2022/06/28

アルファタウリ、バズ・グループとパートナーシップ契約

Buzz (C)Scuderia Alphatauri
スクーデリア・アルファタウリは、ロンドンに本拠を置く多国籍コングロマリット企業である『Buzzグループ』とパートナーシップ契約を結んだことを明らかにした。
契約は複数年とされている。

これによりアルファタウリはバズ・グループの持つ世界的なモータースポーツ・ネットワークを活かし、若手ドライバーの発掘や育成、マネージメントなどを行っていくという。

バズ・グループ代表である長谷川大祐氏は、「モータースポーツを含むすべてのビジネスは、地球の寿命とそこに住む人々の健康と幸福を守るために、環境に対するポジティブな変化を推進しなければならないと考えている」と、意欲をみせた。

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新規参入アウディはザウバー買収かエンジン供給者か

Audi (C) Audi AG
2026年シーズンのレギュレーション変更に伴い、アウディ&ポルシェ両社の新規参入がほぼ確実となっているが、ポルシェがレッドブル・レーシングへのエンジン・サプライヤー契約を結ぶのが確実とみられる一方、アウディについては既存チームを買収してのワークス参戦になるとの噂が流れていた。

ここに来てそのアウディは、現在アルファロメオF1チームの母体となっているザウバー・モータースポーツ株の25%を手中に収めたと報じられている。
ただチーム買収には25%の株では不足なのは明らかで、果たしてさらなる資本投入が今後もあるのか両社の交渉に注目が集まることになりそうだ。

なおレッドブルとポルシェとの提携は7月のオーストリアGPにも正式発表されるという説が有力になっている。

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2022/06/27

マリオ・イゾーラ(ピレリタイヤ)、カナダGPの接近戦を評価

Max Verstappen (C)Redbull Racing 拡大します 先のカナダGP決勝レースでは、終盤フェルスタッペン(レッドブル)とサインツ(フェラーリ)による壮絶なバトルが繰り広げられ、観客を大いに沸かした。 こについてピレリタイヤは今シーズンから導入された新しいエアロダイナミックスや新開発の18インチ径タイヤが及ぼした影響が大きいと、自讃した。 同陣営のF1責任者であるマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングによれば、「F1に限らずモータースポーツの魅力といえばどちらが勝つか判らないという接近戦にある。 今回のカナダGPでの息を呑む先頭争いは、十分にそれを証明したものだ」と、主張。 また「DRS(ドラッグ・リダクション・システム)などによる『造り出したオーバーテイク』よりも、F1ドライバーたちが繰り出すテクニックを駆使した接近戦のほうがエキサイティングだということだ」と、タイヤ開発者からの視線で持論を展開した。

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ミハエル・シューマッハに『ノルトライン・ヴェストファーレン州賞』

Schumacher Flag (C)Mercedes Motorsports
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ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州は、同州出身の世界チャンピオンであるミハエル・シューマッハ氏に対し、権威ある州賞を授与することを明らかにした。
これは著しい功績を挙げた同州出身者に対して与えられるもの。

授賞式は7月20日にドイツ・ケルンにある『モーターワールド』で行われる。
モーターワールドにはミハエル・シューマッハに関連する数々の記念品が所蔵されているという。
授賞式には妻であるコリーナさんとミック(ハースF1)とジーナさん二人の子どもも出席する予定になっている。

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『ESPN』、アメリカ国内のF1放送権獲得か

USA Image (C)Pirelli Motorsport
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アメリカを代表する放送大手『ESPN』が、同国内のF1放送権を引き続き継続するようだ。

自動車世界一の国であるアメリカでは近年急速にF1熱が高まっていて、これを裏付けるように新しい契約は2025年までの3年間で、年間8000万ドル(約108億円)にも達する金額はこれは今年までのものと比べ50%アップにもなるものという。

なお他に旗を揚げていたのは、いずれも著名な『Amazon』や『Netflix』らであったと伝えられている。

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2022/06/26

レッドブル首脳、「タイトル争いはマシンの信頼性がカギ」

Helmut Marko (C)RedBull Racing
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目下ドライバーズ・チャンピオンシップで1-2位を独占し、コンストラクターズ・ランキングでも1位を走るレッドブル・レーシングだが、同グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは「タイトル獲得にはマシンの信頼性がカギになる」と語っている。

ちなみに今シーズンここまでタイトルを争っているレッドブル陣営もまたフェラーリ陣営も共にマシントラブルでほぼ手中にしていた勝利を逸するというレースに複数見舞われている。

ただ逆にここまで9戦を終え、かつての王者メルセデスAMG勢が一度もマシントラブルに見舞われていないというのは皮肉な事実だ。
同チームは今季完走できなかったのはロマーニャGPのハミルトン(13位)だけであとは5回の表彰台獲得を含めすべてポイント獲得を重ねているものの、しかしランキングは3位に留まっている。
上記マルコ氏によれば、メルセデスはオーバーヒートの兆候があり、レースでペースを落とさざるを得ない弱点があるとのことだ。

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アルファロメオ、設立112周年記念デモ

Alfaromeo 112th (C)Alfaromeo Racing
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アルファロメオの設立112周年を祝い、アルファロメオF1チームのバルテリ・ボタスがイタリア・ミラノで記念のデモンストレーションランを敢行した。

1910年に設立されたアルファロメオは今年で実に112年。
イタリアのスポーツカー・ブランドとしての感謝の気持ちをデモランで表したもの。
ボタスは赤と白にペイントされたF1マシンにより世界的に有名なドゥオーモ広場をスタート、サンバビラ広場、ヌオーヴァ門など歴史的な名所を廻り、最後はガッタメラタからアルファロメオの新しいフラッグシップ店iに到着し走行を終えた。

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ニースF1計画はモナコGPへの圧力か

2022 Scene (C)Pirelli Motorsport
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突然湧いた観光都市ニースでのF1フランスGP計画だが、これをモナコGPに対する圧力とみる向きもあるようだ。

1950年に初開催のモナコGPは誰もが認めるF1を代表する伝統のグランプリだが、それ故に数々の特権が認められてきた。
しかし現在行われているとされる契約交渉では開催権料などで合意が得られていないとされる。
そこで距離も近いニースでの市街地特設コース・グランプリが実現すればモナコへのプレッシャーになることは間違いないだろう。

F1という世界ではこうした魑魅魍魎が以前から指摘されたところなのだ。

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2022/06/25

ホンダ、F1復帰の仰天ニュース

Honda Sakura Factory (C)Honda Racing
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F1は2026年からのレギュレーション変更に伴うアウディ&ポルシェなどのF1新規参入チームの登場が期待されているが、そこへ先にF1撤退をしたばかりのホンダも復活するという仰天ニュースが報じられた。

これはドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』誌が報じたもので、アルファタウリへのPU(パワーユニット)供給、ないしは同チームを買収してのホンダ・ワークス参戦という衝撃的なもの。
ちなみに兄弟チームであるレッドブル・レーシングはポルシェと組むというのが既成の事実で、早ければ今年のオーストリアGP時にもアナウンスされると報じられている。
なおアウディのほうではマクラーレンやアルファロメオらの名前が浮上している。

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ニース、フランスGPの候補地に名乗り

Image (C)Honda Racing
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フランスは著名な観光地コートダジュルに位置するニースが、新たなフランスGPの開催地として名乗りを上げたことがわかった。

現在フランスGPはポールリカール・サーキットを舞台に行われているが、同グランプリの責任者であるエリック・ブイユ氏(元マクラーレン)とは開催権料の減額を求めていてまだ来年以降の契約は結ばれていないと地元の『ウスト・フランス』紙は報じている。

ニースはストリートコースで開催したい考えというが、現在新たな開催候補地は列をなしており、F1のステファーノ・ドメニカリ/CEOによればすんなり新しいフランスGPが実現するかは不透明ということだ。

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アルファタウリ、ピエール・ガスリーとの契約延長正式発表

Pierre Gasly (C)Scuderia Alphatauri
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スクーデリア・アルファタウリは、同チームのピエール・ガスリー(26歳:フランス)との契約を2023年まで延長することで合意したことを正式発表した。

ガスリーは2017年に当時のスクーデリア・トロ・ロッソからF1デビューを果たして以来、6シーズンに渡ってレッドブル・グループに所属、3回の表彰台と3回のファステストラップを記録するなど活躍をみせていた。
2020年のイタリアGPでは自身初、チームとしては2008年のイタリアGP(セバスチャン・ベッテル)以来となる優勝を遂げるなど活躍、再び本家レッドブル・レーシングに戻る道を探っていたが、セルジオ・ペレスの残留が決まったことで断念せざるを得なくなっていたもの。


なお同じく2022年で契約が終了する角田裕毅のほうはまだ来季の契約について明らかにされていない。

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アルボン(ウィリアムズ)、アロンソに「嘆き節」

Fernando Alonso (C)Alpine F1 Team
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ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンは、予選で故意にコースオフなどを行い、黄色信号や赤旗中断を誘発した者について、当該ドライバーのベストタイムを取り消すなど有効なペナルティを与えるべき、と主張した。
名指しこそ避けたものの、これはアゼルバイジャンGPでのアロンソ(アルピーヌ)を念頭に置いたものであるのは明白。

アゼルバイジャンでは予選Q1終了間際、各車が最後のアタックに出たタイミングでアロンソが15コーナーでコースアウト、セッションが黄色信号となったため多くがタイム更新できなかった一方で、黄旗の張本人であるアロンソ自身は直前に出したタイムでQ2進出に成功したもの。
アルボンは「こうしたやりかたは、このスポーツを台無しにするものだ」と厳しく糾弾した。

F1レギュレーションではこうしたケースでペナルティを科すような条項はあるが、適用されたのはモナコGPでの有名なミハエル・シューマッハ事件くらいのものとなっている。

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2022/06/24

スペイン、首都マドリッドで新たなF1招致の動き

Fernando Alonso (C)Ferrari S.p.A
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古くはハラマやヘレス、近年はバルセロナのカタロニア・サーキットでの開催が定着しているスペインGPだが、首都マドリッドでもストリートコースを想定にグランプリ誘致に乗り出していることがわかった。

それによれば、この計画はマドリッド州政府の担当大臣からF1のステファーノ・ドメニカリ/CEOに打診があったというもので、現行のスペインGPとは一線を画すものという。
スペインではバルセロナを中心とする独立志向のカタルーニャ人の勢力が強く、こうした政治的な対立は不思議なことではない。

ただそれでなくとも近年のF1はヨーロッパ地域外での開催増加が流れを作っていて、こうした相容れない動きは珍しくなく、スペインで複数のグランプリ開催が実現するのか極めて不透明な情勢と言えそうだ。

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ニキータ・マゼピンvsハースF1、泥沼の応酬合戦に

Nikita Mazepin (C)Haas F1 Team
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ロシア軍によるウクライナ侵攻の影響により、ハースF1チームから契約解除となったロシア人ドライバーであるニキータ・マゼピンが、契約が履行されず未払いとなっている契約金があるとして同チームを相手に提訴していることがわかった。

それによれば契約解除の時点でそれまでの給与と然るべき退職金が支払われる必要があるが、チームはそれを履行していないというもの。
ハースF1ではまたチームのタイトル・スポンサーだったロシアの国営企業である『ウラルカリ』とも契約解消の騒動で揉めていて、チーム首脳は頭を痛めている。

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ラッセル(メルセデス)、「まだ不振脱却の出口見えてない」

George Russell (C)Mercedes Motorsports
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メルセデスAMGチームが今季開幕から苦しんできたいわゆるポーポシングの問題について、チームは「空力的にはすでに解決した」としていることに対し、同チームのジョージ・ラッセルは「まだ不振脱却の出口見えない」と否定的な考えをみせた。

「ウチの問題点は単にポーポシングだけではなくて、エアロダイナミックスやサスペンションによるメカニカルグリップなど複合的なものが絡んでいるんだ。
しかもそれはサーキット毎に異なる形で現れて、一つのコースで成功してもコースが変わればまた違う問題が出て来る始末。
それに僕らがいるべきポジションは表彰台の一番高い所の筈」と、引き締めた。

それでも次戦イギリスGPの舞台となるシルバーストーンは高速コースなのでメルセデスには向いている筈と、期待をみせた、
ここで過去8勝と段違いの強さを見せてきた僚友ハミルトンを打ち破りたいところだ。

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2022/06/23

ペレス(レッドブル)、前戦のクラッシュで首痛に

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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先週臨んだカナダGPでは、予選でウェット路面に足を掬われバリアにクラッシュを余儀なくされたレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレス、その際に首を痛めていたことがわかった。

「マシンを降りた時は感じなかったんだ。
だからOKを出したんだけど、それから数時間後に傷みを感じ始めたよ。
翌日の決勝レースでは幸か不幸か序盤にギヤボックスの問題でストップしてしまったけれど、もしも最後まで走っていたらさらに患部を悪くしてしまったかも知れないな」

今もなお傷みは完全に引いていないということで、次戦イギリスGPに備え治療に専念しているということだ。
その舞台であるシルバーストーンは高速コースとしてだけでなく、一部路面がバンピーでもあることも特徴のところだ。

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レッドブル&ポルシェ、7月にも提携発表との噂

Porsche F1 (C)Porsche AG
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かねて噂になっているレッドブル・レーシングと新規参入のポルシェとの提携が、7月のオーストリアGP(レッドブルリンク)で発表されるとの見通しが急速に広がっている。
オーストリアGPはレッドブルのホームグランプリであることも信憑性を高めている。

共にフォルクスワーゲン・グループにあるアウディ&ポルシェはF1レギュレーションが大きく変更となる2026年から新規参入、アウディは自らの体制でF1参戦が見込まれる一方、ポルシェのほうはエンジン・サプライヤーとしての参戦が有力とされ、レッドブル・グループとの提携が噂になっていたもの。
ただ今後、現在支援を受けるホンダや、自らのレッドブル・パワートレインズとの関係調整が必須になるとみられる。

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ウィリアムズ、オスカー・ピアストリの英GPデビューを否定

Oscar Piastri (C)Alpine F1 Team
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本来ルノー・チームがジュニアドライバーとして育成してきたオスカー・ピアストリ(20歳:オーストラリア)だが、現在のアルピーヌF1ではレースシートの空きがみられず、2023年のデビューを念頭に、マクラーレン・チームやウィリアムズ・レーシングらとコンタクトを取っていると伝えられている。
さらに追い討ちを掛けるように、カナダGPのパドックでは次戦イギリスGPでウィリアムズ・レーシングからニコラス・ラティフィのマシンでデビューするというショッキングなものも聞かれた。

しかしこれについてウィリアムズのヨースト・カピート代表は「噂話としては面白いが、イギリスGPから交代するというのは、一般論としても現実味がない話だね。
少なくともウチでは、有効な契約を持つアレクサンダー・アルボンとニコラス・ラティフィの今年の戦いを最後まで見極めることが先決だ」と、シーズン途中の交代説を一蹴した。

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2022/06/22

ベルギーGP、2023年のカレンダーから脱落の危機

Spa-Francorchamps (C)Pirelli Motorsport
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2023年のF1カレンダーについては今シーズンの全22戦よりさらに拡大される方向にあることが推定されているが、チャレンジングなスパフランコルシャンを舞台としてドライバーからの支持も厚いベルギーGPも脱落が現実味を帯びてきたようだ。

近年、世界一の自動車大国であるアメリカで複数のグランプリ開催が実現したり、中東など新たな富裕国での開催が増える一方で、伝統的なヨーロッパ・ラウンドのレースがカレンダーから外れるケースが増しているからだ。

近年施設改修が行われたベルギーGPもその例外ではなく、モナコGPなどと共にカレンダー脱落が懸念されていて、懸念する声が高まっている。

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ブレーキが限界だった、フェルスタッペン(レッドブル)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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カナダGP決勝レースをみごとポールTOウィンで飾ったレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンだったが、実はレース終盤マシンにブレーキトラブルを抱えていたことがわかった。

同チームのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーによれば、フェルスタッペンのマシンはライバルであるフェラーリのカルロス・サインツの猛追を受けていて、そのためハードなブレーキングを強いられており、ブレーキの温度が限界まで上昇、あと数ラップレースが続けば、ブレーキが損傷していたかも知れなかったという。

なおその一方、レース序盤に突然ストップした僚友セルジオ・ペレスのトラブルは、ギヤボックスの破損だったとのこと。
ペレスは前日の公式予選でマシンをクラッシュさせていて、あるいはこれが原因の一つだったかもしれないという。

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