2021/08/02

2位のベッテル(アストンマーティン)、燃料規定違反で失格

FIA
ハンガリーGPのレーススチュワード(審査委員)は、決勝レース終了採取採取されるべき燃料サンプルの提出がなかったとして2位でフィニッシュしたセバスチャン・ベッテル(アストンマーティンF1)の失格を明らかにした。

ベッテルはゴール後のクールダウンラップ途中で停止、規定により燃料サンプル1リットルを採取しようとしたが、残量が少なく0.3リットルほどしかできなかったもの。
テクニカル・オフィサーの報告を受け、レーススチュワードはレギュレーションに基づき失格を決めた。
これにより3位のハミルトン(メルセデス)以下、一つずつレース結果が繰り上がることとなった。
なおアストンマーティンF1はこの件についてFIA(国際自動車連盟)に上訴する構えをみせている。

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多重事故の責任でストロール(アストンマーティン)にもペナルティ

FIA
ハンガリーGPのレーススチュワード(審査委員)はまた、1日(日)行われた決勝レースのオープニングラップで起きたもう一件の事故について、アストンマーティンF1のランス・ストロールに責任があるとしてボタスと同じく次戦5グリッド降格のペナルティを科したことを明らかにした。

それによれば、ルクレール(フェラーリ)がリタイヤに追い込まれた事故は、当時路面が非常に滑りやすかったことを考慮しても、ストロールの責任が大きいとした。

なおストロールにはさらに2点のペナルティ・ポイントが科された。
ペナルティ・ポイントは連続する12か月で累積12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため次のレースに出場できないことになるが、ストロールはこれで通算6点となった。

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多重事故の責任でボタス(メルセデス)にペナルティ

FIA
ハンガリーGPのレーススチュワード(審査委員)は、1日(日)行われた決勝レースのオープニングラップで起きた多重事故について、メルセデスAMGチームのバルテリ・ボタスに責任があるとして次戦5グリッド降格のペナルティを科したことを明らかにした。

それによれば、事故はボタスがノリス(マクラーレン)に追突したことから起き、自身を始めノリスやペレス(レッドブル)らをリタイヤに追い込み、さらに多くのクルマにダメージを負わせたことは、当時路面が非常に滑りやすかったことを考慮しても、ボタスの責任は大きいとした。

なおボタスにはさらに2点のペナルティ・ポイントが科された。
ペナルティ・ポイントは連続する12か月で累積12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため次のレースに出場できないことになるが、ボタスはこれで通算4点となった。

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大波乱のハンガリーGPはオコン(アルピーヌ)が初優勝

Esteban Ocon (C)Alpine F1 Team
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8月01(日)15時(日本時間:22時)から今季F1第11戦アハンガリーGPの決勝レースがハンガロリンクを舞台に全70周で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は27度、路面温度38度、雨は降ったもののすでに路面はドライコンディションとなっているがスタート前のセレモニー中に再び雨粒が落ちて来る状況。
前日の予選結果により、メルセデスAMG勢は2台共にミディアムタイヤ・スタート、一方レッドブル勢は共にソフトタイヤでのスタートになる。
しかしフォーメーションラップ直前、全車インターミディエイトの装着となった。
スタート直前、ジョビナッツィ(アルファロメオ)がピットイン。
オープニングラップ、ハミルトンの後ろで多重接触。
ボタス、ルクレールらがストップ、イエローコーションに。
ボタスがノリスに追突、さらにレッドブル勢を押しやったようだ。
2周目、赤旗中断に。
この時点でハミルトン、オコン、ベッテル、サインツ、角田裕毅、ラティフィ、アロンソ、ラッセル、ライコネン、シューマッハ、ガスリー、リカルド、フェルスタッペン、マゼピン、ノリス、ジョビナッツィの順。
すでにボタス、ルクレール、ストロール、ペレスがストップしている。

約30分ほどの中断を経てスタンディングスタートで再スタート。
すでに晴れ間がみえていて、ハミルトン以外慌ただしくドライへのタイヤ交換にピットイン。
ハミルトンだけが翌周にピットイン、最後尾になる。
レースはオコンがリード、ベッテル、ラティフィ、角田、サインツ、アロンソ、ラッセルの順。
アルファロメオ・レーシングのライコネン&ジョビナッツィは揃って危険リリースにより10秒のタイムペナルティが科せられる。

70周の長いレースを終え最初にチェッカーフラッグをかいくぐったのは再スタート時からトップに立ったアルピーヌF1のエステバン・オコン(24歳:フランス)。
もちろん初優勝で、これまでは昨年のサクヒールGPでの2位が最高だった。
2位は最後までオコンを脅かし続けたアストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテル。
3位は最後尾から猛烈な追い上げをみせたハミルトン(メルセデス)。
4位サインツ(フェラーリ)、5位アロンソ(アルピーヌ)、6位ガスリー(アルファタウリ)、ガスリーはファステストラップも記録している。
7位久々の入賞となった角田裕毅(アルファタウリ)、8位ラティフィ、9位ラッセルのウィリアムズ・コンビでうれしい今季初ポイント獲得を果たした。
10位満身創痍のマシンで走り切ったフェルスタッペン(レッドブル)でここまでが入賞。
以下、11位ライコネン(アルファロメオ)、12位リカルド(マクラーレン)、13位シューマッハ(ハース)、14位ジョビナッツィ(アルファロメオ)までが完走。
リタイヤはマゼピン(ハース)、ノリス(マクラーレン)、ペレス(レッドブル)、ストロール(アストンマーティン)、ルクレール(フェラーリ)、そしてボタス(メルセデス)と多きに渡った。
F1はしばしの夏休みに入り、次戦はスパフランコルシャン・サーキットで行われるベルギーGP(8月29日決勝)になる。

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2021/08/01

シューマッハ(ハース)、最後尾スタート認められる

FIA
ハンガリーGPのレーススチュワードは、ハースF1チームから提出されていた同チームのミック・シューマッハの決勝レース出走について、これを認めることを明らかにした。

公式予選に先駈けて行われたフリー走行3回目セッションでクラッシュしたシューマッハは、修復が間に合わず予選通過タイム(ポールタイムの107%)を記録できなかった。
しかしフリー走行初日にシューマッハは有効なタイムを記録していたため、決勝レースへの出走が認められたもの。

なおシューマッハのマシンはクラッシュのせいでギヤボックスを交換したため5グリッド降格のペナルティを受けるが、元々最後尾のためグリッドに実質的な影響はない。

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ホンダ系チーム、公式予選コメント(7/31)

Max Verstappen (C)Honda Racing
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ハンガリーGPの予選は、Hondaパワーユニット勢3台がトップ5入りを果たしました。

前日に続き気温が高い中で、タイヤの温度管理が厳しいコンディションとなる中、Scuderia AlphaTauri Hondaの角田裕毅がQ1で16番手に。
初日のクラッシュの影響で走行時間が不足したこともあり、Q2進出を逃しました。

Q2でも気温は高いままとなり、Red Bull Racing Hondaは1度目のアタックでミディアムタイヤでの突破を試みるも、2回目のアタックでソフトタイヤでタイムを更新。
マックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークし、ピエール・ガスリーが3番手、セルジオ・ペレスが4番手に続きます。
3台ともソフトタイヤでの突破となったため、明日のレースもこのタイヤでスタートします。

Q3では、さらに路面状況が変化し、それまでよりもわずかにタイムが出ない状況でしたが、1回目のアタックでフェルスタッペンが3番手、ペレスが4番手につけます。
最終アタックでは、Red Bull Racingの2台がメルセデス勢の後方となってコースインしましたが、フェルスタッペンはタイムを更新できずに3番手のまま。ペレスは時間内にアタックへ入れず、そのまま4番手となりました。

ガスリーは最終アタックでタイムを更新し、ペレスからわずか0.062秒差の5番手に。
今季4度目の予選トップ5入りを果たしました。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のハンガリーGP予選は、昨日に比べ外気温は若干下がったものの30℃近く、また路面温度は60℃という環境下で行われました。
その中で、Red Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手が3番手、ペレス選手が4番手と2列目のグリッドを獲得しましたが、フロントローに並んだライバルのメルセデス2台の後ろのからのスタートとなったことは、明日のレースに向けて厳しい結果だと感じています。

Scuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手は昨日からの好調を維持して5番手と、以前のペースを取り戻し、前戦からの挽回を見せてくれました。
角田選手については上手くマシンがまとまらず、残念ながら16番手という結果になりましたが、粘り強く明日はポジションアップを目指してほしいと思います。

ハンガロリンクは一周の距離が短いこともあり、明日のレースは70周と多くの周回を重ねます。
長いレースの中で各車ポジションアップを図れるよう、ここからも準備を進めていきます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選 3位)

「レースウイーク全体で少し後れを取っていましたが、それが予選でも同様になってしまいました。
Q3でのラップはQ2よりも下がりましたが、何らかの原因で同じだけのグリップが得られませんでした。
それが路面なのかタイヤに関連するものなのか分かりませんが、プッシュするには少しバランスが悪くなり、次々とコーナーを迎えるコースなので、一か所で感覚がよくないと、その次も同様になってしまいます。

最後のアタックではタイムを落としてしまいましたが、もう少し速いアウトラップができればバランスはもっとよかった筈ではあるものの、それでポールポジションが獲れたとは思っていません。
3番手というのは望んでいた結果ではなく、満足はできませんが、隣からスタートするチェコ(ペレス)とともにまだ諦めていないので、レースで何ができるか確認していきます。
明日はとても暑くなるはずなので、ソフトタイヤでのスタートというのもいい戦略になると思います。
ソフトはミディアムほど持ちませんが、スタートでは役に立つ筈です。
このコースではスタートがとても重要なので、最高の結果を持ち帰るためにも、いい形で戦えるようにしていきます」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(予選 4位)

「予選を通じて、マシンの感触が確かによくなっていきました。
可能性を感じていたので、最後のアタックができなかったことは本当に残念です。
十分な余裕があると考えていましたが、残念ながらそうならずにアタックができませんでした。
今日はメルセデス勢が非常に強力だと分かっていましたが、明日は彼らに大きなプレッシャーをかけられればと思います。
僕らは異なる戦略を採りますし、スタートも楽しみです。
このコースでは1つか2つのコーナーで上手くいけば、大きくラップタイムを向上させられます。
理想のシナリオは、僕らが前に出てポジションを維持することですが、長いレースなので何が起きるか分かりません」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(予選16位)

「今週末はずっとマシンバランスに苦しんでいて、難しい状況です。
FP3では走行時間を最大限確保して昨日失った時間を挽回しようとしました。
そこでペースを徐々に上げて、一周をまとめきるいいラップもできたと感じています。
予選には自信を持って臨みましたし、グリップは少し不足していると感じたものの、ラップ自体は悪くなかったと思います。
チームメートと大きな差がどこでできているのか理解できていないので、今夜はエンジニアと話してレースに向けてデータを確認する必要があります。
過去にも走行経験がある好きなサーキットなので、そこでもっと上位からスタートできないことはフラストレーションが溜まります」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(予選 5位)

「今日はものすごくうれしいです。
メルセデス、Red Bullに続く位置につけられたことは、なかなかいい気分です。
フェラーリは強そうに見えたので、彼らより上位になれて驚きましたが、だからこそ自分たちのパフォーマンスに満足しています。
レースペースでは僕らを上回るマシンがいることも分かっているので、レースは簡単にはいかないと思います。
ただ、ここではグリッドポジションがとても重要ですし、明日はできるだけ上位を目指して全力で戦います。
シャルル(ルクレール/フェラーリ)やランド(ノリス)とのバトルが本当に楽しみです。
ここはオーバーテイクが難しいので、うまくディフェンスを続けて5位を守れるようにしていきたいと思います」

提供:本田技研工業(株)

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危険ピットリリースでアルファロメオに罰金

FIA
ハンガリーGPのレーススチュワード(審査委員)は、31日(土)行われたフリー走行3回目セッション中、アントニオ・ジョビナッツィのマシンに危険なピットリリースがあったとしてアルファロメオ・レーシングに5千ユーロ(約65万円)の罰金を科したことを明らかにした。

それによればジョビナッツィは、ピットレーンをストロール(アストンマーティン)のマシンが走行しているにも関わらず、ガレージからコースインして危うく大きなアクシデントになりかねない接触を引き起こしたというもの。

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マゼピン(ハース)、「シューマッハとの仲は問題ない」

Nikita Mazepin (C)Haas F1 Team
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共に2021年のルーキードライバーであるニキータ・マゼピンとミック・シューマッハは、同じハースF1チームからのF1デビューを果たしたチームメイト同志だが、このところ二人は不仲説で持ちきりだ。

これについてマゼピンは、「僕とシューマッハは同じ目的で協力し合うチームメイトで二人の関係に何も問題はないね。
悪い噂を振りまく人たちは、いずれも外部の無責任な連中であることがわかったよ。
真相なんて何もわからない癖に、悪意を持って虚言を並べ立てるんだ」と、力説。

それでも現実には、ロシアの富豪である父親ドミトリー・マゼピン氏の影響で来季のハースF1残留が確実視されるニキータのせいで、シューマッハのほうはアルファロメオ・レーシングへの移籍が余儀なくされているとの噂が持ちきりだ。

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2021/07/31

ハンガリーGP予選、ハミルトンPP! メルセデスAMG勢が席巻

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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7月31日(土)15時(日本時間:22時)からハンガロリンクを舞台に2021年F1第11戦ハンガリーGPの公式予選が行われた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

Q3ラスト、10台による熾烈なタイム争いの結果、ハンガリーGPのポールポジションを獲得したのは最初のアタックでベストを決めたハミルトン(メルセデス)。
1'15.419のタイムで今季3回目、自身通算101回目となる栄誉を手にした。
2番手ボタス(メルセデス)で1'15.734、3番手フェルスタッペン(レッドブル)でこちらは1'15.840だった。
以下、4番手最後のアタックに間に合わなかったペレス(レッドブル)、5番手ガスリー(アルファタウリ)、6番手ノリス(マクラーレン)、7番手ルクレール(フェラーリ)、8番手オコン(アルピーヌ)、9番手アロンソ(アルピーヌ)、10番手ベッテル(アストンマーティン)の順。
なおQ2でのフェルスタッペンのタイヤがソフトなのに対し、メルセデスAMGチームの二人はミディアムで乗り切っていて、これが明日の決勝レースに影響を及ぼすかも知れない。
ハンガリーGP決勝レースは1日(日)15時(日本時間:22時)から全70周で行われる。

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予選Q2、サインツ(フェラーリ)がクラッシュ

引き続きハンガリーGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
また上位10台はここでベストタイムを記録したタイヤが明日・決勝レースのスタートタイヤとなる。

1回目の走行ではハミルトン、フェルスタッペン、アロンソ、ベッテル、ガスリー、ボタス、ペレスの順。
さらにルクレール(フェラーリ)が2番手タイムを記録した直後、チームメイトのサインツが最終コーナーでクラッシュしセッションは赤旗中断に。

セッション再開、最後のアタックを終え、トップはフェルスタッペン(レッドブル)。
2番手ノリス(マクラーレン)、3番手ガスリー(アルファタウリ)、4゛んてペレス(レッドブル)、5番手アロンソ(アルピーヌ)、6番手ハミルトン(メルセデス)、7番手ルクレール(フェラーリ)、8番手ボタス(メルセデス)、9番手オコン(アルピーヌ)、10番手ベッテル(アストンマーティン)までがQ3進出。

ここでの敗退はリカルド(マクラーレン)、ストロール(アストンマーティン)、ライコネン(アルファロメオ)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、そしてノータイムのサインツ(フェラーリ)の5台となった。

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予選Q1、角田裕毅(アルファタウリ)精彩なく脱落

7月31日(土)15時(日本時間:22時)からハンガロリンクを舞台に2021年F1第11戦ハンガリーGPの公式予選Q1が始められた。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は29度、路面温度は58度、コースはドライコンディションとなっている。
なお直前のフリー走行でクラッシュしたシューマッハ(ハース)のマシンはまだガレージでスクリーンで隠しながら作業中だ。

ここのトップはフェルスタッペン(レッドブル)、2番手ハミルトン(メルセデス)、3番手ボタス(メルセデス)、4番手サインツ(フェラーリ)、5番手ガスリー(アルファタウリ)、6番手ストロール(アストンマーティン)、7番手ノリス(マクラーレン)、8番手ルクレール(フェラーリ)、9番手ベッテル(アストンマーティン)、10番手アロンソ(アルピーヌ)、11番手ペレス(レッドブル)、12番手オコン(アルピーヌ)、13番手ライコネン(アルファロメオ)、14番手リカルド(マクラーレン)、15番手ジョビナッツィ(アルファロメオ)までがQ2進出。

ここでの敗退は角田裕毅(アルファタウリ)、ラッセル(ウィリアムズ)、ラティフィ(ウィリアムズ)、マゼピン(ハース)、そして走れずにノータイムだったシューマッハ(ハース)の5台となった。

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フリー3回目、今度はシューマッハ(ハース)クラッシュで赤旗

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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7月31日(土)12時(日本時間:19時)からハンガロリンクを舞台に2021年F1第11戦ハンガリーGPのフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は予報に反し晴れ、セッション開始時の気温は26度、路面温度50度、コースはドライコンディションとなっている。

43分過ぎ、11コーナーでシューマッハ(ハース)がスピン、コースアウトしてクラッシュ。
セッションは赤旗中断に、ドライバーは自力でマシンを降り、メディカルカーにより運ばれた。
マシンは左フロント部分を大破していて、2時間後に行われる予選が心配される。
約9分後にセッション再開、残り時間が少ないため、各車一斉にコースインとなった。
ジョビナッツィ(アルファロメオ)がガレージから出る際にストロール(アストンマーティン)と接触、この件は審議対象とされた。

トップタイムはハミルトン(メルセデス)で1'16.826、2番手フェルスタッペン(レッドブル)の1'16.914、以下番手ボタス(メルセデス)、4番手サインツ(フェラーリ)、5番手ルクレール(フェラーリ)、7番手ペレス(レッドブル)、8番手リカルド(マクラーレン)、9番手アロンソ(アルピーヌ)、10番手ストロール(アストンマーティン)だった。
ガスリー(アルファタウリ)は11番手、ベッテル(アストンマーティン)13番手、角田裕毅(アルファタウリ)14番手だった。
この後15時(日本時間:22時)から公式予選が行われる。

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ホンダ系チーム、フリー走行コメント(7/30)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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第11戦ハンガリーGPがハンガロリンクで開幕し、初日のフリー走行では、Red Bull Racing Honda、Scuderia AlphaTauri Hondaともに好調なペースを見せました。

気温の高い中でのFP1となりましたが、マックス・フェルスタッペンがトップタイムをマーク。
2番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)とは0.061秒差でした。
Scuderia AlphaTauriもピエール・ガスリーが5番手につけ、幸先のよいスタートになりました。

セルジオ・ペレスが8番手、角田裕毅は12番手となりました。
角田は、このセッションで2回のスピンを喫し、1度目はターン9でリアが流れてコースアウトしたものの、接触は免れました。
2度目はよりスピードの高いターン4で同様のスピン。
マシン後部がバリアに接触してストップしたため、セッションは赤旗中断となりました。
角田にケガなどはなかったものの、マシンは修復に時間を要し、FP2での走行時間が大幅に少なくなりました。

FP2では、フェルスタッペンがマシンのハンドリングに苦しむ場面も見られましたが、3番手で終了。
ペレスが5番手、ガスリーが6番手につけました。
角田はセッションが残り2分となる頃にようやくコースインし、1回のみアタックできました。このタイムで17番手となっています。

シルバーストーンではスプリント予選開催によりスケジュールが大幅に変わりましたが、今週末は通常通りのフォーマットでの開催となっており、明日土曜日の午前中にFP3が行われます。
ここで、車体、パワーユニットともに最後の調整を行い、予選に向かいます。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日は気温が30℃を超え、真夏の陽射しによって路面温度が60℃を超す中で、ハンガリーGP初日の走行が行われました。
FP1ではScuderia AlphaTauri Hondaの角田選手がスピンしてマシンを損傷、その修復でFP2の大半を失った点は残念でしたが、Red Bull Racing Hondaを含め、その他は順調な一日でした。

先日のイギリスGPで大きなクラッシュを喫したフェルスタッペン選手は、本人がフィジカル面で問題なくドライブできたこと、またPUもクラッシュの影響がなく機能していることを確認できたのはポジティブな結果でした。

本日の状況はまだまだですので、明日に向けて多くの作業が必要です。
パフォーマンスが拮抗していることに加えて、全長の短いこのサーキットでの予選は非常にタイトな争いになると思います。
今日得たデータを分析して、チームとともに明日の予選に向けて最適化を図っていきます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(1-3番手)

「今日は全体的に簡単な一日ではありませんでした。
FP1とFP2のそれぞれで、いくつかの調整や確認を行い、何が機能し、どの部分が機能していないのかといったことを見ていきました。
今夜は多くのことを分析しなければいけませんが、すごく大きな課題があるというわけではないので、そこまで心配していません。
今日は路面温度が非常に高かったのですが、この後は雨の予報もあるので、面白いことになるのではと思っていますし、楽しみにしています」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(8-5番手)

「今日はロングランでもショートランでもマシンの感触がよかったです。
両セッションともにトラフィックに引っかかったので、タイムはまだ上げられると思いますし、明日の予選ではもっと向上できる筈です。
週末を通じて天候が変化する予報が出ているので、予測できない部分はありますが、それで有利になるかもしれないので、何が起きるか様子を見ていかなくてはなりません。
ここまでいい形で進んでいますし、明日の予選前に向上を果たすためにどうすればいいかも明確になっているので、ここから先も期待が持てると思います」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(12-17番手)

「今日は本当にがっかりしています。
FP1でミスをして走行時間を失くしてしまいました。
マシンのリアがとてもナーバスな感じで、特に高速コーナーでその傾向があり、ピエール選手と比較して僕が大きくタイムをロスしている部分でした。
これを改善しようとトライしていましたが、マシンのコントロールを失ってウォールにヒットしてしまいました。
不運にもギアボックスにダメージがあり、午後に走行するためにはチームに大きな労力を強いてしまいました。
メカニックたちが素晴らしい仕事ぶりでセッション終了前に修復を完了してくれて、FP2では1ラップのアタックをすることができました。
僕にとってもエンジニアにもこのデータが役に立つので、今夜しっかりと確認していきます」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(5-6番手)

「 今日はとても満足のいく一日になりました。
シルバーストーンではやや苦戦しただけに尚更ですし、パフォーマンスを取り戻せたのはいいことです。
マシンは今日のような暑いコンディションでも感触がよかったです。
今週末はアルピーヌのマシンがとても速そうに見えるので、彼らを予選で上回るためにも、今夜はハードワークをしなければなりません。
今夜から明日の午前にかけて雨が降る可能性があるので、明日は異なる路面コンディションになるかもしれません。
マシンのペースはよさそうなので、明日は自信を持って臨むことができます」

提供:本田技研工業(株)

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ハミルトン(メルセデス)、「レッドブルのほうが速い」

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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ハンガリーGPのフリー走行初日を終え、ライバルを抑えて1-2タイムを記録したメルセデスAMGチームだが、ルイス・ハミルトンはそれでも「レッドブルのほうが速い」と、警戒感を顕わにした。

「僕らのマシンにはもう大きなアップデートが投入されることはなく、マシンの戦闘力はアップしていない。
だからここハンガロリンクでもきっとレッドブル勢の優位は続いている筈さ。
今シーズンは開幕から彼らのほうがウチより先を行っているからね。
だからここで楽に勝てるなんてことはないけれど、でも彼らを苦しめることはできると思う。
そのためにも明日の予選がここでは大切なことになるよ」と、ハミルトン。

ハンガロリンクはミッキーマウス・サーキットという異名があるように、ツィスティーでオーバーテイクが難しいとされていて、予選の重要性がかねて指摘されている。

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FIA公聴会、レッドブルの事故再審理請求を棄却

FIA
ハンガリーGPのグランプリウィークに当地で行われたイギリスGPにおけるハミルトン&フェルスタッペンのアクシデントについて、FIA(国際自動車連盟)の公聴会はレッドブル・レーシングによる再審理請求を棄却したことがわかった。

この件についてはすでにレーススチュワードがレース中に、ハミルトンの側に責任があるとして10秒のタイムペナルティを科したが、レッドブルは当時得られなかった新証拠が見つかったとしてFIAに再審理を請求していたもの。

提出された新証拠は事故当時のGPSデータ等であったと伝えられているが、公聴会では処分を覆すに至るものではないとの結論を出したことになる。

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2021/07/30

フリー2回目、メルセデスAMG勢が余裕の1-2タイム

Hungaroring (C)Pirelli Motorsport
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引き続きハンガリーGPはフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は31度、路面温度60度、コースはドライコンディションとなっている。
なお1回目のセッションでクラッシュした角田裕毅(アルファタウリ)のマシンはセッションがスタートしてもまだガレージで作業が続けられている。
コクピットに収まって再走を待っていた角田がようやくコースインできたのは残り時間わずかに2分というところ。

このセッション最速はいずれもメルセデスAMG勢で1-2。
ベストタイムはボタス(メルセデス)の1'17.012、2番手0.027秒差でハミルトン(メルセデス)、3番手フェルスタッペン(レッドブル)、4番手オコン(アルピーヌ)、5番手ペレス(レッドブル)、6番手ガスリー(アルファタウリ)、7番手アロンソ(アルピーヌ)、8番手ベッテル(アストンマーティン)、9番手ノリス(マクラーレン)、10番手がストロール(アストンマーティン)だった。
最低限の走行を果たした角田裕毅(アルファタウリ)は17番手だった。
明日はフリー走行3回目セッションと注目の公式予選が行われる予定となっている。

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ハンガリーGPフリー1回目、角田裕毅クラッシュで赤旗

Hungaroring (C)Pirelli Motorsport
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7月30日(金)11時30分(日本時間:18時30分)からブダペストのハンガロリンクを舞台に2021年F1第11戦ハンガリーGPのフリー走行1回目セッションが始行われた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は30度、路面温度52度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは今回5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間の部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なおアルファロメオ・レーシングではこのセッション、ライコネンに替わり開発&リザーブドライバーであるロバート・クビサを起用している。

40分過ぎ、4コーナーで角田裕毅(アルファタウリ)がスピン、コースアウトしてマシン後部をクラッシュさせ、セッションは赤旗中断となった。
8分ほどでセッション再開。
結局ここでのトップタイムはフェルスタッペン(レッドブル)の1'17.555。
これにボタス(メルセデス)が0.061秒差で続いた。
以下、3番手ハミルトン(メルセデス)、4番手サインツ(フェラーリ)、5番手ガスリー(アルファタウリ)、6番手アロンソ(アルピーヌ)、7番手ルクレール(フェラーリ)、8番手ペレス(レッドブル)、9番手ノリス(マクラーレン)、10番手ストロール(アストンマーティン)だった。
角田裕毅(アルファタウリ)はクラッシュ前のタイムで12番手、ベッテル(アストンマーティン)は13番手だった。
このあと15時(日本時間:22時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

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イギリスGPの事故で、今週末公聴会開催へ

Image (C)Honda Racing
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前戦イギリスGP決勝レースのオープニングラップで起きたハミルトン(メルセデス)とフェルスタッペン(レッドブル)のアクシデントについて、レッドブル・レーシングが事故の再審理を申し立てたことから今週のハンガリーGPウィークに公聴会が開かれることとなった。

レッドブルのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは、この公聴会で新たな証拠を開示するとし、審理結果に自信をみせているという。

このアクシデントではハミルトンの側に事故の責任があったとして10秒のタイムペナルティが科せられたが、ハミルトンはこれを受けたうえでも優勝してみせた。
レッドブル側はハミルトンへのペナルティは軽すぎ、出場停止に値すると意気込んでいるが、多くの関係者の見方は否定的のようだ。

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鈴鹿サーキット、日本GPのチケット販売に苦慮

Japanese GP (C)Ferrari S.p.A 拡大します F1日本GPの開催地である鈴鹿サーキット(モビリティランド)は、7月末としていたグランプリ・チケット販売を暫時延期することを発表した。
延期期日は未定ということで、明確にされていない。

 

これは、新型コロナウイルスの影響でまだ日本GPでも中止の可能性が否定できないためとみられる。
今年はホンダF1の最終年、また角田裕毅(アルファタウリ)の活躍もあり、特に開催したいところ。
大会の冠スポンサーでもある親会社のホンダは、日本政府と緊密に連絡を取っているということだが、まだ最終結論は出されていない。

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ハンガリーGPの週末、土・日にわか雨の可能性

Hungaroring (C)Pirelli Motorsport
拡大します

今週、ハンガロリンクで開催される2021年F1第11戦ハンガリーGPの開催地であるブダペスト地方の天候について、地元気象台はフリー走行の金曜日は曇りであるものの、公式予選の行われる土曜日、決勝レースの日曜日ともにいずれも曇り所により雨が降る可能性を伝えている。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
7月30日(金) フリー走行 曇り 20- 34度 10%
7月31日(土) 公式予選 曇り所により雨 19- 31度 50%
8月01日(日) 決勝レース 曇り所により雨 16- 32度 60%

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