2020/09/28

FIA、ハミルトンへのペナルティ・ポイントを取り消し

FIA
FIA(国際自動車連盟)は、ロシアGPスタート前のレコノサンスラップ中に行われたハミルトン(メルセデス)による規定に反した場所でのスタート練習に対し、計10秒のタイムペナルティに加え、さらに計2点のペナルティ・ポイントを科したが、その後チーム側との協議の結果、ペナルティ・ポイントのほうは取り消され、チームへの25,000ユーロ(約307万5千円)という罰金に置き換えたことを明らかにした。

これはハミルトンがこの件について事前にチームに確認していたことが考慮されたものとみられる。
これにより、レース出場停止の12点まであと2点に迫ったハミルトン(メルセデス)のペナルティ・ポイントはこれまで通りの8点に留まることになった。

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ホンダ系チーム、決勝レースコメント(9/27)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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ソチ・オートドロームで行われたロシアGPの決勝でAston Martin Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが2位表彰台を獲得、そのほかの3台もトップ10でレースを終え、Hondaパワーユニットを搭載するマシン4台全車がポイント獲得を果たしました。

Red Bullのアレクサンダー・アルボンは10位、Scuderia AlphaTauri Hondaは母国GPのダニール・クビアトが8位、ピエール・ガスリーが9位に入賞しています。
Honda PUとしては、2019年のモナコGP以来の全車ポイント獲得です。
また、フェルスタッペンの表彰台登壇で、2015年のF1復帰以来のポディウム獲得回数が第三期F1活動の19回を超え、20回となりました。

フェルスタッペンは前日の予選で見事な走りを見せて2番手となりましたが、偶数側グリッドはホコリが多く、やや加速がしづらいコンディションでした。
スタートでは一時4番手までポジションを落とすも、直後のアクシデントでセーフティカーが導入される前に3番手まで挽回します。

このセーフティカーは、ターン2でカルロス・サインツ(マクラーレン)がクラッシュを喫したことによって出動。
予選後のギアボックス交換でペナルティーを受けて15番手からスタートしたアルボンも、その影響を受けて最後方へと下がったため、ピットインしてソフトタイヤからハードへと交換して隊列に加わりました。

9番グリッドからソフトタイヤでスタートしたガスリーは、7番手までポジションを上げ、ハードタイヤを選択したチームメートのクビアトはポジションを維持したままリスタートを待ちました。

レース再開後、ガスリーは18周目、フェルスタッペンは25周目にピットインして、ハードタイヤに交換。
ピットタイミングの遅いクビアトは、これによって一時3番手を走行します。
クビアトは30周目までピットインを引っ張り、ミディアムタイヤに交換すると8番手でコースへ復帰しました。

各車がピットインを終えると、フェルスタッペンは2番手でレースを進めます。
10秒のタイム加算ペナルティーを受けたルイス・ハミルトン(メルセデス)が3番手に上がってきましたが、その差を10秒以上つけながらフィニッシュまで走りきり、2位表彰台を手に入れました。
これは、Red Bull RacingにとってロシアGPでの初表彰台となります。

クビアトはキミ・ライコネン(アルファロメオ)の前方でレースを進め、ソチはオーバーテイクが難しいコースとして知られており、その後方ではガスリーがライコネンを抜きあぐねながら走行。
レース終盤にクビアトは前方のエステバン・オコン(ルノー)に追いつき、オーバーテイクを仕掛けますが、追い抜きには至らず、8位でチェッカーフラッグを受けました。

ガスリーは残り11周でわずかにバーチャルセーフティカーが導入されたタイミングで2度目のピットインを行い、ミディアムタイヤに交換。
コースへ戻ると、アルボンとランド・ノリス(マクラーレン)をオーバーテイクして9位でフィニッシュしました。

序盤のセーフティカー走行中にハードタイヤを履いたアルボンは、27周目にピットへ入り、ミディアムタイヤを履く2ストップ作戦を採用。
一時は最後尾を走りましたが、アントニオ・ジョヴィナッツィ(アルファロメオ)をターン13のアウト側からオーバーテイクするなど、見事な走りを見せて10位入賞を果たしました。

次戦は2週間後、10月9日(金)~11日(日)に、ドイツのニュルブルクリンクで第11戦アイフェルGPとして開催されます。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(決勝 2位)

「このサーキットはあまり僕らとの相性がよくないということを考えると、今日の2位は喜ぶべきものだと思います。
久しぶりにチームのために多くのポイントを取れたこともよかったです。
グリッド内側はグリップが低いので、スタート直後の数コーナーはなかなか難しかったのですが、それでもすぐにダニエル(・リカルド)を抜き返すことができました。
ミディアムタイヤではオーバーステアが出てしまい、メルセデスのマシンを追いかけるのが難しかったのですが、ハードタイヤに交換したあとは速さがあり、自分自身のレースに集中することができました。
久しぶりに表彰台を獲得できてうれしく思っていますし、このサーキットでボッタス選手の8秒後ろでのフィニッシュというのもいい結果だと思います」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(決勝10位)

「今日は1ポイントを得るために多くの仕事をしなければならず、簡単なレースではありませんでした。
序盤はハードタイヤを履いて集団の中での走行となり、なかなかオーバーテイクできずに大きくロスしてしまいました。
ミディアムタイヤに交換してからは少しよくなったので、できるだけ順位を上げようと取り組みましたが、なかなか難しく、フラストレーションの溜まるレースでした。
常にトラフィックの中にいてクリーンエアで走れず、一つもいいラップはありませんでした。
ギアボックス交換のペナルティーを受けたので、今日はダメージを最小限に抑えるレースでしたから、すでに頭をドイツへと切り替えています。
2週間後はもっとスムーズなレースウイークになればと思います」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(決勝 8位)

「今までホームGPはあまりうまくいっていなかったので、今日は本当にうれしいです。
タフなレースで、戦略を機能させるために常にプッシュしなければなりませんでしたが、こういうレースが僕は好きです。
ハミルトンが後ろにいたときも、数周の間は彼を抑えることができたほどで、今日のペースは素晴らしいと思いました。
僕はいつも日曜の決勝では強さがあるので、今日も朝から自信がありました。
7位が見えていただけに、オコンを抜けなかったことには悔いが残ります。
僕らのほうが速かったのですが、このコースでのオーバーテイクは、現代のF1マシンでは難しかったです。
今日のドライビングには満足していますし、チームに貴重なポイントをもたらすことができました。
マシンも、ペースもいいので、残りのシーズンでもプッシュし続け、願わくはチャンピオンシップでの順位を上げられればと思います」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(決勝 9位)

「簡単なレースではありませんでした。
いいスタートを切って7番手を走っていましたが、レース中盤でアレックス(・アルボン)とキミ(・ライコネン)と競っている際に多くの時間を失ってしまいました。
シャルル(・ルクレール)には抜かれてしまいましたが、僕もスピードはあったので、なんとか抜き返そうとしていました。
もしもバーチャルセーフティーカーがもう少し長ければ、僕が行ったピットストップが有効だったと思うのですが、予想よりも短いタイミングで終えてしまったので、逆にポジションをロスしてしまいました。
それでも、ポジションを取り戻すために何台かのマシンを抜くことができました。
マシンがよかっただけに少し残念ですし、いいペースだったのでもう少しいい成績を残せたのではと思っています」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のロシアGPの決勝は、Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手がレース序盤から2番手をキープし、メルセデスの2台に割って入る2位表彰台を獲得しました。

チームメートのアルボン選手は15番手スタートで簡単ではありませんでしたが、2ストップ戦略を確実に活かし、最後はポイント圏内の10位までポジションを上げるという力強いレースを見せてくれました。
Scuderia AlphaTauri Hondaの2台もスタート時の波乱を避けてクビアト選手が8位、ガスリー選手が9位と2台入賞を果たしました。
2人ともいくつものオーバーテイクを見せ、いいパフォーマンスだったと思います。

Honda勢は4台とも完走し、昨年のモナコGP以来の全車入賞と、ここ数戦のことを考えるとよい状態でレースを終われたと感じています。

ここから欧州に戻り、1週間空けてドイツでのレースになります。
ニュルブルリンクは現行レギュレーションでは初走行となりますので、十分シミュレーションなどで検討し、準備を整えて臨みたいと思います」

提供:本田技研工業(株)

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FIA、表彰台のメッセージ服装制限に動く

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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FIA(国際自動車連盟)が、F1表彰式でのドライバーの服装について制限を設ける方向で動いていることがわかった。

これは、トスカーナGPの表彰式で、優勝したルイス・ハミルトン(メルセデス)が黒人差別への非難メッセージが描かれたTシャツを着て参加したことによるもののようだ。
その黒いTシャツには「ブリオナ・テイラーを殺した警察官を逮捕せよ」とのメッセージが描かれていたということで、これが問題になっているとのことだ。

今回のロシアGPでのブリーフィングでは、3位までに入ったドライバーは表彰式でレーシングスーツ以外のものを着て出てはならないと通知された模様だ。

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ハミルトン(メルセデス)にペナルティ・ポイント2

FIA

ロシアGPのレーススチュワード(審査委員)は、27日(日)行われた決勝レース前のレコノサンスラップで、規定外の位置からスタート練習をしたとして、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に対しペナルティ・ポイント1点×2を科したことを明らかにした。
ハミルトン(メルセデス)にはレース中すでに5秒×2のタイム・ペナルティが科せられている。

ペナルティ・ポイントは連続する12か月で累積12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため次のレースに出場できないことになるが、ハミルトンはこれで危険水域のトータル10点ということになった。

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2020/09/27

ロシアGPはボタス優勝、フェルスタッペンは2位でゴール

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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9月27日(日)14時10分(日本時間:20時10分)から今季F1第10戦ロシアGPの決勝レースがソチ・サーキットを舞台に行われた。
今回から最大3万人を限度に観客を入れての開催となっている。
スタート時の天候は晴れ、気温は29度、路面温度41度、路面はドライコンディションで決勝レース中に雨が降る心配はないとされている。
なおアルボン(レッドブル)はギヤボックス交換により5グリッド落ちの15番手に後退スタートとなっている。

スタート前のレコノサンスラップでハミルトンが規定の位置から外れてスタート練習をしたとして審議対象とされたことが通告された。
オープニングラップで今回もアクシデント、サインツ(マクラーレン)、ストロール(レーシング・ポイント)がストップ、ノリス(マクラーレン)は最後尾に落ちた。
セッションはイエローコーションとなりセーフティカーが入った。
アルボンら後方集団の中には早くもタイヤ交換を済ませるマシンも現れる。
この時点での順位はハミルトン、ボタス、フェルスタッペン、オコン、リカルド、ペレス、ガスリー、ルクレール、マグヌッセン、グロージャン、クビアト。

6周目に混乱なくレースは再開。
審議対象だったハミルトンには5秒×2のタイムペナルティが科せられた。
ペナルティを消化したハミルトンは一時11位まで順位を落とした。
さらにリカルド(ルノー)にも2コーナーでの規定コース外走行でゲインを得たとして5秒のタイム・ペナルティが。

53周のレースを終え、トップでチェッカーフラッグを受けたのは3番手スタートのボタス(メルセデス)。
開幕戦のオーストリアGP以来となる今季2勝目で自身通算9勝目。
2位にフェルスタッペン(レッドブル)で今季7回目の表彰台、3位にここまで追い上げたポールスタートのハミルトン(メルセデス)。
以下4位ペレス(レーシング・ポイント)、5位リカルド(ルノー)、6位ルクレール(フェラーリ)、7位オコン(ルノー)、8位母国グランプリのクビアト(アルファタウリ)、9位ガスリー(アルファタウリ)、10位アルボン(レッドブル)までが入賞。
アルボンには終了間際リカルドと同じく規定コース外走行で5秒のタイム・ペナルティが科せられたが順位に影響はなかった。
ホンダ・パワー勢は4台すべてがみごとポイント獲得を果たした。

以下、11位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、12位マグヌッセン(ハース)、13位ベッテル(フェラーリ)、14位ライコネン(アルファロメオ)、15位ノリス(マクラーレン)、16位ラティフィ(ウィリアムズ)、17位グロージャン(ハース)、18位ラッセル(ウィリアムズ)までが完走。
リタイヤはストロール(レーシング・ポイント)とサインツ(マクラーレン)の2台となった。

なおF1ロシアGPに先駈けサポートレースであるF2の第2レースに参戦した日本の角田裕毅は6位に入り、ランキングを3位まで上げて今回のソチ2戦を終了したことがわかった。
最終的にランキング4位以内なら念願のスーパーライセンス発給に達するが、まだ4-5位らとのポイント差は小さく予断を許さない。

F1第11戦アイフェルGPは再来週、10月11(日)14時10分(日本時間:22時10分)からニュルブルクリンクを舞台に全60周で行われる。

ロシアGP決勝レースの結果はこちら
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ライコネン(アルファロメオ)、ピットレーン速度違反で罰金

FIA
ロシアGPのレーススチュワード(審査委員)は、26日(土)行われたフリー走行3回目セッション中、キミ・ライコネンにピットレーン速度違反があったとして、アルファロメオ・レーシングに対し1,000ユーロ(約12万3千円)の罰金を科したことを明らかにした。

それによればライコネンは制限60キロのところを70.3キロで走行したとのこと。
通常のグランプリでは制限80キロだが、ソチはピットレーンが狭いため、モナコ等と同様60キロに制限されている。
なおレギュレーションでは1,000ユーロを上限として制限を超えたキロ数に100ユーロを乗じた金額の罰金が科せられることが決まっている。

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ギリギリのハミルトン(メルセデス)は「再始動のため」

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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ロシアGPの予選Q2セッション中に起きた赤旗中断からの再開時、ポールポジションの本命であるルイス・ハミルトン(メルセデス)はまだQ2を突破できるだけのタイムを記録していなかった。

このためわずか2分15秒というセッションの残り時間で有効なアタックラップを完遂するには早めにピットレーン出口に並ぶ必要があったが、ハミルトンの姿はなかなかガレージから現れず、ファンをヤキモキさせることとなった。

これについてメルセデスAMGチームのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは、予選後次のように説明した。
「ピットレーンに並ぶのをギリギリまで遅らせたのは、大気中にエンジンストールするのを最大限待ちたかったからだ。
なぜなら、ウチのクルマには外部からの助けを経ずにエンジンを再スタートさせる機能がないからね」という意外な本音。

結果的にはアタックに間に合いQ3進出を果たしたものの、ハミルトンにとっては危うい場面だった。

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ホンダ系チーム、公式予選コメント(9/26)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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ロシアGPの予選は、Honda PUを搭載した3台がトップ10のポジションを獲得。
2番手のマックス・フェルスタッペンは明日の決勝をオーストリア以来のフロントローからのスタートになります。

Honda PU勢の4台は順調にQ2に進出しましたが、Q2の終盤にベッテル(フェラーリ)のクラッシュで赤旗中断となると、波乱含みのフィニッシュになりました。

アレクサンダー・アルボンは最終ラップで大きくポジションを上げ、フェルスタッペン、ピエール・ガスリーと共にQ3進出を決めます。
ダニール・クビアトは残り2分で再開されたセッションでタイムを伸ばせず、トップ10から0.053秒差の12番手でQ3進出を逃しました。
クビアトは明日の決勝ではタイヤ選択の自由があり、幅のある戦略が立てられるポジションからのスタートになります。アルボンとガスリーはQ2でタイムを出したソフトタイヤで決勝をスタート。
Q2終盤をソフトタイヤで走ったフェルスタッペンですが、その前にミディアムタイヤで記録したタイムでQ3進出を果たしたため、決勝はミディアムタイヤでスタートします。
Q3ではフェルスタッペンが最初の走行で3番手に付けると、最終走行ファイナルラップのターン2でトウを使い、2番手でフィニッシュ。
メルセデスの2台の間に割って入り、明日の決勝はフロントローからスタートします。

他の2台は、僅差の戦いの中でガスリーが9番手、0.008秒差のアルボンが10番手になりました。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選 2位)

「2番手に入れるとは予想していませんでした。
こういうことはあまり言わないのですが、今日は今までの予選の中でもベストの一つだったと思います。
Q1、Q2はマシンバランスに苦しみましたが、Q3に向けて安定するように改善したところ、特に2回目の走行でうまく機能しました。
もちろんポールポジション獲得や優勝に向けて戦えることが一番ですが、今シーズンは常にそれが狙えるとは思っていません。
ですので、メルセデスの2台に割って入りフロントローを獲得できたのは、満足できる結果だと思っています。

明日のレースは路面がきれいでない側のグリッドからスタートするので不利な面もありますが、ミディアムタイヤでスタートするというアドバンテージもあります。
スムーズなスタートができれば、ここではその後のトウの影響が大きいので、ターン2に入るまでに、何かを起こせるかもしれません。
メルセデスの2台はレース全般をとおしていいペースで走ると思うので倒すのは簡単ではありませんが、今日の結果には満足していますし、想像以上の結果を引き出せたと思っています」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(予選10位)

「今日の予選Q3で何が起こったのか、今の時点ではよく分かっていないので、この後エンジニアたちと一緒に分析をする必要があると思っています。
Q1とQ2はまずまずだったのですが、他のマシンがQ3でタイムを上げていた中で、僕たちだけが改善することができませんでした。
マシンのポテンシャルを出し切り、僕もいいラップを走れたと思っていたので、なぜこのような結果になったのか難しいところです。
いくつか小さなことを変えて、あとコンマ数秒上げることはできたかもしれませんが、結果としてはライバルに対してそれ以上の差がついており、何が起こっているのかよく分からないのですが、とにかく懸命に作業をするしかありません。
何台かのマシンがスピンを喫したり、トラックリミットを超えていましたが、それはFP3から予選に向けて風向きが大きく変わったためだと思います。
明日もっと順位を上げるために、ここから分析を行います。
1コーナーまでの距離が長く、あらゆることが起こり得ますので、そのなかで自分たちのできる限りのことを行っていくのみです」

【ダニール・クビアト(アルファタウリ)】(予選12位)

「いい走りができましたし、明日はいいポジションからスタートできるので、予選の結果には満足しています。
Q2での赤旗中断は残念でしたが、決勝はチャンスの多い面白いものになると思います。
中断がなかったらQ3に進出できていたと思います。
今日はマシンのフィーリングがよかったですし、昨日もまずまずだったので、レースペースではいい走りができると思います。
決勝ではチャンスを逃すことなく、ポイント獲得を狙います」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(予選 9位)

「昨日のフリー走行は普段よりも難しかったので、今日の結果には満足しています。
ショートランで望んだようなパフォーマンスが出せなかったので、予選に向けて自信があったわけではありません。
ですので、明日の決勝のスターティンググリッドには満足しています。
マシンは決勝に向けていい形に仕上がっていると思います。
ロングランでの走りは力強いですし、望んだバランスになっています。
中団は手強いライバルが多いですが、決勝ではいい戦いをしたいです。
最近の決勝ではアクシデントが多いので、そのようなことが起こった際には確実に機会をモノにしたいと思います」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のロシアGP予選は、Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手が2番グリッド・フロントローを獲得しました。
彼の今季最高の結果に並び、かつチームにとってこのサーキットでの予選ベストリザルトということで、非常にいい結果だと思います。

一方、Honda PU勢3台が予選Q3に進出したものの、非常に混戦の中でScuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手が9番手、Red Bull Racingのアルボン選手が10番手と、こちらは厳しい結果となりました。
また、母国GPとなったクビアト選手は、赤旗の影響により難しい戦いになったQ2において、わずか0.05秒差でQ3進出を逃し12番手と、悔しい結果になりました。

明日のレースでは、フェルスタッペン選手はトップ10の中でメルセデスの1台と共にミディアムタイヤでのスタートとなり、他のマシンもそれぞれ入賞可能なポジションからのスタートとなります。

両チーム共に金曜のロングランのペースもよかったので、レースに向けて期待を抱いています。いいレースができるよう、明日に向けて更に準備を進めます」

提供:本田技研工業(株)

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ウォルフ氏(メルセデス)、ドメニカリ氏/CEO抜擢を評価

Toto Wolff (C)Mercedes Motorsports
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元フェラーリ・チーム代表であるステファーノ・ドメニカリ氏(55歳:イタリア)のF1/CEO(最高経営責任者)就任が正式発表されたことについて、一時同じくその候補に挙げられていたトト・ウォルフ氏(メルセデス)は次のように言及した。

「ドメニカリは経験豊富で立派な人間なので、この抜擢には大賛成、リバティ・メディアの判断に敬意を表する。
彼はこのスポーツにたいしての知識が豊富だし、正しい判断が下されると確信しているよ」と、ウォルフ氏。

また自身について聞かれると、「そういう噂は耳にしていたけれど、そもそもリバティ・メディア側から正式な打診などはなかった。
かりに僕が選ばれたとしてもおそらく、フェラーリは同意しなかっただろうがね」と、シニカルな受け答えをみせた。
ただこれによりF1はいっそうフェラーリ色の強いものになったと言えそうだ。

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ルノー・チーム、アロンソにテスト機会を提供か

Fernando Alonso (C)Renault Sport F1

来シーズン、2006年以来となるルノー・チームへの古巣復帰が決まっているフェルナンド・アロンソはすでにエンストンにある同チームのファクトリーやグランプリ現場のモーターホームを訪ねるなど待ちきれない様子だ。

本人はシーズン終了後に行われるアブダビ合同テストへの参加も希望しているとのことだが、規定上この実現は難しそうだ。
このため同チームでは、プロモーションのために許されるいわゆる『フィルミングデー』の機会を提供し、要望に応えたい意向という。
同チームでは今シーズン、まだ一日分のフィルミングデー日程を残していることがわかっている。

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2020/09/26

ロシアGP予選、フェルスタッペン(レッドブル)が最前列に

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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9月12日(土)15時(日本時間:21時)からソチ・サーキットを舞台に2020年F1第10戦ロシアGPの公式予選が始められた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

Q3の1回目アタックではハミルトン、ボタス、フェルスタッペン、リカルド、ペレス、サイン、オコン、アルボン、ガスリー、そしてノリスの順。

最終アタックを終えた結果、トップはさらにタイムを短縮したハミルトン(メルセデス)で1'31.304のベストタイムでポールポジション。
5戦連続のポールで今季8回目、自身通算96回目となる快挙。
2番手は最後に巻き返したフェルスタッペン(レッドブル)で今季3回目となるフロントロウスタートを確保してみせた。
3番手は自身のアタック最後にフェルスタッペンにスリップストリームを使われ逆転された形のボタス(メルセデス)。
以下、4番手ペレス(レーシング・ポイント)、5番手リカルド(ルノー)、6番手サインツ(マクラーレン)、7番手オコン(ルノー)、8番手ノリス(マクラーレン)、9番手ガスリー(アルファタウリ)、そして10番手アルボン(レッドブル)というトップ10グリッドになった。
上位ではフェルスタッペンとボタスがミディアムタイヤ゛てのスタートの模様だ。
ロシアGP決勝レースは27日(日)これまでより早く14時10分(日本時間:20時10分)から全53周で行われる。

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予選Q2、ベッテル(フェラーリ)がクラッシュ、赤旗中断に

引き続きロシアGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
また上位10台はここでベストタイムを記録したタイヤが明日・決勝レースのスタートタイヤとなる。

1回目の走行ではリカルド(ルノー)がトップに立った。
しかし2度目のアタック途中、ベッテル(フェラーリ)がクラッシュして赤旗中断に。
残り時間は2分15秒しかなく、もう一度アタックするにはかなり忙しい状況。
この時点でハミルトン(メルセデス)は15番手だ。

再開に向け各車ピットレーンに並ぶがハミルトンの姿は後方。
レーシング・ポイントの2台はオーバーヒートの模様でガレージに戻される。
トップはリカルド(ルノー)、続いてボタス(メルセデス)、サインツ(マクラーレン)、なんとか間に合ったハミルトン(メルセデス)、ペレス(レーシング・ポイント)、ノリス(マクラーレン)、ガスリー(アルファタウリ)、アルボン(レッドブル)、フェルスタッペン(レッドブル)、オコン(ルノー)までがQ3進出。
フェルスタッペン(レッドブル)は最後にスローダウンしてミディアムタイヤによるスタートを選択した。

ここでの敗退はルクレール(フェラーリ)、クビアト(アルファタウリ)、ストロール(レーシング・ポイント)、ラッセル(ウィリアムズ)、そしてクラッシュしたベッテル(フェラーリ)の5台となった。

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予選Q1、クビアト(アルファタウリ)3番手タイム

9月12日(土)15時(日本時間:21時)からソチ・サーキットを舞台に2020年F1第10戦ロシアGPの公式予選Q1が始められた。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は曇り、セッション開始時の気温は26度、路面温度は34度、近くに雨雲はあるがコースはドライコンディションとなっている。

ここでのトップはボタス(メルセデス)、続いてハミルトン(メルセデス)、3番手にここがホームグランプリとなるクビアト(アルファタウリ)、以下オコン(ルノー)、フェルスタッペン(レッドブル)、リカルド(ルノー)、ペレス(レーシング・ポイント)、ガスリー(アルファタウリ)、ノリス(マクラーレン)、ストロール(レーシング・ポイント)、アルボン(レッドブル)、サインツ(マクラーレン)、ラッセル(ウィリアムズ)、ルクレール(フェラーリ)、ベッテル(フェラーリ)までがQ2進出。
ここでの敗退はグロージャン(ハース)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、マグヌッセン(ハース)、ラティフィ(ウィリアムズ)、そしてコースアウトして最後のアタックができなかったライコネン(アルファロメオ)の5台となった。

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ロシアGPフリー3回目、メルセデスAMG勢が1-2タイム

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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9月26日(土)12時(日本時間:18時)からソチ・サーキットを舞台に2020年F1第10戦ロシアGPのフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は曇り、セッション開始時の気温は26度、路面温度38度、コースはドライコンディションと報告されている。

なおF1フリー走行に先駈け行われたサポートのF2ソチ戦1レースで、ミック・シューマッハが優勝、ポールスタートの角田裕毅は2位でフィニッシュしたことがわかった。
角田はこれによりランキング4位に上げ、現段階でF1スーパーライセンスの有資格者に復帰となっている。

60分のセッションだが、グリーンライトになってもまだ各車様子見が続き、最初にタイムを記録したのは今回好調のマクラーレン(ノリス)だった。
25分過ぎ、5コーナーでガスリー(アルファタウリ)がコースアウトするも、危うくクラッシュは免れた。
最速はハミルトン(メルセデス)で1'33.279、ボタス(メルセデス)が1'34.055で続いた。
以下、サインツ(マクラーレン)、オコン(ルノー)、ペレス(レーシング・ポイント)、フェルスタッペン(レッドブル)、ベッテル(フェラーリ)、ストロール(レーシング・ポイント)、クビアト(アルファタウリ)、リカルド(ルノー)と続いた。
ペレスに進路を塞がれたガスリー(アルファタウリ)は11番手、アルボン(レッドブル)は19番に留まったがコースオフでタイムを取り消されたためだ。

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ホンダ系チーム、フリー走行コメント(9/25)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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ロシアGPの初日金曜日。Honda PU搭載のAston Martin Red Bull RacingとScuderia AlphaTauri Hondaの4台は多くの走行テストを行い、多忙な一日となりました。

今日のセッションからAston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペンと、Scuderia AlphaTauriのガスリー、クビアトの3台のマシンは、新たなICE、ターボチャージャー、MGU-HとMGU-Kを投入しました。
年間のPU使用計画に沿ったもので、ムジェロでのトラブルなどとの関連性はありません。

レースウイークの幕開けとなったFP1では何度か赤旗や黄旗に見舞われましたが、二つのチームにとっては実りあるセッションとなりました。
他のドライバーたちが低いグリップコンディションに悩む中、フェルスタッペンは力強い走りで3番手をマーク。
クビアトは最終コーナーでスピンをしながらも彼のホームサーキットでのFP1にて7番手。
その0.024秒差でアルボンが8番手、そしてガスリーが10番手となり、ホンダPU搭載の4台が全車トップ10でFPを終え、いい滑り出しをみせました。

続くFP2はややタイムの上がらないセッションとなりました。
FP1のクビアトと同じく、FP2ではフェルスタッペンが最終コーナーでスピン、全体7番手にてセッションを終えています。
そのフェルスタッペンとわずか0.1秒差ではありましたが、ガスリーは11番手、そしてアルボン12番手、クビアト13番手と続きました。
トップ4とタイム差0.5秒もないガスリーが11番手ということから、今回も接戦のとなることがうかがえる結果となりました。

Honda としても、初日の金曜日午後、4台のマシンが走った133周の周回により、このレースウイークに必要な多くのデータを得ることができました。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(3-7番手)

「このソチのコースは僕たちにとって相性のいいコースではないのですが、今日行われた両セッションでそれぞれ違うダウンフォースレベルを試し、どれが最適なオプションかを検討しました。
FP2はもう少しいい結果が出せていた筈でしたが、マシンであらゆることを試すことができました。
作用したことも、効果がなかったこともありましたが、明日の予選へ向けていい方向性を見出すことができました。
明日の予選は厳しい戦いになるので、トップ3に入るのは少し難しいかもしれません。
しかし、レースペースは十分に戦える手応えを感じているので楽しみです。
ルノー勢の調子のよさも目立ちますが、僕たちはまず適切なダウンフォースレベルの見極めに集中するべきだと思っています。
予選は接戦となるでしょう。
そして僕たちが表彰台を獲得するには、あともう少し調整が必要になりますが、このレースウイークはいい戦いができそうです」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(8-12番手)

「ソチは僕たちにとって得意なサーキットの一つ、とは過去を見てもいえないコースで、今日のフリー走行を経てもその印象に変わりはなかったように思えました。
僕とマックス(フェルスタッペン)のマシンそれぞれで違うことを試したので、その中から改善に向けたセットアップを見つけられることを願っています。
このレースウイークはハードな一戦になるとは予想していました。
昨年に比べて中団争いのレベルが上がっているので、今日のセッションでも分かった通り接戦になることでしょう。
走った感触はそう悪くはなかったのですが、同時に特別に速さを感じることもなかったので、できる限り改善をし、予選に備えるという大きな課題があります。
ここのようにタイヤに厳しいサーキットは、どうタイヤをマネージしていくかがカギとなります。
マシンの最適なバランスが見つかれば、ショートランで速さをみせることができますし、ロングランになっても同じことがいえます。
現段階ではどちらの場合でもなにかが足りていないので、明日の予選までに改善点を見つけ出したいと思います」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(7-13番手)

「今日はいくつかテストしたことがあり、周回も多く走れたので満足できた初日になりました。
まだマシンバランスの調整が必要なこともありますが、色々試しながら土曜日の予選へ向けて調整を行うというのが金曜日の過ごし方だと思っています。
このレースウイークは気温が高くなることが予想されています。
ですが、どのようなコンディションでもマシンの力を最大限に発揮できるように努めていきたいと思っています。
今夜から明日の朝まで十分な調整ができれば、予選Q3まで進出することも可能だと信じています」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(10-11番手)

「FP1ではバーチャルセーフティーカーや赤旗中断などさまざまなことが起こったので、クリーンに走行できたセッションとはいえませんでしたが、FP2では悪くなかったと思います。
僕らのレースペースはいいようですし、ロングランでのマシンバランスにいい感触を得ています。
予選でのQ3進出を目指すにあたり、まだなにか足りないところがあると思うので、今晩の分析をもとに改善を行い、明日もう一歩前進できればと考えています」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「ヨーロッパ大陸を離れて初のフライアウェイ・レースとなる、ロシアGPの初日が終了しました。
大きな問題もなくスムーズな一日となり、2チーム4台のマシンが多くのラップを重ねることができました。
滑りやすい路面やセッション中のトラフィック、マシンのバランスがまだ決まりきっていないことなどにより、ポジション的にはあまりよい結果を得られませんでした。
ここから今日集めたデータを解析して、車体・PUともに最適化を行い、明日以降のセッションに向けた準備を進めていきます」

提供:本田技研工業(株)

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ステファーノ・ドメニカリ氏、F1/CEO(最高経営責任者)決定

Stefano Domenicali (C)Ferrari S.p.A
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アメリカの専門誌『レーサー・マガジン』が報じた通り、元フェラーリ・チーム代表であるステファーノ・ドメニカリ氏(55歳:イタリア)のF1/CEO(最高経営責任者)就任が正式発表された。

2017年にアメリカのメディア関連企業である『リバティ・メディア』がF1を買収して以来、同職に就いてきたチェイス・キャリー氏の後任ということになる。
同氏によれば、課題だった新しいコンコルド協定の合意に成功したいま、将来への道筋が付いたとして2020年末での勇退を決めたもの。

イモラ出身のドメニカリ氏は1991年フェラーリ社に入るとムジェロ・サーキットのレースディレクターを始め管理部門で経験を積み、2008年には現FIA会長であるジャン・トッド氏の後任としてフェラーリ・チームの代表を7年に渡って務めたことで知られる。
その後はランボルギーニ社のCEOの他、FIAでF1を含むシングルシーター委員会の委員長も務めている。

なおこれにより、FIAの会長がトッド氏、F1マネージング・ディレクターがロス・ブラウン氏、そしてF1代表がドメニカリ氏とすべてフェラーリ出身者が占めることになる。

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ペレス(レーシング・ポイント)、また冷遇か

Sergio Perez (C)Racing Point
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前戦のトスカーナGPでチームメイトのランス・ストロールだけにバージョンアップが施され、自身は旧スペックでの戦いを余儀なくされたレーシング・ポイントのセルジオ・ペレスだったが、今回のロシアGPでもこの『冷遇』は繰り返されているようだ。
これは、前戦に続いて今回も二人のマシンには差別化が行われたとみられるからだ。

トスカーナGP決勝レースではバージョンアップしたストロールのマシンが大破して多くのパーツが損傷したため、ファクトリーでは修復のためのパーツを急きょ製作しなくてはならなくなった。
しかしアップデートは渦中のブレーキダクトからフロントウィング、フロアパネル、サイドポッド、エンジンカウルにまで及ぶということで、今回再びペレスのマシンのアップデートが見送られたとのこと。

これについてパドックではすでにチームはストロール主体の姿勢に転じたとの見方が専らだ。
それでもペレスはフリー走行初日、ストロールを両セッションとも上回ってみせている。

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2020/09/25

フリー2回目、メルセデスAMG勢が際立つ速さみせる

Sochi Circuit (C)Pirelli Motorsport
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9月25日(金)15時(日本時間:21時)から引き続きソチ・サーキットを舞台に2020年F1第10戦ロシアGPのフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は28度、路面温度37度、コースはドライコンディションとなっている。
フリー走行1回目でクラッシュしたラティフィ(ウィリアムズ)のマシンも序盤の20分ほどまで作業に費やしたものの無事コースに復帰している。

多くのチームが決勝レースを見据えたロングランに力を入れた中、それでもメルセデスAMG勢の2台は際立つ速さをみせつけた。
トップはボタスで1'33.519、これに0.267秒の差でハミルトンが2番手。
『その他』の中で最速だった3番手はリカルド(ルノー)だったが、ボタスからはは丸1秒もの大差が横たわった。
4-5番手にマクラーレンのサインツ&ノリス、以下ペレス(レーシング・ポイント)、フェルスタッペン(レッドブル)、ルクレール(フェラーリ)、オコン(ルノー)、ベッテル(フェラーリ)の順。
ホンダ・パワー勢残りの3台はガスリー(アルファタウリ)、アルボン(レッドブル)、そしてクビアト(アルファタウリ)の順で11-13番手に並んだ。

ロシアGPフリー走行2回目の結果はこちら
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フリー1回目、ラティフィ(ウィリアムズ)がクラッシュ

Sochi Circuit (C)Pirelli Motorsport
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9月25日(金)11時(日本時間:17時)からソチ・サーキットを舞台に2020年F1第10戦ロシアGPのフリー走行1回目セッションが始められた。

天候は晴れ、セッション開始時の気温は26度、路面温度は低く24度、コースはドライコンディションと報告されている。
ピレリは今回、5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という柔らかい部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なお最も柔らかいC5の登場はこれが今季初ということになる。

珍しくフェルスタッペン(レッドブル)からコースイン。
45分が経過した頃、ラティフィ(ウィリアムズ)が10コーナーでコースアウト・クラッシュ。
今回初の赤旗中断となった。
10分ほどの中断で再開したこのセッションのトップタイムはボタス(メルセデス)で1'34.923。
これに0.507秒差でリカルド(ルノー)、そしてフェルスタッペン(レッドブル)0.654秒差で続いた。
以下、ペレス&ストロールのレーシング・ポイント勢、オコン(ルノー)、クビアト(アルファタウリ)、アルボン(レッドブル)、ベッテル(フェラーリ)、ガスリー(アルファタウリ)の順、ホンダ・パワー勢はいずれもトップ10内に入った。
ルクレール(フェラーリ)は11番手、ブレーキに苦戦していたハミルトン(メルセデス)は19番手に留まったが、スロースタートはいつものこだ。
このあと15時(日本時間:21時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

ロシアGPフリー走行1回目の結果はこちら
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ダイムラー社、メルセデスAMGチーム売却の噂を否定

Mercedes 3 Pointed_Star (C)Mercedes Motorsport
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元F1チームオーナーであるエディ・ジョーダン氏が語ったスイスの大手化学メーカー『イネオス』によるメルセデスAMGチーム買収話だが、現場の責任者であるトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターに続き、親会社に相当する『ダイムラー社』のスポークスマンもまたこれを否定している。

これはドイツの通信社『DPA』(Deutsche Presse-Agentur)が報じたもの。
それによれば同スポークスマンは、「われわれがF1から撤退するという話は根拠のないものだ。
われわれは引き続きモータースポーツの頂点であるF1に関わっていくつもりであるし、それがメルセデスAMGチームいう形であることは疑いのないところだ。
そしてそこにはハミルトン、ボタス、そしてウォルフらの名前があることも間違いない」と、語っている。

ただこれもあくまでも『現時点で』という括りのつくのがF1という世界でもある。

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