2024/04/17

ウィリアムズ、ファクトリーは火のクルマ

Williams Factory
Williams_factory_l開幕から大きなクラッシュが続いたウィリアムズ・レーシングでは、レース活動を支えるファクトリーが悲鳴を挙げているようだ。

元々大きなモノコックスペアパーツはなしで臨んだシーズン序盤、なんとか遠征を乗り切る予定でいたものの、アルボン&サージェントらの相次ぐ大クラッシュでファクトリーはスペアパーツの製作に追われ、アップデートに携わる余裕も見出せないでいるとのこと。

同チームのジェームズ・ボウルズ代表は「シーズン序盤にわれわれはフロントウィング、リヤウィング、フロアパネルに加えサスペンションやギヤボックスらを立て続けに失った。
もうファクトリーはタイヘンな状況だよ」と、嘆いた。

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2024/04/16

アストンマーティン、2030年までF1活動継続

Aston Martin
Astonmarin_safetycar_l_20240416100201今シーズン、エースであるフェルナンド・アロンソの活躍もあり、目下コンストラクターズ・ランキング5位と健闘するアストンマーティンF1が、現在2026年までとされるタイトル・スポンサーを延長、2030年までとすることを明らかにした。
なお現行のメルセデスに替え、2026年以降の搭載PU(パワーユニット)はHRC(ホンダ・レーシング)製となることが決まっている。

英国ウォリックシャーに本拠を置くこの高級ブランドはランス・ストロールの父親である大株主カナダの富豪ローレンス・ストロール氏の強い支配下にあることが知られているが、レースドライバーのうちアロンソについてはすでに2026年までの契約延長が発表されている。

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シュタイナー代表(前ハース)、狙いはチームオーナー

Gunther Steiner
G_steiner_l22024年シーズン開幕を(木)目前にハースF1チーム代表の座から更迭されたギュンター・シュタイナー氏(58歳:イタリア)だが、その後もグランプリの現場に欠かさず登場、表彰台獲得選手へのインタビューを行うなどしているが、真の目的は別にあるとの見方が伝えられて関心を呼んでいる。

それによればチーム代表のポジションを失ったシュタイナー氏の次の目標は、なんと自身がオーナーになってF1チームを運営するという仰天なもの。
もちろんこれにはとんでもない巨額資金が必要とされるが、同氏に近い筋のリークとしてすでに具体的な投資家の名前を挙げているのだという。

アンドレッティの例をみてもF1新規参戦の門は極めて狭いため、既存チームの買収のほうが現実的とみられるが、それでも必要な資金はいち投資家のレベルを越えたものになる筈だ。

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2024/04/15

5年ぶりの中国GP、路面状況に懸念の声

Shanghai Circuit
Shanghai-_-circuit_m新型コロナウイルス騒動の影響で2019年以来の開催となる中国GPだが、カレンダー復帰を前に行われたFIA(国際自動車連盟)の検査で一部路面の改修を指示されていたことがわかった。

それによれはサーキット建設地とされたこの辺りは元々湿地帯であったため、地盤の沈下で路面にギャップが生じているとのこと。
しかし現在のF1マシンはレギュレーションの変更でほぼグランドエフェクトカーとなっていて路面のデコボコには神経質になっているのが実状。
このため上海サーキット側は復活を前に路面の改修を行いバンプを取り除いたとのこと。

改修工事が成功したかは19日(金)行われるフリー走行1回目セッションでの実車走行が待たれるところだ。

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アルピーヌF1、チーム売却を否定

Alpine F1
Alpine_a524_l_20240414124801思わぬ不振が続くアルピーヌF1チームは、巷でささやかれるチーム売却の噂を重ねて否定している。

今季は先の日本GPを含め最高がオーストラリアGPの13位と入賞圏外に留まっているが、同チームを実際に運営しているルノー・スポールはフランスの大手自動車メーカーであるルノー社のいち機関で事実上のワークスチーム。
それだけ今シーズンの不振は本社の経営陣にとって到底容認し難いもの。

ガスリー&オコンらのドライバー陣を含め、オールフランスのこのチームは国の威信も掛けて戦っているのだ。

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2024/04/14

フェルスタッペンにメルセデスAMG移籍の可能性

Max Verstappen
M_verstappen_car_l_202404140837013度の世界チャンピオンで、今季もこまで圧倒する強さをみせているレッドブルのマックス・フェルスタッペンに、再びメルセデスAMGチームへの移籍話が流れている。
ドイツの専門誌によれば、すでに両者は仮契約を交わしたと伝えられているもの。

 

そもそもフェルスタッペンの契約にはヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーの在籍が条件になっているとされていて、同アドバイザーとクリスチャン・ホーナー代表との確執をまるで想定していたかのよう。

 

ディートリッヒ・マテシス/オーナー死去に端を発するチャンピオンチーム内の主導権争いは株主らをも巻き込みながら依然として結着をみせていない。

 

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2025年のF1日程にラマダンの影

FIA
Fia_logo_m3_20240413123501FIA(国際自動車連盟)により例年になく早期に発表された2025年のF1のカレンダーでは、、複数の変更が加えられている。

まずかつて開幕戦が定位置だったオーストラリアGPがオープニングイベントとして復活、これに伴いこのところ開幕戦に定着していたバーレーンGPは第4戦へと変更になる。
また第5戦だった中国GPが第2戦に、さらに第4戦の日本GPも第3戦へと移動となっている。

一方このところ開幕2連戦を組んでいたバーレーンGPとサウジアラビアGPの中東組はアジアの後へと変更された。
こうした背景にはイスラム教の重要行事『ラマダン』との絡みがあるとみられる。
来年のラマダンは2月28日から3月29日であるとのことだ。

なおF1のステファーノ・ドメニカリ/CEOによれば、1950年にスタートした現行のF1世界選手権は来年75周年の節目を迎えることからこれを祝う特別な記念式典も計画されているという。

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2024/04/13

来季の日本GPも4月開催に

Suzuka Circuit
Suzuka_circuit_l_202404130507012024年の日本GPはこれまでとは一転、史上初の春開催が実現したが、来季の日本GPも同じく4月に行われることが明らかにされた。

これは例年になく早期に発表されたFIA(国際自動車連盟)のカレンダーで判明したもの。
それによれば来季の日本GPは全24戦中の第3戦として、2025年4月6日(日)決勝レースという日程が組まれているとのことだ。

2025年F1暫定カレンダーはこちら

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トールマンF1チーム創設者、死去

Toleman TG184
Toleman_mトールマンF1チームの創設者であるテッド・トールマン氏(イギリス)が死去したことが家族から発表された。享年86歳。

1981年から1985年にかけて全70戦に参戦したトールマンF1は1984年に伝説のヒーローである故アイルトン・セナ選手をF1デビューさせたことで知られる。
非力なハート・エンジン搭載のプライベートチームだった同チームはその後主要スポンサーだったベネトンに買収され、ミハエル・シューマッハによりタイトルを獲得するなど大成功、ルノーやロータス等を経て現在はアルピーヌF1チームへと続いている。

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2024/04/12

アストンマーティン、アロンソとの契約延長

Fernando Alonso
F_alonso_kart_l_2024041205090111日(木)アストンマーティンF1チームはフェルナンド・アロンソ(42歳:スペイン)との契約を複数年延長、ホンダとの新たなパートナーシップがスタートする2026年まで継続されることを発表した。

ベテランのアロンソにはハミルトン離脱後のメルセデスAMG加入の噂もあったが、早々とアストンマーティン残留を決めたことになる。
ただアロンソとホンダとはマクラーレン時代に最悪だった経緯があり関係を懸念する向きもある。

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アンドレッティ、英国内に新工場建設

Andretti New Factory
Andretti_factory_lかねてF1に新規参戦の意向をみせているアメリカレース界の名門アンドレッティ・グローバルが、英国のモータースポーツ聖地シルバーストーン・サーキット近くのシルバーストーパーク内のファクトリー建設が終了したことをアナウンスした。

広大な敷地を持つ新ファクトリーは今後同チームによるF1活動の拠点となるもので、ゼネラルモーターズによるキャデラック・ブランドなど計画は進捗があるようだが、まだFIA(国際自動車連盟)からの正式な参戦許可は得られていない。

遅れる背景には分配金の減少を懸念する現行チームの抵抗もあるとみられ、既存チームの買収という荒療治の噂も消えていない。

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2024/04/11

ペレス(レッドブル)にアストンマーティン移籍の噂

Sergio Perez
S_perez_car_l今季末でレッドブル・レーシングとの契約が終了、まだ来季の去就が決まっていないセルジオ・ペレスについて、アストンマーティンF1チーム移籍の可能性が報じられている。

これはイギリスの大手紙『テレグラフ』が伝えたもので、同時にフェルナンド・アロンソ(現アストンマーティン)がハミルトンが離脱した後のメルセデスAMGに移籍するとも報じている。

2026年からアストンマーティンF1はホンダとパートナーシップを組むことがすでに発表されていて、角田裕毅(RB)の去就も合わせその体制に注目が集まるところだ。

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2026年の『アクティブエアロ』に難題

DRS Image
Ferrari_drs_lF1は2026年シーズンから大幅なテクニカル・レギュレーションの変更を予定しているが、その一つであるエアロダイナミックス面の改善に難題が出ていると伝えられた。

それによればラップタイムの低下を補うためリヤウィングをDRSの発展型である『アクティブエアロ』装置導入とする案が検討されていたが、シミュレーションの結果リヤタイヤのグリップが低くてパワーを受け止めきれずにマシンは容易にコントロール不能に陥る可能性が心配が生じたのだという。

このためFIA(国際自動車連盟)の関係者によれば、フロントウィングも可動式にするなどの見直しが検討されているようだ。
周知の通り2026年からF1のパワーユニットは内燃エンジンとモーターの出力割合を50対50にするなど大変革が予定されている。

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2024/04/10

ハース&レーシング・ブルズに身売り騒動

Haas F1
Haas_saugp_l_20240410064401トップ5チーム以外の中団グループの中で健闘良く鎬を削っているハースF1とレーシング・ブルズ2チームだが、いずれにもチーム売却の噂が出ているということだ。

それによればチーム創立以来、尻すぼみに低迷が続くハースF1では創立者であるチームオーナーのジーン・ハース氏がすでにF1への関心を失いつつあると伝えられる。
また今季からレーシング・ブルズへと名称変更した旧アルファタウリではチームの母体であるレッドブル・グループのお家騒動の波を受け運営が安定していないと報じられた。

いずれのチームも戦闘力には上昇の兆しをみせているだけに運営の行方に対し関心が集まっている。

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ウィリアムズ、ファクトリーでマシン修復へ

Alexander Albon
A_albon_williams_lウィリアムズ・レーシングは、日本GP決勝レースでアクシデントにより損傷したアレクサンダー・アルボンのマシンを英国のファクトリーに送り、完全な修復にあたることを明らかにした。

アルボンはオープニングラップでオーバーテイクを試みたリカルド(レーシング・ブルズ)のマシンと交錯、共にバリアにクラッシュして赤旗中断の原因を作った。
マシンは大きな損傷を受けていて次戦中国GP前にファクトリーでの修復作業が必要と判断されたもの。

今季これまでもアクシデントでマシンを失ったアルボンはチームメイトであるローガン・サージェントのマシンを『召し上げ』るなどしていて、皮肉なことに繰り返しチームの戦力を削ぐ原因になってしまっている。

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2024/04/09

サインツ(フェラーリ)、「複数チームと交渉中」

Carlos Sainz
Jpngp_203_20240409051001虫垂炎の緊急手術により欠場を余儀なくされたサウジアラビアGPを除き、ここまで全戦で表彰台を獲得しているカルロス・サインツ(フェラーリ)は、注目される来季のシートについて「複数チームと交渉中であることを明らかにした。

それによれば来季ハミルトン(現メルセデスAMG)の加入によりフェラーリ離脱が確実のこのスペイン人は、レッドブルを始めとしてメルセデスAMG、アストンマーティン等と交渉中であるとされる。
さらに2026年については新規参戦予定のアウディF1の名前も聞かれている。

サインツは「契約についてはマネージメント・チームに任せてある」とし、今シーズンは所属するフェラーリのために全力を尽くしているとした。

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「タイヤ戦略誤った」と、メルセデスAMG代表

Suzuka Circuit
Jpngp_003_20240408171601日本GP決勝レースで想定外の4-9位に留まったメルセデスAMGチームは、「タイヤ戦略を誤った」と、トト・ウォルフ代表が説明した。

「決勝レースでは最低限表彰台の一角に食い込む作戦でいたが、実質最初のスティントになった部分で期待したハードタイヤが機能しなかった。
結果的に1ストップでレースを戦わざるを得ず、想定したレース展開にはならなかった」

予定した休暇を返上して来日したチーム代表だったが、フェラーリどころかマクラーレンやアストンマーティンにも先行される無念の結果となった。

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2024/04/08

「角田裕毅の1ポイント獲得は貴重」と、RB代表

Racing Bulls
Jpngp_305前戦に続き連続入賞でポイント獲得を果たした角田裕毅について、ビザ・キャッシュアップRBチームのローレン・メキーズ代表は次のように評価した。

「スタートでは混乱を避け慎重になって順位を落としたが、チームのピット戦略の妙もあってよく挽回してくれた。
今回のポイントはわずか1点に過ぎないが、シーズン全体を考えるととても貴重な1点になる筈だ。
特に今回のように上位5チームの10人すべてが感想したような場合には、ね。
実にクレバーで落ち着いたレースをしてくれた。
ユーキにとってはホームグランプリということもあり、さらに格別なものになったことだろう。
この勢いを次戦中国GPにも繋げたい」と、讃えた。

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日本GP、序盤の事故はお咎めなしに

FIA
Fia_logo_m4_20240408050201FIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(審査委員)は、7日(日)に行われた日本GP決勝レースのオープニングラップで起きたリカルド(RB)とアルボン(ウィリアムズ)がコースアウト・クラッシュしたアクシデントについて検証、通常のレーシング・インシデント(出来事)としていずれにもこの件で処分することはないと結論づけた。

このアクシデントのためレースはまだ1周もしない段階で赤旗となり、損傷したバリア修復のため30分近くの中断を止むなくされた。

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2024/04/07

荒れた日本GP、フェルスタッペン(レッドブル)制す

Jpngp_2014月07日(日)14時(日本時間:同)から鈴鹿サーキットを舞台に2024年F1第4戦日本GPの決勝レースが全53周で行われた。
レーススタート時の天候は晴れ、気温は22度、路面温度40度、路面はドライコンディションとなっている。

オープニングラップの2コーナー先でリカルド(RB)とアルボン(ウィリアムズ)が接触して共にクラッシュ、ストップ。
マシン回収とバリア修復のため赤旗中断に。

30分ほどの中断を経てスタンディングスタートでレース再開
42周目、サージェント(ウィリアムズ)がS字でコースアウトしてイエローコーションとなったが自力で復帰。
45周目、サインツ(フェラーリ)がルクレールをオーバーテイクして3位に上がる。
結局トップでチェッカーフラッグを受けたのはフェルスタッペン(レッドブル)で得意のポールTOウィンで自身通算57勝目を記録した。
2位もチームメイトのペレスが入り、レッドブルの1-2フィニッシュ。
3位はレース終盤チームメイトを抜いたサインツ(フェラーリ)、表彰台を獲得して意地をみせた。

以下、ルクレール(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、アロンソ(アストンマーティン)、ラッセル(メルセデス)、ピアストリ(マクラーレン)、ハミルトン(メルセデスAMG)、そして角田裕毅(RB)が10位で連続ポイント獲得を果たした。

リタイヤとなったのは周冠宇(ザウバー)、リカルド(RB)、そしてアルボン(ウィリアムズ)の3台となった。

日本GP決勝レースの結果はこちら
日本GPの画像はこちら

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