2009/07/11

ロズベルグ(ウィリアムズ)、「もうフリー走行1番手ない」

Nico Rosberg (C)Williams F1
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これまでの8戦で通算24回行われたことになるフリー走行セッションで、実に11回のトップタイムと断然の成績を誇るウィリアムズ・チームのニコ・ロズベルグだが、当人は「これからはもうフリーでの1番手はないだろう」との見解を示して注目されている。

それによれば、これまで同チームは予選でのフォーマット確認のため、軽い燃料搭載とニュータイヤでのクイックラップをいち早く金曜日のフリー走行で試していたが、今後はプログラムを変更、決勝レースに向けての取り組みを優先させるためというもの。

それもあってかこの日のロズベルグは、午前こそ7番手だったものの午後は13番手と、珍しくチームメイトである中嶋一貴の後塵を拝する順位に留まった。

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中嶋一貴(ウィリアムズ)、「変な天気だったね」

中嶋 一貴 (C)Williams F1
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F1マシンでは初めての走行となるニュルブルクリンクでのフリー走行初日で午前・午後共に9番手とまずまずの順位で終えたウィリアムズ・チームの中嶋一貴は、次のようにこの日のセッションを振り返った。

「今日の天気は少し変なものだったね。
セッティングを詰めるという意味では、もっと安定して欲しかったと思うけど。
F1マシンで走るニュルブルクリンクはコーナーも簡単にものではなくとても難しかったけれど、でもエキサイティングでとても楽しかったよ」

またテクニカル・ディレクターのサム・マイケル氏は、「今日は予想よりも気温や路面温度が低くてタイヤの温度が適切なレベルまで上がらなかった上に、風が強くて予期したようなプログラムが進められなかった。
ただ新たに持ち込んでエアロダイナミックスの確認はできた。
今夜はこれからヘッドを降ろし、明日のセットアップの準備を進めることになる」と、語っている。

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トヨタ ドイツGPフリー走行の模様

F1第9戦ドイツGP フリー走行初日
地元ドイツのサーキットで順調なすべり出し

ドイツGPの初日を迎えたパナソニック・トヨタ・レーシングは10日、ニュルブルクリンクで、寒く、かつ不安定な天候にも関わらず、順調にフリー走行を行った。
小雨が1日中降り続き、10℃から13℃という低い気温に見舞われたものの、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックの両ドライバーは、改良したリアウィングを含む新しい空力パーツのテストのため、午前中のフリー走行1回目のセッションをフル活用し、ブリヂストンのミディアムタイヤを履いて、様々なセットアップを比較した。

フリー走行2回目にも、改善点をさらに見つけるために、引き続きセットアップ作業を行い、また、ミディアムタイヤとスーパーソフトタイヤの比較を首尾良く行った。
ミディアムとスーパーソフトのタイヤの組み合わせは、トヨタが予選でフロントローを独占したバーレーンGP以来。
トゥルーリ、グロックとも、セットアップの改善作業を確実にこなしたが、予選で出来る限り最高のチャンスをつかめるよう、今夜から11日の午前中のフリー走行3回目にかけて作業は続く。

ヤルノ・トゥルーリ:カー・ナンバー9 シャシー:TF109/06
フリー走行1回目:4番手 1分33秒795(トップと0.713秒差) 23周
フリー走行2回目:5番手 1分32秒511(トップと0.362秒差) 32周

「天気が少し作業に影響したが、自分にとっては、普通の金曜日。
土日も、天候は鍵になるだろう。
2種類のタイヤを試し、セットアップ作業をこなしたが、トラックが湿っぽい時があり、比較は簡単には行かなかった。
フリー走行1回目、2回目のそれぞれの結果には、概ね私はとても満足していて、金曜のセッションを終え、予選と決勝にとても期待が持てる。
ドイツGPはチームにとってホームレース。
ここで私たちをサポートしてくれるみんなのために、良いレースができたら、とてもうれしい。
手ごたえを感じることができた初日だったが、進化の余地はまだある」

ティモ・グロック:カー・ナンバー10 シャシー:TF109/05
フリー走行1回目:19番手 1分34秒911(トップと1.829秒差) 23周
フリー走行2回目:15番手 1分33秒172(トップと1.023秒差) 34周

「ドイツGPは私の地元のレース。
今日すでに、たくさんのファンがグランドスタンドに詰め掛けていているのを見るのは楽しく、そのファンの前で運転するのは良い気分だ。
フリー走行1回目で、完璧なバランスを見つけるのに少々苦労したが、2回目のフリー走行までに、改良点を懸命に探した結果、2回目はとてもスムーズに始められた。
ただし、決勝までには、データを見て、更にセットアップを向上させていかないといけない。
地元のレースで良いパフォーマンスをしたいと、モチベーションが上がり、一生懸命に頑張っている。
予選で良い状態で走れるように、これから明日にかけて、全力を尽くしたい」

Dieter Gass (C)Panasonic Toyota Racing
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ディーター・ガス:レース&テスト・チーフ・エンジニア
「概して、ポジティブな日だった。
車に技術的な問題は何もなく、いくつか新しい空力パーツを評価し、有益な情報を得ることもできた。
午後の2回目のフリー走行は、1秒間にトップ16がひしめく、とても僅差の結果になった。
今日はとても寒く、7月のGPというより冬季テストのような路面温度だったが、天候の条件は誰にとっても同じで、週末に向け、慣れなければいけない。
マイナスな影響が多く出るわけではなさそうなので、低い路面温度は問題にはならないだろう。
タイヤについては、スーパーソフトタイヤでの走行は私たちの期待値以上だった。
今日は上手く行ったが、ドイツGPの残りの週末、特に決勝がある日曜日に、天候がどう作用するか、見定めなければならない」

新居章年:シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター
「気温も路面温度も20℃に達しない、7月とは思えないコンディションの上に、時折雨粒も落ちてくる、難しいフリー走行となった。
特にタイヤグリップの確保に大変苦しんだ。
しかし予定した空力仕様の確認とともに、セッティングの方向性も見出す事ができ、まずは順調にドイツGP初日を進めることが出来た。
他車もどんどん進化させてきており、まったく気を抜く事が出来ないが、ケルンのファクトリーから一番近いサーキットでのGPであり、明日予選では上位グリッドを確保、そしてレースでは表彰台をめざす」

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2009/07/10

フリー走行2回目はハミルトンがトップタイム

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
ドイツGPフリー走行2回目セッションは序盤こそウェット路面だったものの次第に回復、1回目と比べほぼ1秒タイムが短縮された。
そんな中トップタイムを記録したのはマクラーレンのハミルトンで1'32.149というものだった。
昨年の覇者(ホッケンハイム)であるハミルトンが今季フリー走行セッションでトップになるのはこれが中国、バーレーンに続き3回目。

2-4番手に進境著しいレッドブルのベッテルとウェバー、3番手にはチャンピオンシップのリーダーであるブラウンGPのバトンらが顔を揃えた。
以下、トヨタのトゥルーリ、フォース・インディアのスーティル、ブラウンGPのバリチェッロ、ルノーのアロンソ、ウィリアムズの中嶋一貴、10番手ルノーのピケ。

ウィリアムズのロズベルグは13番手、フェラーリ勢はマッサ12番手、ライコネンは16番手。
マクラーレンのコバライネンは17番手、トヨタのグロック15番手、またセッション序盤にスピンアウトしたフォース・インディアのフィジケーラは残念ながらわずか3ラップだけの計測で最下位に留まった。

ドイツGPフリー走行2回目の結果はこちら

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ドイツGPフリー走行1回目はウェバーが最速タイム

Mark Webber (C)Redbull Racing
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ニュルブルクリンクを舞台としたドイツGPがスタート。
10日(金)午前に行われたフリー走行1回目セッションは、このところ確実に戦闘力を上げているレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーがトップタイムを記録して終えた。
ただウェット宣言も出されたこのセッションは気温、路面温度共に低く、いずれのドライバーもまだ本調子ではなかったようだ。

2番手は今シーズンのチャンピオンシップをリードするブラウンGPのバトン、3番手にフェラーリのマッサ、4番手トヨタのトゥルーリ、そして5番手にはフォース・インディアのフィジケーラが食い込んだ。
フェラーリのライコネンは6番手、ウィリアムズ勢はロズベルグ7番手、日本期待の中嶋一貴も9番手と共にトップ10以内になるベストタイムを記録した。

母国グランプリで期待が高まるレッドブルのベッテルは8番手、先週フェラーリ入りの報道で騒がれたルノーのアロンソは10番手。
ブラウンGPのバリチェッロは12番手、チームが地元となるBMWザウバー勢はハイドフェルド11番手、クビサも14番手とまずまずの滑り出し。
やはり地元ということでヘルメットも一新したトヨタのグロックはしかし19番手、またフォース・インディアのスーティルもわずか7ラップ目に1コーナーでストップ、地元ファンの期待に応えることはできなかった。

ドイツGPフリー走行1回目の結果はこちら

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ウェバー(レッドブル)、「チームオーダーは早過ぎる」

Mark Webber (C)Redbull Racing
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開幕から快進撃を続けるブラウンGPの二人に続き、目下ドライバーズ・ランキングで3-4位に位置するレッドブル・レーシングでチームメイトであるベッテルを追い掛ける形のマーク・ウェバー(32歳:オーストラリア)は、「まだチームオーダーを論ずるのは早過ぎる」と、周囲を牽制している。

「まだチャンピオンシップは半分が終わっただけだし、そうした中ベッテルと僕のポイント差はわずか3.5ポイントでしかない。
こうした状況でチームが一人のドライバーを支持するというのはあまりに早過ぎること。
それに、ウチはもともとそうした戦略を採らないチームだし、僕はそんなこと心配してないよ。
チームオーダーなんて、メディアが面白おかしく書いているだけのことさ」

今年まだ3シーズン目の新鋭ベッテルに対し、2002年デビューのウェバーはもう8年目。
すっかりベテラン・ドライバーの域に達している。

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FIAとFOTA、依然として対立姿勢解けず

Williams Factory (C)Williams F1
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FIA(国際自動車連盟)と2010年に参戦予定の13チームが、レギュレーション合意のため会合の場を持ったものの、意見が決裂してFOTAに所属する8チームが席を立ったと伝えられている。

とりわけカンポス、マノー、そしてUSF1ら新規参戦の3チームにとって、テクニカル・レギュレーションの早期確定はマシンを開発する上で不可欠のこものだが、依然として不安定なままの状況に、当該チームの関係者からは悲鳴が聞かれそうだ。

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2010年の日本GP開催はエクレストン氏次第

2005 Japanese GP Stand (C)Renault F1 UK
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親会社であるトヨタ自動車が富士スピードウェイでの日本GP開催を断念したことから、日本のファンからは鈴鹿サーキットでの連続開催に期待が集まっているが、しかし問題は簡単なものではなさそうだ。

この件に関し、鈴鹿側はまだ何ら公式な姿勢について明確にしていないものの、おそらく開催には前向きであると考えられている。
しかし、実際にF1の開催権を決めるのはFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の代表であるバーニー・エクレストン氏であって、富士が辞退したからといってすんなり鈴鹿にOKサインを出すかどうかは不透明だ。

現在年間ほぼ18戦レベルで落ち着いているグランプリ開催場所だが、新興国などで依然として新規開催の意向は強く、かりに鈴鹿が隔年から連続開催に変更する場合、エクレストン氏からは相当なレベルの要求が突きつけられる可能性が高いとみられる。

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2009/07/09

アリ・バタネン氏、FIA会長選立候補に関心示す

Ari Vatanen (C)Nissan Motorsports
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元ラリー・ドライバーで、フォード・チーム在籍時の1981年にはWRC(世界ラリー選手権)チャンピオンにも輝いたアリ・バタネン氏が、今年10月に任期が満了するFIA会長選挙出馬に少なからぬ関心を持っていることがわかった。

これは英『ロイター』の取材で明らかになったもので、その中でこのダカールラリーでも優勝したオールマイティのベテランは、「いまFIAには変化が必要だと考えている。
自分がこれまで得た経験が生かせるのであれば、重職に就くことに決してやぶさかではない。
選挙に勝てるかどうかはわからないけれど、ね」と、モズレー会長が前言を翻して出馬することも想定して語っている。

現役引退後のバタネン氏は、欧州議会の議員も務めるなど政治力にも長けているところを示している。

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モズレー会長、FOTAによるF1規約変更に高いハードル

Image (C)Brawn GP F1
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FIA(国際自動車連盟)とF1チームの集まりであるFOTAによる2010年のF1を巡る争いは、表面的には和解が成立した形になっているが、肝心のレギュレーションの合意についてはまだ難関が残ったままだ。

しかしこれについてFIAのマックス・モズレー会長は、「F1規約を変更するには、全参加者の同意が必要になる」との見解を示し、FOTAチームによるリードを牽制した。

これは、FOTAイコール全参加者であったこれまでとは異なり、新規参戦が許可されたカンポス、マノー、USF1ら3チームに加え、FOTAメンバーとしての資格を取り上げられたウィリアムズ&フォース・インディア両チームの立場もFOTA勢と対等であることを指摘したもの。
事実上、FOTAによる規約変更に高いハードルを示した形だ。

またこれら5チームに対してはFIAがかなりの影響力を持つと考えられることから、依然としてモズレー会長とFOTA勢との厳しい対立の図式は収まりそうにない。

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快進撃リードのロス・ブラウン代表に顕彰

 MIA Award (C)Brawn GP
ホンダによる突然のF1撤退から劇的な復活を遂げたばかりか、さらに1年目でチャンピオンシップをリードするという快挙を続けるブラウンGPのロス・ブラウン代表に、母国イギリスからMIA(モータースポーツ・インダストリー・アソシエーション)賞が贈られた。

MIAのクリス・アイレット/CEOは、ブラウン代表への表彰理由としてこれまで33年間に渡るモータースポーツ界への貢献や、自身、技術者でありながら多くのスタッフを擁する企業のリーダーとして類い希なリーダーシップを発揮したことなども挙げて賞讃した。

モータースポーツ界でこれまでこの賞を受賞した人物としては、F1ドクターのシド・ワトキンス博士やスターリング・モス、フランク・ウィリアムズ、ジャッキー・スチュワート、バーニー・エクレストン氏ら多くが挙げられる。

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2009/07/08

ベッテル人気、ドイツGPチケット販売も後押し

Sebastian Vettel (C)Scuderia Toro Rosso
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今週F1はドイツGPを迎えるが、今シーズンブラウンGPのバトンと並んで一気にチャンピオン候補に躍り出たレッドブルのセバスチャン・ベッテル(21歳:ドイツ)に地元ファンの期待が高まっているようだ。

今年の同グランプリ開催地であるニュルブルクリンクのウォルター・カフィッツ/マネージング・ディレクターは、「地元のヒーロー・ベッテルに掛かる人気で、ドイツGPへの期待が大いに盛り上がっている。
これまで他のサーキットでは2007年シーズンに比べチケット販売が低迷していると聞いているが、幸いなことにウチでは今年のほうがはるかにチケットが売れているよ」、相好を崩している。

ポイント・ランキングでベッテルは現在3位だが、最近はすっかりリーダーであるバトンを凌ぐ勢いをみせている。

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ブルガリアGP、2011年初開催に向け万全?

 Bulgaria Image
F1グランプリ開催を目指すブルガリアのBMF(ブルガリア・モーターサイクル連盟)は、2011年の初開催に向け準備が進捗していることを示唆した。

それによればすでにFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏との話し合いが順調に進んでいて、これに伴いエクレストン氏は今週行われるドイツGPに同連盟のボグダン・ニコロフ会長らを招待したというもの。

伝えられる計画ではブルガリアGPの場所はプレベン町北方に作られる新しいサーキットで、開催契約は2011年からの5年間、さらに5年間のオブションが付属するものという。

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鈴鹿サーキット、「代替開催、決まっていない」

2005 Japanese GP Stand (C)Renault F1 UK
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トヨタ自動車傘下の富士スピードウェイが、20年続いた鈴鹿サーキットから日本GPの開催権を獲得したものの、わずか2回の開催で放棄するという異常事態に陥ったが、これによる代替開催について鈴鹿サーキットでは「まだ何も決まっていない」と、説明している。

日本GPは2007-2008と2年間富士スピードウェイを舞台に行われたが、今年2009年は再び鈴鹿に、そして来年の2010年はすでに再び富士に戻ることが決まっていた。
今回の開催権辞退で2010年の開催は宙に浮いた形となっているが、事実上日本で代替開催できるのは鈴鹿市かなく、今後FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)と鈴鹿との話し合いがまとまらなければ、再び日本GPが消滅するという最悪のケースも考えられる。

共に史上最悪の販売不振に陥ったホンダとトヨタだが、ホンダがF1参戦を放棄して日本GPは開催、一方のトヨタが参戦は継続するものの日本GP開催は放棄と、対照的な対応をみせる結果となったが、いずれも海外メディアからは厳しい評価を受ける事態となっている。

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2009/07/07

富士スピードウェイの日本GP、正式に開催断念

Fuji Speedway (C)Panasonic Toyota Racing
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すでに報道が繰り返された通り、来年以降鈴鹿サーキットとの間で隔年開催が予定されていた富士スピードウェイでの日本GP開催は、正式に断念されることが決まった。
同社では本日(7日)午後4時半より記者会見を行うことを明らかにしている。

以下、同社のリリース

富士スピードウェイ株式会社(以下、富士スピードウェイ)は、2010年以降、隔年で予定していた富士スピードウェイ(静岡県小山町)でのF1日本グランプリの開催中止を発表いたしました。
当社では、2007年および2008年のF1日本グランプリ開催の経験を踏まえ、お客様より寄せられた数多くのご意見も参考にしつつ、2010年の開催を目指し、交通アクセス手段の見直しやお祭り感の向上など、お客様により楽しんでいただける大会企画と運営方法について様々な改善策の検討を積み重ねてまいりました。
しかしながら、昨年10月以降の世界的な経済不況に伴う著しい経営環境の悪化と早急な経済回復の 目途が立ちにくい事情などから、お客様にご満足いただけるF1日本グランプリの開催継続は、企業存続の観点からも極めて困難との結論に至りました。
今後も、フォーミュラ・ニッポンやスーパーGTに代表される国内レースをさらに盛上げる努力を推し進めますとともに、新たなレースやイベントを企画・開催し、モータースポーツのさらなる発展のために一層努力してまいります。

<代表取締役社長 加藤裕明のコメント>
2010年以降の富士スピードウェイでのF1日本グランプリ開催を断念いたしました。2006年3月にF1日本グランプリの開催を発表してから僅か3年でこのような決断を余儀なくされま したことは、まさに断腸の思いです。
昨年、一昨年の大会にご来場いただきましたお客様、今後の富士スピードウェイでの大会を楽しみにしていただいていたお客様、そして多大なご理解とご支援を賜りました地元ほか関係者の皆様には、ご期待に添えない結果となりましたことを深くお詫びいたしますとともに、これまでのご厚情に対し心よりお礼申し上げます。

提供:富士スピードウェイ(株)

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カナダGP、復活に向け前進

Jacques Villeneuve (C)Honda Racing
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2008年を最後に開催が途絶えてしまったカナダGPだが、早くもその復活に向け前進がみられるようだ。

これは地元カナダの『ラ・プレッセ』紙が報じたもので、それによれば開催地モントリオール市のジェラール・トレンブレイ市長が、グランプリの舞台であるジル・ビルニューブ・サーキット改修資金の公的資金出動にゴーサインを出したというもの。
これにより、早ければ来シーズンにもまたこの北米大陸で唯一となったグランプリ復活の可能性が出てきたと伝えている。

過去39回に渡って行われたカナダGPでは、ミハエル・シューマッハが7回と最多の優勝記録を誇っている。
(現役ではアロンソ、ライコネン、ハミルトン、クビサのいずれも1回)

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ルノーも今週のドイツGPで新機軸投入へ

Pat Symonds (C)Renault F1 UK
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目下コンストラクターズ・ランキング7位と、昨年(4位)に比べ明らかに苦戦しているルノー・チームだが、今週のドイツGPでは主にエアロダイナミックスを中心としたバージョンアップを投入、挽回を期す姿勢をみせている。

これは同チームのパット・シモンズ/エクゼクティブ・エンジニアリング・ディレクターが明らかにしたもので、「もちろんシーズン中は毎レース改善が図られているが、今回はかなり規模が大きいものになる。
それはフロントウィングを始め、新しいエンジンカバーやホイールフェアリング、それにメカニカル部分においても新機軸が計画されている。
ただ、今年はテストが出来ないので、週末はその評価に忙しいだろうね」と、語っている。

ルノー・チームのアロンソは2005年にドイツGP(ホッケンハイム)を制している。
(2007年はマクラーレンでニュルブルクリンクのドイツGPを制覇)

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2輪王者バレンティーノ・ロッシにF1転向説再燃?

Valentino Rossi (C)Yamaha Racing
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2輪WGP(ワールド・グランプリ)の元チャンピオン、バレンティーノ・ロッシが、再びF1転向を匂わせてファンの関心を呼んでいる。

それによれば5日(日)行われたアメリカGPで表彰台に上がったロッシは、記者の質問に対し、「F1には今も十分な関心を持っているよ。
ただ契約などの問題もあり、簡単に『行きます』とは言えないけれど……」と、意味ありげな回答。

さらに現契約が満了になるとされる2010年末以降について問われたロッシは、その可能性を否定しなかったということだ。

ロッシの現在の所属チームは『フィアット・ヤマハ』ということで、依然としてかつてテストを行ったフェラーリとの良好な関係が続けられているのは大いに注目だ。

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2009/07/06

エクレストン氏の過激発言、英国内で反感買う

Bernie Ecclestone (C)RedBull Racing
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FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表がイギリスの政治家について発言、しかしこれがナチスを肯定するものではないか、としてイギリス国内で反感を買っている。

これは英『タイムズ』紙でのインタビューに答えたものだが、その中でエクレストン氏は、「イギリスには強いリーダーが必要である」として『鉄の女』と称せられたサッチャー元首相をなどを賞讃した上で、現FIA会長であるマックス・モズレー氏の名前をイギリスの指導者にふさわしいとして挙げた。
ただ、その裏には旧ドイツを制したナチス賞讃という同氏の姿勢があるとして、メディアから批判を呼んでいるもの。

モズレー会長の父親であるオズワルド・モズレー氏はイギリスのファシスト団体のリーダーで、かねてその関係が議論を招いていた経緯がある。
批判を浴びたエクレストン氏は、その後「ジョークだった」と釈明しているが、騒動はまだ収まりそうにない。

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BMWザウバー、本拠ドイツGPで大幅改良マシン投入

昨シーズン、コンストラクターズ・ランキングで3位とその高い戦闘力を示しながら、今季ここまでなんと8位と低迷するBMWザウバー・チームでは、本拠地で迎える今週のドイツGP(ニュルブルクリンク)で、大幅にバージョンアップしたマシンを投入する構えを明らかにした。

それによれば、マシンの根幹であるフロアパネルから一新、最新デザインのWディフューザーを投入、一気に戦闘力アップを図るというもの。

Willy Rampf (C)BMW Sauber F1
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同チームでテクニカル・ディレクターを務めるウィリー・ランプ氏は、「チームの地元で恥ずかしい走りは見せられない。
これまでの苦難を乗り越えるべく、ミュンヘンとヒンヴィルが一体になって働いているよ。
Wディフューザーだけでなく、今回のマシンではその他メカニカル部分で様々な改良を図っているんだ。
ただ、今年はシーズン中のテストができないので、実際にコースを走ってみないことには……」と、語っている。

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