2020/07/08

アルファロメオ、次戦フリー走行にクビサ起用

Robert Kubica (C)Ex.BMW Sauber F1
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アルファロメオ・レーシングは、今週行われるシュタイヤーマルクGPのフリー走行1回目セッションに、同チームのリザーブドライバーに就任したロバート・クビサ(35歳:ポーランド)を起用することを明らかにした。
クビサがステアリングを握るのはアントニオ・ジョビナッツィのマシンになる予定で、キミ・ライコネンとのベテラン・コンビということになる。

若手ドライバーの起用と異なり、複数のチームでの豊富なテストと実戦経験を持つクビサの『C39』ドライブは、多くの貴重なインフォメーションを開幕苦戦したチームにもたらす筈だ。

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ルノー、今季のアロンソ起用は否定

Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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先にスペイン国内のメディアが報じたルノー・チームによるフェルナンド・アロンソの起用説だが、これについて同チームのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターはテレフォニカ傘下の携帯電話事業者『モビスター』で次のように語っているという。

その中で同氏は、実際にアロンソと交渉の場を持っていることは認めながらもこれは来年以降のことで、噂のような今シーズン中にリカルドと交替する可能性は否定したもの。
「今シーズンいっぱい、われわれはリカルドとの間に有効な契約を交わしている」とする同氏だが、ここに来て今週にも来季ドライバー(エステバン・オコンは確定済み)について発表されるとの説も聞こえてきた。

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2020/07/07

ウィリアムズ、エイトケンをフリー走行に起用へ

Jack Aitken (C)Williams F1
ウィリアムズ・チームは今週行われるシュタイヤーマルクGPのフリー走行1回目セッションに、同チームのリザーブドライバーであるジャック・エイトケン(24歳:イギリス)を起用することを明らかにした。

エイトケンは元ルノーのジュニア育成ドライバーの一員で、2019年は『FIA・F2選手権』に参戦、計3勝を挙げてシリーズ・ランキング5位となっている。
2018年からルノー・チームでテスト&開発ドライバーとして2年間務めてきたが、昨シーズン末を以って離脱していた。

マシンはジョージ・ラッセルのものになる予定。
なおエイトケンがウィリアムズのマシンをドライブするのはこれが初ということになる。

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F1次戦は『シュタイヤーマルクGP』の名称

Redbullring (C)Redbull Racing
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新型コロナウイルスの影響で大幅に変更された2020年シーズンのF1ではこれまでにない同一サーキットでの連続開催が計画されているが、そのひとつレッドブルリンクでのオーストリアGP第2戦は『シュタイヤーマルクGP』の名称で行われる。

シュタイヤーマルクとはレッドブルリンクが位置する地元州の名前。
まだ世界的にはあまり馴染みのない地名だが、今後急速に定着していくことだろう。

また第4戦イギリスGPの翌週にやはり連続開催で当地シルバーストーン・サーキットで行われる第5戦は『F1 70th アニバーサリーGP』との名称になることが決まっている。
これは1950年、シルバーストーン・サーキットが近代F1最初のグランプリとして初開催されてから今年でちょうど70年になることを記念したものという。

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2020/07/06

ホンダ系チーム、決勝レースコメント(7/05)

Pierre Gasly (C)Scuderia Toro Rosso
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開幕戦オーストリアGPの決勝は、Aston Martin Red Bull Racing、 Scuderia AlphaTauri Hondaともに厳しい展開となり、AlphaTauriのピエール・ガスリーのみがポイント獲得という結果に終わりました。

前日の予選における裁定が変更となり、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に3グリッド降格ペナルティーが科され、Red Bullの両ドライバーはスタートポジションが上昇。
マックス・フェルスタッペンがミディアムタイヤで2番グリッド、アレクサンダー・アルボンがソフトタイヤで4番グリッドに。AlphaTauriは、ガスリー、ダニール・クビアトともにミディアムタイヤを選択し、それぞれ12番手と13番手からのスタートとなりました。

フェルスタッペンは、上位10台の中で唯一ミディアムタイヤというアドバンテージを活かすべく、2番手をキープしながら順調に周回を重ねていきます。
しかし、11周目に電気系のトラブルが発生し、スローダウン。ピットへマシンを戻したものの、ここでリタイアとなりました。

フェルスタッペンの直後を走行していたアルボンは、キャリア初の表彰台を目指して3番手を堅守していました。
50周目にジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)のマシンがエンジントラブルによってリタイアし、セーフティカー導入となると、Red Bull は、アルボンのタイヤをソフトに交換して追い上げる戦略を採用。
4番手でコースへ復帰すると、すぐさま前方のセルジオ・ペレス(レーシングポイント)をオーバーテイクし、3番手のポジションを回復。
その後再びセーフティカー走行となりました。

再度のリスタートが切られると、アルボンは素晴らしいペースを見せて2番手のハミルトンへオーバーテイクを仕掛けます。
アウト側から前に出たアルボンでしたが、ハミルトンに接触されてスピンを喫してポイント圏外へと後退を強いられます。
この後、ハミルトンには5秒ペナルティーが科されましたが、アルボンにはPUの電気系と思われるトラブルが発生し、Red Bullは2台ともリタイアという結果になりました。

ガスリーとクビアトは粘り強くポイント圏内を走行していましたが、クビアトが残り1周になろうかというところでタイヤにパンクを喫し、この日9台目のリタイアとなります。

ガスリーはチェッカーフラッグまで走りきり、ペレスの直後、7位でフィニッシュ。6ポイントを獲得しました。

次戦は1週間後、同じレッドブル・リンクで開催されます。
今回発生した問題をチームとともに分析し、巻き返しを図ります。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(決勝 リタイヤ)

「まだ何が起こったのかよく分かっていないので、分析が必要ですが、望んだ形でのシーズン開幕にはなりませんでした。
昨年とは違ってスタートがうまくいきましたし、序盤でバルテリ(ボッタス)の速さを目にして、優勝争いは大きなチャレンジだと思っていましたが、表彰台は手堅いと感じていましたし、3位は開幕の結果としては悪くなかったと思います。
ただ、こうしたことが起こるのもレースですし、結果は変えられません。
みんな懸命に取り組んでくれただけに残念ですが、来週のレースに向けて切り替えていきます。
次はいい結果にしたいです」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(決勝 リタイヤ)

「まだ時間が経っていないので、発言には気を付けなければと思いますが、とてもフラストレーションの溜まる出来事でした。
僕らは勝利を手にすることができたと思います。
戦略は最高で、ピットストップでもチームは素晴らしく、さらにセーフティカーのタイミングで運もありましたし、マシンの感触もよかったです。
ハードタイヤではそれほどよくなかったのですが、メルセデスの2台はリスタート時にタイヤが冷え切っているのが分かっていましたし、セーフティカー終了後の数周でパスしようと考えていました。
ルイス(ハミルトン)に対して完璧な動きで仕掛けられて、次の周でボッタスをどう攻略するかを考えようとしていたときでした。
コーナーを抜けようかという遅いタイミングでルイスが接触してきたことに驚きました。僕は外側ギリギリに位置取っていましたが、それだけスペースを与えても、彼がクラッシュしたがらない限りは前に出られると思っていました。
今回は僕が仕掛けて、彼がディフェンスの立場でした。
ブラジルのときよりも傷が深いとは言いませんが、あのときは50/50(フィフティ・フィフティ)かもしれないと言える一方で、今回はそうではありません。
次のレースに向けてもう切り替えているところですが、今日のようなチャンスを得るためには運も必要になってきます。
どうなるか見ていきましょう」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(決勝 12位)

「今日のレースはオコン選手と接触するまではペースもタイヤマネジメントも悪くなく、非常にうまく進んでいました。
接触の後、フロントウイングとサスペンションを破損し、タイヤもパンクしてしまったので、そこでレースが終わってしまいました。
これがなければ1ポイントを獲得し、すごくいいレースにできただろうと思っているので、非常に残念です」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(決勝 7位)

「長い休みを終えてレースに戻ってきたことは喜ばしいですし、とてもエキサイティングな展開でシーズンの幕が開きました。
もし誰かに『日曜日は7位になれるよ』と言われたら手放しで喜んでいましたし、レースウイークは厳しいスタートだったことを考えると、今日の結果はとてもうれしいです。
ルノー、マクラーレン、レーシングポイントがとても強かったので、今日のレースは大変だと思っていましたが、いい戦いができて、トラブルなしで終えることができました。
僕らにとって、非常にいい結果だったと思います!」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「2020年の開幕戦が終了しました。Honda勢は3台リタイアということで非常に残念なレースとなり、レースを走り切ったScuderia AlphaTauriのガスリー選手が7位入賞できたことのみが、唯一ポジティブな結果になりました。

Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手は2番グリッドからいいスタートを見せましたが、レース早々に電気系のトラブルにより残念ながらリタイアとなりました。
アルボン選手も終盤に2番手にポジションを上げたところで接触しコースアウト、幸いにもコースに復帰しポイント圏内を目指して戦っていましたが、残り4周でPUの電気系と思われる問題によりマシンを止めました。
2台ともに、詳細な原因をチームとともに確認しています。
AlphaTauriのクビアト選手も、残念ながらマシントラブルによりリタイアに終わってしまいました。
3台リタイアという非常に厳しい結果となりましたが、本日発生したトラブルをすべて解析し、対策を打った上で、来週末に行われるレースに臨みます」

提供:本田技研工業(株)

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ルクレール(フェラーリ)、「2位入賞は望外の結果」

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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前日の予選ではなんと7番手に低迷、不本意な展開のままスタートしたフェラーリ・チームのシャルル・ルクレールだったが、上位マシンのリタイヤもあり、終わってみればなんとメルセデスAMG勢に割って入る2位入賞という結果を得て興奮を隠せないでいる。

「レース前にいったい誰がこんな結果を予想した?
ここまでの流れをみれば、まさか開幕戦で表彰台に上がれるなんて思いもしなかったよ。
まさにこれはサプライズ。
しかもうれしい方のサプライズ、ね。
これには様々な出来事があったお陰だけれど、それも含めてモーターレーシングというもの。
これからはメンタルも強く持って挽回していくよ」

なおチームメイトであるベッテルの方は10位でのフィニッシュに留まっている。

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ライコネン(アルファロメオ)のモチベーションに懸念

Kimi Raikkonen (C)Alfaromeo Racing
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現在のF1で最年長ドライバーとなっているキミ・ライコネン(40歳:フィンランド)のモチベーションに懸念の声が高まっている。

目下、不調をかこつフェラーリ・チームだが、最後にタイトル獲得を果たしたのは2007年シーズン中のことで、当時のレースドライバーだったライコネンによるものだった。
当然のこと、ライコネン自身もそれ以降、タイトルから遠ざかっていることになる。

さらに2019年、フェラーリを離れ現在のアルファロメオに移ってからは余計に成績不振が続いていた。
しかし今回のオーストリアGP予選では全20台中の19番手という屈辱的な順位でQ1敗退を喫したうえに、決勝レースではなんとタイヤ脱落という椿事に遭遇。

「これがチームの現状」と、相変わらず冷静なコメントのライコネンだが、加えてチームメイトであるアントニオ・ジョビナッツィの後塵を拝してしまったという現実は元チャンピオンとして容易には受け入れ難いものであるに違いない。

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2020/07/05

オーストリアGPはボタス(メルセデス)がポールTOウィン

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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7月5日(日)15時10分(日本時間:22時10分)から今季F1開幕戦オーストリアGPの決勝レースがレッドブルリンクを舞台に行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は27度、路面温度53度、路面はドライコンディションで決勝レース中に雨が降る心配はないとされている。
なお予選2位だったハミルトン(メルセデス)がQ3中のイエローコーション無視のペナルティにより5番グリッドに降格となっている。
タイヤはトップ10ではフェルスタッペンだけが、11番手以下では全車ミディアムタイヤを装着している。

11周目、2位を走っていたフェルスタッペン(レッドブル)が突然スローダウン。
メルセデスAMG勢の1-2体制を許すこととなった。
ピットには戻ったものの電気系のトラブルとみられ、痛恨のリタイヤに。
この時点で3位アルボン(レッドブル)、4位ノリス(マクラーレン)、5位ペレス(レーシング・ポイント)、6位ルクレール(フェラーリ)の順。
18周目、今度はリカルド(ルノー)がスローダウン、3速固定のようだ。
ストロール(レーシング・ポイント)もスローダウン、リタイヤに。
25周目、マグヌッセン(ハース)がブレーキトラブルか突然のスピンでコースアウト、イエローコーションとなり、多くのマシンがタイヤ交換に。
トップのボタスと追うハミルトンとのギャップはこれでゼロに。

31周目にレース再開、サインツに当てられたベッテルがスピンして15位まで後退。
51周目、グロージャン(ハース)がスローダウン、続いてラッセル(ウィリアムズ)がコースサイドにマシンを止め、再びセーフティカー導入に。
55周目に再開、アルボンがペレスを抜いて3位に。しかしライコネン(アルファロメオ)が右フロントタイヤ脱落でクラッシュさせ再びセーフティカーに。
再開後の61周目にアルボンが今度はハミルトンを抜こうとして接触、最後尾まで後退を余儀なくされた。
この件は審議対象とされハミルトンに5秒加算のペナルティに。
この間にルクレール(フェラーリ)が3番手まで順位を上げている。
さらにぺレスにも5秒のペナルティ、そしてアルホンはマシンを止めた。
70周目、クビアト(アルファタウリ)がサスペンション後部を破損させてリタイヤ。

71周のレースはポールスタートのボタスが優勝。
昨年のアメリカGP以来で自身通算8回目の快挙。
ハミルトンは2位でゴールしたがペナルティによりルクレール、ノリスにも抜かれて4位に降格。
これで2位ルクレール(フェラーリ)、3位初表彰台のノリス(マクラーレン)、4位ハミルトン、5位サインツ(マクラーレン)、6位ペレス(レーシング・ポイント)、7位ガスリー(アルファタウリ)、8位オコン(レーシング・ポイント)、9位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、10位ベッテル(フェラーリ)までが入賞。
11位ラティフィ(ウィリアムズ)、12位クビアト(トロ・ロッソ)、13位アルボン(レッドブル)までが完走。
リタイヤはライコネン(アルファロメオ)、ラッセル(ウィリアムズ)、グロージャン(ハース)、マグヌッセン(ハース)、ストロール(レーシング・ポイント)、リカルド(ルノー)、そしてフェルスタッペン(レッドブル)の7台となった。

第2戦シュタイヤーマルクGP決勝レースは引き続き次週7月12(日)15時10分(日本時間:22時10分)から同じく全71周で行われる。

オーストリアGP決勝レースの結果はこちら
オーストリアGPの画像はこちら

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ハミルトン(メルセデス)、3グリッド降格に

オーストリアGPのレーススチュワード(審査委員)は、昨日行われた公式予選Q3中、ボタスに起因するイエローコーションの際にハミルトン(メルセデス)が減速しなかったとしてタイムを末梢、これにより予選3グリッド降格になることを明らかにした。

これによりハミルトン(メルセデス)は2番手から5番手に降格。
フロントロウはボタス(メルセデス)とフェルスタッペン(レッドブル)ということになった。

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ホンダ系チーム、公式予選コメント(7/04)

Alexander Albon (C)Redbull Racing
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今日は2020年シーズン最初の予選がオーストリア、レッドブルリンクで行われました。

Honda勢はAston Martin Red Bull Racingの2台がトップ5から、Scuderia AlphaTauri Hondaの2台もポイント獲得が可能な位置から明日の決勝をスタートします。

午前のフリー走行3で、マックス・フェルスタッペンがトップから0.3秒差の3番手、アレクサンダー・アルボンが6番手、Scuderia AlphaTauri Hondaのピエール・ガスリーが9番手、ダニール・クビアトがガスリーから0.3秒遅れの14番手に入り、好結果を残しました。

予選では、接戦の中Honda F1の4台がQ2に進出。フェルスタッペンがQ1のファステストタイムを出し、そこから0.5秒差のガスリーが9番手に入りました。
しかし、Q2でガスリーが12番手、クビアトが13番手となり、コンマ数秒の差で、Q3進出を逃しました。

フェルスタッペンはミディアム・タイヤでQ2のタイムを出し、明日の決勝をミディアムでスタート。アルボンはソフト・タイヤでスタートします。
Q3を3番手で終えたフェルスタッペンは、明日の決勝をライバルと異なるタイヤ戦略でいい位置からスタートします。
アルボンはフェルスタッペンの真後ろの5番グリッドからスタートです。

異なる戦略をとる2台がトップ5からスタートすることで、チームとして戦い方に幅が出ます。
2チームはついに始まった2020年開幕戦で好成績を収めるべく、万全の準備とともに決勝に臨みます。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選 3位)

「今日はポールポジションに向けて戦いたかったという想いはあるものの、実際にはそれは難しいと感じていましたし、3番グリッドからのレースをスタートできることは初戦としてはいいものだと思っています。

僕たちは歴史的にこのサーキットで予選一発の走りにおいて最速ということはあまりないのですが、それでも来週行われる第2戦に向けて改善をしていけると思っています。
明日は長丁場のレースで今日の予選とは異なりますし、周りのマシンがソフトタイヤでのスタートになるのに対し、僕一人だけミディアムタイヤということで、異なる戦略をとることになります。
気温も上がるようなので、それが僕たちに幸いすればとも思っています。
これらの要因でメルセデスが遅くなるわけではないのですが、それでももう少しギャップを縮めたいと考えています。
まずは昨年の二の舞となることを避けていいスタートを決め、勝利のために全力を尽くします。

ここはいつもファンがとてもいい雰囲気を作ってくれるので彼らがいないことは残念ですが、テレビの前で応援してくれている皆さんのためにエキサイティングなレースを見せられればと思っています」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(予選 5位)

「久しぶりに予選を走っていい気分でしたし楽しみましたが、最高の結果とまではいきませんでした。
序盤は少し苦しんだものの、最終的にはまずまずの走りができました。

Q3の最初のアタックでは集団から遅れ、スリップストリームを使えませんでした。
モンツァと同じようにこのサーキットでもスリップストリームは重要ですが、使えなくてもドライビングで何とかタイムを出せました。
Q3の2回目のアタックではボッタス(メルセデス)がコースアウトしてイエローフラッグが出たことで十分な走りはできませんでしたが、5番グリッドは悪くないですし、明日の決勝はいいペースで走りたいです」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(予選13位)

「今日の予選は1周のラップタイムを競いましたが、明日の決勝は71周あるので、展開を予測するのは難しいです。
予選はまずまずでしたが、何度かミスをしてしまい、タイムを落としてしまった場面もありました。
昨夜はマシンを改善するために懸命に作業したので、昨日のフリー走行1の結果から比べると、いいペースで走れました。
今日の午後はマシンのポテンシャルを出し切るセットアップになってました。
ここは例年僕にとって少し難しいサーキットですし、今日の予選もいくらかタイムを失った部分はありましたが、それでも昨年よりもいい結果を出せています。
決勝はポイントを狙える位置からのスタートなので、力強いレースをして結果を出したいです」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(予選12位)

「今日の結果に満足しています。
昨日のフリー走行の結果から、今日の予選では簡単ではないと覚悟していましたが、昨夜の夜通しの作業でマシンのセットアップを改善することができました。
2台がそろってQ2進出という結果は満足すべきものだと思っています。
これがいまの僕たちのポジションだと思いますし、明日の決勝では自由にタイヤを選択してスタートできます。
レースではあらゆることが起こり得ますし、明日はポイント獲得を目指して走ります。
Red Bullのホームレースということもあるので、できる限りいい結果を目指してプッシュします」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「2020年開幕戦の予選が終了しました。

今日の結果は昨年までの勢力図がやや変わり多少のサプライズがあったと思います。

HondaとしてはAston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手が2列目3番グリッド、アルボン選手が3列目5番グリッドと、明日のレースに向けて良いポジションを獲得してくれました。

とは言うものの、我々の車と予選トップとのタイム差は小さくありません。 

しかし、我々のロングランペースは悪くないことに加えフェルスタッペン選手が上位で唯一のミディアムタイヤを履いてのスタートですので、明日は面白いレースをできればと思っています。

Scuderia AlphaTauri Hondaの2台についても昨晩の作業でマシンのバランスを改善し、ガスリー選手が12番手、クビアト選手が13番手と明日のレースでのポイント獲得に向けて悪くないポジションにつけてくれました。

ここまで我々のPUは問題なく機能しています。それぞれのチームともにライバルは強力ですが、開幕戦でいい結果を得られるようさらなる準備を進めます」

提供:本田技研工業(株)

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オーストリアGPのスチュワードにビタントニオ・リウッツィ氏

Vitantonio Liuzzi (C)Ex.Hispania Racing
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FIA(国際自動車連盟)は今週行われているオーストリアGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元F1ドライバーのビタントニオ・リウッツィ氏(38歳:イタリア)を指名していることがわかった。
同氏のスチュワード就任は昨年のイギリスGP以来で、通算2度目ということになる。

世界カート選手権を制したリウッツィ氏はその後ジュニア・フォーミュラを経て2005年にレッドブル・レーシングからF1デビュー。
トロ・ロッソやフォース・インディア、HRTと渡り、2011年にF1から引退、FIAのフォーミュラEでもスチュワードを務めている。
また国内のスーパーGTやスーパー・フォーミュラに参戦、東日本大震災の時には寄付をするなど日本にも関係が深いドライバーだった。

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ベッテル、「問答無用だったフェラーリ離脱」

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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今シーズン末をもって5年間在籍したフェラーリ・チームからの離脱が決まったセバスチャン・ベッテル(32歳:ドイツ)だが、交渉決裂の過程について驚きの真相が明らかになってきた。

これはベッテルの母国ドイツのテレビ局『RTL』が報じたもの。
これまでチーム側が大幅減棒と共に1年の契約を示したためベッテルの思いと折り合わなかったとみられていたが、それによれば実際には具体的な条件提示にすら至らないまま必要でないと一方的に交渉打ち切りが伝えられたとのこと。

「数か月前までは共にタイトル奪還に向けて一緒に努力していた」と、嘆くベッテル。
突然のことで移籍先もまったくの白紙というが、メルセデスに移籍という大逆転劇もない訳ではないとみられる。
ベッテルは「メルセデスではドライバーは『駒』ではない」と意味深な言葉。

なおこの『RTL』も020年末を限りにドイツ国内のF1放映を終了することが決まっている。

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2020/07/04

オーストリアGP予選、ボタス(メルセデス)がポール獲得

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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7月4日(土)15時(日本時間:22時)からシュピールベルクにあるレッドブルリンクを舞台に2020年F1開幕戦オーストリアGPの公式予選が始められた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

全車ソフトタイヤで臨んだ最終予選のQ3、最初のアタックではボタスがただ一人ベストタイムを1分02秒台に入れてトップに立った。
この時点で2番手ハミルトン、3番手フェルスタッペン、4番手アルボン(レッドブル)。

最終アタックでボタス(メルセデス)はスピンアウトしたもののトップの座を守りきって今季初のポールポジションを獲得した。
ボタスのポールは昨年のアメリカGP以来で自身通算12回目の快挙となるもの。
2番手ハミルトン(メルセデス)、3番手フェルスタッペン(レッドブル)、4番手ノリス(マクラーレン)、5番手アルボン(レッドブル)、6番手ペレス(レーシング・ポイント)、7番手昨年のポールシッターであるルクレール(フェラーリ)、8番手サインツ(マクラーレン)、9番手ストロール(レーシング・ポイント)、10番手がリカルド(ルノー)となった。

オーストリアGP決勝レースは5(日)15時10分(日本時間:22時10分)から全71周で行われる。

オーストリアGP公式予選の結果はこちら
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予選Q2、ベッテル(フェラーリ)が敗退の衝撃

引き続きオーストリアGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。

1回目の走行ではメルセデスのハミルトン&ボタスが最速。
これにノリス(マクラーレン)が続いて驚かせた。
フェルスタッペン(レッドブル)はミディアムタイヤを履いて6番手。

2度目のアタックを終え、トップはボタス(メルセデス)が逆転。
2番手ハミルトン&ボタス、3番手にアルボン(レッドブル)が食い込む。
4番手ノリス(マクラーレン)、」5番手ペレス(レーシング・ポイント)、6番手ストロール(レーシング・ポイント)、7番手サインツ(マクラーレン)、フェルスタッペン(レッドブル)は8番手でミディアムスタートを確保。
メルセデスAMG勢もミディアムだ。
9番手リカルド(ルノー)、10番手ルクレール(フェラーリ)までがQ3進出。

ここでの敗退はベッテル(フェラーリ)、ガスリー(アルファタウリ)、クビアト(アルファタウリ)、オコン(レーシング・ポイント)、そしてグロージャン(ハース)の5台となった。

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予選Q1、フェルスタッペン(レッドブル)が最速に

7月4日(土)17時(日本時間:22時)からレッドブルリンクを舞台に2020年F1第1戦オーストリアGPの公式予選Q1が始められた。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は素期続き晴れ、セッション開始時の気温は25度、路面温度は53度まで上昇、コースはドライコンディションとなっている。

午前のフリー走行でクラッシュした新人ラティフィ(ウィリアムズ)が真っ先にコースイン。
マシンの状態を確認した。

フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイム。
ここでの敗退はマグヌッセン(ハース)、ラッセル(ウィリアムズ)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ライコネン(アルファロメオ)、そしてラティフィ(ウィリアムズ)の5台となった。

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フリー3回目、フェルスタッペン(レッドブル)3番手

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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7月4日(土)12時(日本時間:19時)からシュピールベルクにあるレッドブルリンクを舞台に2020年F1開幕戦オーストリアGPのフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は21度、路面温度41度、コースはドライコンディションとなっている。

開始約25分、新人のラティフィ(ウィリアムズ)がスピン・クラッシュして今シーズン最初の赤旗中断を招いた。
収容したマシンは移動、約9分でセッションは再開された。

結局ここでもメルセデス勢が1-2タイム。
トップのハミルトンはベストタイムを1'04.130とした。
2番手にボタス(メルセデス)、以下フェルスタッペン(レッドブル)、ペレス(レーシング・ポイント)、ルクレール(フェラーリ)、アルボン(レッドブル)、ベッテル(フェラーリ)、ストロール(レーシング・ポイント)、ガスリー(アルファタウリ)、ノリス(マクラーレン)までがトップ10。
クビアト(アルファタウリ)は14番手となった。

この後15時(日本時間:22時)から注目の公式予選が行われる。

オーストリアGPフリー走行3回目の結果はこちら
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FIA、『DASシステム』(メルセデス)への抗議を却下

Mercedes 『W11』 (C)Mercedes Motorsport
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2020年開幕戦のオーストリアGPを前に、メルセデスAMGチームが採用した『DASシステム』に対する抗議をFIA(国際自動車連盟)が正式に却下していたことがわかった。

『DASシステム』(デュアル・アクシス・ステアリング・システム)は、先に行われたWMSC(世界モータースポーツ評議会)で今季限りとされていたが、FIAがあらためてこれを確認した形。

ステアリングを操作する際に前輪のキャンバー角を変更するとみられるこのシステムに対しては、レギュレーション違反であるとしてレッドブル・レーシングが抗議していたもの。
今回のオーストリアGPフリー走行では、コクピットを撮影した国際映像によりすでにメルセデスAMGチームが実際に投入していることが確認されている。

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ホンダ系チーム、フリー走行コメント(7/03)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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F1世界選手権がついに再開し、オーストリアGPがレッドブル・リンクで開幕しました。初日はフリー走行2セッションが行われ、パワーユニット(PU)は一日を通じて順調に機能しました。

現地時間11時にピットレーンがオープンし、FP1がスタート。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中断が長引いていたF1ですが、これが2020年シーズン初の公式走行となりました。

Honda PUを搭載するAston Martin Red Bull Racing、Scuderia AlphaTauri Hondaともに、日曜日の決勝に向けた準備に注力し、システムチェックや新パーツのテストなどを行いました。

サーキット名の通り、Red Bullグループにとってはホームレースとなる今大会、Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンはP1で3番手タイムをマーク。チームメートのアレクサンダー・アルボンが、約0.3秒差で7番手につけました。

AlphaTauriのピエール・ガスリーとダニール・クビアトは、16番手と19番手にとどまりましたが、ガスリーのタイムは10番手とわずか約0.5秒差で、最初のセッションとしては上々の手応えを得ることができました。

午後のP2では、フェルスタッペンが途中スピンを喫した影響もありトップ3から約0.3秒差の8番手。この日は多くのドライバーが、限界を探って走行していたためか、他にもスピンするマシンが続出。アルボンもターン1でコースアウトを喫し、13番手でこのセッションを終えました。

クビアトも同様にスピンを喫しましたが、自己ベストタイムを更新し、アルボンを0.01秒上回って12番手。ガスリーは17番手となりました。

明日の予選は、いよいよ今季初の真剣勝負の場となります。初日で収集した大量のデータを解析し、さらなる戦闘力向上へ取り組んでいきます。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(3-8番手)

「再びマシンに乗れていい気分でしたし、最初の数周ですんなりリズムに乗れました。全体的にいい一日だったと思います。
マシンのハンドリングはよかったですし、長期の中断明けですから周回数をこなせたことにも満足しています。
プッシュしていたラップでフロントウイングを破損して別のものに交換しなければならなかったので、今日のラップタイムは何かを表したものではありません。
少しアグレッシブにいきすぎたようで、スピンとコースオフを喫してしまいましたが、大きな問題はありませんでした。
このサーキットでは縁石が特徴的で、みんな条件は一緒ですが、黄色の縁石でフロントウイングを傷めやすいので、注意が必要です。
僕らは自信を持っていますし、まだ向上の余地もありますが、今日はいい感じだったので、明日が楽しみです」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(7-13番手)

「今日はまずまずよかったと感じていますし、マシンに戻ってこられてうれしいです。
問題なくシーズンが再開できてよかったですし、エキサイティングな気持ちですが、みんなスムーズに走行へ入っていけたことには驚きました。
これだけの量を走行するのはかなり久しぶりだったので、明日に向けた確認事項が多くありました。
まだすべきことがいくつかありますし、ドライビングもセットアップも伸びしろがあるので、明日どうなるか見ていく必要はありますが、何をすべきかは分かっています。
このサーキットでは、限界まで攻めると縁石でフロントウイングを破損する危険性があるので、あまり激しく当てないようにしなければなりません。
マシンの感触はいいので、明日が楽しみです」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(19-12番手)

「FP1は僕らにとっては難しいセッションになりました。
マシンがきちんと動作する領域に満足できませんでしたが、FP2でマシンを改善できたのでよかったですし、一歩前進することができました。今夜やるべきことがまだありますが、まだまだ明日に向けてマシンの改善点を発見することができると思います」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(16-17手)

「長い中断を挟んで、またマシンを走らせることができてとてもうれしいです。
今日はエキサイティングな一日で、かなりの周回数を走行できました。
パフォーマンスの面では、まだマシンの習熟を進めなければならない段階なので、苦戦することは予想できていました。
残念ながら、ソフトタイヤでの走行はトラフィックにあってクリアラップを取れなかったのですが、ダニー(クビアト)は大丈夫だったので、一日で多くのデータを収集できました。
明日の予選に向けて全力で取り組んでいきます」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「いよいよ待ちわびていたオーストリアGPが始まりました。
ライバルのマシンとともにわれわれのマシンがサーキットを走る姿を見られることを素直にうれしく思っています。
今回レースを開催するにあたってパドック内の行動には多くの制約があります。
2チームに分かれるわれわれのメンバーが直接コンタクトできないなどやや不便な部分もありますが、普段と変わらずマシンを少しでも速く走らせるために作業を進めています。
また、サーキットには今までとは大きく異なる光景が広がっています。
グランドスタンドをはじめ、全くファンの皆さんの姿がないのはとても寂しく感じます。
今日のセッションはPUサイドとしては4台ともに大きな問題なくスムーズな一日でした。
さらにセットアップを煮詰め、明日以降の予選と決勝に臨みたいと思います」

提供:本田技研工業(株)

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ルノー、今季中にもアロンソ起用の噂

Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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2020年のF1はやっと開幕を迎えたばかりだが、早くもルノー・チームのシートに穏やかでない噂がパドックを駆け巡った。

それによればルノー・チームが、来季マクラーレン・チームへの移籍を発表したリカルドに換え前マクラーレンのフェルナンド・アロンソを起用するというもので、しかもこれがシーズン終了を待たずに行われるというもの。

これらはスペイン国内のメディアが報じたものだが、当のアロンソは「僕の今年の仕事はインディ500にチャレンジするというのがすべて」と、相変わらず取材陣を煙に巻いている。
同選手がルノーに復帰となれば2006年(チャンピオン獲得)以来ということになる。

これが事実であれば、今季で袂を分かつことが確定したルノーとリカルドとの関係が極めて良くないことをまさにさらけ出したもののようだ。

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2020/07/03

オーストリアGPフリー2回目もメルセデス勢が最速

Redbull Ring (C)Pirelli Motorsport
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7月3日(金)15時(日本時間:22時)からシュピールベルクにあるレッドブルリンクを舞台に2020年F1開幕戦オーストリアGPのフリー走行2回目セッションが始められた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は17度、路面温度26度、コースはドライコンディションとなっている。

午前のセッションをブレーキトラブルのためほとんど走れなかったグロージャン(ハース)が先頭でコースインして始まった。
前セッションと同じくレーシング・ポイント勢が順調にタイムを上げていく。
こでも最速タイムはメルセデスAMGチームの二人で、ベストタイムはハミルトンの1'04.304、これにボタスの1'04.501が続いた。
3番手にペレス(レーシング・ポイント)、以下ベッテル(フェラーリ)、リカルド(ルノー)、ノリス(マクラーレン)、ストロール(レーシング・ポイント)、フェルスタッペン(レッドブル)、ルクレール(フェラーリ)、サインツ(マクラーレン)の順。
アルボン(レッドブル)は13番手、アルファタウリ(旧トロ・ロッソ)はクビアト12番手、ガスリーは17番手。

オーストリアGPフリー走行2回目の結果はこちら
オーストリアGPの画像はこちら

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