アロンソ(アストンマーティン)へのペナルティ取り消し
FIA(国際自動車連盟)は、レース後アストンマーティンF1チームから出されたフェルナンド・アロンソに対する降格ペナルティ(10秒加算)への抗議についてこれを認めた。
これによりアロンソは4位から3位に復活。
ポイント・ランキングでも3位30ポイントが認められた。
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FIA(国際自動車連盟)は、レース後アストンマーティンF1チームから出されたフェルナンド・アロンソに対する降格ペナルティ(10秒加算)への抗議についてこれを認めた。
これによりアロンソは4位から3位に復活。
ポイント・ランキングでも3位30ポイントが認められた。
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Sergio Perez (C)Redbull Racing
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3月19日(日)20時(日本時間:翌2時)から2023年F1第2戦サウジアラビアGPの決勝レースがジェッダ市街地特設コースを舞台に全50周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は26度、路面温度33度、路面はドライコンディションとなっている。
なお予選でトラブルに見舞われたフェルスタッペン(レッドブル)は駆動系の故障ということからギヤボックス等を交換したということで、15番手から挽回を期す。
またルクレール(フェラーリ)は既報のように今季3基目のCE(コントロール・エレクトロニクス)投入ということでグリッド10番降格により12番手からのスタートとなる。
スタートでアロンソがペレスをかわしてトッフに立つ。
しかしスタート位置が左にずれていたということでアロンソに5秒ペナルティの通告、順位を戻す。
ハミルトンに不必要なライン変更で白黒旗。
16周目、ストロール(アストンマーティン)が白煙を上げてストップしセーフティカー。
この間に多くがピットストップ
21周目、セーフティカー解除。
25周目にはフェルスタッペンがアロンソを抜いて2位に。
早くもレッドブル勢が1-2体制を築く。
アルボン(ウィリアムズ)がブレーキトラブルを訴えスローダウン。
50周のレースをトップでチェッカーフラッグを受けたのはポールスタートのペレス(レッドブル)。
昨年のシンガポールGP以来で自身通算5回目の快挙となった。
2位は15番手から猛追をみせたフェルスタッペン(レッドブル)。
最後にファステストラップを記録してポイント・リーダーを死守してみせた。
3位は開幕戦に続いて3位になったアロンソ(アストンマーティン)。
しかしその後の裁定でセーフティカー時に5秒のペナルティをクリアしたとして10秒のタイムペナルティが科せられ4位に転落、4位だったラッセル(メルセデス)と順位を入れ替える結果に。
以下、5位ハミルトン(メルセデス)、6位サインツ(フェラーリ)、7位ルクレール(フェラーリ)、8位オコン(アルピーヌ)、9位ガスリー(アルピーヌ)、10位マグヌッセン(ハース)までが入賞。
11位に開幕戦に続き惜しくもポイント獲得を逸した角田裕毅(アルファタウリ)、12位ヒュルケンバーグ(ハース)、13位周冠宇(アルファロメオ)、14位デ・フリース(アルファタウリ)、15位熾烈なチーム内バトルを制したピアストリ(マクラーレン)、16位サージェント(ウィリアムズ)、17位ノリス(マクラーレン)、18位ボタス(アルファロメオ)までが完走。
リタイヤはアルボン(ウィリアムズ)とストロール(アストンマーティン)の2台となった。
F1第3戦は2週間後の4月2日(日)、アルバートパーク特設コースを舞台にオーストラリアGPが予定されている。
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角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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昨年はトラブルもあり散々な結果に終わったサウジアラビアGPだが、今年の予選でも角田裕毅(アルファタウリ)にとっては苦戦となった。
Q3進出を目標にまず臨んだ予選Q1で角田の出したベストタイムは1'29.939。
これはこの時点では15番手で、ギリギリQ2進出が望めるものだった。
しかしその後ボタス(アルファロメオ)が1'29.929をマークしたため角田は突破圏外の16番手に転落、わずか0.01秒差で涙を飲む結果になった。
角田は「0.01秒差というのは残念だけど、予選Q3までいくにはまだグリップやパフォーマンスが足りないのが事実。
それでも少しずつ調子は上向いているので期待は失っていない。
明日の決勝レースではポイント獲得が争えたらいいね」と、希望をみせた。
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Sergio Perez (C)Redbull Racing
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3月18日(土)20時(日本時間:翌2時)からジェッダ市街地特設コースを舞台に2023年F1第2戦サウジアラビアGPの公式予選が行われた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
天候は晴れ、Q3開始時の気温は27度、路面温度は31度、コースはドライコンディションとなっている。
大本命だったフェルスタッペン(レッドブル)を欠いて行われた予選Q3。
アロンソ、ルクレール、そしてペレスと目まぐるしくトップが入れ替わる。
結局ポールポジションはチームメイトの不在をみごとカバーしてみせたペレス(レッドブル)。
自身2度目のポールだが、前回も去年の同じサウジアラビアGPでのものだった。
2番手にはルクレール(フェラーリ)が入ったが、既報のように今季3基目のCE(コントロール・エレクトロニクス)投入で明日の決勝レースではグリッド10番降格のペナルティが決まっている。
3番手アロンソ(アストンマーティン)、決勝レースでは繰り上がってフロントロウからのスタートとなる。
4番手ラッセル(メルセデス)、5番手サインツ(フェラーリ)、6番手ストロール(アストンマーティン)、7番手オコン(アルピーヌ)、8番手ハミルトン(メルセデス)、9番手大健闘の新人ピアストリ(マクラーレン)、10番手はガスリー(アルピーヌ)というトップ10になった。
サウジアラビアGP決勝レースは19日(日)20時(日本時間:翌2時)から全50周で行われる。
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引き続きサウジアラビアGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
1回目の走行でなんとフェルスタッペン(レッドブル)にマシントラブル発生、スロー走行でガレージに戻ったもののマシンから降りる。
このセッション、トップにはペレス(レッドブル)の名前。
以下、アロンソ(アストンマーティン)、ルクレール(フェラーリ)、サインツ(フェラーリ)、ストロール(アストンマーティン)、ラッセル(メルセデス)、オコン(アルピーヌ)、ハミルトン(メルセデス)、ピアストリ(マクラーレン)、そしてガスリー(アルピーヌ)までがQ3進出。
ここでの敗退はヒュルケンバーグ(ハース)、周冠宇(アルファロメオ)、マグヌッセン(ハース)、ボタス(アルファロメオ)、そしてノータイムに終わったフェルスタッペン(レッドブル)の5台となった。
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3月18日(土)20時(日本時間:翌2時)からサウジアラビアGPの予選Q1が始められた。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は27度、路面温度は31度、コースはドライコンディションとなっている。
アルボン(ウィリアムズ)を先頭にアタック開始。
FP3をマシントラブルで走れなかったデ・フリース(アルファタウリ)が派手にスピン、コースアウト。
サージェント(ウィリアムズ)がスピンしてイエローコーションに。
トップタイムはフェルスタッペン(レッドブル)、これにペレス(レッドブル)、
アロンソ(アストンマーティン)、ストロール(アストンマーティン)、ルクレール(フェラーリ)と続いた。
ここでの敗退は角田裕毅(アルファタウリ)、アルボン(ウィリアムズ)、デ・フリース(アルファタウリ)、ウォールにヒットしたノリス(マクラーレン)、そしてトラックリミット゛タイム取り消しとなったサージェント(ウィリアムズ)の5台となった。
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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3月18日(土)16時30分(日本時間:22時30分)からジェッダ市街地特設コースを舞台に2023年F1第2戦サウジアラビアGPのフリー走行3回目セッションが行われた。
アルファタウリのデ・フリースは残念ながらエンジン関連のトラブルということでマシンはガレージでウマに乗せられたまま。
ここでもこれまで同様、フェルスタッペン(レッドブル)の速さが目立つもとなった。
同選手のベストタイムは1'28.660とただ一人1分28秒台に入れてみせた。
2番手もチームメイトのペレスでこちらは1'29.095がベストタイム。
これにアロンソ&ストロールのアストンマーティン勢が続き、マシンの好調さをみせた。以下、ハミルトン(メルセデス)、ルクレール(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、ピアストリ(マクラーレン)、ガスリー(アルピーヌ)、サインツ(フェラーリ)と続いた。
アルファタウリ勢は角田裕毅が19番手、デ・フリースは出走できないまま終えた。
この後、20時(日本時間:翌2時)から注目の公式予選が行われる予定となっている。
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Jedda Circuit (C)Pirelli Motorsport
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3月17日(金)16時(日本時間:翌2時)からジェッダ市街地特設コースを舞台に2023年F1第2戦サウジアラビアGPフリー走行2回目セッションが始められた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は26度、路面温度32度、コースはドライコンディションとなっている。
この時間帯が明日土曜日は公式予選と、また明後日日曜日には決勝レースの時間と重なるため、各チーム共にアタックラップとロングラン両方を精力的にこなした。
それでも最速はやはりフェルスタッペン(レッドブル)で1'29.603、これに0.208秒差でアロンソ(アストンマーティン)、3番手はペレス(レッドブル)、以下オコン(アルピーヌ)、ラッセル(メルセデス)、ガスリー(アルピーヌ)、ストロール(アストンマーティン)、ヒュルケンバーグ(ハース)、ルクレール(フェラーリ)そしてサインツ(フェラーリ)と続いた。
アルファタウリは角田13番手、デ・フリース17番手だった。
明日は20時(日本時間:翌2時)から注目の公式予選が行われる予定となっている。
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Jedda Circuit (C)Pirelli Motorsport
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3月17日(金)16時半(日本時間:22時半)からジェッダ市街地特設コースを舞台に2023年F1第2戦サウジアラビアGPフリー走行1回目セッションが始められた。
ピレリは今回C0からC5まで6種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という柔らかい部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なお別掲のようにルクレール(フェラーリ)はすでに3基目のCE(コントロール・エレクトロニクス)投入のため予選グリッド10番降格のペナルティが決まっている。
このセッション、開幕戦バーレーンGPで表彰台に上がった3人がそのままここでもトップ3を占めるという結果になった。
また上位がチーム別に並んだことも興味深い。
つまり1-2位がレッドブル勢でフェルスタッペン&ペレス、3-4位アストンマーティンのアロンソ&ストロール、5-6位メルセデスAMGのラッセル&ハミルトン、これにサインツ(フェラーリ)、ガスリー(アルピーヌ)、アルボン(ウィリアムズ)、角田裕毅(アルファタウリ)と続いた。
このあと17日(金)20時(日本時間:翌2時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。
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Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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まだ第2戦のサウジアラビアGPを迎えるにあたり、シャルル・ルクレール(フェラーリ)は予選グリッド10番降格のペナルティを受けることが確定した。
これは早くもルクレールが今シーズン3基目となるCE(コントロール・エレクトロニクス)を投入するためだ。
ルクレールのマシンはすでに前戦バーレーンGPでそれぞれ規定一杯となる2基ずつのES(バッテリー)及びCE(コントロール・エレクトロニクス)が投入されている。
開幕戦をマシントラブルにより3強6人で唯一リタイヤを余儀なくされたルクレールにとって、サウジアラビアGPでも再び苦しい戦いを強いられることになった。
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Enrique Bernoldi (C)Ex.Arrows F1
FIA(国際自動車連盟)は今週末行われるサウジアラビアGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元アロウズのF1ドライバーであるエンリケ・ベルノルディ氏(44歳:ブラジル)を指名した。
ベルノルディ氏がスチュワードを務めるのは昨年の第19戦アメリカGP以来となるもので、これが自身通算9度目ということになる。
同氏は2001-2002年に掛けて当時のアロウズからF1参戦、最高位は8位(2001年ドイツGP)。
なお、2001年のチームメイトはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の父であるヨス・フェルスタッペンだった。
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James Vowles (C)Williams Racing
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現在メルセデス製パワーユニットを搭載して戦っているウィリアムズ・レーシングだが、大きくエンジン・レギュレーションが変更となる2026年以降については未定、今年中に決定しいたとしている。
これは新しく同チームの代表に就いたジェームズ・ボウルズ氏が明らかにしたもの。
それによれば自身の古巣でもあるメルセデスAMGとは良好な関係を維持しているものの、勢力図が大きく変動するであろう新時代はまったく白紙から契約がスタートするという。
選択肢は現行のメルセデス以外にもフェラーリやルノー、そして復帰すればホンダ、さらにはアウディという可能性もある。
ここ数年戦闘力を欠いているウィリアムズにとって、これまでのようなカスタマー体制ではなく、ワークスに準ずる待遇のポジションが切望されるところだ。
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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17歳でF1デビュー、18歳の時にはすでに初勝利を記録した現王者マックス・フェルスタッペンは現在まだ25歳だが、所属するレッドブル・レーシングとの間で2028年シーズンまでの長期契約を結んでいるとされる。
それでまだ契約満了時には31歳というF1ドライバーとして脂の乗りきった年令であるもののそこでF1から引退する可能性を示唆している。
これについて同陣営でドライバー契約に大きな影響力を持つヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは、「フェルスタッペンの感覚は普通のドライバーとは異なるものかも知れない。
現在の契約を終えて、彼がやり尽くしたと感じれば何歳であろうとも辞めてしまうだろう。
彼はそういう判断ができる男なんだ」と、語っている。
ちなみに22歳でF1デビューした父親のヨス・フェルスタッペン氏が引退したのも31歳の時だったので、息子を引き留めても説得力がないかも知れない。
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C.Horner & B.Ecclestone (C)RedBull Racing
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かつてFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)代表としてF1をリードしたバーニー・エクレストン氏(92歳:イギリス)が、後継者に現レッドブル・レーシング代表であるクリスチャン・ホーナー氏(49歳:イギリス)の名前を挙げ、注目されている。
これはイギリスの有力紙『テレグラフ』に語ったもの。
エクレストン氏の見解では、ドライバー出身の人間はおしなべて視野が狭く、大きな仕事をするには不向きというもの。
一方、チーム代表という組織をまとめる仕事柄、ホーナー氏を高く買っているという。
ただしフェラーリ出身のステファーノ・ドメニカリ/CEOの現職への選出については、自身は関与していないと断じた。
なおF1がリバティ・メディアの手に渡って以降、エクレストン氏にかつてのような影響力はない。
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Nick Chester (C)Renault F1 UK
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元ルノー・チームでテクニカル・ディレクターを務めたニック・チェスター氏が、新規参戦を目論むアンドレッティ親子の『アンドレッティ・グローバル』に参画したと報じられ注目されている。
ルノー・スポールによるかつてのワークス参戦を技術部門の中心人物の一人として支えたチェスター氏は、ルノーが参戦を終えた後もチームを引き継いだ新生ロータス・チームで活躍した。
さらにメルセデスAMGではフォーミュラE参戦に携わっている。
一方アンドレッティ・グローバルは11番目のチームとしてF1参戦に向け活動を広げている際中。
チェスターの豊富な経験をチームのプロジェクト実現に活かしたいところだ。
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Andrea Stella (C)McLaren Racing
2026年シーズン以降のPU(パワーユニット)供給について、レッドブルと交渉しているのでは、と噂になっているマクラーレン・レーシングのアンドレア・ステラ代表が、すでにRBPT(レッドブル・パワートレインズ)のファクトリーを実際に訪問していたことを認めた。
現在メルセデス製パワーユニットを搭載して戦っているマクラーレン・レーシングだが、レギュレーションが大きく変わる2026年以降についてはまだ白紙ということで、他にもホンダと再びコンタクトを取っているとの情報も伝えられている。
これについて同代表は「可能性があるのであればわれわれはそのすべてを選択肢として検討する」と、報道を否定しなかった。
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