2021/10/20

メルセデスAMGチーム、ペトロナス撤退の報道を完全否定

Petronas (C)Mercedes Motorsport 拡大します 急速に広まった『ペトロナス』によるメルセデスAMGチームとのタイトル・スポンサー契約終了のニュースについて、双方ともに「根拠がない報道」としてこれを完全否定した。

 

それによれば両者のパートナーシップ契約は2022年についてもすでに結ばれていて、タイトル・スポンサーとしての関係も継続されることは確定しているという。

 

噂では来年、マレーシアが本拠のペトロナスからサウジアラビアの同じく国営石油会社であるアラムコにスイッチされるというものだった。

|

ピレリ、18インチ径タイヤのテストを完了

Pirelli 18inch Tyre (C)Pirelli Motorsport
拡大します
F1タイヤの独占サプライヤーであるピレリタイヤは、2019年からF1各チームとの協力で行ってきた18インチ径タイヤのテストがすべて終了したことを明らかにした。

18インチ径タイヤは当初2021年から導入される見通しだったが、新型コロナウイルスの影響でテストも一時ストップ。
結局1年延期され2022年からの導入することで落ち着いたもの。
テストは総計2万キロにも達し、地球を約半分廻った計算になるという。

新タイヤは実車テストによるデータを分析すると共にファクトリーでのシミュレーションと合わせて最終スペックが決定されるとのことだ。
新タイヤが正式にお披露目されるのは2022年3月20日決勝のバーレーンGPとなる。

|

ニック・フライ氏、マクラーレン・アプライドのCEOに

Nick Fry (C)Honda Racing
拡大します
マクラーレン・グループは、元ホンダF1等で代表職を務めたニック・フライ氏(65歳:イギリス)が、傘下のマクラーレン・アプライド社の非常勤会長に就任したことを明らかにした。

テレメトリーやECU(エンジン・コントロール・ユニット)の制御などを専門とするマクラーレン・アプライドは今年8月財政難から投資会社に売却されたが、引き続きマクラーレン・テクノロジー・センターをベースに活動を続けている。

イングランド出身のフライ氏は2002年にB.A.R・ホンダ・チームに加入したのを皮切りにホンダF1、ブラウン・グランプリ、メルセデスなどでF1チームを指揮、その後2013年に退社と共にF1の現場からは遠ざかっていた。

|

2021/10/19

レミ・タフィン氏(前ルノー)、『オレカ』入り

Remi Taffin (C)Renault Sport
拡大します
前ルノー・スポールのレミ・タフィン/エンジン・テクニカル・ディレクターが退社、今後はフランスのレーシング・コンストラクターである『オレカ』に移籍することがわかった。

パリの専門学校で機械エンジニアリングを学んだタフィン氏は1998年F3チーム『シグナチュール』に加入してモーターレーシングのキャリアを開始。
翌1999年にはルノー・スポールに加入、F1エンジンのテクニカル・ディレクターを務め、アロンソの連続タイトル獲得に貢献するなどルノーの活躍を支えてきた。

一時はレッドブル・レーシング入りも噂されてきた同氏だが、今後はその経験を活かし、スポーツカーレースにも参画するものとみられる。

|

ペトロナス、メルセデスAMGチームとの契約終了か

Petronas (C)Mercedes Motorsport
拡大します
『ペトロナス』によるメルセデスAMGチームとのタイトル・スポンサー契約が今シーズンで終了するという噂が駆け巡っている。
同社はマレーシアの国営石油会社で、契約は2010年シーズンからスタートした長期に渡るもの。

情報によれば、2022年からは新たに同じ石油会社で今度はサウジアラビアの国営石油会社である『アラムコ』が後継のタイトル・スポンサーになるということだ。
そのアラムコとは同チームの株主でもある『イネオス』が資本関係にあるとみられている。

|

「カレンダー拡大はもう限界」とベッテル(アストンマーティン)

Sebastian Vettel (C)Aston Martin F1 Team
拡大します
F1はこのほど2022年の暫定カレンダーを公開したが、史上最多となる全23戦のスケジュールにベッテル(アストンマーティン)が異論を唱えている。

「僕がF1デビューした当時(2007年)は、年間最大でも17戦くらいだったよ。
テストもあったから、拘束はそれだけじゃなかったけれど、それでも今と比べたら段違いだ。
今じゃ2連戦ばかりか3連戦まである。
来年は全部で年間23戦まで拡大されるんだからね。
この厳しいスケジュールじゃドライバーだけでなく現場のスタッフははもうてんてこ舞い。
観客だって、こんなにレース数が多かったら飽きてしまうことだろうに」と、ベッテル。

ただ「上の連中はドライバーの意見なんて採り上げてくれないけどね」と、自嘲した。

|

2021/10/18

スパフランコルシャン・コース脇の名物建物が消滅

Spa-Francorchamps (C)Pirelli Motorsport
拡大します
ベルギーGPの開催地スパフランコルシャンでは、オー・ルージュ・コーナーが有名だが、その頂上部分にあったシンボルの建物が安全性の観点からコース改修と共に解体となることがわかった。

『シャレー』と呼ばれるこの建物は、アルプス地方を彷彿とされるこのベルギーらしい木造のもので、観客からも惜しむ声が少なくない。
ただこうしたチャレンジングな高速コーナーはいったん事故が起きると重大なものになりやすく、近年多くのサーキットから消えつつあるのが事実だ。

|

エイドリアン・ニューイ氏、交通事故に遭っていた

Adrian Newey (C)RedBull Racing
拡大します
最近のグランプリでは現場に姿をみせていなかったレッドブルのエイドリアン・ニューイ氏(62歳:イギリス)だが、実は交通事故に遭っていたことがわかった。

これはレッドブル・グループの幹部であるヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーがドイツ・メディアに明かしたもので、ニューイ氏はバイク乗車中に事故に遭い、複数回手術を受けていたのだという。

ここ数レース、レッドブルはライバルであるメルセデスAMG勢に後れを取っており、不振の原因として陣営の頭脳であるニューイ氏の不在を挙げる向きもある。
同氏の現場復帰で局面打開が期待されている。

|

メルセデス、「移籍決まってもボタスは身内」

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
拡大します
すでに5年在籍したメルセデスAMGチームから離脱、来季はライバルであるフェラーリ製パワーユニットを搭載するアルファロメオ・レーシングへの移籍が決まっているバルテリ・ボタスだが、発表後もチーム内のポジションに変化はないということだ。

チームは「移籍が決まってもボタスがわれわれの仲間であることに変化はない。
重要な会議にも従来通り参加しているし、彼は身内だからね」と、説明。
またボタス自身も「今もチームの扱いは変わっていない。
僕はハミルトンの個人タイトルとチームのコンストラクターズ・タイトル獲得のために全力を傾注している」と、強調。

来シーズン、ボタスの後任にはすでにジョージ・ラッセル(現ウィリアムズ)の加入が決まっている。

|

2021/10/17

ロサイル・サーキット(カタール)、準備OKと自信みせる

Losail Circuit (C)Redbull Racing
拡大します
新型コロナウイルスの影響で混乱した2021年のF1カレンダーだが、第20戦にノミネートされたカタールGPの開催地であるロサイル・サーキットは、FIA(国際自動車連盟)から指示された改修はすでに整ったと自信をみせた。

それによれば、これまで2輪モトGPの開催地として『グレード1』の資格を持つ同コースだが、4輪のグランプリを開催するにあたってはコース脇の縁石やフェンス、そしてピットロードへの進入部分の改修が求められていたという。

ただ残念ながらこのほど発表された2022年の暫定カレンダーにカタールGPの名前は掲載されていない。

|

グロージャンの事故を教訓にグローブ改善

Romain Grosjean (C)Haas F1 Team
拡大します
昨年の11月に行われたバーレーンGP決勝レースのオープニングラップでガードレールにクラッシュ、マシンを大破させただけでなく大きな炎からの脱出劇を演じたハースF1チームのロマン・グロージャンは、幸い無事に炎から生還したものの唯一左手に火傷を負ったとされる。
このためFIA(国際自動車連盟)はレーシンググローブの耐熱性改善に取り組んできたという。

改善された新しい試作品のグローブはすでに要求される耐熱性を獲得したと報告されるが、残された課題はドライバー自身の着け心地であるとのこと。
FIAのレースディレクターであるマイケル・マシ氏によれば、前戦から一部の選手に実際に試してもらい、フィーリングの報告を受けたと説明。
それによれば一部のブランドに難点があることがわかったが、微調整で解決されるレベルのもので、全体として好感触を得たと自信をみせている。

|

アルピーヌF1、将来的にセカンド・チームの用意

Renault Alpine (C)Renault Sport F1
かつてイギリス『オートスポーツ』誌の編集者だった大物ジャーナリストであるジョー・サワード氏が、アルピーヌF1の将来的な計画について次のように言及して注目を集めている。
それによればアルピーヌF1(前ルノー)は、現在のレッドブル・レーシングに対するアルファタウリのような、カスタマー・チームを擁すべく働いているというもの。

かねてジュニア・ドライバーの育成に熱心な同チームは、現状でもオスカー・ピアストリや周冠宇といった有望な若手ドライバーを擁しているが、シートに空きがなくF1へのステップアップが叶わない状勢となっているためだ。
またエンジン・サプライヤーという面からもカスタマー・チームの存在はメリットが多い。
ちなみに前者は目下F2でランキング1位、後者もランキング2位に位置するF1待機組だ。

一部にアルピーヌは既存チームを買収すべく水面下で動いたと報じられたが、進展は伝わっていない。

|

2021/10/16

アメリカGP主催者、「路面補修は終えた」と説明

Circuit of the Americas (C)Pirelli Motorsport
拡大します

アメリカGPの開催地であるオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズについて、その荒れた路面状況を心配する声が挙がっているが、同サーキットの代表であるボビー・エプスタイン/CEOは、すでにできる限りの対策を終えたと、話した。

2012年からF1グランプリを開催する同サーキットだが、元々地盤が軟弱だったこともあり、これまで度々路面にバンプが生じ、部分的な再舗装を重ねてきた。
これについてFIA(国際自動車連盟)のレースディレクターであるマイケル・マシは「グランプリまでに整備するよう指示を出した」と、説明していた。

果たしてドライバーから合格点が与えられるかどうか、22日(金)には明らかになる筈だ。

|

2022年暫定F1カレンダーが発表される

Start Signal (C)Mercedes Motorsports
拡大します

15日(金)、FIA(国際自動車連盟)は再び全23戦となる次のような2022年の暫定F1カレンダーを発表した。

1. 3月20日  バーレーンGP (サヒール)
2. 3月27日  サウジアラビアGP (ジェッダ)
3. 4月10日  オーストラリアGP (メルボルン)
4. 4月24日  エミリア・ロマーニャGP (イモラ)*
5. 5月08日  マイアミGP (マイアミ)**
6. 5月22日  スペインGP (バルセロナ)*
7. 5月29日  モナコGP (モナコ)
8. 6月12日  アゼルバイジャンGP (バクー)
9. 6月19日  カナダGP (モントリオール)
10. 7月03日  イギリスGP (シルバーストーン)
11. 7月10日  オーストリアGP (シュピールベルク)
12. 7月24日  フランスGP (ル・カステレ)
13. 7月31日  ハンガリーGP (ブダペスト)
14. 8月28日  ベルギーGP (スパ・フランコルシャン)
15. 9月04日  オランダGP (ザントヴォールト)
16. 9月11日  イタリアGP (モンツァ)
17. 9月25日  ロシアGP (ソチ)
18. 10月02日  シンガポールGP (シンガポール)*
19. 10月09日  日本GP (鈴鹿)
20. 10月23日  アメリカGP (オースティン)*
21. 10月30日  メキシコGP (メキシコシティ)
22. 11月13日  ブラジルGP (サンパウロ)
23. 11月20日  アブダビGP (アブダビ)

* 暫定契約
** コースの承認待ち

|

旧豪GPの開催地アデレード・コースが取り壊しへ動き

Damon Hill (C)Williams F1
拡大します
かつて1995年までF1オーストラリアGPの開催地だったアデレードが、近く取り壊しの浮き目に遭うかも知れない。

同グランプリは一部ビクトリアパークを使った市街地特設コース。
地元アデレード市は、公園の再開発に伴いコースだった舗装部分を取り壊す方針を示している。
これには環境問題の専門家からも賛同が得られているというが、F1の遺産として路面を残すべきとの意見もあるという。

そのアデレードでのグランプリ、最後のウィナーはデイモン・ヒル(ウィリアムズ・ルノー)だった。

|

2021/10/15

2022年F1カレンダー、今日(15日)にも発表か

Suzuka Circuit (C)Redbull Racing
拡大します
例年であれば夏休み前後にはもう明らかになっていた翌年のF1開催スケジュールだが、ここのところ新型コロナウイルスに翻弄されていて、2022年のF1暫定カレンダーはまだ公表されていない。
しかし伝えられるところでは、今日(10月15日)にもアナウンスがある見込みという。

ほぼ今年の当初スケジュールが踏襲される見通しとみられるが、果たしてまた全23戦を目論むのか、そして今季初めて一部のグランプリに導入されたスプリントレース予選方式がどこまで拡大されるのか、不透明な部分も多い。

なお親会社ホンダのF1撤退はあったものの、鈴鹿サーキットの日本GPは来年以降も開催する方向とのことだ。

|

レッドブル、イスタンブール・サーキットでプライベートテスト

Alexander Albon (C)Redbull Racing
拡大します
トルコGPの熱気がまだ抜けきらないイスタンブール・サーキットで、チャンピオンシップを争うレッドブル・レーシングがプライベートテストを敢行したことがわかった。
ステアリングを握ったのは同チームのリザーブドライバーであるアレクサンダー・アルボン。

トルコGPでは優勝こそならなかったものの、同チームはフェルスタッペンとペレスが2-3位表彰台に上がるなど多くの果実を得たとみられた。
しかし、実はライバル・メルセデスAMG勢にスピードでまったく太刀打ちできなかったと分析された。

テストはグランプリで走ったばかりの同じサーキットで期間を置かずに走ることによって後れを取った真の原因の分析をするためとのこと。
なおトルコGPで好評だったホライトベースのカラーリングは通常のものに戻されていた。

|

タイヤウォーマー廃止に一部チームから抵抗の声

Tyre Warmer Image (C)Redbull Racing
拡大します
F1は主にコスト削減の見地からタイヤウォーマーの廃止に向け進められているが、これに一部のチームが抵抗の姿勢をみせているという。
これはドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』が報じたもので、チーム名は明らかにされていないが、影響力のある主要チームであるとのことだ。

それによれば、タイヤウォーマーなしではタイヤの温度を上げるのに時間が掛かり、パフォーマンスが発揮できないだけでなく、特定の条件下では冷えたタイヤでは危険なケースが生じるというもの。
ただ本音のところでは、すでに来季に向けてタイヤウォーマーを発注した後であるというチーム事情があると推測されている。

このためタイヤウォーマー完全廃止まで数年を掛けて進めるという折衷案が提起されているとのことだ。

|

ベッテル(アストンマーティン)、「もっと環境問題に技術傾注すべき」

Sebastian Vettel (C)Aston Martin F1 Team
拡大します
F1は地球規模の環境保護に向け、新時代の技術開発を進めようとしているが、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティンF1)は、複数メディアの取材に対しまだ取り組みが不十分であると警告した。

「現状のF1が決して環境に優しくないのは明確なことだ。
せっかくF1には世界中からトップクラスのエンジニアが集まっているのだから、その頭脳を競争だけでなく、新時代を引っ張っていけるような叡知の投入に傾注すべきなんだ。
それにPU(パワーユニット)だけでなく、燃料(バイオ)にも改革の余地はあるだろう。
でないと、F1が時代から取り残されてしまうばかりか、モーターレーシング自体が消滅してしまうかも知れないよ」と、4度のF1チャンピオン。

F1は現在2026年を目途に画期的なレギュレーション設定に向け会議を重ねている。

|

2021/10/14

中国GP、2022年の開催にも疑問符

Shanghai Circuit (C)Pirelli Motorsport
拡大します
F1では2022年の暫定カレンダーを近く発表するものとみられるが、複数のチーム関係者からは中国GPの開催に疑問符が付けられている。
相変わらず原因は新型コロナウイルスの拡散を懸念するもので、中止となればこれで3年連続ということになる。
中国では4月に開催予定の北京冬季オリンピックを成功させることが優先事項となっていて、その他の国際大会の開催は困難なものになっているという。

これを受け、中国GPの開催契約はいったん白紙に戻し、あらためて2023年からの新しい長期(5年か)契約を結び直すというものだ。
なおその場合、4月は再びイモラ・サーキットでのロマーニャGPが代替イベントになる可能性が高いとみられている。

|

«フランツ・トスト代表(アルファタウリ)、「角田には良い経験」