもので大きなクラッシュも演じているが、それでもブリアトーレ氏は「われわれは将来最も有望な若手ドライバーを手に入れた」と、自讃。
ただ大化けするかも知れない注目株をいち早く押さえたその手腕には流石の声も聞かれる。

2025年のアルピーヌF1はベテランのピエール・ガスリーと新人ジャック・ドゥーハンというラインナップがすでに確定している。

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2025/01/11

平川亮、短期間に3社のパワーユニット体験

Ryo Hirakawa
R_hirakawa_mclaren_m2024年の最終戦アブダビGPのフリー走行1回目セッションにマクラーレン・レーシングから出走した平川亮(30歳)が、今度は2025年日本GPのフリー走行でアルピーヌF1のマシンをドライブすることがわかった。

これは同選手がアルピーヌF1のリザーブドライバーにコラピントと並んで就いたことによるものだが、平川はアブダビ合同テストではトヨタとの関係からハースF1チームのテストも行っていて、わずかな期間にメルセデス、フェラーリそしてルノーと3社のパワーユニットを走らせるという希有な経験が実現することになりそうだ。

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ウィリアムズ、2月14日に2025年新型車発表

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Williams_fw47_logo_m古豪復活に向けてこのところ進境著しいウィリアムズ・レーシングは、期待の2025年新型車を来たる2月14日(金)のバレンタインデーに発表することを明らかにした。

F1は2月18日(火)にロンドンで全チーム合同の新型車発表会を行うが、同チームはその会場で2025年のカラーリングをお披露目するとしていることからここで新たなスポンサー契約が発表になるかも知れない。

2025年のシーズン前テストはその後2月26日(水)から3日間、バーレーン・サーキットで行われる予定になっている。

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2025/01/10

コラピント、アルピーヌF1のリザーブに

Franco Colapinto
F_colapinto_l_20241108113201昨シーズン途中、不振だったサージェントに替わりウィリアムズ・レーシングからF1デビューを果たしながらも2025年のシートを見出せないでいたフランコ・コラピント(21歳:アルゼンチン)が、2025年からアルピーヌF1チームのリザーブ&開発ドライバーを務めることがわかった。
契約は複数年とされる。

契約はウィリアムズ・レーシング同意の下、ということでコラピント自身の保有権は引き続き同チームにあるものとみられる。

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ベルギーGP、変則日程で開催契約延長へ

Spa-Francorchamps
Belgp_2019_lF1の中でもチャレンジなサーキットとして人気が高いスパフランコルシャンを舞台とするベルギーGPに、開催契約延長のニュースが伝えられた。
しかしそれは極めて変則的なものだった。

というのもベルギーGPは2026年から6年間の延長とされるものの、実際に行われるのは2026、2027、2029、2031年の4回で、間の2028、2030年の開催については言及されていないからた。
これについてまだ発表はないものの、同じヨーロッパ地域のいずれかのグランプリと交互開催になるのでは、と推察されている。

近年、オイルマネーなどを背景にした中東地域などで新規開催が増えた一方で、旧き伝統のグランプリが消滅の危機に追いやられるケースが目立っている。

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2025/01/09

メルセデスAMG、プーマからアディダスへ

adidas
Adidas_logo_mメルセデスAMGチームが2025年から『アディダス』との間で大型のパートナーシップ契約を結んだことが報じられた。
これによりアディダスは同チームの公式ウェアやアクセサリーの開発や販売を行うと共にグランプリの現場でチームスタッフが着用するユニフォームの供給を行うことになる。

同チームはこれまで同業の『プーマ』と2018年以来、密接な関係を築いて来ていたが、これが2014年一杯で契約終了となったもの。
その背景には世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンのメルセデス離脱が関係しているとの憶測が広がっている。

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2025/01/08

タグホイヤー、公式タイムキーパーに復帰

TAG Heuer
Tag_heuer_logo_mすでに一部で報じられたように、2025年からF1は世界的な高級ブランドグループである『モエヘネシー・ルイヴィトン』(LVMH)との間に期間10年・契約金総額10億ドル(約1,470億円)という大型のスポンサー契約を結んだ。

その一環としてF1の公式計時は現在のロレックスに替わり、LVMH傘下のタグホイヤーに再び戻ることになる。
また表彰台でのシャンパン・ファイトに提供されるシャンパンも長年親しまれたモエ・エ・シャンドンが復活するとのことだ。

1985年、タグホイヤーはマクラーレンとのパートナーシップを開始。この関係はF1史上最長のひとつとなり、アイルトン・セナ、ミカ・ハッキネン、ルイス・ハミルトンら著名ドライバーたちが活躍した。
2025年はF1の75周年と、LVMHとの10年間の新パートナーシップが始まる節目の年となる。

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2025/01/07

マクラーレン、インディカー挑戦に本腰

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FIndy_longbeach_l1選手権と併行してインディカー・シリーズにも参戦するマクラーレン・レーシングが既存チームを完全買収、さらに本腰を入れて挑戦する姿勢を明らかにした。

それによればマクラーレンは、共同オーナーだったサム・シュミットとリック・ピーターソンからアロー・マクラーレン・インディカーチームを完全に買い取ったとのこと。
これまでは75%の所有権と報じられていた。

マクラーレン・グループを率いるザク・ブロウン代表は商業的観点から、かねてフェラーリにもインディカー・シリーズ参戦を進言している。

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2025/01/06

パット・シモンズ氏、キャデラックF1で業務開始

Pat Symonds
P_symonds_gantry_lアンドレッティ・グローバルによるF1新規参戦プロジェクトに関与してきたパット・シモンズ氏(71歳:イギリス)が、計画を引き継いだ後身のキャデラックF1でいよいよ業務を開始したことがわかった。

イングランド出身の技術者である同氏はルノーやウィリアムズなどでエンジニアリング部門の責任者を務め、アイルトン・セナやミハエル・シューマッハらチャンピオンを輩出、近年はFIA(国際自動車連盟)でF1チーフ・テクニカルオフィサーの要職を務めていた。

マイケル・アンドレッティ氏による計画は頓挫したが、GM(ゼネラルモーターズ)が引き継ぎキャデラック・ブランドにより11番目のチームとして2026年からの新規参戦を目指している。

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2025/01/05

「タイトル獲得の挑戦準備OK」と、ピアストリ

Oscar Piastri
Mongp_203_20240528104801まだF1生活2年目のルーキーながら、2024年は2勝を挙げるなど非凡な才能を見せているマクラーレン・レーシングのオスカー・ピアストリ(23歳:オーストラリア)が、新しいシーズンに向けて言及、初制覇への挑戦に意欲をみせた。

「新しいシーズンは、去年よりももっと充実したものになること間違いないよ。
何しろタイトル獲得に必要なツールがすべて揃っているんだから。
だから今年はシーズン最初の勢いが重要なものになると思うな。
そうして流れを自分のものにしてしまえば途は切り開けるものなのさ」

昨シーズンは最終的にランキング4位へと後退、中盤から逆に流れをチームメイト(ノリス)に持って行かれたことへの反省があるようだ。

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2025/01/04

フェラーリ、期待のカーナンバー44を公開

Car Number 44
Carnumber_44_m2025年シーズン、7回のドライバーズ・タイトルに輝くルイス・ハミルトン(39歳:イギリス)をレースドライバーに迎え入れて戦うことが決まっているフェラーリ・チームが、ハミルトンが付けるカーナンバー44をいち早くお披露目した。

提供された画像は2024年仕様のフロントノーズに44番を表記したもの。
ちなみにハミルトンはカートドライバーだった少年時代から44番を装着、F1王者になってもチャンピオン・ナンバーの『1』を付けることはなかった。

史上最高額とされる同選手の契約金、チームも盛り上げるのに必死のようだ。

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2025/01/03

フェラーリ新型車にクラッシュテスト合格の報

2023 Scene
Ferrari_2023_m2025年のF1は2月26日(水)からのシーズン前テスト(バーレーン・サーキット)で幕が開けられるが、早くも新型車クラッシュテスト合格のニュースが伝わってきた。

それによれば合格したのはフェラーリ・チームの開発コードネーム『677』と呼ばれる2025年新型車で、シャシー本体の静的・動的テストだけでなく、各コンポーネンツについてもそれぞれの単体テストをクリスマス前にクリアしたとのことだ。

同チームのスポークスパーソンによれば新型車は前年のものを全面的に見直したものになるという。
来季7回のチャンピオンであるルイス・ハミルトンを迎え入れる跳ね馬チームは、2月19日
(水)にホームのフィオラノ・サーキットでのシェイクダウンを予定している。

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2025/01/02

フェルスタッペンに粋なX'マスプレゼント

Max Verstappen/SNS
M_verstappen_present_m2024年シーズン、通算4度目のドライバーズ・タイトルを獲得したマックス・フェルスタッペンに、所属するレッドブル・レーシングから粋なクリスマスプレゼントを贈られたことがSNSで明らかにされた。

それによればプレゼントは複数で、苦戦した2024年シーズンの戦いにちなんだ象徴的な品々だったという。
例えばブレーキトラブルで出火したオーストラリアGPの紙包みでは小型の消火器。
またマイアミGPではピットインする時に弾き飛ばしてしまったことからボラードが入っていたとか。

趣向を凝らしたプレゼントの数々だったが、しかし本人は「紙包みの形から開ける前にすでに察しはついていたよ」と一枚上であるところを誇示した。

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2025/01/01

ノリス(マクラーレン)、年棒ランク3位に躍進

Lando Norris
Abdgp_2062024年シーズン、進境著しい成長によりドライバーズ・ランキング2位にアップ、王者フェルスタッペンを追い詰めたランド・ノリス(マクラーレン)が、年棒でも昨季の6位から3位に躍進したことかわかった。

これは経済誌『フォーブス』が推計したもので、それによれば2024年の1位はフェルスタッペン(レッドブル)の約7500万ドル(約118億円)、2位ハミルトン(メルセデス)、3位のノリスは約3500万ドル(約55億円)に増加したとのこと。
昨季は2位ハミルトン(メルセデス)、3位アロンソ(アストンマーティン)、4位ペレス(レッドブル)5位ルクレール(フェラーリ)に次ぐ6位で約1500万ドル(約24億円)だったと報じられている。

ちなみに角田裕毅(レーシング・ブルズ)は100万ドル(約1億5700万円)の19位と激安だ。

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2024/12/31

アロンソ(アストン)、「不振の原因一つは風洞」

Fernando Alonso
F_alonso_astonmartin_l_202412301055012024年シーズン、思わぬ不振に見舞われたアストンマーティンF1だが、その要因の一つに風洞の問題があると同チームのフェルナンド・アロンソが指摘している。

アストンマーティンF1は自前の風洞設備はなく、エンジン・サプライヤーであるメルセデスのものを借用して開発を行っているが、そこで得られたデータとの関連性がうまく相関できていないのだという。
アロンソによれば根本的な解決は容易ではなく、メルセデス側とも連携を取りながら問題解消に向けて作業を進めているとのこと。

2024年のコンストラクターズ・チャンピオンシップで、アストンマーティンは同じランキング5位ながらポイント数を前年の280ポイントから今季はわずか94ポイントへと大幅に減少させている。

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2024/12/30

ローソン(レッドブル)、「役目理解している」

Liam Lawson
L_lawson_redbull_l2025年シーズン、現役チャンピオンであるフェルスタッペンのチームメイトに抜擢されたレッドブル・レーシングのリアム・ローソン(20歳:ニュージーランド)には、その困難な使命から様々なアドバイスが周辺から寄せられているが、これに対し本人は殊勝な受け止めかたをみせている。

「アドバイスは僕への期待の表れだと思っているよ。
自分の成すべきことはわかっているつもりさ。
なにしろ相手は偉大な歴史的ドライバーだからね。
彼と張り合うのではなく、専らチームのために働きたいと思っている。
チームにとって最も重要なタスクがコンストラクターズ・タイトルの奪還にあるのは間違いないことだからね」

ただこれまで何人ものチームメイトがそのプレッシャーに押し潰されてきたのは歴史的事実ではある。

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2024/12/29

レッドブル、来年1月末に新型車お披露目方針

2023 Scene
Redbull_rb19_l来シーズン、コンストラクターズ・タイトル奪還を目指すレッドブル・レーシングは、来年1月末に新型車『RB21』(仮称)をお披露目する方針を明らかにした。
これは英国のスポーツ・チャンネル『スカイ』が同チームのクリスチャン・ホーナー代表の意向として伝えたもの。

来季のシーズン前テストは2月26日(水)からバーレーン・サーキットを舞台に3日間の日程で行われることになっていて、事実であれば極めて早い異例の発表スケジュールということになる。

これについてはホーナー代表自身も「どのチームより早いだろう」と自負しているとのことだ。
同チームによるタイトル奪還がなれば2023年以来の快挙ということになる
ドライバーは既報のようにフェルスタッペン&ローソンという顔ぶれが発表されている。

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